JPS63298255A - 両面コピ−作製方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （１）　　技術分野 この発明はデジタル複写機、ファクシミリ、プリンタな
どの分野に適用される両面コピー作製方法に関するもの
である。

（２）従来技術 従来のこの種の両面コピー作製方法として知られる技術
は、両面コピーされるべき原稿画像の一方の面を転写紙
の片面にコピー後、転写紙を反転し、転写紙の反対面に
画像の他方の面をコピーして、両面コピーとなすもので
あり、転写紙の反転機構を必要とし、複写機等の構成上
複雑化を免れず、しいてはジャム等の事故の発生も懸念
されるほか、一般に高価とならざるを得ないという欠点
がある。

（３）　　　目　　　　　的 この発明の目的は、上記従来のもののもつ欠点を排除し
、転写紙を反転することなく、簡単な構成により両面コ
ピーを得るための方法を提供することにある。

（４）構　成 前記の目的を達成するため、この発明は感光体ドラムを
有する画像形成ユニットを転写搬送ベルトの周囲に配置
し、両面コピーされるべき画像の一方の面の画像を、前
記転写搬送ベルト上に転写したとき鏡像となるようにし
て前記感光体ドラム上に形成し、この感光体ドラム上の
画像を転写搬送ベルト上に転写し、この転写トナー像の
極性をコロナ放電により反転させた後、この転写像の上
に転写紙を重ね１両面コピーされるべき画像の他方の面
の画像を通常の転写型の像として前記感光体ドラム上に
形成し、この画像を転写搬送ベルト上の転写紙に転写す
ると同時に、この転写紙裏面に転写搬送ベルト上の画像
を転写することにより両面コピーを作製することを特徴
とするものである。

以下、この発明の好適な一実施例を図面を参照して説明
する。

この実施例は４ドラム型のディジタルカラー複写機を示
し、図面において２は転写搬送ベルトを示し、プーリー
４，６間に巻装されている。これらプーリーの中の−っ
には駆動力が与えられるようになっていて、この駆動力
により転写搬送ベルト２は矢印方向に回動される。また
、ベルト２の中間位置にはテンションプーリ８が設けで
ある。

転写搬送ベルト２は誘電体からできていて、その周囲に
はベルト除電器１０．ベルトクリーニング装＠１２、給
紙部１４１画像形成ユニット１６、、１８．２０．２２
および排紙ガイド２４等が配置されている。

前記各部材の中、ベルトクリーニング装置１２は適宜の
手段により転写搬送ベルト２に対して矢印で示す如く接
離自在である。また、各画像形成ユニット１６．１８．
２０．２２はそれぞれ感光体ドラム１００を有し、その
周囲に帯電器１０２、現像器１０４、クリーニング装置
１０５を有している。そして、各感光体ドラム１００と
対向して転写搬送ベルト２の内側には転写帯電器１０８
がそれぞれ配置されている。

なお、画像形成ユニット１６はイエロー、画像形成ユニ
ット１８はマゼンタ、画像形成ユニット２０はシアン、
画像形成ユニット２２はブラックの各色画像を専用に形
成するためのものであり、各現像器１０４にはそれぞれ
の色のトナニが収容されている。

さらに、画像形成ユニットに対応して、帯電器１０２と
現像器１０４との間の感光体ドラム１００上方部ニハレ
ーザー光学系１１６．１１８．１２０゜１２２がそれぞ
れ配置されている。

これらの各レーザー光学系は、図示を省略した原稿画像
読取装置に読み取られた画像を。

これも図示していないイメージプロセッサ一部で色補正
１階調補正ＵＣＲ（下色除去）、左右反転等の画像処理
を行ない、それぞれ、イエロー、マゼンタ、シアン、ブ
ラックの各信号成分によりレーザービームを出力して感
光体上に露光を行なうものである。光源としテハ、レー
ザーに限らず、ＬＥＤ、　ＬＣＤ、　ＬＣＳ等を用いる
こともできる。

このような複写機において、両面コピーは次の手順で実
行される。

先ず、複写動作開始と同時に各画像形成ユニット１６．
１８．２０．２２の感光体ドラム１００はそれぞれ回転
を始め、除電、クリーニングが行なわれる。同時に、転
写搬送ベルト２も感光体ドラム１００の回転に従動して
回動を開始し、ベルト除電器１０で除電されてからベル
トクリーニング装置１２によりクリ−ニングされ、両面
コピーされるべき画像の一方の面の画像（以下、第１の
画像という）の作像行程に入る。なお、上記クリーニン
グ態位ではベルトクリーニング装置１２は転写搬送ベル
ト２に接している。

