JPS61151561A

JPS61151561A - 多色電子写真複写機

Info

Publication number: JPS61151561A
Application number: JP59272787A
Authority: JP
Inventors: Toyoji Ishikawa; 豊治石川
Original assignee: Ricoh Co Ltd
Current assignee: Ricoh Co Ltd
Priority date: 1984-12-26
Filing date: 1984-12-26
Publication date: 1986-07-10

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】技術分野この発明は色分解像重畳転写方式の多色電子写真複写機
に関する。

従来技術多色電子写真複写機としては、色分解像重畳転写方式の
ものがよく知られている。この方式の典型的な３色分解
像重畳転Ｔ式の多色電子写真複写機の概要を第７図によ
り説明する。複写機本体１の頂板に設けられたコンタク
トガラス２上に載置された原稿は、露光ラング４により
照明され、その反射光は第１ミラー５、第２ミラー６、
第３ミラー７、結像し／ズ８、第４ミラー９より成る露
光々学系により、感光体ドラム感光体に結像する。

露光ランプ４と第１ミラー５とは一体に原稿と平行に一
定の速度■で移動し、第２．第３ミラー６゜７は一体に
ｖ／２の速度で同期して移動し、感光体ドラム１０は引
速Ｖで回転することにより露光走査が行なわれ、感光体
ドラム１０上に原稿画像に対応した静電潜像が形成され
る。露光々路の途中には、光の３原色である青、緑、赤
の３色の色分解フィルタＩＩＢ　＋　ＩＩＱ　、　ＩＩ
Ｒが切換えて光路に挿入可能な如く回転するフィルター
ユニット１１が設けられており、感光体ドラム１０を３
回転させ、スキャナを３往復させて３回露光走査を行な
い、その−回毎に各分解フィルタＩＩＢ　＋　ＩＩＧ　
＋　１１１を切換えて元請に挿入し、原稿の色分解光像
を感光体ドラム１０上に順次露光し、異る３つの潜像を
順次感光体上に形成する。

感光体ドラム１０の周囲には露光位置に引続いて減色法
の３原色であるイエロー、マゼンタ、シアンの３色のト
ナーご夫々含む現像剤を有する現像器１２．１３．１４
が順次配設されており、青、緑、赤色フィルタＩＩＢ　
、Ｉｌｃ　＋　ＩＩＲｆ透した光線で夫々形成された潜
像は夫々フィルターの色の補色であるイエロー、マゼン
タ、シアン色の現像剤で現像され、その色のトナー像が
感光体上に形成される。各色トナー像は、３つの現像器
の後の位置で感光体ドラムｌＯに接して設けられた転写
ドラム１５に、給紙部１６より給紙され、転写ドラム１
５に設けられたクランプぐ１８で先端をクランプされて
転写ドラム１５に巻着された転写紙１７上に転写チャー
ジャ１９０作用により順次重ね合せて転写される。３色
のトナー像の転写が完了すると、クランＩぐ１８が開き
、転写紙は図示せぬ分離チャージャ、分離爪によって転
写ドラム１５より分離され定着装置２０に送られて定着
され念後、排紙トレイ２１に排出され、原稿に対応した
コピーが作成される。

変倍複写を行なう場合は、倍率ｍに応じてレンズ８及び
第２．第３ミラー６．７を所定量変位させ、倍率ｍに反
比例した速度でスキャナを移動させることにより所要の
倍率のコピーが作られる。

又、白黒原稿のコピーを能率よく行ない、カラーコピー
のコントラストを向上させる目的で、上記の３色の現像
器の他に黒色現像器を設け、カラー複写時には４回露光
を行なう４色分解方式のカラー複写機も知られている。

黒現像を行なう作像時にはフィルターとしてＮＤフィル
タ又又貸黄色フィルタ用いられる。

さて、上記の如く、ドラム感光体を用いて１回の作像毎
に１回転させるようにした多色複写機では、３個乃至４
個の現像器１２，１３．１４を感光体゛ドラム１０の周
囲の露光位置と転写位置との間に配置しなくてはならな
い。そのため、各色現像器毎に形状、構造？変えなけれ
ばならずコスト高につき、又現像条件も変ってぐる。又
、上流側のトナーが下流側に飛散し混色の原因となる。

