JP2004043106A - 断裁排出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】断裁した枚葉物を適正に積み重ねる。
【解決手段】帯状物(1)を切断し枚葉物(1a)を得るロータリーカッター(4)と、枚葉物を吸引しつつ搬送する上吸引搬送ベルト手段(3)と、上吸引搬送ベルト手段に吸引される枚葉物の後端部を引き剥がす引剥がし部材(5)と、引き剥がされた枚葉物を吸引する低速の下吸引搬送ベルト手段(6)と、下吸引搬送ベルト手段から排出される枚葉物を積み重ねる堆積部(25)とを具備した断裁排出装置において、下吸引搬送ベルト手段の始端側ローラが吸引ローラ(22)として形成され、引剥がし部材が枚葉物の後端を吸引ローラ上に押し付け得るように配置され、堆積部上には下吸引搬送ベルト手段に搬送される枚葉物を受け取り徐々に吸引力を低下させつつ堆積部上へと搬送するコアンダ箱(30)が設置される。
【選択図】   図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ウェブ等の帯状物を走行させつつ切断し枚葉物として排出する断裁排出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
断裁排出装置は、輪転印刷機等から排出される印刷紙等の帯状物を一定長さずつ切断して枚葉物とし、これを堆積するようにしたもので、例えば特開昭50−59967号、特開平6−321401号、特許第3016245号に記載されるようなものが知られている。
【0003】
特開昭50−59967号の断裁排出装置は、ロータリーカッターにより切断された枚葉物を制動ローラにより吸引して制動し、堆積部上のコアンダ箱により吸引しつつ堆積部上へと搬送するようになっている。特開平6−321401号の断裁排出装置は、ロータリーカッターにより切断された枚葉物をフリーローラにより下搬送ベルト手段の方に押し付けて減速し、堆積部上のコアンダ箱により吸引しつつ上搬送ベルト手段で堆積部上へと搬送するようになっている。特許第3016245号の断裁排出装置は、ロータリーカッターにより切断された枚葉物を上吸引搬送ベルト手段により堆積部の上方へと搬送し、上吸引搬送ベルト手段による吸引を解くと同時に引剥がし部材により枚葉物の後端を下吸引搬送ベルト手段に吸引させて制動し、堆積部上へと落下させるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
特開昭50−59967号、特開平6−321401号、特許第3016245号に記載の断裁排出装置は堆積部上における枚葉物の落下する高さ即ち堆積部に堆積される枚葉物の上端から上吸引搬送ベルト手段やコアンダ箱に至るまでの落差が小さいので、枚葉物を適正に堆積部上に積み重ねることができる。ところが、堆積部が仮受け装置等を備える場合は上記落差が大きくなり、堆積部上に枚葉物を適正に積み上げることができなくなる。仮受け装置は、堆積部上で枚葉物が或る高さまで堆積すると、フォーク状の受け部材を上吸引搬送ベルト手段やコアンダ箱の直下へと進出させて落下する枚葉物を受け止めるようにしたもので、この仮受け装置で後続の枚葉物を受けている間にすでに堆積した枚葉物の山を機外に搬出しようというものである。
【0005】
