JPS633165A - 冷蔵庫 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、冷凍室と冷蔵室など複数の貯蔵室を仕切部に
より仕切シ、各室ごとに扉を設けた冷蔵庫に関する。

従来の技術 従来例を第６図及び第６図に従い説明する。図に於いて
、冷蔵庫本体１は冷凍室２及び冷蔵室３を有しており、
外箱４、内箱６、及びこれら両箱４．６間に充填された
断熱材６、内箱５内を冷凍室２及び冷蔵室３に仕切る仕
切部７などにより構成されている。仕切部子は内箱５と
一体に成形されており、その最前部の仕切部前壁８の前
昼部には仕切部前壁８を覆う様に仕切部前板９が設けら
れている。この仕切部前板９はその両端を段付しこの段
付部９ａを外箱フランジ４ａに係合しており、外箱フラ
ンジ４ａと仕切部前板９は略同一平面になる様固定され
ている。１ｏは扉であり、前記冷凍室２、冷蔵室３を覆
う様に各々取付けられており、扉板１１、この扉板１１
内に充填された断熱材１２、扉裏板１３、扉板１１と扉
裏板１３に挾持されたガスケット１４などで構成されて
いる。このガスケット１４は軟質塩ビ等により成形され
ておシ、その頂部１４ａが外箱フランジ４ａ、仕切部前
板９に当接して密封している。

以上の様な構成に於いて、扉１０はヒンジポイント１６
を中心にして回動する事により開閉を行い、冷凍室２、
冷蔵室３に収納した食品などを出し入れを行う。この時
、ガスケット１４は、伸縮しながらその都度、ガスケッ
ト頂部１４’ａが、外箱フランジ４ａ１仕切部前板９に
当接して、冷凍室２、冷蔵室３内の冷気が庫外に流出し
ない様密封している。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら、この様な構成においてガスケット１４の
伸縮が不十分であったり、仕切部前板９の特にヘコミ状
変形、或は仕切部前板９と内箱６の仕切部前壁８との間
に空間１ｅがある為に仕切部前板９が遊動するなど種々
の原因により、ガスケット頂部１４ａと仕切部前板９と
の間に仕切部前板９の両端から中央部に向かって漸増す
る様なスキ１７を生じ、このスキ１７から冷凍室２或は
冷蔵室３内の冷気が流出し、仕切部前板９が冷却され、
表面に結露を生じたり、必要以上の冷却運転によるエネ
ルギロスを生じる事もあった。またこの様な現象を防止
する為に、ガスケット頂部袋１８にマグネットを挿入し
、その磁力によって仕切部前板９に吸着させる事も行な
われてきたが、その為に仕切部前板９は必らず鋼板を塗
装仕上げしたものの様に磁性体を材料として選定せねば
ならず、この事が、熱伝導によるヒートリークを避は難
く、構造の複雑化を招き、コスト面、冷却効率、省エネ
ルギ面などで問題点を有していた。

本発明は上記した従来の問題点を解消するものであシ、
冷気のもれによる仕切部前、板表面の結露やエネルギロ
スを防止し、或は仕切部前部の構造の複雑化を防止する
事を目的としている。

問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明は、仕切部前板を無
くすと共に、内箱の仕切部前壁をその両端から中央部に
向かってなめらかに凸形状に成形するものである。

作　　用 本発明は上記した構成によって、仕切部前壁の剛性を高
めヘコミ状の変形や遊動するのを防止し、ガスケットの
伸縮特性に従った仕切部前壁形状とする事により、ガス
ケット頂部と仕切部前壁との間のスキの発生をなくし構
造の簡素化、冷気もれを防止する事ができる。

実施例 以下本発明の実施例を第１図から第４図に従い説明する
。尚従来と同一構成については同一符号を付しその詳細
な説明を省略し、異なる部分についてのみ述べる。

図において、仕切部前壁８はその両端部８ａ。

８ｂは外箱フランジ４ａと略同−高さとなる様、段付成
形されており、この両端部ｓａ、ｓｂから中央部８Ｃに
向かってなめらかに凸状に成形されている。−方扉１０
の周囲に枠状に固着されたガスケット１４は、取付面１
４ｂから頂面１４ａｉでの断面高さＡが小さくなるのを
防ぐ為に％にコーナー部１４ｃにフオーム材１９を充填
している。

