JP2000046462A - 断熱箱体 - Google Patents

断熱箱体

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JP2000046462A JP10211407A JP21140798A JP2000046462A JP 2000046462 A JP2000046462 A JP 2000046462A JP 10211407 A JP10211407 A JP 10211407A JP 21140798 A JP21140798 A JP 21140798A JP 2000046462 A JP2000046462 A JP 2000046462A
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芳夫 西本
Nobuyoshi Harakawa
信義 原川
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章 西澤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 単一の部品で構成され、加工が容易で、室内
に侵入する熱を充分に遮断して加熱することができる強
固な仕切板を備えた断熱箱体を得ること。 【解決手段】 仕切板1によって仕切られ内部が室温よ
りも低い複数の室を有する箱体本体と、各室に対応して
設けた複数の開閉扉等からなる断熱箱体であって、仕切
板1の扉側端部に仕切壁10と上下の板8,9によって
開口部を形成し、開口部の前面に後部側に脚状端辺15
cを有する意匠板15を装着して意匠板15と仕切板1
との間に空隙12を形成し、空隙12内に放熱パイプ1
9を配設した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の室を有する
冷蔵庫などの断熱箱体の仕切部の構造に係り、より詳し
くは、扉が当接する意匠板を加熱して結露を防止する仕
切板を備えた断熱箱体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】複数の室を有する冷蔵庫などの断熱箱体
は、内部に断熱材を備えた樹脂成形品である仕切板を設
け、各室間を食品などの貯蔵内容によって温度や湿度な
どの環境が異なる室に仕切って区画している。この仕切
板を設置することによって断熱箱体を強化し、特に箱体
本体の開口部側にある意匠板は、意匠面とこの意匠面に
対して直角に折り曲げた端辺を備えてコ字状の断面を形
成し、その端辺を仕切板の外殻表面層の下に配置して隠
蔽するように固定することによって、断熱箱体の強度を
向上させている。
【0003】また、意匠板は、扉に設けたパッキンと箱
体本体とが密閉状態で保持されるために、意匠板がパッ
キンの内部に備えたマグネットが吸着する磁性体である
ことが必要であり、併せて、断熱箱体の強度向上に対す
る影響が大きいことから、意匠板には低価格で高強度の
塗装鋼板が用いられている。
【0004】しかしながら、意匠板は室外に露出する部
分を有しているので、熱伝導性に優れる鋼板からなり、
仕切板の外殻表面近くに配置した意匠板の端辺には、室
外の高温域から室内の低温域に向かって熱流が生じる。
これによって、断熱箱体の断熱性能が低下するととも
に、意匠板自身の温度が外気(断熱箱体の設置雰囲気)
の露点以下に低下して、結露を生じる。
【0005】このような問題に対して、例えば、特開平
4ー103984号公報において開示された図7に示す
従来技術のように、断熱層30を備えた仕切板31の前
面部に設けた空隙内に冷凍サイクルの放熱パイプ32を
配設し、この放熱パイプ32を蓄熱層33を介して柔軟
な断熱材34で意匠板35に押圧して、この熱により意
匠板35の温度を露点以上に上昇させて結露を防止して
いる。しかしながら、意匠板35は、室内の仕切板36
の表面近くに端辺35aを配設しているので、意匠板3
5の温度が上昇して結露が防止される反面、この端辺3
5aを伝わって室内に侵入する熱流量が増加し、断熱箱
体の断熱性能が低下することになる。
【0006】このため、実開昭57ー58895号公報
および実開昭57ー79383号公報に開示された従来
技術は、意匠板の室内にある端辺を低熱伝導性の低い、
例えば樹脂成型品で構成することによって、室内外に伝
わる熱流量を低減したものである。また、実開昭57ー
177087号公報に開示された従来技術では、意匠板
の構造全体を樹脂成型品で構成し、さらに、箱体本体と
扉の密閉性を確保するために樹脂成型品上に着磁テープ
を設け、この磁気テープと扉のパッキンに備えたマグネ
ットとを密着させている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記のように構成した
仕切板を有する断熱箱体によれば、意匠板の端辺が別物
