JPH0118151Y2 - - Google Patents

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JPH0118151Y2
JPH0118151Y2 JP3633884U JP3633884U JPH0118151Y2 JP H0118151 Y2 JPH0118151 Y2 JP H0118151Y2 JP 3633884 U JP3633884 U JP 3633884U JP 3633884 U JP3633884 U JP 3633884U JP H0118151 Y2 JPH0118151 Y2 JP H0118151Y2
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cutting
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JP3633884U
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  • Dry Shavers And Clippers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 この考案は電気バリカンに係り、刈り方に適し
た外観形態およびパワーを得ることができ、また
パワーセーブの誤操作の防止を図ることを主眼と
する。
〔背景技術および目的〕
従来、電気バリカンにおいては丸刈りや刈り上
げ等のカツトのほか、すき刈りや際刈りが行われ
るようになつている。しかし、すき刈りや際刈り
の場合は丸刈り等に比較し、毛をカツトする本数
が極めて少ないにも拘わらず、丸刈りや刈り上げ
等のカツトの場合と同じパワーでモータを回転駆
動しており、それだけ電力消費の無駄があり、ま
た仕上げ精度が要求されるすき刈りや際刈りのと
きにも必要以上のパワーに起因する振動により手
振れが生じて使いにくかつた。
そこで、本考案は丸刈り等のカツト以外のすき
刈りや際刈りの時にはモータのパワーをセーブし
て消費電力の削減を図るとともに、手振れを低減
することを第1の目的とする。
また従来、電動バリカンは本体ケースの刃先側
の頭部と握り部とを一直線状に完全に一体で構成
して固定刃を本体ケースの前部に対し一定角度の
ままの姿勢で装備している。そしてすき刈りをす
るときは、本体ケースを上下反転させて使用する
のであるが、このさい頭への刃先の当て方は常に
頭の接線に対して直角にするのが使い易くて理想
的である。しかし、前述のように本体ケースの刃
先側の頭部と握り部とが一直線状に完全に一体で
構成されているので、たとえば頭の頂部から襟足
にかけてすき刈りするときは刃先が前述のように
頭の接線に対して常に直角になるよう本体ケース
の頭に対する角度を順次変えて行かねばならな
い。とくに頭の頂部付近においては、頭の上で手
首を極度に曲げて本体ケース全体を極度に起立さ
せる格好で握らなければならないため、非常に刈
りにくかつた。このような刈りにくさは、耳まわ
り揃えや前髪の揃えの際刈りにおいても同様なこ
とが言える。
そこで本考案は、本体ケースを握り部ケースと
頭部ケースとに二分割に構成して該頭部ケースに
固定刃および可動刃を備えるとともに、該頭部ケ
ースを握り部ケースに対し首振り自在に枢支連結
し、もつて刃先の握り部ケースとの角度を可変調
整できて頭頂部付近でのすき刈り等を行なうとき
も握り部ケースをあまり起立させることなく、や
や寝かせる握り易い格好で刈り易くすることを第
2の目的とする。
本考案は更に発展させて、上記したパワーセー
ブ手段と首振り手段の組み合わせに工夫を凝ら
す。丸刈り等のカツト時でのバリカン全体の外観
形態、即ち頭部ケースが握り部ケースに対し一直
線状態となる基本姿勢にあるときの外観形態では
ノーマルパワーでモータが駆動するものとし、す
き刈りや際刈りを行ない易いように頭部ケースを
握り部ケースに対しくの字状に傾斜させた姿勢に
あるときの外観形態ではローパワーでモータが駆
動するものとし、もつて刈り方に合つた外観形態
の下で適正なパワーが自動的に得られ、使用者は
バリカン全体の外観形態の変化により適正な使用
状態を確認できるようにすることを第3の目的と
する。すなわち、丸刈りや刈り上げ等のカツトを
行なうときは、本体ケースの外観形態が可動刃お
よび固定刃を有する頭部ケースが握り部ケースに
対し略一直線状にしておくことが使い勝手が良
く、また毛のカツト量が多いためノーマルなパワ
ーにすることになる。一方、すき刈りや際刈り等