しかし辺長部は前記コーナ部１４ｃから中央部１４ｄに
向かって断面高さＡが漸減して小さくなるという、軟質
樹脂製押出成形品の一般的な特性によってなめらかに変
形している。このガスケット１４は、その頂面１４ａを
外箱フランジ４ａ。

仕切部前壁８に当接して、冷凍室２、冷蔵室３を密封し
ている。また、ガスケット頂部袋１８には、外箱フラン
ジ４ａと対向する横辺２ｏにはマグネット２１を挿入し
吸着させているが、仕切部前壁８と対向する縦辺２２に
はマグネット２０は挿入されていない。なお仕切部７の
内部には仕切部前壁８まで断熱材６がくまなく充填され
ている。

この様な構成において、扉１ｏがヒンジポイント１６を
中心に回動し開閉動作を行うが、扉１０はガスケット縦
辺２２に挿入されたマグネット２１の磁性により外箱フ
ランジ４ａに吸着し、閉じた状態に保持されている。即
ちガスケット１４の縦辺２２は全長にわたりマグネット
２１の吸着により当接して密封されている。また仕切部
前壁８に対向するガスケット横辺２２は、その断面高さ
Ａがコーナ部１４ｃから中央部１４Ｃに向かって漸減し
変形しているが、この状態に追従する様に仕切部前壁８
が、その両端８ｂから中央部８Ｃに向かってなめらかな
凸状に成形されている為、スキなく当接して密封されて
いる。しかも仕切部前壁８の内部には断熱材６がくまな
く充填されているので剛性が非常に高くなっており、凹
状の変形や遊動などを生じない。

発明の効果 以上の説明より明らかな様に、本発明によると複数の貯
蔵室を仕切る仕切部前壁とガスケットは確実に当接させ
る事ができる為、マグネットを吸着させる為の塗装仕上
げをした鋼板製の前板は必要でなくなり、仕切部の構造
を非常に簡素にする事ができ、仕切部前板の凹状変形や
遊動を生じさせる事がない。また熱伝導性の良い鋼板を
使わない為に、仕切部前壁からのヒートリークを最小限
例する事ができ、表面の結露を生じる事もなく、冷却が
必要な部分にだけ行なわれれば良いので冷却効率が高く
なシ、エネルギを有効に活用できるものである。さらに
ガスケット自体にも仕切部前壁対向辺にはマグネットが
当然不要である。また内箱をＡＢＳ樹脂等を真空成形に
よって製作する最近の技術動向に従えば、本発明は容易
に実現する事ができるなど、大変容易にしかも、コスト
面、冷却効率、省エネルギ面で犬なる効果をもたらすも
のである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案の一実施例を示す冷蔵庫の斜視図、第２
図は第１図のＡ−Ａ線における断面図、第３図は同第１
図のガスケットの断面図、第４図はガスケットの立体斜
視図、第６図は従来例の冷蔵庫を示す斜視図、第６図は
第６図のＢ−Ｂ＠における断面図である。 ７・・・・・・仕切部、８・・・・・仕切部前壁、８ａ
・・・・仕切部前壁両端、８ｂ・・・・・・仕切部前壁
中央部、９・・・・・・仕切部前板、１４・・・・・・
ガスケット、１４ａ・・・・ガスケット頂部、１４Ｃ・
・・・・ガスケットコーナー部、１４ｄ・・・・・・ガ
スケット中央部。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名４ａ
−外箱フラシジ ６一断％材 ８ａ、　８ｂ−一社切部荊９両璃郁 １１ｃｍ−−ｚ　　　中央部 １４−　　ガスケット

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）外箱と、複数室の仕切部を一体に成形した内箱と
   、この両箱間に充填した断熱材からなる断熱箱と、複数
   室に各々備えた扉と、この扉に取付けられ周囲を密封す
   るガスケットとより成り、内箱の仕切部前壁を外箱に設
   けたフランジ面と略同一平面に形成すると共に、この略
   同一平面上を前記扉に取付けられたガスケットにより密
   封し、かつ内箱の仕切部前壁を両端から中央部に向かっ
   てなめらかに凸形状に形成した冷蔵庫。