JPS6340261B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6340261B2 JPS6340261B2 JP56125630A JP12563081A JPS6340261B2 JP S6340261 B2 JPS6340261 B2 JP S6340261B2 JP 56125630 A JP56125630 A JP 56125630A JP 12563081 A JP12563081 A JP 12563081A JP S6340261 B2 JPS6340261 B2 JP S6340261B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- acceleration
- output
- throttle valve
- fuel ratio
- generating means
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 claims description 71
- 239000000446 fuel Substances 0.000 claims description 32
- 238000005070 sampling Methods 0.000 claims description 14
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 claims description 9
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 claims description 8
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 21
- 230000007274 generation of a signal involved in cell-cell signaling Effects 0.000 description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 238000009499 grossing Methods 0.000 description 4
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 2
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 2
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 2
- 230000004043 responsiveness Effects 0.000 description 2
- 230000002123 temporal effect Effects 0.000 description 2
- 238000010790 dilution Methods 0.000 description 1
- 239000012895 dilution Substances 0.000 description 1
- 230000010349 pulsation Effects 0.000 description 1
- 230000004044 response Effects 0.000 description 1
- 230000007704 transition Effects 0.000 description 1
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02D—CONTROLLING COMBUSTION ENGINES
- F02D41/00—Electrical control of supply of combustible mixture or its constituents
- F02D41/02—Circuit arrangements for generating control signals
- F02D41/04—Introducing corrections for particular operating conditions
- F02D41/045—Detection of accelerating or decelerating state
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
- Combined Controls Of Internal Combustion Engines (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は内燃機関用電子式空燃比制御装置、特
