JPS63315459A - シ−ト切断集積方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ハニカム構造を作るために１表面に帯状の接
着剤を塗布した薄いアルミ板等のシートを積み重ねるシ
ート切断集積方法に関する。

〔従来の技術〕

最近断熱材として、第６図に示すように、アルミシート
１で作られたハニカム構造が使用されている。

このハニカム構造は、第７図に示すように平坦なシート
ｌの片面に適当な間隔を明けて帯状に接着剤２を塗布し
たものを、多数、前記接着剤２の位置が交互になるよう
に積層し、且つその接着剤２によりシート間を接合し、
全体を上下に開くことにより製造することができる。

従来、接着剤を帯状に塗布したシートを第７図に示すよ
うに積層する方法としては、帯状に接着剤を塗布した長
尺のシートを大径のドラムに多数層に巻付け。

その後１円周上の１箇所を切断して平坦に延ばす方法が
知られている。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかし、かかる方法では、大径のドラムを必要とするた
め、装置が大型となるばかりでなく１円弧状のものを平
坦に延ばすものであるので、出来上がったハニカム構造
の外観が悪くなる。更に、接着剤を一定ピッチで塗布し
たシートを用いると、ドラムに巻付けたシートの内層と
外層では接着剤の位置がずれてしまい。

この点からもハニカム構造の外観が悪くなる。また。

これを防ぐには、シートに塗布する接着剤のピッチを変
える必要があるが、これは困難である。

本発明は、かかる現状に鑑みて為されたもので１表面に
一定ピッチで塗布される帯状の接着剤を存する長尺のシ
ートを切断し、且つ前記接着剤が交互になるように、該
シートを積み重ねることのできるシート切断集積方法を
提供することを目的とする。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は、接着剤をシートに対して横方向に延びる多数
の帯状に、且つ長手方向に対して一定のピッチで塗布し
てなる長尺のシートを、その長手方向に搬送し。

該シートをその長手方向に、前記ピッチの整数倍＋１／
２）ピッチの距離で次々と横方向に切断して切り離し、
切り離したシートを同一方向に次々と積み重ねることを
特徴とするシート切断集積方法を要旨とする。

〔実施例〕 以下９図面に示す本発明の詳細な説明する。

第１図は本発明のシート切断集積方法を実施するための
ハニカム製造装置を示す概略側面図、第２図はその要部
の概略平面図、第３図はその概略側面図である。

同図において、１はハニカム構造を形成するためのアル
ミシート（以下、単にシートという）２３はシート１を
繰り出す原反ロール、４はシートｌに所定のピッチで接
着剤を塗布するコーターである。５は塗布された接着剤
を乾燥させる乾燥装置、６はガイドローラ。

７はシート１を連続的に所定速度で搬送する第一搬送ロ
ーラ、８はシート１を第一搬送ローラ７に押付けるピッ
チローラ、９は上下動可能なダンサ−ローラである。

ｌＯはシート切断集積装置であり、長尺のシート１をそ
の長手方向に搬送する第二搬送ローラ１１と。

シート１を第二搬送ローラ１１に押付けるピッチローラ
１２と、第二搬送ローラ１１の下流に配置され。

シート１を横方向に切断して切り離す切断装置１３と５
更にその下流に配置され、シート１の上面を真空吸着し
て前記長手方向に搬送する吸着ベルトコンベア１４を有
している。この吸着ベルトコンベア１４は、下面に真空
吸引穴を備えた真空チャンバー１５と、真空吸引穴を有
し前記真空チャンバー１５の下面に沿って走行可能な真
空ベル１−１６と、真空チャンバー１５の両側に配置さ
れたプーリ１７等を有しており、吸着ベルトコンベア１
４の長さは、切断され集積されるシートの全長をほぼ吸
引保持しうるように設定されている。

また、シートの幅方向には、第２図に示すように、複数
個の真空チャンバー１５と真空ベルト１６が配置されて
おり、シート１の全幅を良好に保持しうるようになって
いる。なお、１８は、切断装置側のプーリ１７の下に配
置されたガイドローラである。

シート切断集積装置は、更に、吸着ベルトコンベア１４
の下方に設けられシートを集積して昇降する昇降台２０
と、昇降台２０上に集積されたシートを揃えるジョガー
２１とを有している。昇降台２０には、昇降台２０上に
集積されるシートの最上面が一定になるように、昇降台
を徐々に下降させる昇降機構（図示せず）及びその制御
装置（図示せず）が設けられている。

