JPS6337017Y2 - - Google Patents

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JPS6337017Y2
JPS6337017Y2 JP9360683U JP9360683U JPS6337017Y2 JP S6337017 Y2 JPS6337017 Y2 JP S6337017Y2 JP 9360683 U JP9360683 U JP 9360683U JP 9360683 U JP9360683 U JP 9360683U JP S6337017 Y2 JPS6337017 Y2 JP S6337017Y2
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JP
Japan
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motor
switch
power
cutting
attachment
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JP9360683U
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JPS602473U (ja
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  • Dry Shavers And Clippers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は電気バリカンに係り、消費電力の節
減を図ることを主眼とする。
従来、電気バリカンにおいては丸刈りのほか、
すき刈りや際刈りが行われるようになつている。
しかし、すき刈りや際刈りの場合は丸刈りに比
較し、毛をカツトする本数が極めて少ないにも拘
わらず、丸刈りの場合と同じパワーでモータを回
転駆動しており、それだけ電力消費の無駄があつ
た。また、きわ刈りやすき刈りのような仕上げ刈
りの際は、本体の振動を低減し、手振れを極力少
なくして作業を行なうことが好ましい。
この考案は、かかる事実に着目して、丸刈り以
外のすき刈り等の時にはモータのパワーを落とし
て消費電力の削減および振動の低減を図り、また
モータのパワーの切換えの誤操作を防止できる電
気バリカンを提供しようとするものである。
以下、その詳細を図面に基づき説明する。
第1図ないし第6図はこの考案に係る電気バリ
カンを例示しており、これの本体ケース1内に前
から順にバリカン型刈取装置2、これを駆動する
振動子3、モータ4および電池5が装備され、ま
た本体ケース1にハイパワー用およびローパワー
用の2種の刈り方調整アタツチメント6が着脱可
能に装備される。
刈取装置2は、本体ケース1に支軸7を介して
係脱自在に枢着した固定刃サポート8に固定刃9
を固着するとともに、可動刃サポート10に固着
した可動刃11を、固定刃サポート8に支軸12
を介して取り付けたつる巻ばね13にて固定刃9
の上面に対し摺動接触自在に押圧付勢してなり、
可動刃サポート10の上面に突設した突起14に
振動子3の先端のアーム15を係合させて可動刃
11がモータ4の回転を振動子3を介して左右方
向に振動するようにしてある。
本体ケース1の底壁にはスイツチ操作ノブ16
を、オフ位置を中央に前後方向にスライド自在に
装着し、該ノブ16のスライド操作と連繋して、
モータ4の通電回路に介装されたスイツチ17を
切り換える。
スイツチ17はその可動電極37を電池5のプ
ラス極に接続するとともに、スイツチ17の第1
接点20をモータ4に直結し、第2接点18を開
放し、第3接点21をダイオード22を介してモ
ータ4に繋いでいる。従つて、スイツチ17の操
作ノブ16は、前後方向の中央のオフ位置Aより
後方のオン位置Bに移動すると、スイツチ17は
第1接点20側に入るのでモータ4は電池5に直
接繋がれ、通常の回転数のハイパワーで回転す
る。オフ位置Aより前方のオン位置Cに移動する
と、スイツチ17は第3接点21側に入り、電池
5はダイオード22を介してモータ4の両端に接
続される。この時モータ4にはダイオード22に
よる電圧降下分だけ電池5の出力電圧より低い電
圧が印加され、モータ4は通常より遅い回転速度
で回転する。
ハイパワー用刈り方調整アタツチメント6とし
ては、図面では毛の刈り高さ調整具24を例示し
ており、この刈り高さ調整具24は、本体ケース
1の前端部に抜き差し可能な櫛基板25と該櫛基
板25の前端に列設した櫛歯26を有し、櫛基板
25を本体ケース1の前端部に差し込むと櫛歯2
6が固定刃9と一定間隔を置いて対向し、その間
隔分だけ毛を長く丸刈りできるものとしてあり、
また櫛基板25の後端には、これを装着したとき
前記スイツチ17の操作ノブ16がローパワー切
換え位置Cへ移動するのを隠蔽規制されるととも
にハイパワー切換え位置Bにのみ初換え移動可能
とされる操作ノブ移動規制部27を凹欠形成して
ある。
他方、ローパワー用刈り方調整アタツチメント
6としては、図面ではすき刈り櫛28を例示して
おり、このすき刈り櫛28は、本体ケース1の前
端部に抜き差し可能な櫛基板29と該櫛基板29
の前端に溝30を列設した櫛歯31を有し、櫛基
板29を本体ケース1の前端部に差し込むと、そ
の溝30が固定刃9の刃先とラツプして該溝30
に導入する毛のみがすき刈りできるものとしてあ
り、また櫛基板29の後端にはこれを装着したと
きスイツチ17の操作ノブ16がハイパワー切換
え位置Bへ移動するのを隠蔽規制されるとともに
ローパワー切換え位置Cにのみ切換え移動可能に
される操作ノブ移動規制部27を開口してある。
しかるときは、第4図,に示す如くハイパ
ワー用の刈り方調整アタツチメント6である刈り
高さ調整具24を装着すると、該操作ノブ移動規
制部27により操作ノブ16はローパワー切換え
位置Cへ移動するのを規制されてハイパワー切換
え位置Bにのみ移動可能とされ、このとき操作ノ
ブ16をハイパワー切換え位置Bに移動させる
と、丸刈りの負荷に合うハイパワーでモータ4は
通常の回転数で回転して可動刃11を駆動するこ
とになる。刈り高さ調整具24を取り外して、第
5図,に示す如くローパワー用の刈り方調整
アタツチメント6であるすき刈り櫛28を装着す
ると、該操作ノブ移動規制部27により操作ノブ
16はハイパワー切換え位置Bへ移動するのを阻
止されてローパワー切換え位置Cへの移動のみを
可能とし、このとき操作ノブ16をローパワー切
換え位置Cに移動させると、電池5はダイオード