現像器を４個設ける場合は条件は更に悪くなる。

そこで、感光体ドラムの直径を大きくして、３個乃至４
個の画像セグメントを１つの感光体ドラムの局面に形成
し、３乃至４回の露光走査に対して感光体ドラムを１回
転させ、転写ドラムを３乃至４回転させるようにして重
畳転写を行なうようにした多色複写機も提案されている
。しかし、現像器の配置は容易になるが、各現像器の形
状構造を同じにすることはできず、父上流側トナーの飛
散による混色の問題は残り、さらに感光体ドラムの直径
が大きくなることにより、装置全体が大型化する欠点が
ある。

本発明者は、従来の色分解像重畳転写方式多色電子写真
複写機の上述の欠点企解消する目的で、第８図に示す妬
く、感光体をローラ群４０，４１　＋４１ａ、４１ｂに
掛は渡した無端ベルト状感光体３０とし、各現像器によ
る現像位置に対応する面が１つの概ね水平な平面になる
ようにし、イエロー、マゼンタ、シアン及び黒色の現像
剤を夫々有する各現像器３１．３２．３３１３４が同じ
形状構造Ｍ作られ、それらの現像スリーブ３１ａ、３２
ａ＋３３ａ、３４ａが上記感光体ベルト３ｏの平面部に
接するようにして順に配列した装置分提案した。

その他の構成は第７図に示す従来の装置と同様である。

したがって同一の部材には同一の符号が付されている。

なお、図中３５は帯電チャージャ、３６はイレーザ、３
７はクリーニング装置、３８は＠屯チャージャである。

、　　このように構成したことにより、現像器３１゜３
２．３３．３４の配置が容易になり、かつ同じ形状、構
造にすることができるので現像条件が均一になり、コス
トの面でも有利になる。又、４っの現像位置は水平な一
平面内に配置されるので上流側のトナーが下流側に飛散
して混色？招くことも防止きれる。又、感光体の局長１
長くすることができるにも拘らず、形状を偏平にするこ
とにより複写機の高さを低く＼することができ、小型化
を達成することができる。

ところで、ａｈの現像器を１つの感光体の周囲に配設し
、色分解光により形成された硬数の潜像を順次、異る色
の現像剤を有する現像器で夫々現像するようにした従来
の多色電子写真複写機では、各色の現像を行なう際他の
色の現像器のトナーが付着しないように、現像を行なう
色の現像剤のみが感光体に接触し、他の現像器の現像剤
分感光体から隔離するようにしなければならない。現像
剤を感光体から隔離する方法としては、イ）現像スリーブ上への現像剤の供給を停止する方法。

口）現像器？全体として感光体から離す方法。

ハ）感光体とスリーブとの間にシャッタ部材？挿入する
方法。

等があるが、いずれも感光体の位置はそのま＼に保って
電磁クラッチ等を用いてスリーブの回転方向の切換えあ
るいは停止を制御しているため、コストが高くつき、短
時間内に穂切りが達成される確度等、機能面でも十分満
足できるものではなかった。

目　　　的本発明は、従来の色分解像重畳転写方式多色電子写真複
写機の現像剤と感光体との隔離に関する上述の欠点にか
んがみ、本発明者が提案した如くフレキシブルな無端ベ
ルト状感光体を使用することにより、現像器側はそのま
＼にして感光体側で現像剤との離接を行ない、容易かつ
確実な現像剤と感光体との離接を可能とした多色電子写
真複写機を提供することを目的とする。

構　　成本発明は上記目的２達ｔｔ−ｇせるため、各現像器の現
像スリーブと感光体の平面部とが間隙を保つ如く現像器
が配置され、各現像器の現像スリーブに対向して１感光
体ベルトの裏側に感光体ベルトを押圧及び解除して感光
体ベルトを対応する現像スリーブにイミングと同期して
、現像が行なわれる現像器に対応する押圧部材により感
光体ベルト２当該現像器の現像スリーブに接触させるよ
うにしたことを特徴とする。

