JP2005052466A - 電気かみそり - Google Patents

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Abstract

【課題】 内刃駆動部を内蔵した本体ケースの上方に、互いに本体ケースの横幅方向に平行な複数の往復刃ユニットを有するヘッド部を横幅方向の中心軸線を中心にして前後に揺動可能にした電気かみそりにおいて、髭剃り箇所に適した刃ユニットの出し入れとヘッド部の傾きの組合せを予め設定することによって操作を簡単にし、また片手で操作できるようにして使い勝手を向上させる。
【解決手段】 少なくとも1つの往復刃ユニット(A〜D)を選択的に上下動可能としてその上下位置とヘッド部(12)の揺動との組合せにより鼻下とあご下とほほとを含む少なくとも3種のひげそり部位に対応する動作モードを選択可能にする一方、これらの動作モードの選択操作子(18b〜18d)を中央のメインスイッチ(18a)を囲んで上・下・左右にそれぞれ配設した。
【選択図】 図1

Description

この発明は、顔のひげ(髭)をそる(剃る)ために用いる電気かみそりに関するものであり、特に複数の往復刃ユニットを有するヘッド部を本体ケースに対して揺動可能にした電気かみそりに関するものである。
往復動式の電気かみそりにおいて、複数の往復刃ユニットを組付けたヘッド部を、駆動源となるモータや電源となる電池などを組込んだ本体部に対して揺動可能(首振り可能)にしたものがある。
例えば下記の特許文献1には外刃の上端付近を中心にして刃の部分だけが前後に揺動するものが示されている。特許文献2には、本体部の上端にヘッド部を前後方向に傾倒回動可能に取着し、ヘッド部の下端の前・後縁にヘッド部の回動中心を中心にした円弧面に形成したスカート壁片を形成することが示されている。また下記の特許文献3には、ヘッド部の刃の高さを本体側に設けたダイヤルを回すことによって調整できるようにするものが示されている。
特許第2531474号 実開昭59−7773号 特開2001−334075
これらの特許文献1、2に示された電気かみそりのように髭剃り箇所に応じて刃面やヘッド部の傾きを変えたり、特許文献3に示されたもののように髭の濃さや硬さ等によって刃の高さを変えることができるようにすることにより、髭剃り箇所に応じたきめ細かい調整を行って良好な剃り味を得ることができるものである。
また往復動式の電気かみそりでは、複数の往復刃ユニットを並設し、少なくとも1つの刃ユニットを上下に出し入れ可能にすることが考えられている。例えばほほなどの柔らかく広い箇所を剃る時には全ての刃ユニットを使って広い面積を能率良く剃る一方、鼻下やあご下などの狭い箇所に対しては一部の刃ユニットを下げて少ない刃ユニットを狭い箇所に集中させて剃るのが都合良いからである。
しかしこのような刃ユニットの出し入れだけでなくヘッド部の傾きも変えられるようにした場合には、これらの切換え操作の組合せが増えることになり、操作が面倒である。また剃る箇所に応じた適切な組合せを選択するのが困難になる。さらに刃ユニットの出し入れとヘッド部の傾き調整を片手で操作するのが難しく使い勝手が悪いという問題もあった。
この発明はこのような事情に鑑みなされたものであり、髭剃り箇所に適した刃ユニットの出し入れとヘッド部の傾きの組合せを予め設定することによって操作を簡単にし、また片手で操作できるようにして使い勝手を向上させた電気かみそりを提供することを目的とする。
この発明によればこの目的は、内刃駆動部を内蔵した本体ケースの上方に、互いに本体ケースの横幅方向に平行な複数の往復刃ユニットを有するヘッド部を横幅方向の中心軸線を中心にして前後に揺動可能にした電気かみそりにおいて、少なくとも1つの往復刃ユニットを選択的に上下動可能としてその上下位置とヘッド部の揺動との組合せにより鼻下とあご下とほほとを含む少なくとも3種のひげそり部位に対応する動作モードを選択可能にする一方、これらの動作モードの選択操作子を中央のメインスイッチを囲んで上・下・左右にそれぞれ配設したことを特徴とする電気かみそり、により達成される。