品で構成されているので変形を来しやすく、箱体強度を
低下させる。しかも、意匠板は、板金の折り曲げ加工と
端辺の樹脂の射出成形など、複数の成型方法を用いて煩
雑に行われるうえ、それらを合体させるための組立を必
要とするなどで、加工が煩雑である。
【0008】しかも、意匠板の加熱には冷凍サイクルの
放熱パイプを用いているので、加熱に要する熱量は変わ
ることがない一方で、意匠板の折り曲げ部などに断熱構
造を施して室内に侵入する熱流量を抑制しているので、
意匠板の温度が必要以上に上昇する。このため、意匠板
表面からの伝熱による端辺の温度上昇を来すことにな
り、この部分から室内に向かう熱量が増加して、断熱箱
体としての断熱性が低減する。
【0009】本発明は上記のような課題を解決するため
になされたもので、単一の部品で構成され、加工が容易
で、室内に侵入する熱を充分に遮断して加熱することが
できる強固な仕切板を備えた断熱箱体を得ることを目的
とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明にかかる断熱箱体
は、仕切板によって仕切られ内部が室温よりも低い複数
の室を有する箱体本体と、各室に対応して設けた複数の
開閉扉等からなる断熱箱体であって、仕切板の扉側端部
に仕切壁と上下の板によって開口部を形成し、開口部の
前面に後部側に脚状端辺を有する意匠板を装着して意匠
板と仕切板との間に空隙を形成し、空隙内に放熱パイプ
を配設した。また、空隙部に断熱材を充填した。
【0011】さらに、空隙部を、仕切板の仕切壁と意匠
板の脚状端辺との間に形成された第1の空隙部と、仕切
板の上下の板と意匠板の脚状端辺との間に形成された第
2の空隙部とに区画し、第1の空隙部に放熱パイプを配
設して柔軟な断熱材を充填し、第2の空隙部に硬質の断
熱材を充填した。また、放熱パイプを意匠板の表面温度
を室温近傍に設定する長さに形成した。さらに、放熱パ
イプを意匠板の前面部、または前面部と脚状端辺に接触
させて配設した。
【0012】
【発明の実施の形態】実施の形態1 図1は本発明の実施の形態1の斜視図であり、図2は図
1のa部の縦断面図、図3は図1の説明図、図4、図5
は実施の形態1の作用説明図である。図において、1は
断熱箱体である冷蔵庫の箱体本体を上下に区画する仕切
板、2,3は仕切板1の上部および下部に設けられ前面
を開口した冷凍室及び冷蔵室で、各室の開口部にはそれ
ぞれ図4に示すようにヒンジ4によって取付けた冷凍扉
5及び冷蔵扉6が開閉自在に取付けられ、各扉5,6に
はマグネットを内装したパッキンが設けられ、仕切板1
の前面に密着するようにしてある。
【0013】仕切板1は、上板8と下板9を備えた樹脂
成型品の外殻7によって構成され、仕切板1の前端部近
傍には上板8と下板9の間に立設した仕切壁10が設け
られ、仕切壁10の奥には断熱材11を充填した空間部
が形成されており、仕切壁10の扉側には前面を開口し
た空隙部12が形成されている。13は仕切板1の上板
8と下板9の先端部に設けた段部であり、仕切板1の内
壁方向に向かって段差が形成されている。14は仕切壁
10の空隙部12側の上下近傍に突設した係止部で、開
口部側に向けて突出している。
【0014】15は空隙部12の幅方向に沿って空隙部
12に蓋をするようにして取付けた意匠板で、平面状の
板の上下を180度折り曲げた後、さらにその折曲げ面
の一部を折曲げ部に対して十分な距離を隔てた位置(仕
切板1の係止部14に対応する位置)でさらに内側に9
0度折り曲げたもので、前面部15aと、前面部15a
の上下に位置した二重面からなる鍔状に張り出した張出
端部15bと、前面部15aに対して直交する一対の脚
状端辺15cとによって断面ほぼコ字状に構成され、張
出端部15bの折曲げ部は固定部15dを形成する。
【0015】そして、この意匠板15は、固定部15d
を仕切板1の段部13に当接させると共に、脚状端辺1
5cの端部を仕切板1の係止部14に当接させて、前面
部15aを空隙部12の開口部を覆うようにして配設
し、意匠板15の幅方向の両端部を冷蔵庫にネジ16で
固定することによって、仕切板1の前面に強固に取付け
られる。こうして、空隙部12は、仕切板1の仕切壁1
0と意匠板15の前面部15aと脚状端辺15cとによ
って囲まれる第1の空隙部17と、仕切板1の仕切壁1
0と上下板8,9と意匠板15の脚状端辺15cとによ
って囲まれる第2に空隙部18に区画される。
【0016】19は第1の空隙部17の幅方向に配設し
た冷凍サイクルの一部を構成する放熱パイプで、意匠板
15の前面部15aの内壁に接して配設され、低温状態
の各室2,3に向けて意匠板15から流出していく熱量
を補って、外気の露点以下になるのを防止する。なお、
放熱パイプ19は、長さを短縮した放熱パイプであり、
図3に示すように、従来の放熱パイプ32よりもその長