本発明は上記落差が大きい場合でも適正に枚葉物を積み重ねることができる断裁排出装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1の発明は、帯状物(1)を切断し枚葉物(1a)を得るロータリーカッター(4)と、ロータリーカッター(4)により切断された枚葉物(1a)を吸引しつつ搬送する上吸引搬送ベルト手段(3)と、上吸引搬送ベルト手段(3)に吸引されつつ搬送される枚葉物(1a)の後端部を下方へ引き剥がす引剥がし部材(5)と、引き剥がし部材(5)により引き剥がされた枚葉物(1a)を吸引し上吸引搬送ベルト手段(3)よりも低速で搬送する下吸引搬送ベルト手段(6)と、下吸引搬送ベルト手段(6)から排出される枚葉物(1a)を積み重ねる堆積部(25)とを具備した断裁排出装置において、下吸引搬送ベルト手段(6)の始端側ローラが吸引ローラ(22)として形成され、引剥がし部材(5)が枚葉物(1a)の後端を吸引ローラ(22)上に押し付け得るように配置され、堆積部(25)上には下吸引搬送ベルト手段(6)に搬送される枚葉物(1a)を受け取り徐々に吸引力を低下させつつ堆積部(25)上へと搬送するコアンダ箱(30)が設置された断裁排出装置を採用する。
【0007】
また、請求項2の発明は、ロータリーカッター(4)と上吸引搬送ベルト手段(3)との間に、ロータリーカッター(4)で切断された枚葉物(1a)を上吸引搬送ベルト手段(3)へと搬送するコアンダ箱(15)が設けられた請求項1に記載の断裁排出装置を採用する。
【0008】
また、請求項3の発明は、上吸引搬送ベルト手段(3)が、下吸引搬送ベルト手段(6)からコアンダ箱(30)の始端へと吸引力を徐々に低下させつつ枚葉物(1a)を搬送するように形成された請求項1又は請求項2に記載の断裁排出装置を採用する。
【0009】
【実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。
【0010】
この断裁排出装置は、輪転印刷機の排出部に配置され、印刷物である帯状物1を一定長さで切断し排出し積み上げるようになっており、或いは、輪転印刷機と切り離して単独で設けられ、帯状物1に印刷、加工等を施し再びロール状に巻き取ったものを繰り出しつつ断裁するようになっている。
【0011】
断裁排出装置は、図1に示すように、帯状物1を吸引しつつ搬送する第一の吸引搬送ベルト手段2と、帯状物1をその上面から吸引しつつ搬送する第一の吸引搬送ベルト手段2よりも下流側に配置された第二の吸引搬送ベルト手段3である上吸引搬送ベルト手段と、第一と第二の吸引搬送ベルト手段2,3間に跨がった帯状物1を切断し枚葉物1aを得る両吸引搬送ベルト手段2,3間に配置されたロータリーカッター4と、第二の吸引搬送ベルト手段3に吸引された枚葉物1aの後端部を第二の吸引搬送ベルト手段3から下方へ引き剥がす引剥がし部材5と、引剥がし部材5により引き剥がされた枚葉物1aを吸引する第二の吸引搬送ベルト手段3の下方に配置された第二の吸引搬送ベルト手段3よりも低速で走行する第三の吸引搬送ベルト手段6である下吸引搬送ベルト手段とを有している。
【0012】
第一の吸引搬送ベルト手段2は、図示しない多数の通気用の小孔が長さ方向に一定ピッチで設けられた薄い強靭な無端ベルト7を備え、帯状物1をその下面から吸引しつつ図1中右方向に一定速度で送るようになっている。第一の吸引搬送ベルト手段2は、帯状物1の走行方向に沿って複数本平行に配置されている。これら第一の吸引搬送ベルト手段2は、帯状物1の下面に接触するようにその走行方向に直角な向きに配置された駆動軸8と従動軸9との間に掛け渡され、輪転印刷機から排出される帯状物1の走行速度よりやや大きな速度で走行するようになっている。また、第一の吸引搬送ベルト手段2に囲まれる箇所には吸引箱10が配置され、その図示しない吸引口がベルト7の帯状物1に接触すべき箇所にその背面から臨んでいる。吸引箱10からは図示しないダクトを介し接続されたブロアにより排気される。駆動軸8はこの断裁排出装置の図示しない左右のフレーム間に回転可能に掛け渡され、輪転印刷機の方から動力を得るようになっており、吸引箱10は上記フレームに対し固定され、従動軸9は吸引箱10に回転自在に軸支される。
【0013】