ヘッド部の傾き(揺動位置)と少なくとも1つの往復刃ユニットの上下位置との組合せを髭剃りの部位(鼻下・あご下・ほほ)に応じて予め設定して記憶しておき、選択操作子によって1つの動作モードを選択するようにしたから、髭剃り部位を変更する度にヘッド部の傾きと往復刃ユニットの高さを別々に設定する必要がなくなり、操作が簡単である。
また選択操作子は、中央のメインスイッチを囲んで上に鼻下、下にあご下、左右にほほをそれぞれ髭剃り部位とするように配置したので、片手で操作し易くなると共に、選択操作子と髭剃り部位との対応が明確で間違いにくいから、使い勝手が良い。
ヘッド部と往復刃ユニットとは、選択操作子と機械的に直接連動させてこれらを揺動・上下動させるようにしてもよいが、電気アクチュエータを用いてこれらを揺動・上下動させることによって動作モードを選択するようにしてもよい。この場合には選択操作子は電気スイッチで構成することができる。
ヘッド部と往復刃ユニットとは、別々の電気アクチュエータで揺動・上下動させてもよいが、共通な1個の電気アクチュエータで1つの動作モードを選択するようにしてもよい。この場合には1つまたは複数の駆動体でヘッド部の揺動と往復刃ユニットの上下動とを選択することができる。この駆動体は動作モードごとのヘッド部および往復刃ユニットの傾きおよび上下位置を記憶する記憶手段となる。
ここに用いる駆動体は電気モータによって回動する1個の駆動レバーとすることができる。この場合、この駆動体は本体ケースの横幅方向の軸を中心に回動可能とし、その回動を揺動レバーを介してヘッド部に伝えてこれを揺動させる一方、駆動レバーの回動により上下動するリンクによって往復刃ユニットを上下動させるように構成することができる。
メインスイッチおよび選択操作子(電気スイッチ)は、本体ケースの正面側に配設し、使用者が本体ケースを持つ手の親指で片手操作できるようにするのが望ましい。メインスイッチおよび選択操作子(電気スイッチ)は、図案化した人の顔(人面)の図柄の口と鼻下・あご下・ほほの各部位に配置しておくのが望ましい。
図1は本発明に係る一実施態様の正面図、図2はその一部を省いた分解斜視図、図3は要部の正面断面図、図4は側面断面図、図5はヘッド揺動機構を示す分解斜視図、図6はオッシレータ部の分解斜視図、図7はほほ剃りモードを示す側面図、図8はあご下剃りモードを示す側面図、図9は鼻下剃りモードを示す側面図、図10〜13は髭剃り部位ごとの使用状態を示す図であって、図10は鼻下、図11はあご下、図12はほほ、図13はきわ剃り時を示す。図14は回路構成図、図15は駆動レバーの停止位置検出用センサの動作説明図である。
本体部
まず図1〜6を用いて本体部を説明する。この電気かみそりは、平面視略楕円形の縦長の本体部10と、この本体部10の上に首振り可能に取付けられたヘッド部12とを有する。本体部10は本体ケース14とその内部に収容された電気モータ16および電源部等を含む内刃駆動部を有する。本体部10には、平面視略ダ円形の長軸方向を横向きとし、短軸方向を前後方向とした状態で、その正面側にスイッチ群18が配設される(図1,2)。
このスイッチ群18は、図1に示すように、人の顔(人面)を模式化した図柄20の口の位置に設けたメインスイッチ18aと、このメインスイッチ18aを囲む4個の電気スイッチ18b、18c、18d、18dで形成される。すなわちメインスイッチ18aの上方に位置する鼻下モード選択用の電気スイッチ18bと、下方に位置するあご下モード選択用電気スイッチ18cと、左右に位置するほほモード選択用電気スイッチ18d、18dである。
本体ケース14の上端面には幅方向に離れて対向するヘッド支持板22、22が起立している。電気モータ16の出力軸24は両支持板22、22の中間付近から上方に向かって垂直に起立している(図2、3、5)。この出力軸24は、本体ケース14に一体成形された円筒状のガイド部26内に突出している。出力軸24は、ガイド部26に回転自在に装填された第1ジョイント28に着脱可能に係合している。ここに出力軸24と第1ジョイント28の回転軸線16a(図6)は一致している。