仕上げ刈りをするときは、本体ケースの外観形態
が前述したように頭部ケースが握り部ケースに対
し傾斜した形態にしておくことが使い勝手がよ
く、パワーに関しては本体の振動を低減し、手振
れを極力少なくするうえからローパワーにしてお
くことが好ましい。かかる理由により、頭部ケー
スが握り部ケースに対し一直線状になる基本姿勢
の状態ではノーマルパワーに切り換えられ、頭部
ケースが握り部ケースに対し傾斜姿勢の状態では
ローパワーに切り換えられるものとするのであ
る。そして、いま誤操作で頭部ケースを基本姿勢
にしてローパワーで使用すると、毛のかみ込みが
生じて傷感を与えるのであり、また、反対に頭部
ケースを傾斜姿勢にしてノーマルパワーで使用す
ると手振れにより正確に揃えカツトができない等
の不具合が生じる。かかる誤つた使い方を未然に
防ぐ為に、使用に先立つて、頭部ケースが基本姿
勢にあるときにノーマルパワーに、頭部ケースが
傾斜姿勢のときにローパワーにそれぞれ果して切
り換えられているか否かを確認する必要がある
が、この確認手段としては、たとえばスライド操
作形態とするパワー切換えスイツチにパワーの種
類表示手段を施しておいてそのスライド位置を確
認する方法が考えられるが、これでは握り方向に
より確認し難い場合がある。かと言つて、手に伝
わる振動や回転数変化の音の変化でノーマルパワ
ーかローパワーかを感覚的に把握することは確実
性に欠ける。そこで、本考案は表示手段を見なく
とも、又手に伝わる振動や音の感覚にたよること
なく、本体ケースの外観形態の変化によりパワー
の種類を確実容易に確認できるようにするもので
ある。
〔考案の概要〕
上記目的を達成する為に本考案は、握り部ケー
スと、握り部ケースに対し略一直線状になる基本
姿勢とくの字状に傾斜する姿勢とにわたつて支軸
まわりに首振り自在に枢支連結された頭部ケース
と、頭部ケースに備えられた固定刃およびこれに
摺接する可動刃と、可動刃を駆動するモータと、
モータのパワーをノーマルパワーとローパワーと
に切り換えられるパワー切換えスイツチとを備
え、パワー切換えスイツチが頭部ケースの首振り
に連動して頭部ケースが基本姿勢のときノーマル
パワーに、傾斜姿勢のときローパワーにそれぞれ
切り換えられるようにしたことを特徴とする。
〔実施例〕
図面は本考案に係る電気バリカンを例示してお
り、これの本体ケース1は前後方向に長い長箱状
の握り部ケース1aと固定刃2および可動刃3を
備えた頭部ケース1bとからなり、握り部ケース
1aと頭部ケース1bとは、頭部ケース1bが握
り部ケース1aの前方に略一直線状になる基本姿
勢(第1図参照)と、上向き姿勢(第3図参照)
とにわたつて支軸4まわりに回動可能に枢支連結
される。
第2図において、握り部ケース1aには可動刃
駆動機構の動力源であるモータ5や電池6などが
内蔵される。そして頭部ケース1bの下面側には
固定刃2および可動刃3を有する刃ユニツト7が
着脱可能に組み付けられる。刃ユニツト7は、断
面コ字形のユニツト台8の内部に櫛形の固定刃2
をこれの刃先が前方に突出するよう固着してあ
り、同じく櫛形の可動刃3がユニツト台8にばね
軸9を介して取り付けたばね10にて固定刃2の
上面に押圧付勢されている。頭部ケース1bの内
部には振動子11を装備し、該振動子11の前端
に一体形成した振動レバー12を前方へ突出させ
て前記可動刃3の上面側に固着した受動ピース1
3に係合させて可動刃3がモータ5の回転を振動
子11を介して固定刃2の上面を左右方向に往復
摺動するようにしてある。
本体ケース1の横側面にはスイツチ操作ノブ1
6をスライド自在に装着し、該ノブ16のスライ
ド操作と連繋して、モータ5の通電回路に介装さ
れた電源スイツチ17をオンオフさせる。
本体ケース1内には1回路2接点のパワー切換
えスイツチ18が組み込まれ、前記頭部ケース1
bの首振り動作に連動してパワー切換えスイツチ
18の接点を切換える。更に、パワー切換えスイ
ツチ18の可動電極19と前記電源スイツチ17
を接続するとともに、パワー切換えスイツチ18
の第1接点20をモータ5に直結し、第2接点2
1をダイオード22を介してモータ5に繋いでい
る。
パワー切換えスイツチ18は本体ケース1の内
部に装着され、頭部ケース1bが上向き傾斜姿勢
に首振りすると、パワー切換えスイツチ18は第
2接点21側に入るので、電源スイツチ17のオ
ン操作により、電池6はダイオード22を介して
モータ5の両端に接続される。したがつてモータ
5にはダイオード22による電圧降下分だけ電池
6の出力電圧により低い電圧が印加され、モータ
