JPS642703Y2 - - Google Patents

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JPS642703Y2
JPS642703Y2 JP14275383U JP14275383U JPS642703Y2 JP S642703 Y2 JPS642703 Y2 JP S642703Y2 JP 14275383 U JP14275383 U JP 14275383U JP 14275383 U JP14275383 U JP 14275383U JP S642703 Y2 JPS642703 Y2 JP S642703Y2
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JP
Japan
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plow
comb
clipper head
head
cutting
Prior art date
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Expired
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JP14275383U
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English (en)
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JPS6050956U (ja
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  • Dry Shavers And Clippers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案はすき刈り櫛を備えている電気バリカ
ンに係り、すき刈り時の作業性の向上を図ること
を主眼とする。
この種の電気バリカンのなかには、バリカンヘ
ツド部を本体ケースに対し首振り可能に構成し、
頭への刃先の当て角度を適正に調整できるように
したものがある。しかし、従来ではバリカンヘツ
ド部を首振りさせる操作と、すき刈り櫛を専用の
操作部材で出退させる操作とを別々に行つてお
り、すき刈り櫛の出退操作に専用部材が必要で構
造が複雑化し、またすき刈り時にバリカンヘツド
部の首振り角の調整と、すき刈り櫛の出退操作と
を個別に行なわなければならず、操作性が悪かつ
た。
この考案は、かかる従来の不具合を解消するた
めに提案されたものであり、その特徴とするとこ
ろはすき刈り櫛がバリカンヘツド部の首振りに連
動して自動的に出退するようにした点にある。
第1図ないし第8図はその第1実施例を示して
おり、これの本体ケース1は前後方向に長い長箱
状で、これの前端にバリカンヘツド部3が横軸2
まわりに揺動自在に取着されている。具体的に
は、後述するようにバリカンヘツド部3は本体ケ
ース1の前方に一直線状になる基本姿勢から上向
きに2段階に節動し、それぞれの位置で自由に揺
動しないように保持される。
第4図および第5図において、本体ケース1に
はモータ4を内蔵し、そのモータ軸5に偏心カム
6を固着して該カム6に偏心ピン7を前向きに突
設する。一方、バリカンヘツド部3の内部に振動
子8を有し、この振動子8の前端に突設したレバ
ー9に櫛形の可動刃10を係合し、可動刃10の
下に櫛形の固定刃11をホルダ12を介して装着
する。振動子8の後端面に形成された凹溝13に
前記偏心ピン7を結合し、モータ4の駆動で振動
子8を偏心カム6および偏心ピン7を介して左右
に往復振動させ、この振動で可動刃10が固定刃
11の上面を左右に往復振動するようにしてあ
る。
バリカンヘツド部3には、これの上壁3aの内
面側にすき刈り櫛14が固定ピン30で案内され
て前後方向にスライド自在に組み付けられてい
る。このすき刈り櫛14は柄体14bの前端に浅
溝15と深溝16とを左右方向に交互に列設した
すき歯14aを有し、このすき歯14aがバリカ
ンヘツド部3の上壁3aの前端と、これより下方
にある可動刃10の刃先との間隙から出退する。
かくして、本考案はバリカンヘツド部3と本体ケ
ース1との間にバリカンヘツド部3の揺動に伴つ
てすき刈り櫛14を自動的に出退させる手段を設
けた点に特徴を有する。
すき刈り櫛14を自動的に出退させる手段とし
ては、第5図に示すごとく本体ケース1の上壁1
aの前端部の内面側に軸受18を前記横軸2より
上方に位置させて設け、該軸受18まわりにリン
ク20を上下回動自在に枢結し、該リンク20の
遊端にすき刈り櫛14の柄体14bの後端部14
cを枢結したものとする。
しかるときは、第3図、第5図および第8図a
に示すごとくバリカンヘツド部3が本体ケース1
に対し真直ぐな常態の丸刈りカツト位置にあると
きは、すき刈り櫛14のすき歯14aがバリカン
ヘツド部3の上壁3aと可動刃10の刃先との間
の間隙内に退入している。
この状態からバリカンヘツド部3を横軸2まわ
りに上方向へ約20度の、本体ケース1の側面に表
示した「スキ多」の文字位置にまで首振り振動さ
せると、第6図aに示すごとくリンク20が軸受
18まわりに上方に回動してすき刈り櫛14がバ
リカンヘツド部3の上壁3aから前方に突出す
る。このすき刈り櫛14の突出状態では第8図b
に示すごとくすき歯14aの浅溝15と深溝16
の両方が固定刃11の刃先とラツプするため、浅
溝15と深溝16の両方に導入する毛がすき刈り
される。
更にバリカンヘツド部3を約20度上方の「スキ
少」の文字位置にまで揺動させると、第6図bお
よび第8図cに示すごとくすき刈り櫛14は浅溝
15が固定刃11の刃先より更に前方に突出して
深溝16のみが固定刃11の刃先とラツプする。
この突出状態では深溝16に導入する毛のみがす
き刈りされる。
また、バリカンヘツド部3を「スキ少」の文字
位置から常態の「カツト」の文字位置に戻し揺動
すると、リンク20が軸受18まわりに下方に回
動してすき刈り櫛14がバリカンヘツド部3の内
部に退入する。
一般に、すき刈りは頭の頂部付近においてはす
き量を少な目にし、頭の中央部付近から襟足にか
けてはすき量を多い目にする。そして、頭への刃
先の当て方は頭の接線に対して直角にするのが理
想的である。しかるに、図示例ではすき量の多少
に応じてバリカンヘツド部3の首振り角度をカツ
ト位置から段階的に変更できるものとしたので、
