JPS6328709Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6328709Y2 JPS6328709Y2 JP17455683U JP17455683U JPS6328709Y2 JP S6328709 Y2 JPS6328709 Y2 JP S6328709Y2 JP 17455683 U JP17455683 U JP 17455683U JP 17455683 U JP17455683 U JP 17455683U JP S6328709 Y2 JPS6328709 Y2 JP S6328709Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- opening
- section
- box
- bulkhead
- shaped cross
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 claims description 8
- 239000000725 suspension Substances 0.000 claims description 8
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Seats For Vehicles (AREA)
- Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は自動車のリヤバルクヘツド部構造に関
するものである。
するものである。
自動車において、リヤバルクヘツドの中央部分
を開口させて該開口部にて後方のトランクルーム
とその前方の車室内側とを連通させ、該開口部を
リヤシートのバツクレストにて覆うようにした所
謂トランクスルーリヤシート採用車は既に開発さ
れ(例えば実開昭56−98632号公報、実開昭56−
138732号公報等参照)一般に用いられている。
を開口させて該開口部にて後方のトランクルーム
とその前方の車室内側とを連通させ、該開口部を
リヤシートのバツクレストにて覆うようにした所
謂トランクスルーリヤシート採用車は既に開発さ
れ(例えば実開昭56−98632号公報、実開昭56−
138732号公報等参照)一般に用いられている。
本考案は上記のようなトランクスルーリヤシー
ト採用車において、リヤバルクヘツドをボツクス
構造のアーチ型に構成し、該ボツクス構造をリヤ
ホイールエプロンのリヤサスペンシヨンダンパ取
付部附近の上面部に組付けることにより、リヤバ
ルクヘツド部の開口部の開口面積増大を可能と
し、又車体の捩り剛性の向上をはかると共にリヤ
ホイールエプロンの強度向上、それに伴なう振
動、騒音の低減をはかり得るようにしたもので、
以下本考案の詳細を図示実施例を参照して説明す
る。
ト採用車において、リヤバルクヘツドをボツクス
構造のアーチ型に構成し、該ボツクス構造をリヤ
ホイールエプロンのリヤサスペンシヨンダンパ取
付部附近の上面部に組付けることにより、リヤバ
ルクヘツド部の開口部の開口面積増大を可能と
し、又車体の捩り剛性の向上をはかると共にリヤ
ホイールエプロンの強度向上、それに伴なう振
動、騒音の低減をはかり得るようにしたもので、
以下本考案の詳細を図示実施例を参照して説明す
る。
図において1はリヤフロア、2はリヤバルクヘ
ツド、3は該リヤバルクヘツド2の上端部から一
体に連続した水平部分を構成するリヤパネル、4
はリヤホイールエプロン、5はインナパネル51
とアウタパネル52とからなるリヤクオータパネ
ルである。
ツド、3は該リヤバルクヘツド2の上端部から一
体に連続した水平部分を構成するリヤパネル、4
はリヤホイールエプロン、5はインナパネル51
とアウタパネル52とからなるリヤクオータパネ
ルである。
リヤバルクヘツド2には後方のトランクルーム
と連通する開口部6が設けられており、該開口部
6の周縁部には、リヤパネル3下面と該周縁部後
面とに上下端縁部7aと7bをそれぞれ接合固着
したほぼL字状断面をなすリンホースメント7に
より、アーチ形の箱型断面部8が構成されてお
り、該リヤバルクヘツド2の周縁部に構成した箱
型断面部8の両側端部の下方部はリヤホイールエ
プロン4のリヤサスペンシヨンダンパ10の取付
用ブラケツト9固着部4aの室内側面を囲むよう
にフランジ部2a及び7cにて接合固着されると
共に箱型断面部8の両側端上方部はリヤホイール
エプロン4上方部のリヤクオータパネル5のリヤ
サスペンシヨンダンパ荷重支持用リンホースメン
ト11取付部の室内側面に該リンホースメント1
1と共にフランジ部2b,7dにて接合固着され
た構造となつている。
と連通する開口部6が設けられており、該開口部
6の周縁部には、リヤパネル3下面と該周縁部後
面とに上下端縁部7aと7bをそれぞれ接合固着
したほぼL字状断面をなすリンホースメント7に
より、アーチ形の箱型断面部8が構成されてお
り、該リヤバルクヘツド2の周縁部に構成した箱
型断面部8の両側端部の下方部はリヤホイールエ
プロン4のリヤサスペンシヨンダンパ10の取付
用ブラケツト9固着部4aの室内側面を囲むよう
にフランジ部2a及び7cにて接合固着されると
共に箱型断面部8の両側端上方部はリヤホイール
エプロン4上方部のリヤクオータパネル5のリヤ
サスペンシヨンダンパ荷重支持用リンホースメン
ト11取付部の室内側面に該リンホースメント1
1と共にフランジ部2b,7dにて接合固着され
た構造となつている。
尚図において12はタイヤ、13はサイドフレ
ームをそれぞれ示している。
ームをそれぞれ示している。
上記のように本考案ではリヤバルクヘツド2の
開口部6の周縁部にアーチ形の箱型断面部8を構
成し、該箱型断面部8の左右両側部をリヤホイー
ルエプロンのリヤサスペンシヨンダンパ取付部附
近及びその上方のリヤクオータパネルのリンホー
スメントによる補強部に接合固着した構造を採つ
たことにより、リヤバルクヘツド開口部周縁の強
度剛性は著しく向上し、該開口部の開口面積を大
きくすることが可能となるばかりか、車体後方部
の捩り剛性の大幅な向上をはかることができ、又
上記箱型断面部によりリヤホイールエプロンの強
度が向上し、それに伴ないリヤサスペンシヨンダ
ンパを介してリヤホイールエプロン部に伝達され
る車輪側荷重に基づく振動・騒音等の著しい低減