に加速時における空燃比制御装置に関するもので
ある。
に加速時における空燃比制御装置に関するもので
ある。
以下図面に基づいて詳細に説明する。第１図は
本発明の１実施例の適用が可能な内燃機関用電子
式空燃比制御装置の要部を示すブロツク図であ
る。演算制御装置３は機関の回転数検出手段７の
出力とエアクリーナ１の下流の吸気管に設けられ
た吸気量検出手段２の出力を機関の作動パラメー
タとして入力し演算を行い、吸気管内の絞り弁５
の上流に設置された燃料調量手段４の制御を行
い、シリンダ９へ機関の前記作動パラメータに応
じて所定の空燃比に混合した混合気の供給を行う
内燃機関用電子式空燃比制御装置が公知である。
なお、６は絞り弁開度検出手段、８は圧力検出手
段である。ところで上記構成において空熱比制御
された混合気がシリンダ９に吸収される時、機関
がダイナミツクな運転状態では空燃比に誤差が生
ずる事がある。これは燃料調量手段４にて供給さ
れた燃料と、空気の移動速度の差は、吸気量検出
手段２の検出遅れ、演算制御手段３の制御遅れ等
によつて生ずる。特に加速時においては第２図ａ
に示す様急峻に絞り弁５を開口した時、絞り弁開
度θの急増に対しシリンダ９内の空燃比λは曲線
ｂに示す様大きな希薄化を呈する事となり、時に
は失火に迄至つて機関の運転にもたつきが生ずる
原因となつた。従来、上記不具合を第３図に示す
様な加速増量補正演算手段１４を設ける事により
解消を計つていた。
本発明の１実施例の適用が可能な内燃機関用電子
式空燃比制御装置の要部を示すブロツク図であ
る。演算制御装置３は機関の回転数検出手段７の
出力とエアクリーナ１の下流の吸気管に設けられ
た吸気量検出手段２の出力を機関の作動パラメー
タとして入力し演算を行い、吸気管内の絞り弁５
の上流に設置された燃料調量手段４の制御を行
い、シリンダ９へ機関の前記作動パラメータに応
じて所定の空燃比に混合した混合気の供給を行う
内燃機関用電子式空燃比制御装置が公知である。
なお、６は絞り弁開度検出手段、８は圧力検出手
段である。ところで上記構成において空熱比制御
された混合気がシリンダ９に吸収される時、機関
がダイナミツクな運転状態では空燃比に誤差が生
ずる事がある。これは燃料調量手段４にて供給さ
れた燃料と、空気の移動速度の差は、吸気量検出
手段２の検出遅れ、演算制御手段３の制御遅れ等
によつて生ずる。特に加速時においては第２図ａ
に示す様急峻に絞り弁５を開口した時、絞り弁開
度θの急増に対しシリンダ９内の空燃比λは曲線
ｂに示す様大きな希薄化を呈する事となり、時に
は失火に迄至つて機関の運転にもたつきが生ずる
原因となつた。従来、上記不具合を第３図に示す
様な加速増量補正演算手段１４を設ける事により
解消を計つていた。
第３図において６は絞り弁５の開度に応じた電
圧を出力する絞り弁開度検出手段であり、例えば
絞り弁５の回転軸と連動する可変抵抗器の中間端
子の出力にて容易に実現出来る。１０は該絞り弁
開度検出手段６の出力を平滑手段２０を介して入
力されるＡ／Ｄコンバータ。１１はクロツク発生
手段１２の信号により前記Ａ／Ｄコンバータ１０
の出力をラツチするレジスタから成る記憶手段。
１３は該レジスタ１１の出力と前記Ａ／Ｄコンバ
ータ１０の出力の差を演算する加速信号発生手段
であり、該加速信号発生手段１３の出力は加速増
量補正演算手段１４へ入力される。空燃比演算制
御手段１５は該加速増量補正演算手段１４の出力
と機関の作動パラメータとにより所定の演算を行
い、燃料調量手段４の制御を行う構成となつてい
た。
圧を出力する絞り弁開度検出手段であり、例えば
絞り弁５の回転軸と連動する可変抵抗器の中間端
子の出力にて容易に実現出来る。１０は該絞り弁
開度検出手段６の出力を平滑手段２０を介して入
力されるＡ／Ｄコンバータ。１１はクロツク発生
手段１２の信号により前記Ａ／Ｄコンバータ１０
の出力をラツチするレジスタから成る記憶手段。
１３は該レジスタ１１の出力と前記Ａ／Ｄコンバ
ータ１０の出力の差を演算する加速信号発生手段
であり、該加速信号発生手段１３の出力は加速増
量補正演算手段１４へ入力される。空燃比演算制
御手段１５は該加速増量補正演算手段１４の出力
と機関の作動パラメータとにより所定の演算を行
い、燃料調量手段４の制御を行う構成となつてい
た。
次に動作について説明する。引算手段１４はク
ロツク発生手段１２の出力に応じてＡ／Ｄコンバ
ータ１０の出力と、該Ａ／Ｄコンバータ１０の１
クロツク以前の出力をラツチしているレジスタ１
１の出力とを引算して出力する為、該出力はクロ
ツク発生手段１２の出力周期を△ｔとした絞り弁
開度検出手段６の微分出力を行う事となり、換言
すれば絞り弁５の開弁速度に応じた微分値を発生
する事となる。加速増量補正演算手段１４は前記