ジョガー２１は、昇降台２０上のシート１の両側に配置
され、互い対称に往復動するサイドジッガー２１Ａと、
シート１の先端側でシート送り方向に往復動する先端ジ
ョガー２１Ｂとからなる。なお、シート１をはさんで先
端ジョガー２１Ｂに対向する位置には、揃え板２２が定
位置に固定されて設けられている。

２３Ａ、２３Ｂは、シート１の走行路に配置されたマー
クセンサであり、シート１に塗布された接着剤の位置を
検出し、シートの搬送を停止させるための信号を出力す
る。このマークセンサ２３Ａ、２３Ｂは、第５Ａ図に示
すように、シート１の表面の接着剤２のピッチＰの１／
２だけずらせて配置されており、その出力信号は、シー
ト１を停止させるために交互に使用される。

次に、上記構成の装置による動作を説明する。

第１図において、原反ロール３からシート１が繰り出さ
れ、コーター４によって接着剤が一定ピッチで塗布され
る。第４図はコーター４を出た後のシート１を示してお
り、２はシート１に塗布された接着剤である。

第４図から良く分かるように、シートエには接着剤２が
シート１に対して横方向に延びる多数の帯状に、且つ長
手方向に対して一定のピッチＰで塗布されている。

このシート１は第一搬送ローラ７によって、常に一定速
度で搬送される。

次に、第２図、第３図において、シート１はマークセン
サ２３Ａ、２３Ｂの下を通り、第二搬送ローラ１１によ
って送り出され、シート１の先端が吸着ベルトコンベア
１４に到達すると、その吸着ベルトコンベア１４によっ
てシート上面が吸着保持され、その状態で搬送される。

マークセンサ２３Ａ、２３Ｂの下を一定長さのシートが
通過し、予め定めた所定長さ１（第４図参照）のシート
部分が切断装置１３よりも前方に搬送されると、マーク
センサ２３Ａ、２３Ｂからの信号により、第二搬送ロー
ラ１１及び吸着ベルトコンベア１４が停止し、切断袋Ｍ
１３のところのシート１を停止させ、その状態で切断装
置１３が作動してシートを切断し、切り離す、これによ
り、シート１は先端から一定長さｌの位置で切断される
。ここで、一定長さｌは、接着剤２のピッチＰの整数倍
＋１／２）ピッチに設定されている。なお、マークセン
サ２３Ａ、２３Ｂによるシート停止動作は後述する。

その後、吸着ベルトコンベア１４が切断されたシートを
吸着保持した状態で移動を開始し、シート１を搬送する
。シート１の先端が、先端ジョガー２１Ｂに接近した時
点で、真空チャンバー１５の真空が切られ。

吸着ベルトコンベア１４はシート１の保持を解除する。

これにより、シート１は吸着ベルトコンベア１４から離
れ、先端が先端ジョガー２１Ｂに突き当たって進行を止
められ、昇降台２０上に積み重ねられる。先端ジョガー
２１Ｂは送りこまれたシートの走行を止めるのみならず
、昇降台２０上のシートを揃え板２２に押付け、シート
を揃える。また、同時に両側のサイドジョガー２１Ａも
昇降台２０上のシートを揃える。

一方、吸着ベルトコンベア１４が保持したシートを解放
した後、再び真空チャンバー１５に真空が供給され、ま
た、第二搬送ローラ１１が回転を開始して。

シート１の次の部分を送り出し５吸着ベルトコンヘア１
４がその部分を吸着保持し、＊送する。以下、同様の動
作を繰り返し、第二搬送ローラ１１で繰り出されるシー
トが前記所定長さｌの位置で次々と切断され。

その方向のままで、昇降台２０上に集積され、揃えられ
る。集積中、昇降台２０はシート最上面が常に吸着ベル
トコンベア１４からのシートを受は取る最適な位置にな
るよう、その高さが制御されている。

なお１以上の動作中において、第二搬送ローラ１１は間
欠的に回転しシートを間欠的に搬送するが、コーター４
は連続的に動作を継続し、第一搬送ローラ７はシートｌ
を搬送し続けている。従って、第一搬送ローラ７と第二
搬送ローラ１１とは異なる形態でシート１を搬送するが
２両者間にダンサ−ローラ９を配置しているので、シー
ト搬送に支障を生じることはない。

次に、マークセンサ２３Ａ、２３Ｂによるシートの停止
動作を説明する。第５Ａ図において、今、一方のマーク
センサ２３Ａがある接着剤２ａの先端を検出して、この
位置でシートｌが停止しているものとする。