この第一の吸引搬送ベルト手段2と輪転印刷機との間には、図1に示すように、輪転印刷機から排出される帯状物1を案内するガイドローラー11、帯状物1を引っ張る第一及び第二のドローローラー12,13と、第一と第二のドローローラー12,13間で帯状物1に接するコンペンセーターローラー14とが配置されている。輪転印刷機から排出された帯状物1はガイドローラー11を経て第一のドローローラー12により引っ張られ、第二のドローローラー13によりさらに引っ張られた後第一の吸引搬送ベルト手段2に到達し、そこでさらに引っ張られてロータリーカッター4に至り切断される。帯状物1の切断は版胴の周長ごとに行う必要があり、そのため第二のドローローラー13上には、帯状物1に印刷されている適当な大きさの図柄、マーク等を選んで検出するセンサー(図示せず)が配置されている。すなわち、センサーにより検出される信号に基づきコンペンセーターローラー14が移動して第一と第二のドローローラー12,13間の帯状物1の経路の長さを加減しロータリーカッター4と帯状物1の版胴周長ピッチとの位相を合わせるようになっている。
【0014】
輪転印刷機からの帯状物1がこの断裁排出装置に入るとコンペンセーターローラー14によりその版胴ピッチとロータリーカッター4との位相合わせがなされ、第一の吸引搬送ベルト手段2はこの帯状体1を吸引しつつロータリーカッター4の方へと一定速度で送る。
【0015】
なお、第一の吸引搬送ベルト手段2は帯状物1の上面に接するように配置してもよい。また、この第一の吸引搬送ベルト手段2は省略し、帯状体1を第二のドローローラー13からロータリーカッター4に直に送り込むようにしてもよい。
【0016】
ロータリーカッター4は、第一の吸引搬送ベルト手段2により送られてくる帯状物1を印刷図柄の境界部で切断するようになっている。ロータリーカッター4は、回転刃4aと固定刃4bとを有してなるもので、固定刃4bは、第一の吸引搬送ベルト手段2から送り出される帯状物1の下面に接するように上記図示しないフレームに固定され、回転刃4aは帯状物1の上面から固定刃4bに周期的に接するように回転シリンダー上に取り付けられている。ロータリーカッター4の回転刃4aは印刷機の版胴と同一回転数で回転するようになっており、したがって帯状物1はその印刷された図柄ピッチで正確に切断されることになる。
【0017】
ロータリーカッター4と上吸引搬送ベルト手段3との間には、ロータリーカッター4で切断された枚葉物1aを上吸引搬送ベルト手段3へと搬送するコアンダ箱15が設けられる。
【0018】
図2(A)(B)に示すように、このコアンダ箱15は、細長い箱の一平面上を箱の長手方向に沿って空気が流れるように、多数の空気噴出孔15aが一平面上に形成されてなるもので、第一の吸引搬送ベルト手段2のベルト7の各々に対応して枚葉物1aの走行方向に沿うように配置される。図2(A)に示すように、コアンダ箱15内に図示しないブロワから空気が供給されると、空気が多数の空気噴出孔15aから噴出し箱の一平面に沿って枚葉物1aの送り方向に流れ、枚葉物1aはコアンダ効果によりコアンダ箱15上を第二の吸引搬送ベルト手段3の方へとバタツクことなく搬送される。このコアンダ箱15による気流に乗って帯状物1又は枚葉物1aは次の第二の吸引搬送ベルト手段3にスムーズに搬送され適正に吸着される。
【0019】
なお、コアンダ箱15は、枚葉物1aにバタツキを生じない場合は省略可能である。また、コアンダ箱15は走行する枚葉物1aの上側に配置することも可能である。
【0020】