この第1ジョイント28の上には第1の偏心ピン30を介して第2ジョイント32が固着され、この第2ジョイント32の上には第2の偏心ピン34が起立している(図4、5、6)。ここに第1および第2の偏心ピン30と34は、出力軸24と平行であって、かつ出力軸24の回転軸線16aを挟んで対称位置にある。
ヘッド部
次にヘッド部12を説明する。ヘッド部12は、横幅(左右)方向に平行な複数の往復刃ユニットA〜Dを持つ。すなわちヘッド部12の正面側から順番に、きわ剃り刃ユニットAと、メイン刃ユニットBと、粗剃り刃ユニットCと、可動刃ユニットDとを持つ。このヘッド部12は、本体ケース14の支持板22、22に前後方向へ揺動自在に保持される。
ヘッド部12は、ヘッドベース36と、ベース下カバー38と、ヘッド上カバー40を備える。ヘッドベース36は図5に示すように、本体ケース14側に設けたヘッド支持板22、22が通る開口部42、42と、これら開口部42、42の対向辺側に接して起立する起立部44、44とを持つ。これら起立部44、44はヘッド支持板22、22に支持軸46、46によって揺動可能に連結される。これら支持軸46、46を通る直線46aを中心にしてヘッド部12が揺動する。
このヘッドベース36の下面には金属板48がビス止めされている。この金属板48にはヘッド支持板22、22が通る開口部が形成されるのは勿論である。またヘッドベース36と金属板48の中央付近には、本体ケース14の円筒状のガイド部26が通る開口50が形成されている。さらにこの金属板48の右端は、開口部42に入るヘッド支持板22よりも本体部10の幅方向外側で下方に折曲され、この折曲部が下に向かって二股状に開く係合爪52となっている。この係合爪52は後記する揺動レバー110が係合する。
起立部44、44の上端面には前後一対のオッシレータ54、56が保持される。これらのオッシレータ54、56は図5、6に示すように、起立部44、44の上端面に保持される取付部に左右両端が吊られて、互いに独立して左右に振動可能である。正面側のオッシレータ54は第1の偏心ピン30に係合する前後方向に長いスリット54aを有する。背面側のオッシレータ56は第2の偏心ピン34に係合する前後方向に長いスリット56aを持つ。
このためモータ16の出力軸24が回転すると、第1、第2の偏心ピン30、34がそれぞれオッシレータ54、56を左右に加振する。なお2つのオッシレータ54、56の振幅は、偏心ピン30、34の偏心量により決まるが、この偏心量は被加振部の重量バランスなどを考慮して防振上最適な寸法に決定するのがよい。
オッシレータ54、56を起立部44、44に保持した状態でヘッド下カバー38をヘッドベース36に被せる。このヘッド下カバー38は図3に示すように、起立部44、44を上方から包む箱状部58を内側に持ち(図2、3、4)、この箱状部58の正面側にきわ剃り刃ユニットAの収容スペース60を、またこの箱状部58の背面側に可動刃ユニットDの収容スペース62をそれぞれ形成する(図2、4)。
オッシレータ部
次に箱状部58に収容されるオッシレータ部(加振部)を説明する。箱状部58には内カバー64が被せられる。この内カバー64は、往復刃ユニットB、Cなどの位置決めを行うスペーサとして機能するものである。この内カバー64は箱状部58の上面および左右両面を囲み、左右両端は水平に伸びて、ヘッド下カバー38に装着した着脱キー66、66の復帰ばね室を形成する。このようにヘッドベース36の起立部44、44にオッシレータ54、56を保持し、ヘッド下カバー38および内カバー64を被せた状態で、ビス68、68を上方から起立部44、44に螺入する(図3)。
なお箱状部58および内カバー64の上面には、前記オッシレータ54に一体成形された起立部54b(図5、6参照)が、上方へ突出する開口70が形成されている(図3)。また箱状部58の背面にはオッシレータ56に後方へ向かって突設した駆動ピン72が通る開口74(図4参照)が形成されている。なおこの駆動ピン72は後記するように上下動する可動刃ユニットDの内刃D1を駆動するものである。