加速信号発生手段１３を含む加速検出手段の出力
が所定の閾値以上である時第２図における曲線ｂ
に示す空燃比の希薄化を補正しうる増量信号を空
燃比演算制御手段１５へ出力する事によりシリン
ダ９へ供給される燃料が燃料調量手段４を介して
増量され加速増量補正が行なわれた。
ロツク発生手段１２の出力に応じてＡ／Ｄコンバ
ータ１０の出力と、該Ａ／Ｄコンバータ１０の１
クロツク以前の出力をラツチしているレジスタ１
１の出力とを引算して出力する為、該出力はクロ
ツク発生手段１２の出力周期を△ｔとした絞り弁
開度検出手段６の微分出力を行う事となり、換言
すれば絞り弁５の開弁速度に応じた微分値を発生
する事となる。加速増量補正演算手段１４は前記
加速信号発生手段１３を含む加速検出手段の出力
が所定の閾値以上である時第２図における曲線ｂ
に示す空燃比の希薄化を補正しうる増量信号を空
燃比演算制御手段１５へ出力する事によりシリン
ダ９へ供給される燃料が燃料調量手段４を介して
増量され加速増量補正が行なわれた。
しかるに従来例における上記所定の閾値を小さ
くすると例えば電気的雑音又は運転車の絞り弁制
御誤差、機関の振動等の機械的雑音により機関が
定常運転されているにもかかわらず加速増量補正
を行い、空燃比を過剰に濃厚にするという不具合
が生じる為上記雑音による誤動作を防止出来る様
大きな閾値を採用せざるをえないか又は前記平滑
手段２０により充分に雑音成分が除去出来る様平
滑しなければならなかつた。その結果閾値を大き
くすると緩加速時等絞り弁開度速度が小さい時加
速増量補正が行えないとか、平滑を大きくする
と、急加速時該加速検出手段の遅れにより加速増
量補正に遅れが生じ、空燃比の希薄化に対処出来
ないという不具合が生じていた。
くすると例えば電気的雑音又は運転車の絞り弁制
御誤差、機関の振動等の機械的雑音により機関が
定常運転されているにもかかわらず加速増量補正
を行い、空燃比を過剰に濃厚にするという不具合
が生じる為上記雑音による誤動作を防止出来る様
大きな閾値を採用せざるをえないか又は前記平滑
手段２０により充分に雑音成分が除去出来る様平
滑しなければならなかつた。その結果閾値を大き
くすると緩加速時等絞り弁開度速度が小さい時加
速増量補正が行えないとか、平滑を大きくする
と、急加速時該加速検出手段の遅れにより加速増
量補正に遅れが生じ、空燃比の希薄化に対処出来
ないという不具合が生じていた。
本発明は上記従来のものの欠点を除去し、急加
速時又は緩加速時にも適当な空燃比補正が行え、
しかも電気的又は機械的雑音により誤作動しない
内燃機関用電子式空燃比制御装置を提供すること
を目的としている。
速時又は緩加速時にも適当な空燃比補正が行え、
しかも電気的又は機械的雑音により誤作動しない
内燃機関用電子式空燃比制御装置を提供すること
を目的としている。
以下、本発明の一実施例を第４図及び第５図に
基き詳細に説明する。第４図中、第３図と同様の
部分には同一の符号を付した。１１ａはレジスタ
から成る第１の記憶手段で、第１のクロツク発生
手段１２ａから発生されるクロツク信号により
Ａ／Ｄコンバータ１０の出力をラツチする。また
１３ａは第１の加速信号発生手段であり、レジス
タ１１ａの出力とＡ／Ｄコンバータ１０の出力の
差を演算し、絞り弁開度検出手段から成る変位量
発生手段６の微分出力を行う。１６はレジスタか
ら成る第２の記憶手段で、第１のクロツク発生手
段１２ａと異なる周期でクロツクを発生する第２
のクロツク発生手段１８の信号によりＡ／Ｄコン
バータ１０の出力をラツチする。１７は第２の加
速信号発生手段で、レジスタ１６の出力とＡ／Ｄ
コンバータ１０の出力の差を演算し、絞り弁開度
検出手段６の微分出力を行う。そして、１９は加
速信号変換手段で、第２の加速信号発生手段１７
の出力と第１の加速信号発生手段１３ａの出力と
を加算又は選択切換をし、加速増量補正演算手段
１４へ出力する。
基き詳細に説明する。第４図中、第３図と同様の
部分には同一の符号を付した。１１ａはレジスタ
から成る第１の記憶手段で、第１のクロツク発生
手段１２ａから発生されるクロツク信号により
Ａ／Ｄコンバータ１０の出力をラツチする。また
１３ａは第１の加速信号発生手段であり、レジス
タ１１ａの出力とＡ／Ｄコンバータ１０の出力の
差を演算し、絞り弁開度検出手段から成る変位量
発生手段６の微分出力を行う。１６はレジスタか
ら成る第２の記憶手段で、第１のクロツク発生手
段１２ａと異なる周期でクロツクを発生する第２
のクロツク発生手段１８の信号によりＡ／Ｄコン
バータ１０の出力をラツチする。１７は第２の加
速信号発生手段で、レジスタ１６の出力とＡ／Ｄ
コンバータ１０の出力の差を演算し、絞り弁開度
検出手段６の微分出力を行う。そして、１９は加
速信号変換手段で、第２の加速信号発生手段１７
の出力と第１の加速信号発生手段１３ａの出力と