第二の吸引搬送ベルト手段である上吸引搬送ベルト手段3は、ロータリーカッター4が帯状物1を切断する直前に帯状物1の先端を受け取って第一の吸引搬送ベルト手段2と共に引っ張り、ロータリーカッター4が帯状物1を切断するとこの切り離された枚葉物1aを図1中右方向に搬送するようになっている。上吸引搬送ベルト手段3は第一の吸引搬送ベルト手段2よりもわずかに速く駆動する。図3(B)に示すように、この上吸引搬送ベルト手段3は多数の通気用の小孔16aが穿設された薄い無端ベルト16を備え、このベルト16が帯状物1の走行方向に沿うように複数本平行に配置されている。これらのベルト16は、その下側の走行部が帯状物1及び枚葉物1aの上面に接触するように、その走行方向に直角な向きに配置された駆動軸17と従動軸18との間に掛け渡され、第一の吸引搬送ベルト手段2のベルト7の走行速度よりやや大きい速度で駆動される。駆動軸17はこの断裁排出装置の図示しない左右のフレーム間に掛け渡され、輪転印刷機からの動力で回転し、上吸引搬送ベルト手段3のベルト16を第一の吸引搬送ベルト手段2のベルト7よりやや大きい速度で走行させる。
【0021】
上吸引搬送ベルト手段3の各々のベルト16に対し、図3(A)に示すように、吸引箱19が配置され、各吸引箱19の下面に形成された吸引口19a,19b,19c,19dが上吸引搬送ベルト手段3のベルト16の枚葉物1aに接触すべき箇所にその背面から臨んでいる。吸引口19a,19b,19c,19dは枚葉物1aの走行方向に沿って順に配置され、上流から下流に向かうに連れて開口面積が小さくなるよう形成される。具体的には、吸引口19a,19b,19cは相互間で開口面積が徐々に小さくなるように穿設された長孔であり、吸引口19dは相互間で徐々にピッチが大きくなるように配列された丸孔である。このため、上吸引搬送ベルト手段3の吸引力は下流側に向かうに連れて低減し、枚葉物1aに対する拘束力を徐々に緩めることになる。各吸引箱19は図示しないブロワに接続され、ブロワによる吸引作用により排気される。
【0022】
引剥がし部材5は、図1に示すように、上吸引搬送ベルト手段3の下流側に配置されており、図4に示すように上吸引搬送ベルト手段3により搬送されて来た枚葉物1aを上吸引搬送ベルト手段3のベルト16からその下方に引き剥がす作用をする。引剥がし部材5は具体的にはブラシで構成され、図示しない左右のフレーム間に渡された駆動軸20上に上吸引搬送ベルト手段3の吸引箱19間に入るように間欠的に配置されている。引剥がし部材5はブラシの他カムのような部材で構成することもできる。引剥がし部材5は印刷機の版胴と同じ回転数で回転するようになっており、上吸引搬送ベルト手段3により枚葉物1aが搬送されて来ると、その枚葉物1aの後端部に当たり、その後端部を上吸引搬送ベルト手段3の吸引力に抗して上吸引搬送ベルト手段3のベルト16の表面から引き剥がす。この引剥がし部材5の近傍において吸引箱19の吸引口19c,19dは小さくなっているので、上吸引搬送ベルト手段3の吸引力は低下しており、枚葉物1aの後端部は上吸引搬送ベルト手段3のベルト16から容易に引き剥がされることになる。この引き剥がされた枚葉物1aの後端部は第三の吸引搬送ベルト手段6である下吸引搬送ベルト手段に受け止められ搬送される。
【0023】
なお、枚葉物1aを上吸引搬送ベルト手段3から下吸引搬送ベルト手段6へより円滑かつ確実に受け渡すには、引剥がし部材5の枚葉物1aへの当接箇所を枚葉物1aの材質、速度等に応じて若干変更するのが望ましい。そこで、引剥がし部材5の枚葉物1aに対する位相をずらせるための位相変更手段が引剥がし部材5の駆動部内に設けられている。位相変更手段は、公知の構成を採用することとし、その詳細な説明は省略する。
【0024】
下吸引搬送ベルト手段6は、図1及び図4に示すように、無端状ベルト21と、ベルト21を枚葉物1aの走行方向に張設する駆動軸22及び従動軸23とを具備する。
【0025】
下吸引搬送ベルト手段6のベルト21は、上吸引搬送ベルト手段3のベルト16と同様に、通気用の小孔が幅方向及び長さ方向に一定ピッチで多数設けられた強靭な薄いベルトであり、帯状物1の走行方向に沿って複数本平行に配置される。これらのベルト21は、枚葉物1aをその下面から受け取るように配置され、その走行方向に直角な向きに配置された始端側の駆動軸22と後端側の従動軸23との間に掛け渡され、上吸引搬送ベルト手段3のベルト16の走行速度よりも低速の例えば1/10〜1/20程度の速度で走行するようになっている。