5は通常より遅い回転速度で回転する。頭部ケー
ス1bが一直線状となる基本姿勢のときはパワー
切換えスイツチ18は第1接点20側に入つてる
ので、電源スイツチ17を閉じるとモータ5は電
池6に直接繋がれ、カツトの負荷に合う通常の回
転数のノーマルパワーで回転する。
しかるときは、頭部ケース1bを握り部ケース
1aに対し略一直線状態となる基本姿勢にした下
ではノーマルパワーが得られ、このとき丸刈りや
刈り上げ等のカツトが行われることになる。すき
刈りや際刈りをする場合は本体ケース1を上下反
転させたうえで頭部ケース1bを傾斜姿勢に変向
するが、この傾斜姿勢によりローパワーに切り換
えられて振動が減少するとともに、固定刃2の握
り部ケース1aに対する角度αが頭部ケース1b
が一直線状の基本姿勢にあるときよりも小さくな
るため、それだけ握り部ケース1aを頭の頂部に
対し起立させることなく、やや寝かせる握り易い
姿勢で楽にしかも正確に刈ることができる。
〔別実施例〕
図示する実施例の全容は以上の通りであるが、
本考案はこれに限られない。たとえば、モータ5
を交流電源で直接駆動する場合は、全波整流と半
波整流で切換えることにより可能である。
〔考案の効果〕
以上説明したように、この考案によれば、頭部
ケース1bを握り部ケース1aに対しくの字状の
傾斜姿勢に首振りすることにより、すき刈りや際
刈りも容易に行なえる。またモータ5のパワーを
ノーマルパワーとローパワーに切り換えられるパ
ワー切換えスイツチ18を備え、頭部ケース1b
の首振り動作に連動してモータ5に入力される電
力が、刈り方の負荷に応じる大きさに自動的に切
り換えられるようにしたものであるから、とくに
電池式においては電池の可使時間を延長できると
ともに、パワー切換えスイツチ18の切換え操作
が頭部ケース1bの首振りに連動して行ない得る
ので使い勝手が頗る良い。しかも、すき刈りや際
刈り時においてモータ5の回転数を落とすことに
より、刈り過ぎる恐怖感を和らげ、また耳周りを
刈る時音量が低下するので耳障り少なく快適な使
用状態が得られる。更に、すき刈りや際刈りの場
合は、刈り位置に刃先を正確に当てなければなら
ないが、前記傾斜姿勢に首振りするとともに、パ
ワーセーブすることで必要以上の手振れを軽減
し、正確にカツトすることができる。とくに、本
体ケース1の外観形態の変化により適正なパワー
での使用状態を簡単かつ容易にできて誤つた使い
方を防止できるとともに使い勝手が極めて良い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る電気バリカンの一実施例
を示す外観側面図、第2図は断面図、第3図は頭
部ケースを傾斜させた状態の側面図、第4図は電
気回路図である。 1……本体ケース、1a……握り部ケース、1
b……頭部ケース、2……固定刃、3……可動
刃、5……モータ、18……パワー切換えスイツ
チ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 握り部ケース1aと、握り部ケース1aに対し
    略一直線状になる基本姿勢とくの字状に傾斜する
    姿勢とにわたつて支軸4まわりに首振り自在に枢
    支連結された頭部ケース1bと、頭部ケース1b
    に備えられた固定刃2およびこれに摺接する可動
    刃3と、可動刃3を駆動するモータ5と、モータ
    5のパワーをノーマルパワーとローパワーとに切
    り換えられるパワー切換えスイツチ18とを備
    え、パワー切換えスイツチ18が頭部ケース1b
    の首振りに連動して頭部ケース1bが基本姿勢の
    ときノーマルパワーに、傾斜姿勢のときローパワ
    ーにそれぞれ切り換えられるようにしてあること
    を特徴とする電気バリカン。
JP3633884U 1984-03-13 1984-03-13 電気バリカン Granted JPS60149383U (ja)

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JP3633884U JPS60149383U (ja) 1984-03-13 1984-03-13 電気バリカン

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JPS60149383U JPS60149383U (ja) 1985-10-03
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