を加算又は選択切換をし、加速増量補正演算手段
１４へ出力する。
上記の如き構成を有する本発明の動作機構を第
５図に基き説明する。グラフｃは、絞り弁開度検
出手段６が検出した絞り弁開度θの時間的変化の
代表例を表わしたものである。同グラフにおい
て、イは加速時の、ロはイと同等の変化速度を持
つ雑音成分による誤差信号を示す。この誤差信号
は、絞り弁開度検出手段６の出力θに定常的に重
畳する雑音レベルθNとした時、第１及び第２の加
速信号発生手段１３ａ，１７の出力中にdθN／dtとし て含まれてくる。本発明では、この誤差信号によ
る誤補正を回避する必要上から、後述するように
加速判定用の閾値を所定の範囲内に設定してい
る。
５図に基き説明する。グラフｃは、絞り弁開度検
出手段６が検出した絞り弁開度θの時間的変化の
代表例を表わしたものである。同グラフにおい
て、イは加速時の、ロはイと同等の変化速度を持
つ雑音成分による誤差信号を示す。この誤差信号
は、絞り弁開度検出手段６の出力θに定常的に重
畳する雑音レベルθNとした時、第１及び第２の加
速信号発生手段１３ａ，１７の出力中にdθN／dtとし て含まれてくる。本発明では、この誤差信号によ
る誤補正を回避する必要上から、後述するように
加速判定用の閾値を所定の範囲内に設定してい
る。
またｄは、上記グラフｃで示された絞り弁開度
θの時間的変化をサンプリングするサンプリング
周期を示している。ここにおいて、第１のクロツ
ク発生手段１２ａのサンプリングタイムT1のみ
で、例えば急加速状況を検出すると、第１の加速
信号発生手段１３ａの出力（dθ／dt）が小さい為、 緩加速の検出が困難となる。また緩加速の検出が
できる様サンプリングタイムを長くすると、急加
速の検出に時間遅れを生ずることとなる。よつて
本発明では、緩加速検出用の第２のクロツク発生
手段１８に第２のサンプリングタイムT2を設定
し、T1またはT2の各サンプリング周期に基き、
加減速の検出を行うようにしている。ここでは、
第１のクロツク発生手段１２ａの周期をT1＝t0、
第２のクロツク発生手段１８の周期をT2＝2t0と
して説明を行う。
θの時間的変化をサンプリングするサンプリング
周期を示している。ここにおいて、第１のクロツ
ク発生手段１２ａのサンプリングタイムT1のみ
で、例えば急加速状況を検出すると、第１の加速
信号発生手段１３ａの出力（dθ／dt）が小さい為、 緩加速の検出が困難となる。また緩加速の検出が
できる様サンプリングタイムを長くすると、急加
速の検出に時間遅れを生ずることとなる。よつて
本発明では、緩加速検出用の第２のクロツク発生
手段１８に第２のサンプリングタイムT2を設定
し、T1またはT2の各サンプリング周期に基き、
加減速の検出を行うようにしている。ここでは、
第１のクロツク発生手段１２ａの周期をT1＝t0、
第２のクロツク発生手段１８の周期をT2＝2t0と
して説明を行う。
第１、及び第２の加速信号発生手段１３ａ，１
７は上記第１、及び第２のクロツク発生手段１２
ａ，１８の各出力により第１、及び第２の記憶手
段１１ａ，１６の各出力とＡ／Ｄコンバータ１０
の出力との差分に基く微分計算（dθ／dt）を行う 為、夫々実線ｇ及び破線ｅで示す如き出力を発生
する。絞り弁５の加速時イ及び雑音時ロの各々に
関して、第１のクロツク発生手段１２によるサン
プリングでは実線ｇに示す如き同じ大きさの微分
出力を得るが、第２のクロツク発生手段１８の出
力周期（T2＝2t0）を雑音成分周期に応じた大き
な値としている為、破線ｅに示す様異なる微分出
力を得ることとなる。
７は上記第１、及び第２のクロツク発生手段１２
ａ，１８の各出力により第１、及び第２の記憶手
段１１ａ，１６の各出力とＡ／Ｄコンバータ１０
の出力との差分に基く微分計算（dθ／dt）を行う 為、夫々実線ｇ及び破線ｅで示す如き出力を発生
する。絞り弁５の加速時イ及び雑音時ロの各々に
関して、第１のクロツク発生手段１２によるサン
プリングでは実線ｇに示す如き同じ大きさの微分
出力を得るが、第２のクロツク発生手段１８の出
力周期（T2＝2t0）を雑音成分周期に応じた大き
な値としている為、破線ｅに示す様異なる微分出
力を得ることとなる。
一点鎖線ｆは前述した加速判定用の閾値であ
り、雑音成分による第２の加速信号発生手段１７
の出力より大きく且つ加速時イにおける出力より
小さな値に設定されている。そして第１、及び第
２の加速信号発生手段１３ａ，１７の出力が上記
ｆの閾値を上回れば、加速増量補正演算手段１４
により補正出力が空燃比演算制御手段１５へ出力
される。加速時イにおける絞り弁５の開弁が急峻
な時には、第１の加速信号発生手段１３ａの出力
が上記閾値を上回り、しかも第２の加速信号発生
手段１７よりもt0だけ早く出力される事は第５図