以下、本発明をその実施例２示す図面に基いて詳細に説
明する。

第１図は、本発明者が提案した第８図に示す多色複写機
に本発明を適用した実施例の感光体ベルトと現像器とを
示す図である。

ベルト感光体３０とこれを巻き掛ける駆動ローラ４Ｑ、
従動ローラ４１．４１ａ、４１ｂ及びこれらローラご軸
支するフレーム４２によりベルト感光体ユニソ）Ｂが構
成されている。駆動ローラ４０と従動ローラ４１との間
に一直線に張られたとした場合の感光体ベルト３０とイ
エロー、マゼンタ、シアン、黒の各現像器３１．３２，
３３゜３４の現像スリーブ３１ａ、３２ａ＋３３ａ＋３
４ａの夫々との間隙が所定のギャップ（ＰＧ　）になる
ように各現像器の位置がきめられ現像ステーションＤに
固定されている。上記のギャップＰ　Ｇは１乃至３訪程
度とすることが適当である。

各現像器の現像スリーブ３１　ａ　＋３２ａ＋３３ａ　
＋３４ａと感光体ベルト３０２間に挾んで対向する位置
に押圧部材３１ｂ、３２ｂ、３３ｂ、３４ｂが設けられ
ている。押圧部材はフレーム４２に一端を軸支ぢれたア
ーム４４の先端に押圧コロ４５を取付けて構成されてお
り、ソレノイド、カム等により押圧フロ４５が感光体ベ
ルト３０の裏面から離れた待機位置と、押圧コロが感光
体ベルト３０の裏面を押圧して、その部分の表面を対向
する現像スリーブに接触させる作動位置との間に変位可
能となっている。すべての押圧部材３１ｂ、３２ｂ。

３３ｂ、３４ｂが待機位置にある場合に感光体ベルト３
０の張力がなくなると感光体ベルト３０は駆動ローラ４
０との間の摩擦力がなくなり回動できなくなるので、駆
動ローラ４０と従動ローラ４１との間で各現像スリーブ
に対向する部分から離れた位置で前記の押圧部材と同様
の構成の張力部材４３が設けられており、第２図に示す
如く、押圧部材のいずれか１つが作動位置にある場合は
待□位置に退避し、第１図に示す如く、押圧部材のいず
れもが待機位置にある場合は張力部材４３は作動位置に
変位して感光体ベルト３０を押圧し、所要の張力を維持
するようにされている。

第２図は現像開始時の状態を示し、例えばイエロー色の
現像器３１が動作を開始し、その現像スリーブ３１ａが
矢印の方向に回転を開始し、これと同期してこれに対向
する押圧部材３１ｂが待機位置より作動位置に変位し、
感光体ベル）３０の裏面ご押圧し、その部分の表面を現
像スリーブ３１ａに圧接させる。その結果、感光体ベル
）３０と現像スリーブ３１ａ上のイエロー現像剤とのギ
ャップは０ｍ１Ｉ状態となり、適正な現像機能゛を発揮
するっこの状態で駆動ローラ４０と従動ローラ４１との
間の感光体ベルト３０は押圧部材３１ｂで押圧された点
牙頂点とする山形になり、感光体ベルト３０と他の現像
器の現像スリーブ３２ａ＊３３ａ＋３４ａとの間には間
隙ができる。したがって、イエロー現像器３１が現像し
ている間、他の現像器３２．３３．３４は休止していて
も、回動して現像剤が攪拌され、汲上げられていても差
支えない。

以下、マゼンタ、シアン、黒の各色の現像に際しても同
様現像すべき色の現像器に対応する押圧部材のみが同期
して作動位置に変位し、他のものは感光体ベルト３０か
ら離間し、現像する色の現像器の現像スリーブと感光体
ベルトのみが接１致し現像が行なわれる。