をはかることができるもので、実用上多大の効果
をもたらし得るものである。
開口部6の周縁部にアーチ形の箱型断面部8を構
成し、該箱型断面部8の左右両側部をリヤホイー
ルエプロンのリヤサスペンシヨンダンパ取付部附
近及びその上方のリヤクオータパネルのリンホー
スメントによる補強部に接合固着した構造を採つ
たことにより、リヤバルクヘツド開口部周縁の強
度剛性は著しく向上し、該開口部の開口面積を大
きくすることが可能となるばかりか、車体後方部
の捩り剛性の大幅な向上をはかることができ、又
上記箱型断面部によりリヤホイールエプロンの強
度が向上し、それに伴ないリヤサスペンシヨンダ
ンパを介してリヤホイールエプロン部に伝達され
る車輪側荷重に基づく振動・騒音等の著しい低減
をはかることができるもので、実用上多大の効果
をもたらし得るものである。
又上記実施例では箱型断面部8を、ほぼL字状
断面をなすリンホースメント7の上下端縁部7
a,7bをリヤバルクヘツド2の開口部6周縁部
とリヤパネル3に接合固着して構成した例を示し
ているが、第5図に示すようにリヤバルクヘツド
2の開口部6の周縁部を後方に折曲形成して開口
部6の周縁面2cを構成し、その周縁面2cの後
端部とその上方のリヤパネル3下面に平板状のリ
ンホースメント7′の端縁7b′及び7a′をそれぞ
れ接合固着して箱型断面部8を構成する等、該箱
型断面部8の構成手段は任意の構造を採用し得
る。
断面をなすリンホースメント7の上下端縁部7
a,7bをリヤバルクヘツド2の開口部6周縁部
とリヤパネル3に接合固着して構成した例を示し
ているが、第5図に示すようにリヤバルクヘツド
2の開口部6の周縁部を後方に折曲形成して開口
部6の周縁面2cを構成し、その周縁面2cの後
端部とその上方のリヤパネル3下面に平板状のリ
ンホースメント7′の端縁7b′及び7a′をそれぞ
れ接合固着して箱型断面部8を構成する等、該箱
型断面部8の構成手段は任意の構造を採用し得
る。
第1図は本考案の実施例を示すリヤバルクヘツ
ド部の要部斜視図、第2図、第3図及び第4図は
第1図のA−A、B−B及びC−Cの各断面図で
ある。第5図は本考案の箱型断面部の他の構成例
を示すもので第1図のD−Dに相当する部分の断
面図である。 1……リヤフロア、2……リヤバルクヘツド、
3……リヤパネル、4……リヤホイールエプロ
ン、5……リヤクオータパネル、6……開口部、
7,7′……リンホースメント、8……箱型断面
部、9……リヤサスペンシヨンダンパ取付用ブラ
ケツト、11……リンホースメント。
ド部の要部斜視図、第2図、第3図及び第4図は
第1図のA−A、B−B及びC−Cの各断面図で
ある。第5図は本考案の箱型断面部の他の構成例
を示すもので第1図のD−Dに相当する部分の断
面図である。 1……リヤフロア、2……リヤバルクヘツド、
3……リヤパネル、4……リヤホイールエプロ
ン、5……リヤクオータパネル、6……開口部、
7,7′……リンホースメント、8……箱型断面
部、9……リヤサスペンシヨンダンパ取付用ブラ
ケツト、11……リンホースメント。
Claims (1)
- リヤバルクヘツドの中央部分に開口部を設けた
自動車において、該リヤバルクヘツドの開口部の
周縁部にアーチ形の箱型断面部を構成すると共
に、該箱型断面部の側端部をリヤホイールエプロ
ンのリヤサスペンシヨンダンパ取付用ブラケツト
の固着部附近からリヤクオータパネルのリンホー
スメント取付部にかけて接合固着したことを特徴
とする自動車のリヤバルクヘツド部構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17455683U JPS6081175U (ja) | 1983-11-11 | 1983-11-11 | 自動車のリヤバルクヘツド部構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17455683U JPS6081175U (ja) | 1983-11-11 | 1983-11-11 | 自動車のリヤバルクヘツド部構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6081175U JPS6081175U (ja) | 1985-06-05 |
JPS6328709Y2 true JPS6328709Y2 (ja) | 1988-08-02 |
Family
ID=30379984
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17455683U Granted JPS6081175U (ja) | 1983-11-11 | 1983-11-11 | 自動車のリヤバルクヘツド部構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6081175U (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4799466B2 (ja) * | 2007-04-05 | 2011-10-26 | 本田技研工業株式会社 | 車体後部構造 |
JP2008296846A (ja) * | 2007-06-01 | 2008-12-11 | Kanto Auto Works Ltd | 車輌横断面の補強構造 |
JP2013052852A (ja) * | 2011-09-06 | 2013-03-21 | Toyota Motor East Japan Inc | 車両のリアボディ構造 |
JP2014000857A (ja) * | 2012-06-18 | 2014-01-09 | Nissan Motor Co Ltd | リアパーセルシェルフ構造 |
JP6733185B2 (ja) * | 2016-01-19 | 2020-07-29 | スズキ株式会社 | 車両サイドボディ構造 |
-
1983
- 1983-11-11 JP JP17455683U patent/JPS6081175U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6081175U (ja) | 1985-06-05 |
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