オッシレータ54の起立部54bの上端にはオッシレータ軸76が垂直に突出している。起立部54bの上端にはこのオッシレータ軸76に通した駆動ブロック78が左右一対の係合爪78a、78aによって固定される。この駆動ブロック78には正面側へ突出する駆動ピン80と、背面側へ突出する駆動ピン82(図4)とが一体に形成されている。これらの駆動ピン80、82は後記するようにきわ剃り刃ユニットAと粗剃り刃ユニットCの内刃を駆動するものである。
往復刃ユニット
オッシレータ軸76の上端にはメイン刃ユニットBの内刃B1が固定された内刃保持ブロック84が上下動自在に保持されている。この内刃保持ブロック84には駆動ブロック78との間に縮装されたコイルばね86によって上方への復帰習性が付与される(図6)。メイン刃ユニットBの内刃B1はこのコイルばね86によって側面視円弧状の外刃の内面(下面)に押付けられる。
きわ剃り刃ユニットAは図2に示すように、ヘッド下カバー38の収容スペース60に上方から挿入され、ヘッド下カバー38の右側面に設けた手動操作子88によって上下位置を変更可能である。すなわち収納スペース60の正面側の壁90と正面カバー92(図2、4)との間には、壁90に枢支されたきわ剃りレバー94が収容され、このきわ剃りレバー94の揺動端を手動操作子88に係合させると共に、このきわ剃りレバー94の中間部に突設したピン96を壁90に設けた長孔98を貫通させてきわ剃り刃ユニットAに係合させたものである。なおきわ剃り刃ユニットAをその上昇(突出)位置と下降(収納)位置とに保持するクリック機構(図示せず)がきわ剃りレバー94に設けられている。
従って使用者が本体部10を握る手の親指で手動操作子88を上昇させると、きわ剃りレバー94の揺動端が上方へ回動する。このためきわ剃りレバー94のピン96がきわ剃り刃ユニットAを上昇させる。図13はこの状態を示す。反対に手動操作子88を下降させるときわ剃り刃ユニットAが下降し、メイン刃ユニットBおよび粗剃り刃ユニットCと略同じ高さになる。図7〜12はこの状態を示す。なおこのきわ剃り時はヘッド部12は図7に示す基準位置にしておくのがよい。
きわ剃り刃ユニットAおよび粗剃り刃ユニットCの内刃A1、C1は、それぞれ本体部10の幅方向に移動可能な薄板A2、C2(図4)の上部に上方へ弾性復帰習性をもって保持されている。これらの薄板A2、C2にはそれぞれ縦のスリットA3、C3が形成され、これらのスリットに前記駆動ブロック78の駆動ピン80、82が係合している。このため電気モータ16により左右に振動するオッシレータ54の振動が、駆動ブロック78を介して内刃A1、C1に伝達される。
可動刃ユニットDはホルダ100に組込まれている。ホルダ100の上部に側面視で略円弧状の外刃が固定される一方、その内側下方に駆動ブロック102が左右に移動可能に装填されている。この駆動ブロック102の左右方向中央にはオッシレータ軸が垂直に立設され、ここに内刃D1が上方への弾性復帰習性をもって保持されている。その構造は前記メイン刃ユニットBと同様であるから、その説明は繰り返さない。
駆動ブロック102には左右方向中央に縦のスリット104が形成され、このスリット104に前記オッシレータ56の駆動ピン72が係合している。このため電気モータ16により左右に振動するオッシレータ56の振動が、駆動ピン72、スリット104を介して駆動ブロック102に伝えられ、内刃D1が左右に振動する。なおホルダ100の下縁には左右方向の水平軸によってリンク106が前後方向に揺動自在に保持されている。可動刃ユニットDはこのリンク106を介してホルダ100ごと全体が昇降する。