より明らかである。また緩加速時には、第２の加
速信号発生手段１７の出力が上記閾値を上回る
為、上述した如く加速増量補正演算手段１４によ
り補正出力が空燃比演算手段１５に出力される。
り、雑音成分による第２の加速信号発生手段１７
の出力より大きく且つ加速時イにおける出力より
小さな値に設定されている。そして第１、及び第
２の加速信号発生手段１３ａ，１７の出力が上記
ｆの閾値を上回れば、加速増量補正演算手段１４
により補正出力が空燃比演算制御手段１５へ出力
される。加速時イにおける絞り弁５の開弁が急峻
な時には、第１の加速信号発生手段１３ａの出力
が上記閾値を上回り、しかも第２の加速信号発生
手段１７よりもt0だけ早く出力される事は第５図
より明らかである。また緩加速時には、第２の加
速信号発生手段１７の出力が上記閾値を上回る
為、上述した如く加速増量補正演算手段１４によ
り補正出力が空燃比演算手段１５に出力される。
なお上記閾値ｆは、上述した範囲に設定されて
いる為、急加速あるいは緩加速いずれの状態にお
いても、雑音成分の誤差信号により補正出力が空
燃比演算手段１５に出力されることはない。また
加速信号変換手段１９は、絞り弁５が急開弁から
緩開弁への遷移、または緩開弁から急開弁への遷
移等の機関の運転状態に応じて上記第１、及び第
２の加速信号発生手段１３ａ，１７の出力を加算
または選択的に切換えるよう機能する為、加速増
量補正を確実にしかも精密に行うことが出来る。
いる為、急加速あるいは緩加速いずれの状態にお
いても、雑音成分の誤差信号により補正出力が空
燃比演算手段１５に出力されることはない。また
加速信号変換手段１９は、絞り弁５が急開弁から
緩開弁への遷移、または緩開弁から急開弁への遷
移等の機関の運転状態に応じて上記第１、及び第
２の加速信号発生手段１３ａ，１７の出力を加算
または選択的に切換えるよう機能する為、加速増
量補正を確実にしかも精密に行うことが出来る。
上記の様に、本発明は応答性が良くしかも雑音
により加速増量補正の誤出力をしない事を目的と
している為、機関の吸気脈動による雑音成分が大
きい出力を有するものの絞り弁開度検出器６に比
して機関の挙動をより適格に表わす、第１図に示
す如き絞り弁５の下流の吸気管内に設けられた圧
力検出手段８を変位量発生手段として用いること
も可能である。更に、本発明の空燃比制御装置の
一部または全部をマイクロコンピユータを用いて
構成する事も可能であり、より一層精密な加速検
出を行う事により機関の運転状況に応じて適正な
空燃比制御を行う事が出来る。
により加速増量補正の誤出力をしない事を目的と
している為、機関の吸気脈動による雑音成分が大
きい出力を有するものの絞り弁開度検出器６に比
して機関の挙動をより適格に表わす、第１図に示
す如き絞り弁５の下流の吸気管内に設けられた圧
力検出手段８を変位量発生手段として用いること
も可能である。更に、本発明の空燃比制御装置の
一部または全部をマイクロコンピユータを用いて
構成する事も可能であり、より一層精密な加速検
出を行う事により機関の運転状況に応じて適正な
空燃比制御を行う事が出来る。
以上詳細に説明したように、本発明の内燃機関
用電子式空燃比制御装置によれば、特に第２のサ
ンプリング周期に基き緩和速時における微分出力
が雑音成分による微分出力より大きな値を出力す
る第２の加速信号発生手段１７と、急加速時に時
間遅れの生じない第１のサンプリング周期に基く
第１の加速信号発生手段１３ａとを具備する構成
としている為、加速補正の応答性に優れ、急加速
時または緩加速時にも適正な加速増量補正が行
え、しかも雑音による誤補正を回避できるという
効果がある。
用電子式空燃比制御装置によれば、特に第２のサ
ンプリング周期に基き緩和速時における微分出力
が雑音成分による微分出力より大きな値を出力す
る第２の加速信号発生手段１７と、急加速時に時
間遅れの生じない第１のサンプリング周期に基く
第１の加速信号発生手段１３ａとを具備する構成
としている為、加速補正の応答性に優れ、急加速
時または緩加速時にも適正な加速増量補正が行
え、しかも雑音による誤補正を回避できるという
効果がある。
第１図は本発明の１実施例の適用可能な内燃機
関用電子式空燃比制御装置の要部を示すブロツク
図、第２図は絞り弁開度速度と空燃比の対応を示
すグラフ、第３図は従来の加速検出手段のブロツ
ク図、第４図は本発明の１実施例を示す加速検出
手段のブロツク図、第５図は第４図の動作を示す
タイミング図である。 １はエアクリーナ、２は吸気量検出手段、３は
演算制御手段、４は燃料調量手段、５は絞り弁、
６は変位量発生手段（絞り弁開度検出手段）、７
は回転数検出手段、８は変位量発生手段（圧力検
出手段）、９はシリンダ、１０はＡ／Ｄコンバー
タ、１１は記憶手段（レジスタ）、１１ａは第１
