JP2527982Y2 - 冷蔵庫 - Google Patents
冷蔵庫Info
- Publication number
- JP2527982Y2 JP2527982Y2 JP1990400848U JP40084890U JP2527982Y2 JP 2527982 Y2 JP2527982 Y2 JP 2527982Y2 JP 1990400848 U JP1990400848 U JP 1990400848U JP 40084890 U JP40084890 U JP 40084890U JP 2527982 Y2 JP2527982 Y2 JP 2527982Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gasket
- refrigerator
- door
- outer box
- partition
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Refrigerator Housings (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、貯蔵室に、ガスケット
を取付けた扉を設けた冷蔵庫に関するものである。
を取付けた扉を設けた冷蔵庫に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来この種の冷蔵庫としては、１９８９
年１１月発売の松下製ＮＲ−Ｂ８Ｍ１型冷蔵庫があっ
た。以下、図５及び図６を参照しながら、この従来例に
ついて説明する。
年１１月発売の松下製ＮＲ−Ｂ８Ｍ１型冷蔵庫があっ
た。以下、図５及び図６を参照しながら、この従来例に
ついて説明する。
【０００３】図に於いて、冷蔵庫本体１は冷凍室２及び
冷蔵室３を有しており、外箱４，内箱５、及びこれら両
箱４，５間に充填された断熱材６で外核を形成してい
る。そして内箱５内を仕切部７で冷凍室２と冷蔵室３に
仕切っている。仕切部７は内箱５と一体に形成されてお
り、最前部の仕切部前壁８を覆う様に仕切部前板９が設
けられている。
冷蔵室３を有しており、外箱４，内箱５、及びこれら両
箱４，５間に充填された断熱材６で外核を形成してい
る。そして内箱５内を仕切部７で冷凍室２と冷蔵室３に
仕切っている。仕切部７は内箱５と一体に形成されてお
り、最前部の仕切部前壁８を覆う様に仕切部前板９が設
けられている。
【０００４】１０は扉であり、前記冷凍室２，冷蔵室３
を覆う様に各々取付けられている。そして、この扉１０
は扉板１１と、この扉板１１内に充填された断熱材１２
と、扉裏板１３と、扉板１１と扉裏板１３に挟持された
ガスケット１４から構成されている。
を覆う様に各々取付けられている。そして、この扉１０
は扉板１１と、この扉板１１内に充填された断熱材１２
と、扉裏板１３と、扉板１１と扉裏板１３に挟持された
ガスケット１４から構成されている。
【０００５】このガスケット１４は軟質塩ビ等により成
形されており、その頂部１４ａが外箱フランジ４ａ，仕
切部前板９に当接して密封している。
形されており、その頂部１４ａが外箱フランジ４ａ，仕
切部前板９に当接して密封している。
【０００６】以上の様な構成に於いて、扉１０は冷蔵庫
本体１に上下を支持して開閉自在に取付られており、ヒ
ンジポイント１５を中心にして回動する事により開閉を
行い、冷凍室２，冷蔵室３に収納した食品などの出し入
れを行う。
本体１に上下を支持して開閉自在に取付られており、ヒ
ンジポイント１５を中心にして回動する事により開閉を
行い、冷凍室２，冷蔵室３に収納した食品などの出し入
れを行う。
【０００７】この時、ガスケット１４は、収縮しながら
その都度、ガスケット頂部１４ａが、外箱フランジ４
ａ，仕切部前板９に当接して、冷凍室２，冷蔵室３内の
冷気が庫外に流出しない様密封している。
その都度、ガスケット頂部１４ａが、外箱フランジ４
ａ，仕切部前板９に当接して、冷凍室２，冷蔵室３内の
冷気が庫外に流出しない様密封している。
【０００８】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
構成では、ガスケット１４の伸縮が不十分であったり、
扉の開閉によってヒンジ側のガスケット頂部１４ａが、
ヒンジ側の外箱フランジ４ａに斜めに当接するため、そ