【0026】
始端側の駆動軸22は吸引ローラとして形成され、その表面には多数の吸引孔22aが穿設される。駆動軸22は上記引剥がし部材5の真下に配置される。駆動軸22は図示しないロータリジョイントを介してブロワに連結され、吸引孔22aから空気を吸い込むことにより上吸引搬送ベルト手段3のベルト16上の枚葉物1aを吸着しようとする。図4に示すように、引剥がし部材5が上吸引搬送ベルト手段3のベルト16上から枚葉物1aを引き剥がすと、枚葉物1aの後端部が下吸引搬送ベルト手段6のベルト21を介し駆動軸22の表面に吸着される。
【0027】
また、下吸引搬送ベルト手段6の無端ベルト21に囲まれる箇所には吸引箱24が配置され、図示しないがその吸引口が下吸引搬送ベルト手段6のベルト21の上部走行路にその背面から臨んでいる。吸引口は枚葉物1aの走行方向に沿って伸びる長穴であり、下流側に向かうほどその開口面積は低減し、したがって枚葉物1aの吸引力も下流に向かうに連れ低減する。吸引箱24は図示しないブロアにより排気される。この下吸引搬送ベルト手段6のベルト21は上吸引搬送ベルト手段3のベルト16よりも低速で走行しつつ、上吸引搬送ベルト手段3から剥がされた枚葉物1aを受け取り減速せしめた上で図1に示す堆積部25のパレット26の上に排出する。
【0028】
堆積部25は、図1に示すように、チェーン27等により上下動可能に吊り下げられたパレット26を備える。パレット26は図示しない制御装置により制御され枚葉物1aの堆積量が増えるに連れて降下する。
【0029】
また、堆積部25の上部にはジョガー28a,28bと仮受け装置29とが設けられる。
【0030】
ジョガー28a,28bは、下吸引搬送ベルト手段6から枚葉物1aの山1bの上に放出された枚葉物1aに振動を加えてそれらの端縁を揃えるようになっている。
【0031】
仮受け装置29は、枚葉物1aの山1bが或る高さに到達すると、フォーク状の受け部材29aを下吸引搬送ベルト手段6の下方から枚葉物1aの山1bの上へと進出させて落下する枚葉物1aを受け止めるようにしたものである。この仮受け装置29で後続の枚葉物1aを受けている間に、すでに堆積した枚葉物1aの山1bを機外に搬出し、新たなパレット26を受け部材29aの真下へと上昇させ、受け部材29aを元の位置へと後退させてその仮受けした枚葉物1aをパレット26上に落下させる。以後前回と同様にしてパレット26上に枚葉物1aが堆積する。
【0032】
このように仮受け装置29が堆積部25に設けられる場合は、堆積部25上に仮受け装置29の受け部材29aが出入するスペースを設けなければならないので、枚葉物1aが下吸引搬送ベルト手段6から枚葉物1aの山1bの上に落下するまでの落差Hが大きくなり、単に下吸引搬送ベルト手段6から堆積部25上に枚葉物1aを放出するだけでは枚葉物1aが曲がったり折れたりし適正に積み上げることができない。
【0033】
そこで、図1に示すように、堆積部25の上方に、上吸引搬送ベルト手段3のベルト16に連なるようにコアンダ箱30が設置される。
【0034】
このコアンダ箱30は、図5に示すように、細長い箱の底面上を箱の長手方向に沿って空気が流れるように、多数の空気噴出孔30aが底面に形成されてなるもので、上吸引搬送ベルト手段3のベルト16の各々に対応して枚葉物1aの走行方向に沿うように配置される。また、空気噴出孔30aは枚葉物1aの流れの上流側から下流側に向かうに連れてピッチが大きくなるように配列され、下流に向かうに連れて空気の流速が低下するようになっている。図5(A)に示すように、コアンダ箱30内に図示しないブロワから空気が供給されると、空気が多数の空気噴出孔30aから噴出し箱の底面に沿って枚葉物1aの送り方向に流れ、枚葉物1aはコアンダ効果によりコアンダ箱30下をバタツクことなく搬送される。また、コアンダ箱30の吸引力は下流側に向かうに連れて低下するので、図6に示すように枚葉物1aの先端部が徐々に降下して前側のジョガー28aに当接する。これにより、堆積部25における上記落差Hが大きい場合でも、枚葉物1aは適正に積み重ねられる。