第7図中のAで示すバリカンの如く、すき量が多
い頭頂部においてはバリカンヘツド部3を「スキ
多」の位置に回動させておき、同図中のBで示す
バリカンの如く、すき量が少ない頭の中央から襟
足にかけはバリカンヘツド部3を「スキ少」の位
置に回動させておくことができ、すき量が多い場
合も少ない場合も手に持つ本体ケース1の角度α
を一定に保ちながら刃先を頭に対して常にほぼ90
度に当てることができ、この点でも使い勝手が良
い。
尤も、本考案はすき量の多少に応じてバリカン
ヘツド部3の首振り角を数段階にわたつて可変調
節するものに限定されるわけではなく、バリカン
ヘツド部3が「カツト」の位置から「スキ多」ま
たは「スキ少」の位置に一段だけ首振りできるを
以て必要かつ十分である。
また、図示例では本体ケース1の横側面上に設
けた駆動スイツチの操作ノブ21が本体ケース1
の上面に表示せる「切」位置より「低速」と「高
速」の位置にパワーセーブスイツチ(図示省略)
を介して切換えられるものとし、丸刈りカツト時
はモータ4を高速で回転させ、すき少な目の時は
モータ4を低速回転させて消費電力が騒音および
振動の低減を図つている。
第9図はバリカンヘツド部3の揺動に伴つてす
き刈り櫛14を出退させる具体的手段の別実施例
を示しており、これでは上記実施例のリンク機構
のリンク20に代えて板ばね22を使用し、該板
ばね22ですき刈り櫛14の後端部と本体ケース
1の横軸2の上方箇所とを連結している。
第10図はすき刈り櫛14の出退操作手段の更
に異なる別実施例を示しており、これではカム機
構を介してバリカンヘツド部3の揺動に伴いすき
刈り櫛14が出退する。そのカム機構としては本
体ケース1側にカム23を設け、該カム23の斜
面23aにすき刈り櫛14の後端部14cを常に
ねじりコイルばね24で摺動自在に圧接させ、バ
リカンヘツド部3を上向きに揺動させたときに
は、すき刈り櫛14の後端部14cがカム23の
斜面23aに摺動してすき刈り櫛14が突出し、
バリカンヘツド部3が元の姿勢に復帰揺動したと
きには、すき刈り櫛14の後端部14cがカム2
3の斜面23aを逆方向に摺動してすき刈り櫛1
4が退入するものとなつている。
第11図はすき刈り櫛14の出退操作手段の更
に他の実施例を示しており、これではギヤ機構を
介してバリカンヘツド部3の揺動に伴いすき刈り
櫛14が出退する。そのギヤ機構としてはバリカ
ンヘツド部3側に扇状のギヤ25を横軸2の軸線
上に一致させて固定し、本体ケース1側に該ギヤ
25に噛合するスロツト付ギヤ26を可回転に軸
支し、該ギヤ26のスロツト27にすき刈り櫛1
4の後端の滑子28を係合させ、バリカンヘツド
部3の揺動に従つて滑子28がスロツト27内を
滑つてすき刈り櫛14を出退させるものとなつて
いる。
以上説明したよう本考案は、固定刃11と該固
定刃11上を往復振動する可動刃10とを備えた
バリカンヘツド部3を本体ケース1に対して横軸
まわりを揺動自在に配設するとともに、前記バリ
カンヘツド部3に前記固定刃11および可動刃1
0の刃先に対して出退移動するすき刈り櫛14を
設けた電気バリカンにおいて、前記すき刈り櫛1
4をバリカンヘツド部3の揺動操作に応じて自動
的に出退させるための出退操作手段を設けてある
ので、バリカンヘツド部3を揺動させるワンタツ
チ操作ですき刈り可能な状態が得られて使い勝手
が頗る良い。また、すき刈り櫛14を出退操作さ
せるための専用操作部材を省略することもできて
構造の簡素化を図り得る。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第8図は本考案に係る電気バリカ
ンの第1実施例を示しており、第1図は斜視図、
第2図は平面図、第3図は側面図、第4図は内部
の平面図、第5図は縦断側面図、第6図a,bは
バリカンヘツド部の作動図、第7図はすき刈り時
の使用例を示す側面図、第8図a,b,cはすき
刈り櫛の作動図である。第9図と第10図と第1
1図とは本考案のそれぞれ異なる別実施例を示す
要部の縦断側面図である。 1……本体ケース、2……横軸、3……バリカ
ンヘツド部、14……すき刈り櫛、20……リン
クク、22……板ばね、23……カム、25,2
6……ギヤ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 固定刃11と該固定刃11上を往復振動する可
    動刃10とを備えたバリカンヘツド部3を本体ケ
    ース1に対して横軸まわりに揺動自在に配設する
    とともに、上記バリカンヘツド部3に上記固定刃
    11および可動刃10の刃先に対して出退移動す
    るすき刈り櫛14を設け、該すき刈り櫛14をバ
    リカンヘツド部3の揺動操作に応じて自動的に出
    退させるための出退操作手段を設けたことを特徴
    とする電気バリカン。
JP14275383U 1983-09-14 1983-09-14 電気バリカン Granted JPS6050956U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14275383U JPS6050956U (ja) 1983-09-14 1983-09-14 電気バリカン

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JP14275383U JPS6050956U (ja) 1983-09-14 1983-09-14 電気バリカン

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Publication Number Publication Date
JPS6050956U JPS6050956U (ja) 1985-04-10
JPS642703Y2 true JPS642703Y2 (ja) 1989-01-23

Family

ID=30318862

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JP14275383U Granted JPS6050956U (ja) 1983-09-14 1983-09-14 電気バリカン

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JPS6050956U (ja) 1985-04-10

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