の摩擦力によってガスケット１４が捩れたり、破れたり
し、また、密着性，伸縮性を確保するため、ガスケット
の高さを高く取らなければならないという欠点を有して
いた。
構成では、ガスケット１４の伸縮が不十分であったり、
扉の開閉によってヒンジ側のガスケット頂部１４ａが、
ヒンジ側の外箱フランジ４ａに斜めに当接するため、そ
の摩擦力によってガスケット１４が捩れたり、破れたり
し、また、密着性，伸縮性を確保するため、ガスケット
の高さを高く取らなければならないという欠点を有して
いた。
【０００９】本考案は上記欠点に鑑み、冷蔵庫の扉を開
閉してもガスケットに無理な力がかからず、捩れたり破
れたり隙間ができたりしない様にし、また、ガスケット
の高さを低くすることで見栄えの向上を図ると共に、外
部からの熱影響を小さくするものである。
閉してもガスケットに無理な力がかからず、捩れたり破
れたり隙間ができたりしない様にし、また、ガスケット
の高さを低くすることで見栄えの向上を図ると共に、外
部からの熱影響を小さくするものである。
【００１０】この目的を達成する為に本考案の冷蔵庫
は、ガスケット吸着面をヒンジポイントより内側に位置
させると共に、外箱フランジ部及びガスケットの吸着面
全周に傾斜を設けたものである。
は、ガスケット吸着面をヒンジポイントより内側に位置
させると共に、外箱フランジ部及びガスケットの吸着面
全周に傾斜を設けたものである。
【００１１】
【作用】本考案は上気した構成により、冷蔵庫の扉開閉
時、外箱フランジ面とガスケットの吸着面が傾斜面で当
接し、ガスケットに無理な力がかからず、変形したり隙
間ができたりしなくなると共に、吸着面が、外箱前面よ
り内側で当接し、従来に比べガスケットの高さを低くで
きる。
時、外箱フランジ面とガスケットの吸着面が傾斜面で当
接し、ガスケットに無理な力がかからず、変形したり隙
間ができたりしなくなると共に、吸着面が、外箱前面よ
り内側で当接し、従来に比べガスケットの高さを低くで
きる。
【００１２】
【実施例】以下、本考案の一実施例について図面を参照
しながら説明する。尚従来と同一構成については同一符
号を付しその詳細な説明を省略し、異なる部分について
のみ述べる。
しながら説明する。尚従来と同一構成については同一符
号を付しその詳細な説明を省略し、異なる部分について
のみ述べる。
【００１３】図において、外箱フランジ１７ａと仕切部
前板１８の上部１８ａ、及び下部１８ｂが、それぞれ冷
凍室２及び冷蔵室３内部に向かって傾斜やされている。
前板１８の上部１８ａ、及び下部１８ｂが、それぞれ冷
凍室２及び冷蔵室３内部に向かって傾斜やされている。
【００１４】一方扉１０の周囲に枠状に固着されたガス
ケット１９は、取付部１９ｂから頂部１９ａまでの断面
高さＡが小さくなるのを防ぐ為に特に空洞部１９ｃにフ
ォーム材２０を充填している。
ケット１９は、取付部１９ｂから頂部１９ａまでの断面
高さＡが小さくなるのを防ぐ為に特に空洞部１９ｃにフ
ォーム材２０を充填している。
【００１５】しかし頂部１９ａから外周部１９ｄに向か
って断面高低差Ｂがついているという、軟質樹脂製押出
成形品である。
って断面高低差Ｂがついているという、軟質樹脂製押出
成形品である。
【００１６】このガスケット１９は、吸着面２６がヒン
ジポイント２７より内側に位置し、その頂部１９ａ及び
外周部１９ｄを外箱フランジ１７ａ，仕切部前板１８に
当接して、冷凍室２，冷蔵室３を密封している。
ジポイント２７より内側に位置し、その頂部１９ａ及び
外周部１９ｄを外箱フランジ１７ａ，仕切部前板１８に
当接して、冷凍室２，冷蔵室３を密封している。
【００１７】また、ガスケット頂部袋２１において、外
箱フランジ１７ａに対向する横辺２２にはマグネット２
３を、仕切部前板１８の上部１８ａ、及び下部１８ｂと
対向する縦辺２４にはマグネット２５を挿入し吸着させ
ている。なお仕切部７の内部には仕切部前壁８まで断熱
材６がくまなく充填されている。
箱フランジ１７ａに対向する横辺２２にはマグネット２
３を、仕切部前板１８の上部１８ａ、及び下部１８ｂと
対向する縦辺２４にはマグネット２５を挿入し吸着させ
ている。なお仕切部７の内部には仕切部前壁８まで断熱
材６がくまなく充填されている。
【００１８】この様な構成において、扉１０がヒンジポ
イント２７を中心に回動し開閉動作を行うが、外箱フラ