の記憶手段（レジスタ）、１２はクロツク発生手
段、１２ａは第１のクロツク発生手段、１３は加
速信号発生手段、１３ａは第１の加速信号発生手
段、１４は加速増量補正演算手段、１５は空燃比
演算制御手段、１６は第２の記憶手段（レジス
タ）、１７は第２の加速信号発生手段、１８は第
２のクロツク発生手段、１９は加速信号変換手
段、２０は平滑手段。なお図中同一符号は同一又
は相当部分を示す。
関用電子式空燃比制御装置の要部を示すブロツク
図、第２図は絞り弁開度速度と空燃比の対応を示
すグラフ、第３図は従来の加速検出手段のブロツ
ク図、第４図は本発明の１実施例を示す加速検出
手段のブロツク図、第５図は第４図の動作を示す
タイミング図である。 １はエアクリーナ、２は吸気量検出手段、３は
演算制御手段、４は燃料調量手段、５は絞り弁、
６は変位量発生手段（絞り弁開度検出手段）、７
は回転数検出手段、８は変位量発生手段（圧力検
出手段）、９はシリンダ、１０はＡ／Ｄコンバー
タ、１１は記憶手段（レジスタ）、１１ａは第１
の記憶手段（レジスタ）、１２はクロツク発生手
段、１２ａは第１のクロツク発生手段、１３は加
速信号発生手段、１３ａは第１の加速信号発生手
段、１４は加速増量補正演算手段、１５は空燃比
演算制御手段、１６は第２の記憶手段（レジス
タ）、１７は第２の加速信号発生手段、１８は第
２のクロツク発生手段、１９は加速信号変換手
段、２０は平滑手段。なお図中同一符号は同一又
は相当部分を示す。
Claims (1)
- １ 内燃機関の作動パラメータに応じて燃料調量
を行い、絞り弁の開弁速度又は該開弁速度に応じ
た機関の作動パラメータの変化速度に応じて加速
増量補正を行う加速増量補正演算手段を備えた内
燃機関用電子式空燃比制御装置において、絞り弁
開度の変位量または該変位量に応じた機関作動パ
ラメータの変位量に対応した出力を発生する変位
量発生手段と、該変位量発生手段の出力を互いに
異なる第１及び第２のサンプリング周期にてサン
プリングして夫々のサンプリング値を順次記憶す
る第１及び第２の記憶手段と、上記第１及び第２
のサンプリング周期にてサンプリングされた夫々
の値と上記第１及び第２の記憶手段に記憶されて
いる前回の夫々のサンプリング値との差に基いて
加速状態を検出する第１及び第２の加速信号発生
手段とを具備し、該第１または第２の加速信号発
生手段の出力の少なくとも一方の出力に応じて加
速増量補正を行うよう構成する事を特徴とした内
燃機関用電子式空燃比制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12563081A JPS5827840A (ja) | 1981-08-10 | 1981-08-10 | 内燃機関用電子式空燃比制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12563081A JPS5827840A (ja) | 1981-08-10 | 1981-08-10 | 内燃機関用電子式空燃比制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5827840A JPS5827840A (ja) | 1983-02-18 |
| JPS6340261B2 true JPS6340261B2 (ja) | 1988-08-10 |
Family
ID=14914797
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12563081A Granted JPS5827840A (ja) | 1981-08-10 | 1981-08-10 | 内燃機関用電子式空燃比制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5827840A (ja) |
Families Citing this family (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58133434A (ja) * | 1982-02-02 | 1983-08-09 | Toyota Motor Corp | 内燃機関の電子制御燃料噴射方法 |
| JPS59176425A (ja) * | 1983-03-24 | 1984-10-05 | Nippon Denso Co Ltd | 車両用内燃機関のための電子式燃料噴射制御装置 |
| JPS60104732A (ja) * | 1983-11-11 | 1985-06-10 | Nec Corp | エンジンの加速補正装置 |
| JPS6166825A (ja) * | 1984-09-11 | 1986-04-05 | Japan Electronic Control Syst Co Ltd | 内燃機関の加速判定装置 |