所要の各色の現像が終了すると再び第１図に示す状態と
なり、現像プロセスは完了する。

押圧部材Ｆｉ第】図、第２図に示したようなレバー４４
の先に押圧コロ４５１設けた構成のほか、第３図に示す
始く、押圧部で彎曲させた板４６２回＃可能にフレーム
に取付けたものや、第４図に示す如くフレームに設けた
軸の回りに回動可能なカム４７で押圧部材４８２押圧す
るようにした構造等も利用可能である。

これらの押圧部材の押圧部にクリーニングパッドクリー
ニングローラ４９を貼り付けておけば、押圧する度に、
感光体ベル）３０の裏面がクリーニングされ、感光体ベ
ルト３０の裏面に付着したトナー、紙粉等の埃が除去さ
れ、駆動ローラ４０とのスリップが防止される。

効　　果以上の如く、本発明によれば、現像すべき色の現像器の
現像スリーブ上の現像剤と感光体ベルトとのギャップの
みを零にすることができ、これによって感光体と現像剤
の接離が確実にでき、各色の混色を確実に防止すること
ができる。又、本発明では感光体ユニット側で現像剤と
感光体との接離動作を行なうようにしたので、各色現像
器の現像スリーブの停止、逆転操作が不要となり、装置
のコスト牙低減することができる。さらに、一般的にカ
ラー用トナーは帯電しにくいが、本発明の装置では各現
像ユニットが常時回転していても差支えないので、帯電
が安定して得られる利点もある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例の多色複写機の感光体ユニット
と現像器とを示す断面図で、非現像時の状態を示す■、
第２図はその現像時の状態の一列を示す断面図、第３図
及び第４図は感光体ベルト押圧部材の変形実施例を示す
断面図、第５図及び第６図は押圧部材の押工面にクリー
ニング羽部材？設けた実施例を示す断ＵｆＪ図を含む側
面図、第７図は従来の色分解像重畳転写方式多色複写機
の構成の１例を示す断面図、第８図は本発明者が別途提
案した本発明を適用するのに適した多色複写機の１例？
示す断面図である。３・・・原稿、３０・・・無端ベルト状感光体、３１〜
３４・・・現像器、３１ａ〜３４ａ・・・現像スリーブ（現像部材）、３１
ｂ〜３４ｂ・・・押圧部材、４０・・・、駆動ローラ、４１・・・従動ローラ、４２
・・・感光体ユニットフレーム、４３・・・張力部材、４９・・・クリーニング部材第１
図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）原稿の色分解光像を１つの感光体上に順次露光し
て形成された各分解光に対応する潜像の夫夫を、互いに
異なる色の現像剤を夫々保有する現像器の夫々１つで順
に現像し、形成された異なる色のトナー像を同一転写紙
上に重畳転写してカラーコピーを作成する多色電子写真
複写機であつて、上記の感光体は上記各現像器の現像部
材に対向する面が１つの平面をなす如く複数のローラに
張設された無端ベルト状感光体であり、上記各現像器は
夫々の現像部材を上記ベルト状感光体の１つの平面をな
す部分に対向させて順次配設されているものにおいて、
各現像器の現像部材は、上記感光体の上記平面部分が平
面状となつている時に、感光体と間隙を保つ如く配置さ
れ、各現像器の現像部材に対向する感光体ベルトの裏側
には該感光体ベルトを押圧及び解除して対応する現像部
材に感光体を接離させる押圧部材を設け、各色現像器毎
の現像タイミングと同期して、現像が行なわれる現像器
に対応する押圧部材により感光体ベルトを当該現像器の
現像部材に接触させるようにしたことを特徴とする多色
電子写真複写装置。
（２）上記のベルト状感光体の裏面側の各現像器の現像
部材に対向する部分以外の部分に接離しベルト感光体に
張力を付与する張力部材を設け、該張力部材は上記押圧
部材のいずれか１つが作動した場合これと同期して感光
体ベルトより離間し、押圧部材が離間した場合感光体ベ
ルトを押圧して常に感光体ベルトの張力を保持するよう
にしたことを特徴とする特許請求の範囲第１項に記載の
多色電子写真複写機。
（３）上記の押圧部材の感光体ベルト裏面に接触する部
材にクリーニング部材を設けたことを特徴とする特許請
求の範囲第１項に記載の多色電子写真複写機。