ンジ４ａとガスケットのヒンジ側吸着面２６が、傾斜面
で当接することになり、開閉によってガスケットに無理
な力がかからず、捩れたり破れたり隙間が生じたりはし
ない。また、吸着面２６が外箱前面１７ｂより内側で当
接するため、外箱フランジと扉との隙間を小さくするこ
とができる。
イント２７を中心に回動し開閉動作を行うが、外箱フラ
ンジ４ａとガスケットのヒンジ側吸着面２６が、傾斜面
で当接することになり、開閉によってガスケットに無理
な力がかからず、捩れたり破れたり隙間が生じたりはし
ない。また、吸着面２６が外箱前面１７ｂより内側で当
接するため、外箱フランジと扉との隙間を小さくするこ
とができる。
【００１９】
【考案の効果】以上の説明より明らかな様に、本考案に
よると貯蔵室の外箱フランジ部とガスケットは確実に当
接させる事ができ、破れ，隙間によるヒートリークも生
じない。また外箱フランジと扉との隙間、すなわち、ガ
スケットの高さを最小限にする事ができ、ヒートリーク
低減，冷却効率，見ばえで大なる効果をもたらすもので
ある。
よると貯蔵室の外箱フランジ部とガスケットは確実に当
接させる事ができ、破れ，隙間によるヒートリークも生
じない。また外箱フランジと扉との隙間、すなわち、ガ
スケットの高さを最小限にする事ができ、ヒートリーク
低減，冷却効率，見ばえで大なる効果をもたらすもので
ある。
【図１】本考案の一実施例を示す冷蔵庫の斜視図
【図２】図１のＡ−Ａ線における断面図
【図３】図１のガスケットの断面図
【図４】図１のガスケットの立体斜視図
【図５】従来例の冷蔵庫を示す斜視図
【図６】図５のＢ−Ｂ線における断面図
６ 断熱材 １０ 扉 １６ 冷蔵庫本体 １７ 外箱 １７ａ 外箱フランジ １８ 内箱 １９ ガスケット ２７ ヒンジポイント
Claims (1)
- 【請求項１】 外箱と、内箱と、この両箱間に充填した
断熱材とからなる冷蔵庫本体と、この冷蔵庫本体の室に
備えた庫と、この扉に取付けられ周囲を密封する吸着面
が傾斜しているガスケットとよりなり、前記外箱のフラ
ンジ全周に傾斜面を設けて前記ガスケットの吸着面が外
箱前面より内側で当接することを特徴とする冷蔵庫。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990400848U JP2527982Y2 (ja) | 1990-12-18 | 1990-12-18 | 冷蔵庫 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990400848U JP2527982Y2 (ja) | 1990-12-18 | 1990-12-18 | 冷蔵庫 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0490882U JPH0490882U (ja) | 1992-08-07 |
| JP2527982Y2 true JP2527982Y2 (ja) | 1997-03-05 |
Family
ID=31879030
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1990400848U Expired - Lifetime JP2527982Y2 (ja) | 1990-12-18 | 1990-12-18 | 冷蔵庫 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2527982Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5559287U (ja) * | 1978-10-17 | 1980-04-22 | ||
| JPS5828365U (ja) * | 1981-08-17 | 1983-02-23 | 三洋自動販売機株式会社 | 自動販売機の遮熱構造 |
-
1990
- 1990-12-18 JP JP1990400848U patent/JP2527982Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0490882U (ja) | 1992-08-07 |
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