このように4つの往復刃ユニットA〜Dを組付けたヘッド部12は、ヘッド下カバー38の左右両面に設けた着脱キー66によってヘッド上カバー40とヘッド下カバー38とに分離可能である。この時きわ剃り刃ユニットAおよび他の刃ユニットB〜Dの内刃B1、C1、D1はヘッド下カバー38側に残る。そしてヘッド上カバー40と共に取外されるメイン刃ユニットB、粗剃り刃ユニットC、可動刃ユニットDの外刃を掃除することができる。またヘッド下カバー38に残った内刃B1、C1、D1は露出しているから、これらも容易に掃除できる。
動作モード切換機構
次にこの可動刃ユニットDの昇降とヘッド部12の傾きを制御する動作モード切換機構Eを説明する。この動作モード切換機構Eは、本体ケース14の右側に取付けられる側面カバー14a(図2)の内側に収容されている。ヘッド部12は本体ケース14側の支持板22、22に前後に揺動可能に保持されていることは前記したが、右側の支持板22の外側面下方には揺動レバー110が左右方向の軸112(図2、3)で保持されている。
揺動レバー110は軸112を挟んで上と下にピン114、116を持ち、上のピン114はヘッド部12のヘッドベース36に設けた係合爪52、52に下から係合する(図3、5)。本体ケース14には揺動レバー110の下方から右側へ軸受部118が突設され、この軸受部118に本発明の駆動体となる駆動レバー120が軸支される。この駆動レバー120は、軸受部118の下方で本体ケース14に装填されたステッピングモータ122によって回動される。
すなわち駆動レバー120には、その下部に円弧状の内歯歯車120aが形成され、この内歯歯車120aにモータ122の回転軸に固定したピニオン歯車122aが噛合している。また駆動レバー120の上部には、揺動レバー110のピン116に向かって開きこのピン116が係入するカム溝120bが形成されている。このカム溝120bは軸受部118から半径方向に長く、基準となるほほ剃りモード(図7)の状態では垂直に位置する。駆動レバー120には後側へのびる腕部120Cが形成され、この腕部120Cに前記可動刃ユニットDのリンク106の下端が連結されている。
この駆動レバー120が図7の基準位置にある時には、ヘッド部12は直立位置であり、可動刃ユニットDは他の刃ユニットA、B、Cと同じ高さの基準位置になる。この時には図12に示すようにほほの髭剃りに適する。
モータ122を駆動して駆動レバー120を図8に示すように側面視で時計方向に回動すると、揺動レバー110のピン116がカム溝120bに案内されて揺動レバー110が反時計方向に回動する。このためヘッド部12が時計方向へ揺動すると共に、リンク106が下へ引かれて可動刃ユニットDが下降する。このため図11に示すようにあご下の髭剃りに適した状態になる。
モータ122を反対方向に駆動して駆動レバー120を図9に示すように反時計方向に回動すると、揺動レバー110のピン116がカム溝120bに案内されて揺動レバー110が時計方向に回動する。このためヘッド部12が反時計方向に傾くと共に、リンク106が押し上げられて可動刃ユニットDが上昇する。このため図10に示すように鼻下の髭剃りに適した状態になる。
ステッピングモータ122の制御回路
次に図14、15を用いてステッピングモータ122の制御回路を説明する。この図14において150は充電可能な二次電池、152は充電回路であり、本体ケース14内に収容される。充電回路152は商用電源などの外部から供給される交流を電圧変換および整流して電池150を充電する。アクチュエータである永久磁石式直流電気モータ16はメインスイッチ18aを介して電池150に接続される。
ステッピングモータ122は、論理回路154および駆動回路156からなる駆動装置158によって正逆転駆動される。マイクロコンピュータ(CPU)からなる指令装置160は、モード選択スイッチ18b、18c、18d(図1参照)の信号と、駆動レバー110の位置センサ162の信号とに基づいて、パルス発振周波数を変えたり、正・逆転あるいは停止の信号を論理回路156に送る。論理回路156は指令装置160から供給されるこれらの信号に基づいて、モータ122の形式、相数、励磁方式などに適したパルス信号あるいはステップ信号を生成して配分する。駆動回路154はこれを受け電池150から供給される電力を用いてモータ122に励磁電流を流す。