第１の画像は、図示していない原稿画像読取装置により
読み取られ、イメージプロセッサーにより、イエロー、
マゼンタ、シアン、ブラックの各信号成分ごとに画像処
理が行なわれ、各画像形成ユニットの感光体ドラム１０
０上に各色成分のトナー像が形成される。

次に、各感光体ドラム１００上のトナー像は、転写搬送
ベルト２の回動につれて、各転写帯電器１０８により順
次、当該転写搬送ベルト２上の同じ場所に位置を合わせ
て転写される。

従って、転写時には感光体ドラム１０Ｇの転写搬送ベル
ト２が近接するように画像形成ユニットまたは転写搬送
ベルトが適宜の手段で移動させられる。

このときに、転写搬送ベルト２上の第１の画像は鏡像と
なっていなければならず、従って転写前における感光体
ドラム１００上では正像となるようにイメージプロセッ
サーで処理されて画像露光が行なわれるものとする。

こうして、第１の画像が転写搬送ベルト２上に転写され
ると、両面コピーされるべき画像の他方の面の画像（以
下、第２の画像という）の読み取りおよび画像処理が行
なわれる。

なお、この第２の画像の読取処理は第１の画像の処理に
続けて行ない、メモリーしておいて転写搬送ベルト２上
への第１の画像の転写に続けて次に述べる如く第２の画
像形成行程として行なうこともできる。

さて、転写搬送ベルト２上の第１の画像がベルト除電器
ｌＯを通過するとき、このベルト除電器は第１の画像の
トナー極性をコロナ放電により反転させる機能を有し、
これによって、第１の画像は極性が反転されてからベル
トクリーニング装置１２を通過する。

ただし、このベルトクリーニング装置１２を通過する際
、予めクリーニング装［１２はタイミングをとってベル
トから離れるようにしてあり、よって第１の画像はクリ
ーニングされることなく給紙部１４に到達する。

給紙部１４からは、転写搬送ベルト２上の第１の画像と
位置を合わせて転写紙（図示されず）が送り出され、第
１の画像上に重ねられる。

しかる後、該転写紙はベルトと共に各画像形成ユニット
１６．１８．２０．２２を順次通過し。

その際に第２の画像を構成するイエロー、マゼンタ、シ
アン、ブラックの各成分の像が順次位置合せされて転写
紙上に転写される。

ここで、第２の画像は転写紙上で正像とならねばならず
、従って転写紙に転写される以前の感光体ドラム１００
上では鏡像となるように画像処理して形成されている。

このようにして、転写紙上面には第２の画像が転写され
、同時に転写紙裏面には極性が反転された転写搬送ベル
ト２上の第１のトナー像が転写される。その後、転写紙
はベルトから分離されて排紙ガイド２４を経て定着器２
６に至る。

この段階で転写紙の上面には第２の画像、裏面には第１
の画像が形成されている。そして、定着器２６を通過す
ることにより転写紙は定理処理され、両面コピーが得ら
れる。

一方、転写紙を分離後の転写搬送ベルト２はベルト除電
器ｌＯによりクリーニング前除電されてからベルトに近
接した状態に移行したベルトクリーニング装置１２部を
通過する際に残留トナーを除去されて複写行程を終了し
、次の画像形成に備えられる。

このように、転写紙は転写搬送ベルト２上を通過するだ
けで両面コピーを得ることができる。

前記実施例では４ドラム型のディジタルカラー複写機を
示したが、これに限らず１ドラム型の白黒ディジタル複
写機や、２ドラム型のディジタル複写機等であってもこ
の発明を適用することができる。

（５）効　果 この発明は前記のようであって、転写紙の反転機構など
複雑な構成を何ら要することなく、安価に、かつ簡単に
両面コピーを得ることができるという優れた効果がある
。

【図面の簡単な説明】

図面はこの発明の一実施例を示す複写機の概略構成図で
ある。 ２・・・転写搬送ベルト １６．１８，２０．２２・・・画像形成ユニット１００
・・・感光体ドラム

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、感光体ドラムを有する画像形成ユニットを転写搬送
   ベルトの周囲に配置し、両面コピーされるべき画像の一
   方の面の画像を、前記転写搬送ベルト上に転写したとき
   鏡像となるようにして前記感光体ドラム上に形成し、こ
   の感光体ドラム上の画像を転写搬送ベルト上に転写し、
   この転写トナー像の極性をコロナ放電により反転させた
   後、この転写像の上に転写紙を重ね、両面コピーされる
   べき画像の他方の面の画像を通常の転写型の像として前
   記感光体ドラム上に形成し、この画像を転写搬送ベルト
   上の転写紙に転写すると同時に、この転写紙裏面に転写
   搬送ベルト上の画像を転写することにより両面コピーを
   作製することを特徴とする両面コピー作製方法。