【0035】
コアンダ箱30は堆積部25上に水平に設置してもよいが、望ましくは図1及び図6に示すように、やや下向きに傾斜するように設置される。このため、枚葉物1aはより適正な角度で降下し前側のジョガー28aに当接する。
【0036】
次に、この断裁排出装置の一連の動作について説明する。
【0037】
ロータリーカッター4は一回転するたびに帯状物1を切断する。この切断に際して、帯状物1の先端が、切断態勢に入る前のロータリーカッター4内を通過し、上吸引搬送ベルト手段3のベルト16下に入り込んで上吸引搬送ベルト手段3の上流側に吸引される。このため、帯状物1は上吸引搬送ベルト手段3と第一の吸引搬送ベルト手段2との間で適度な力で引っ張られる。帯状物1はその直後にロータリーカッター4により切断される。
【0038】
上吸引搬送ベルト手段3のベルト16は第一の吸引搬送ベルト手段2のベルト7よりもやや高速度で走行し、そのため切り離された枚葉物1aの後端と帯状物1の先端との間には隙間が空く。これにより、先行する枚葉物1aの後端に後続の枚葉物1aの先端が衝突しないようにすることができる。
【0039】
切断された枚葉物1aが上吸引搬送ベルト手段3により下吸引搬送ベルト手段6の上方へと搬送されると、引剥がし部材5が枚葉物1aの後端部を上吸引搬送ベルト手段3のベルト16からその吸引力に抗して引き剥がし、図4に示すように、下吸引搬送ベルト手段6の駆動ローラ22上に押し付ける。枚葉物1aの後端部は駆動ローラ22の表面に倣って湾曲し、そのため後続の枚葉物1aの先端は先行する枚葉物1aの下に潜り込むことなく先行する枚葉物1aの後端部上を通過する。駆動ローラ22に吸着された枚葉物1aはベルト21上でも吸着され、減速された状態で堆積部25上に放出される。
【0040】
下吸引搬送ベルト手段6のベルト21から低速で出た枚葉物1aの先端部はコアンダ箱30により捕捉され、コアンダ箱30の底面に沿って進行する。コアンダ箱30の吸引力は箱の先端に向かうに連れて低下するので、枚葉物1aは徐々に頭を下げるようにして落下し曲がったり折れたりすることなく枚葉物1aの山1bの上に堆積する。
【0041】
枚葉物1aの山1bが或る高さに到達すると、仮受け装置29の受け部材29aが下吸引搬送ベルト手段6の下方から枚葉物1aの山1bの上へと進出し落下する枚葉物1aを受け止める。この仮受け装置29で後続の枚葉物1aを受けている間に、すでに堆積した枚葉物1aの山1bを機外に搬出し、新たなパレット26を受け部材29aの真下へと上昇させ、受け部材29aを元の位置へと後退させてその仮受けした枚葉物1aをパレット26上に落下させる。
【0042】
以後、前回と同様にしてパレット26上に枚葉物1aが堆積する。
【0043】
【発明の効果】
請求項1の発明によれば、帯状物を切断し枚葉物を得るロータリーカッターと、ロータリーカッターにより切断された枚葉物を吸引しつつ搬送する上吸引搬送ベルト手段と、上吸引搬送ベルト手段に吸引されつつ搬送される枚葉物の後端部を下方へ引き剥がす引剥がし部材と、引き剥がし部材により引き剥がされた枚葉物を吸引し上吸引搬送ベルト手段よりも低速で搬送する下吸引搬送ベルト手段と、下吸引搬送ベルト手段から排出される枚葉物を受け取って積み重ねる堆積部とを具備した断裁排出装置において、上記下吸引搬送ベルト手段の始端側ローラが吸引ローラとして形成され、上記引剥がし部材が枚葉物の後端を吸引ローラ上に押し付け得るように配置され、上記堆積部上には下吸引搬送ベルト手段に搬送される枚葉物を受け取り徐々に吸引力を低下させつつ堆積部上へと搬送するコアンダ箱が設置された断裁排出装置であるから、枚葉物は適度な制動力を加えられ減速した状態で堆積部上のコアンダ箱に至り、コアンダ箱は枚葉物の進行方向に対し徐々に吸引力を低下させる。従って、枚葉物は適度な速度及び姿勢で堆積部上に落下し、落差が大きくとも堆積部上に適正に堆積する。