さを短くし、例えば、意匠板15の表面温度が室温近傍
になるような長さに短縮して構成してある。この放熱パ
イプ19によって、放熱量を抑制させ、意匠板15に当
接する上下の扉5,6のパッキンや仕切板1の外殻7の
表面を通じて各室2,3内に侵入する熱量を抑制してい
る。
【0017】20は第1の間隙部17内に充填した柔軟
な断熱材で、放熱パイプ19を意匠板15の前面部15
a方向に押圧している。21は第2の間隙部18内に充
填した硬質の断熱材で、充分な剛性を有する硬質発泡ウ
レタン、発泡セラミックスなどによって形成され、断熱
箱体の変形に伴う仕切板1と意匠板15の変形を抑制す
るようにしてある。
【0018】上記のように構成した実施の形態1の作用
を説明する。まず、放熱パイプ19によって生じる熱移
動について述べると、意匠板15の前面部15aは放熱
パイプ19に接触しているので、伝熱効率が向上し、放
熱パイプ19からの熱によって意匠板15の温度は露点
以上に上昇し、結露を防止する。この際、意匠板15を
折り返して形成した脚状端辺15cは仕切板1の外殻7
の上板8及び下板9に対して充分な距離を設けて配設し
てあるので、意匠板15の温度上昇に伴って熱流の一部
が仕切板1の外殻7の部分を透過して冷凍室2や冷蔵室
3内に侵入することはない。しかも、第2の空隙部18
に充填した硬質の断熱材21によって、第2の空隙部1
8内に対流による熱伝達が発生せず、第2の間隙部18
を貫通する熱流量は低減する。
【0019】こうして、第2の空隙部18によって、意
匠板15の脚状端辺15cと仕切板1の上下の板8,9
との間が断熱され、冷凍室2および冷蔵室3に移動する
熱流量が減少する。従来の放熱パイプ32によれば、減
少した熱流量に相当した分だけ意匠板15の温度を上昇
させるが、実施の形態1では長さを短くした放熱パイプ
19を用いているので、放熱量が抑制され、意匠板15
に当接する各扉5,6のパッキンや仕切板1の外殻7の
表面を通じて室内に侵入する熱量が抑制されて、意匠板
15の表面温度は従来と同等の露点付近となる。
【0020】次に、仕切板1の変形について述べると、
図4に示すように、上下の扉5,6を支持するために取
り付けたヒンジ4などにかかる負荷によって、冷蔵庫が
矢印の方向、すなわち手前側と反ヒンジ側のモーメント
を受けてねじれて破線で示すように変形するので、仕切
板1には曲げの変形を来す挙動が生まれる。従って、本
来は図2に示すように、第1、第2の空隙部17,18
は、仕切板1の上下の板8,9と意匠板15の脚状端辺
15cとが平行の位置関係を持つ間隙を有しているが、
図5に示すように、ずれの変形を生じようとする方向に
力が働くことになる。しかしながら、第2の空隙部18
内には硬質の断熱材21が充填されているので、変形時
に意匠板15の脚状端辺15cと仕切板1の上下の板
8,9で形成される第2の空隙部18が圧縮されるの
を、硬質の断熱材21が受け止めて変形を阻止してい
る。
【0021】実施の形態1によれば、意匠板15の温度
は露点以上に上昇され、結露が防止できる。また、意匠
板15の温度上昇に伴う熱流の一部が仕切板1の外殻7
の部分を透過して冷凍室2や冷蔵室3内に侵入すること
はない。さらに、第2の間隙部18を貫通する熱流量が
一層低減する。また、長さを短縮した放熱パイプ19を
用いたので、放熱量が抑制され、意匠板15の表面温度
を従来と同等の露点付近とすることができ、これによっ
て、意匠板15に当接する上下の扉5,6のパッキンや
仕切板1の外殻7の表面を通じて各室2,3に侵入する
熱量を抑制することができる。さらに、仕切板1に曲げ
の変形を来す挙動が生まれても、硬質の断熱材21がそ
の変形を阻止して冷蔵庫の強度が向上する。
【0022】実施の形態2 図6は本発明の実施の形態2の縦断面図である。実施の
形態1では、仕切板1の上板8と下板9の端部に段部1
3を設け、仕切壁10の空隙部12側に係止部14を設
けたが、実施の形態2ではこれらの段部13と係止部1
4を設けることなく、意匠板15を仕切板1に取付けた
ものである。すなわち、意匠板15の張出端部15bの
固定部15dを仕切板1の上下の板8,9の先端部の内
壁側にそのまま当接するとともに、脚状端辺15cの端
部を仕切壁10の面にそのまま当接させたものである。
【0023】また、実施の形態1では、放熱パイプ19
は意匠板15の前面部15aのみに接して配設したが、
実施の形態2では意匠板1の前面部15aのみならず脚
状端辺15cにも沿わせて接触させたもので、放熱パイ
プ19は仕切板1内に設けた柔軟な断熱材20に押圧さ
れて意匠板15の前面部15aと脚状端辺15cに密着
する。その他の構成、作用は、実施の形態1で示した場
合と同様なので、説明を省略する。
【0024】実施の形態2によれば、放熱パイプ19と
意匠板15との接触部分を多くしたので、放熱パイプ1