ここで位置センサ162を図15を用いて説明する。この実施態様では駆動レバー120は3つの動作に対応する3つの位置で停止するから、少なくとも3つの位置を検出する必要がある。そこでこの位置センサ162は、2つのマイクロスイッチ162a、162bを持ち、駆動レバー120の内歯歯車120aの外周に設けた2つの凸部162c、162dに接触・離隔することによりオン・オフするように構成した。例えば凸部162cを162dより長くして、図7に示した基準位置(図15のa)でスイッチ162a、162bがオン・オフ(10)となり、時計方向に回動した図8の状態(図15のb)でスイッチ162a、162bがオフ・オン(01)となり、反時計方向に回動した図9の状態(図15のc)で、スイッチ162a、162bがオン・オン(1、1)となる。指令装置160はこれらスイッチ162a、162bの信号に基づいて停止位置を判定する。
本発明に係る一実施態様の正面図 その一部を省いた分解斜視図 要部の正断面図 側断面図 ヘッド揺動機構を示す分解斜視図 オッシレータ部の分解斜視図 ほほ剃りモードを示す側面図 あご下剃りモードを示す側面図 鼻下剃りモードを示す側面図 鼻下剃り時の使用状態を示す図 あご下剃り時の使用状態を示す図 ほほ剃り時の使用状態を示す図 きわ剃り時の使用状態を示す図 回路構成図 位置センサの動作説明図
符号の説明
10 本体部
12 ヘッド部
14 本体ケース
16 電気モータ
18 スイッチ群
18a メインスイッチ
18b〜18d 動作モードの選択操作子として電気スイッチ
20 人面の図柄
46a ヘッド部の揺動中心軸線
106 リンク
110 揺動レバー
120 駆動レバー(駆動体)
122 電気アクチュエータとしてのステッピングモータ
A きわ剃り刃ユニット
B メイン刃ユニット
C 粗剃り刃ユニット
D 可動刃ユニット
E 動作モード切換機構

Claims (6)

  1. 内刃駆動部を内蔵した本体ケースの上方に、互いに本体ケースの横幅方向に平行な複数の往復刃ユニットを有するヘッド部を横幅方向の中心軸線を中心にして前後に揺動可能にした電気かみそりにおいて、
    少なくとも1つの往復刃ユニットを選択的に上下動可能としてその上下位置とヘッド部の揺動との組合せにより鼻下とあご下とほほとを含む少なくとも3種のひげそり部位に対応する動作モードを選択可能にする一方、これらの動作モードの選択操作子を中央のメインスイッチを囲んで上・下・左右にそれぞれ配設したことを特徴とする電気かみそり。
  2. ヘッド部を揺動させると共に少なくとも1つの往復刃ユニットを上下動させる少なくとも1つの駆動体と、この駆動体を駆動する電気アクチュエータとを本体ケースに持ち、選択操作子は前記電気アクチュエータを操作する電気スイッチである請求項1の電気かみそり。
  3. 駆動体は回動可能な1つの駆動レバーであり、電気アクチュエータはこの駆動レバーを回動駆動する電気モータである請求項2の電気かみそり。
  4. 駆動レバーは本体ケースの横幅方向の軸を中心に回動可能であり、この駆動レバーの回動により揺動レバーを介してヘッド部を揺動させる一方、この駆動レバーの回動により上下動するリンクを介して少なくとも1つの往復刃ユニットを上下動させる請求項3の電気かみそり。
  5. メインスイッチおよび選択操作子は本体ケースの正面側に配設され、これらは本体ケースを持った使用者の片手の親指で操作可能である請求項1〜4のいずれかの電気かみそり。
  6. 本体ケースの正面側に図案化された人面の図柄が描かれ、メインスイッチをこの図柄の口の位置に配置すると共に、鼻下・あご下およびほほの各部位のモード選択操作子は前記メインスイッチを囲んでその上・下および左右に配置した請求項5の電気かみそり。
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