【0044】
請求項2の発明によれば、請求項1に記載の断裁排出装置において、ロータリーカッターと上吸引搬送ベルト手段との間に、ロータリーカッターで切断された枚葉物を上吸引搬送ベルト手段へと搬送するコアンダ箱が設けられた断裁排出装置であるから、枚葉物はコアンダ箱によりバタツキを抑制された状態で上吸引搬送ベルト手段に吸着されひいては下吸引搬送ベルト手段、堆積部へと適正に搬送される。
【0045】
請求項3の発明によれば、請求項1又は請求項2に記載の断裁排出装置において、上吸引搬送ベルト手段は、下吸引搬送ベルト手段からコアンダ箱の始端へと吸引力を徐々に低下させつつ枚葉物を搬送するように形成された断裁排出装置であるから、枚葉物は下吸引搬送ベルト手段からコアンダ箱へと円滑に移行し、堆積部上に適正に積み重なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る断裁排出装置の全体の立面図である。
【図2】(A)は断裁排出装置のロータリーカッター側に配置されるコアンダ箱の垂直断面図、(B)は平面図である。
【図3】(A)は断裁排出装置における上吸引搬送ベルト手段の吸引箱の底面図、(B)は搬送ベルト手段の部分切欠平面図である。
【図4】断裁排出装置の引剥がし部材及び下吸引搬送ベルト手段を示す部分切欠図である。
【図5】(A)は断裁排出装置の堆積部上に配置されるコアンダ箱の垂直断面図、(B)は底面図である。
【図6】断裁排出装置の堆積部を示す立面図である。
【符号の説明】
1…帯状物
1a…枚葉物
3…上吸引搬送ベルト手段
4…ロータリーカッター
5…引剥がし部材
6…下吸引搬送ベルト手段
15,30…コアンダ箱
22…吸引ローラ
25…堆積部

Claims (3)

  1. 帯状物を切断し枚葉物を得るロータリーカッターと、ロータリーカッターにより切断された枚葉物を吸引しつつ搬送する上吸引搬送ベルト手段と、上吸引搬送ベルト手段に吸引されつつ搬送される枚葉物の後端部を下方へ引き剥がす引剥がし部材と、引き剥がし部材により引き剥がされた枚葉物を吸引し上吸引搬送ベルト手段よりも低速で搬送する下吸引搬送ベルト手段と、下吸引搬送ベルト手段から排出される枚葉物を積み重ねる堆積部とを具備した断裁排出装置において、下吸引搬送ベルト手段の始端側ローラが吸引ローラとして形成され、引剥がし部材が枚葉物の後端を吸引ローラ上に押し付け得るように配置され、堆積部上には下吸引搬送ベルト手段に搬送される枚葉物を受け取り徐々に吸引力を低下させつつ堆積部上へと搬送するコアンダ箱が設置されたことを特徴とする断裁排出装置。
  2. 請求項1に記載の断裁排出装置において、ロータリーカッターと上吸引搬送ベルト手段との間に、ロータリーカッターで切断された枚葉物を上吸引搬送ベルト手段へと搬送するコアンダ箱が設けられたことを特徴とする断裁排出装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の断裁排出装置において、上吸引搬送ベルト手段は、下吸引搬送ベルト手段上からコアンダ箱の始端へと吸引力を徐々に低下させつつ枚葉物を搬送するように形成されたことを特徴とする断裁排出装置。
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