| JPS6223546A (ja) * | 1985-07-23 | 1987-01-31 | Japan Electronic Control Syst Co Ltd | 内燃機関の電子制御燃料噴射装置 |
| JPS62101870A (ja) * | 1985-10-30 | 1987-05-12 | Mazda Motor Corp | エンジンの加速検出装置 |
| JP2513776B2 (ja) * | 1988-04-01 | 1996-07-03 | 株式会社日立製作所 | スロットル弁制御方法及びその装置 |
| JP6038366B1 (ja) * | 2016-02-18 | 2016-12-07 | 三菱電機株式会社 | 船外機のエンジン制御装置および船外機のエンジン制御方法 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5459525A (en) * | 1977-10-19 | 1979-05-14 | Toyota Motor Corp | Control method and apparatus for fuel injection |
| JPS575524A (en) * | 1980-06-11 | 1982-01-12 | Honda Motor Co Ltd | Fuel correcting device in acceleration of efi engine |
-
1981
- 1981-08-10 JP JP12563081A patent/JPS5827840A/ja active Granted
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5459525A (en) * | 1977-10-19 | 1979-05-14 | Toyota Motor Corp | Control method and apparatus for fuel injection |
| JPS575524A (en) * | 1980-06-11 | 1982-01-12 | Honda Motor Co Ltd | Fuel correcting device in acceleration of efi engine |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5827840A (ja) | 1983-02-18 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3161539B2 (ja) | 内燃機関の空燃比制御方法及び装置 | |
| JPS6327540B2 (ja) | ||
| JPS63215848A (ja) | 内燃機関の吸気管圧力検出方法 | |
| KR20100139006A (ko) | 내연 기관의 정적 최대 토크의 매칭 방법 | |
| JPS6340261B2 (ja) | ||
| JPH0331908B2 (ja) | ||
| JP3469254B2 (ja) | 内燃機関の電子燃料供給量制御装置 | |
| JP2583662B2 (ja) | エンジンの空燃比制御装置 | |
| JP2856986B2 (ja) | 内燃機関の空燃比制御装置 | |
| JP4468188B2 (ja) | 電子制御スロットル装置 | |
| JPH1182102A (ja) | 内燃機関の制御装置 | |
| JP2754746B2 (ja) | 内燃機関の燃料噴射量制御装置 | |
| JP3627462B2 (ja) | 内燃機関の制御装置 | |
| JPH10196437A (ja) | エンジン制御装置 | |
| JPS58150045A (ja) | 内燃機関の電子制御燃料噴射方法 | |
| JPS58133430A (ja) | 内燃機関の電子制御燃料噴射方法 | |
| JP2902646B2 (ja) | エンジンの空燃比制御装置 | |
| JPS6017236A (ja) | 内燃エンジンの加速時の燃料供給制御方法 | |
| JPH07116962B2 (ja) | 内燃機関の空燃比制御装置 | |
| JP2517699B2 (ja) | エンジンの空燃比制御装置 | |
| JPS59194052A (ja) | 内燃機関の燃料供給量制御装置 | |
| JPS5835248A (ja) | 内燃機関用電子式空燃比制御装置 | |
| JPH0765526B2 (ja) | 内燃機関の空燃比制御装置 | |
| JPH0459460B2 (ja) | ||
| JPH01104932A (ja) | 内燃機関の燃料噴射量制御方法 |