9から意匠板15に至る伝熱効率が向上する。このた
め、実施の形態1の図3に示した場合と同様に放熱パイ
プ19を短くしても、意匠板15の表面は露点以上を確
保することができる。
【0025】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
は、仕切板によって仕切られ内部が室温よりも低い複数
の室を有する箱体本体と、各室に対応して設けた複数の
開閉扉等からなる断熱箱体であって、仕切板の扉側端部
に仕切壁と上下の板によって開口部を形成し、開口部の
前面に後部側に脚状端辺を有する意匠板を装着して意匠
板と仕切板との間に空隙を形成し、空隙内に放熱パイプ
を配設したので、意匠板に結露が発生するのを防止する
熱が仕切板の外殻を通じて室内に流入するのを抑制で
き、断熱箱体の断熱性能を向上させることができる。
【0026】また、空隙部に断熱材を充填したので、仕
切板を通じて室内に侵入する熱をより一層遮断できると
ともに、断熱箱体の変形を抑制することができる。さら
に、空隙部を、仕切板の仕切壁と意匠板の脚状端辺との
間に形成された第1の空隙部と、仕切板の上下の板と意
匠板の脚状端辺との間に形成された第2の空隙部とに区
画し、第1の空隙部に放熱パイプを配設して柔軟な断熱
材を充填し、第2の空隙部に硬質の断熱材を充填したの
で、仕切板を通じて室内に侵入する熱をより一層遮断で
きるとともに、断熱箱体の変形を抑制することができ
る。
【0027】また、放熱パイプを意匠板の表面温度を室
温近傍に設定する長さに形成したので、室内に流入する
熱量が減少して意匠板の温度上昇を防止し、端辺以外か
らの熱侵入を抑制して断熱箱体の断熱性能を向上させる
ことができる。さらに、放熱パイプを意匠板の前面部、
または前面部と脚状端辺に接触させて配設したので、放
熱パイプからの熱伝達を円滑にして、効率よく意匠板の
温度を上昇させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1の斜視図である。
【図2】 図1のa部の縦断面図である。
【図3】 図1の説明図である。
【図4】 実施の形態1の作用説明図である。
【図5】 実施の形態1の他の作用説明図である。
【図6】 本発明の実施の形態2の要部の縦断面図であ
る。
【図7】 従来の断熱箱体の一例を示す縦断面図であ
る。
【符号の説明】
1 仕切板、2 冷凍室、3 冷蔵室、5 冷凍扉、6
冷蔵扉、7 外殻、8 上板、9 下板、10 仕切
壁、12 空隙部、15 意匠板、15a 前面部、1
5b 張出端部、15c 脚状端辺、17 第1の空隙
部、18 第2の空隙部、19 放熱パイプ、20 柔
軟な断熱材、21 硬質の断熱材。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西澤 章 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 加賀 邦彦 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 3L102 JA01 LB13 LC29 LC30 LC32 LE01 MA02 MB06 MB31

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 仕切板によって仕切られ内部が室温より
    も低い複数の室を有する箱体本体と、各室に対応して設
    けた複数の開閉扉等からなる断熱箱体において、 前記仕切板の扉側端部に仕切壁と上下の板によって開口
    部を形成し、該開口部の前面に後部側に脚状端辺を有す
    る意匠板を装着して該意匠板と前記仕切板との間に空隙
    を形成し、該空隙内に放熱パイプを配設したことを特徴
    とする断熱箱体。
  2. 【請求項2】 空隙部に断熱材を充填したことを特徴と
    する請求項1に記載の断熱箱体。
  3. 【請求項3】 空隙部を、仕切板の仕切壁と意匠板の脚
    状端辺との間に形成された第1の空隙部と、前記仕切板
    の上下の板と意匠板の脚状端辺との間に形成された第2
    の空隙部とに区画し、前記第1の空隙部に放熱パイプを
    配設して柔軟な断熱材を充填し、前記第2の空隙部に硬
    質の断熱材を充填したことを特徴とする請求項2記載の
    断熱箱体。
  4. 【請求項4】 放熱パイプを意匠板の表面温度を室温近
    傍に設定する長さに形成したことを特徴とする請求項1
    又は2記載の断熱箱体。
  5. 【請求項5】 放熱パイプを意匠板の前面部、または前
    面部と脚状端辺に接触させて配設したことを特徴とする
    請求項1又は2記載の断熱箱体。
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