22を介してモータ4に接続されてローパワー回
路を形成する。従つてモータ4にはダイオード2
2による電圧降下分だけ電池5の出力電圧より低
い電圧が印加され、モータ4は通常の回転速度よ
り遅い、例えば定常時の1/2回転速度で回転して
可動刃11を駆動することになる。
なおスイツチ17の操作ノブ16の操作形態は
スライド式のほかに、例えば、回転式であつても
よい。この場合刈り方調整アタツチメント6の操
作ノブ移動規制部27によりハイパワーまたはロ
ーパワーへの切換方向を規制するようにする。
また、スイツチ17の操作ノブ16は、オフ位
置を中央に設けるのに代え、1段前進させるとハ
イパワー側へ、更にもう1段前進させるとローパ
ワー側へ切り換わる様にしてもよい。この場合、
ローパワー用のアタツチメント6の使用時に、操
作ノブ16の位置規制はできないが、ハイパワー
側に切換えて定常回転速度に達してから後、ロー
パワー側に切り換わるので、ローパワー側へ切換
えた際のモータ4への入力パワーが小さい場合で
も、起動トルクが不足して起動ミスを起こす虞れ
はない。
なお、ローパワー用の刈り方調整アタツチメン
ト6としては上記すき刈り櫛以外に、例えば耳周
りなどのカツトを行うためのきわ刈り具等の場合
もある。
上記実施例ではモータ4の回転速度を2段階に
切換え可能としたが、第7図の如く、3段階ある
いはこれ以上に切換え可能にしてもよい。この場
合、低下させるべき電圧に対応して、通電回路中
に直列に介装するダイオード22,38の数を順
次増加させることになる。
更にスイツチ17を、パワー切換え専用と電源
オンオフ用とに分けて配設することができる。こ
の場合、パワー切換え用スイツチの操作ノブの移
行を刈り方調整アタツチメント6で規制する。
以上説明したように、この考案の電気バリカン
によれば、モータ4のパワーを高低数段階に切り
換えられるスイツチ17を備えてモータ4に入力
される電力が、着脱可能な刈り方調整アタツチメ
ント6の使用時にモータ4に印加される負荷の軽
重に適合する大きさに切換えられるようにしたも
のであるから、とくに電池式においては電池の可
使時間を延長できる。しかも、刈り方調整アタツ
チメント6に操作ノブ移動規制部27を設けてこ
れを装着することにより操作ノブ移動規制部27
が操作ノブ16を該アタツチメント6の負荷に対
応する位置にのみ切換え操作可能にするので、例
えば、ハイパワー用の刈り方調整アタツチメント
6の装着時にローパワーに切換えたり、反対にロ
ーパワー用の刈り方調整アタツチメント6の装着
時にハイパワーに切換える等の操作ミスをなくし
て常に正しい使い方を可能にする。加えて、すき
刈りやきわ刈り時においてモータ4の回転数を落
とすことにより、本体に伝わる振動を低減させ
て、手振れを防ぎ、カツトミスを防止するととも
に、刈り過ぎる恐怖感を和らげ、また回転数変化
の音の変化で毛を刈る量が感覚的に把握でき、更
に耳周りを刈る時音量が低下することにより、耳
障り少なく快適な使用状態が得られる等の利点を
有する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る電気バリカンの一実施
例を示す外観斜視図、第2図は内部を示す平面
図、第3図は一部切欠き側面図、第4図,は
ハイパワー用の刈り方調整アタツチメントを装着
した状態の平面図および一部切欠き側面図、第5
図,はローパワー用の刈り方調整アタツチメ
ントを装着した状態の平面図および一部切欠き側
面図、第6図は電気回路図である。第7図は電気
回路の他の実施例である。 1……本体ケース、4……モータ、6……刈り
方調整アタツチメント、9……固定刃、11……
可動刃、16……操作ノブ、17……スイツチ、
24……ハイパワー用の刈り方調整アタツチメン
トの一例である刈り高さ調整具、28……ローパ
ワー用の刈り方調整アタツチメントの一例である
すき刈り櫛、27……操作ノブ移動規制部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 固定刃9と、固定刃9に摺動接触する可動刃1
    1と、可動刃11を駆動するモータ4と、着脱可
    能な少なくともハイパワー用およびローパワー用
    の2種の刈り方調整アタツチメント6と、モータ
    4のパワーを刈り方調整アタツチメント6の負荷
    の軽重に対応すべく数段階に切り換え可能なスイ
    ツチ17と、該スイツチ17の操作ノブ16とを
    備え、刈り方調整アタツチメント6に、これを装
    着することにより操作ノブ16を該アタツチメン
    ト6の負荷に対応する位置にのみ切換え操作可能
    にする操作ノブ移動規制部27が設けられている
    ことを特徴とする電気バリカン。
JP9360683U 1983-06-16 1983-06-16 電気バリカン Granted JPS602473U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9360683U JPS602473U (ja) 1983-06-16 1983-06-16 電気バリカン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9360683U JPS602473U (ja) 1983-06-16 1983-06-16 電気バリカン

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS602473U JPS602473U (ja) 1985-01-10
JPS6337017Y2 true JPS6337017Y2 (ja) 1988-09-30

Family

ID=30224521

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9360683U Granted JPS602473U (ja) 1983-06-16 1983-06-16 電気バリカン

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6354187A (ja) * 1986-08-26 1988-03-08 松下電工株式会社 電気バリカン

Also Published As

Publication number Publication date
JPS602473U (ja) 1985-01-10

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