この時、切断装置２３は接着剤２ｂの先端位置でシート
１を切断するように位置決めされており、従って。

この位置でシート１が切断される０次に、第５Ａ図の状
態からシート１が左方向に搬送され、所定の距離ｉより
僅かに少ない量だけ移動すると、他のマークセンサ２３
Ｂが作動し、第５Ｂ図に示すように、接着剤２Ｃの先端
を検出すると、シート１を停止させる。ここで１マーク
センサ２３Ａ、２３Ｂは接着剤のピッチＰの１／２だけ
離れているので、シートｌの停止位置は第５Ａ図の停止
位置に比べ１／２）ピッチだけずれた位置となっており
、従って、シートｌは切断装置１３によって接着剤２ｄ
の先端より１／２）ピッチずれた位置で切断される。こ
のようにして、第４図のシート部分１ａが切り離され、
第５Ｃ図のように、集積される。

次に、再びシート１が搬送され、今度は、第５Ａ図に示
すようにマークセンサ２３Ａが接着剤２ａの先端を検出
した時点でシート１が停止し、切断される。かくして、
第４図のシート部分１ｂが切断され、先のシート部分ｌ
ａ上に積み重ねられる（第５Ｃ図参照）０以上の動作を
繰り返すことにより、第５０図のようにシートが集積さ
れ、且つ各シートの接着剤２の位置が互いに半ピツチず
つずれた形状となる。

第２図、第３図において、昇降台２０上に所定枚数のシ
ートが集積された後は、集積したシートを取り出し、全
体を圧縮した状態で加熱して接着剤によりシート間を接
合し、その後、全体を開くことにより、ハニカム構造を
作ることができる。

なお、上記実施例では、原反ロール３から引き出したシ
ート１にコーター４によって、接着剤を塗布し。

引き続いてそのシート１を切断し、集積するように構成
したが１本発明はこの構成に限定されず、予め接着剤を
塗布したシートの原反ロールを用意し、その原反ロール
から引き出したシートを切断し、集積するように構成し
てもよい。

〔発明の効果〕

以上の説明から明らかなように１本発明は、接着剤をシ
ートに対して横方向に延びる多数の帯状に、且つ長手方
向に対して一定のピッチで塗布してなる長尺のシートを
、その長手方向に搬送し、該シートをその長手方向に、
前記ピッチの整数倍＋１／２）ピッチの距離で次々と横
方向に切断して切り離し、切り離したシートを同一方向
に次々と積み重ねるものであるので。

シートを多数枚、その表面の接着剤が交互になるように
、積層することができ、良好なハニカム構造を作ること
ができるという効果を有するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明のシート切断集積方法を実施するための
ハニカム製造装置を示す概略側面図、第２図はその要部
の概略平面図、第３図はその概略側面図、第４図は接着
剤を塗布したシート及び切断位置を示す平面図、第５Ａ
図、第５Ｂ図はマークセンサとシートと切断装置との位
置関係を説明するための拡大側面図、第５０図は積み重
ねたシートの接着剤の位置を示すための拡大側面図、第
６図はハニカム構造を示す斜視図。 第７図はそのハニカム構造を形成するシート積層体を示
す斜視図である。 １−シート　２−・−接着剤　３・−原反ロール４・・
−コーター　７−第一搬送ローラ８・・−ピッチローラ
　９−ダンサ−ローラ１０−・−シート切断集積装置 １１・・−第二搬送ローラ　１２−・−ピッチローラ１
３−・・切ＦＴ’ＪｌｉＥ　　１４−吸着ベルトコンベ
ア１５・−・真空チャンバー　１６−真空ベルト２〇−
昇降台　２１−ジョガー ２１Ａ−・・サイドジョガー　２１Ｂ−・−先端ジョガ
ー２２・−・揃え板　２３Ａ、２３Ｂ−マークセンサ代
理人　弁理士　乗　松　恭　三 牙４図 オ６図 牙７図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 接着剤をシートに対して横方向に延びる多数の帯状に、
   且つ長手方向に対して一定のピッチで塗布してなる長尺
   のシートを、その長手方向に搬送し、該シートをその長
   手方向に、前記ピッチの整数倍＋（１／２）ピッチの距
   離で次々と横方向に切断して切り離し、切り離したシー
   トを同一方向に次々と積み重ねることを特徴とするシー
   ト切断集積方法。