JPS63249085A - 時計用ケ−スの構造 - Google Patents

時計用ケ−スの構造

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JPS63249085A
JPS63249085A JP8417287A JP8417287A JPS63249085A JP S63249085 A JPS63249085 A JP S63249085A JP 8417287 A JP8417287 A JP 8417287A JP 8417287 A JP8417287 A JP 8417287A JP S63249085 A JPS63249085 A JP S63249085A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
core
case
main body
ceramics
groove
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8417287A
Other languages
English (en)
Inventor
Kijuro Hayano
喜十郎 早野
Norifumi Mitani
三谷 軌文
Tomoichi Osada
倫一 長田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Corp
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
Seiko Epson Corp
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Publication date
Application filed by Kyocera Corp, Seiko Epson Corp filed Critical Kyocera Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は時計用ケースの構造に関する。
(発明の概要〕 本発明は裏ぶたをセラミックスあるいは人造宝石から構
成し、この裏ぶたに対して金、パラジウムなどの貴金属
を主成分とするろう材により金属中子をロー付け接合す
ることにより、胴及び裏ぶたがセラミックスあるいは人
造宝石の素材から成る時計用ケースを実用化することを
可能とするものである。
〔従来の技術〕
従来のセラミックスあるいは人造宝石の素材を用いた時
計用ケースの構造は第2図に示す如く、セラミックスあ
るいは人造宝石から成る胴11の内壁に溝11aを形成
し、該溝11a゛に対向する位置に係合突起12aを備
えた金属から成る裏ぶた12を、金属の弾性を利用して
、胴内壁溝11aに係合突起12aを係合させることに
より胴11と裏ぶた12を固着せしめるようにしたもの
があった。
〔発明が゛解決しようとする問題点〕
しかし前述した従来の時計ケースの構造では裏ぶたの機
能、品質等を確保のため、裏ぶたを金属製とすることが
必要条件となることから、裏ぶたをもセラミックスある
いは人造宝石で構成することができないという問題点が
あった。
このようにケースの素材としてのセラミックスあるいは
人造宝石は、高硬度、高級感をもたらすものであるにも
かかわらず、裏ぶたに金属を適用せざるを得なかった。
そこで本発明は、このような問題点を解決し、胴、裏ぶ
たまで含めてセラミックスあるいは人造宝石を適用し、
ケース全体を高硬度で高級感のある価値ある時計用ケー
スを提供するところにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明の時計用ケースの構造は胴、及び/もしくは裏ぶ
たがセラミックスあるいは人造宝石から成る時計用ケー
スに於いて、裏ぶたはセラミックスあるいは人造宝石か
ら成る本体と、金属から成る中子の二体で構成し、裏ぶ
た本体と中子をロー付け接合することにより前述の問題
点を解決するものである。
〔実施例〕
第1図は本発明の実施例を示す腕時計用ケースの要部断
面図であり、1は胴、1aは胴内壁に形成された溝、1
bはパツキン配設段、2は裏ぶた本体、2aは中子当接
面、2bはパツキン配設面、3は中子、3aは係合突起
、3bはロー付け接合面、4はガラス、サファイアなど
の透明体、5はパツキンである。このうちセラミックス
あるいは人造宝石から成る胴1の内壁には溝1aが形成
され該溝1aに対向する位置には金属から成る中子3の
係合突起3aを配設せしめる。また金属中子3とセラミ
ックスあるいは人造宝石から成る裏ぶた本体2とは互い
に対向する中子当接面2aとロー付け接合面3bとが、
ロー付けにより接合せしめられ、裏ぶたとして機能する
。金属中子3は、その弾性によりたわませられて胴lに
スムーズに組み込まれ、胴内壁に形成した溝1aに係合
突起3aが係合することにより、胴1に裏ぶた2が固着
される。
ここでロー付けは裏ぶた本体2と中子3を接合し、気密
性を保持しうるためにセラミックスあるいは人造宝石か
ら成る裏ぶた本体2にメタライズ加工を行い、金などの
貴金属を主成分とするろう材で行う。
次に中子3をロー付けする裏ぶた2の各材質に対するロ
ー付けの実施例について説明する。
(実施例1) 中子3の金属としてステンレス鋼(SuS304)を用
い裏ぶた本体2として単結晶サファイア(AhOs)と
をロー付けする場合。
まず、中子3のステンレス鋼には、ろう付け前に厚み1
.5〜4μmのニッケルメッキを施しシンターしておく
また裏ぶた本体2の単結晶サファイアのロー付け個所に
はモリブデン−マンガンなどのペーストを用いたメタラ
イズ処理を行い、その表面に厚み1.5〜4μmのニッ
ケルメッキを施しシンターしておく、これら中子3と裏
ぶた本体2の接合部に金−ニッケルろう(Au−17,
5Ni)材を介しこれらを約1000℃の真空中でロー
付けを行った。
このようにして得た中子3と裏ぶた本体2の接合は、1
.OXl0−’Torr−17sec以下の気密性を有
し、かつ人工汗による長期にわたる耐蝕性テストでも性
能の劣化がみられなかった。
(実施例2) 中子3の金属としてTi又はTi合金(例えばTi−6
AI−4V)を用い裏ぶた本体2としてガーネット等の
人造宝石をロー付けする場合。
ガーネット板にモリブデン−マンガンまたはタングステ
ン−マンガンを材料としたペーストによりメタライズを
施し、その表面にNiメッキを施した後、金−ニッケル
ろう材を介して約1600℃の真空中にてTi(又はT
i合金)製の中子3とロー付けした。
このようにして得たロー付け接合部をもったケースは、
高度の耐蝕性、気密性を有し10Kg/mm”以上の高
い引張強度を有し、信頼性の高いものであった。
〔実施例3〕 中子3の金属としてTi又はTi合金を用い高靭性を有
する部分安定化ジルコニアセラミック又は高硬度で耐摩
耗性のある窒化チタン(TiN )等のセラミック材か
ら成る裏ぶた本体2をロー付けする場合。
裏ぶた本体2の接合個所に活性金属によるメタライズを
施し、この表面にNiメッキを施した後、パラジウムろ
う(Pb−Ni )を介在させて約1000℃の真空中
にて、Ti又はTi合金とを接合した。このようにして
得た接合部は、耐蝕性を有し、非常に気密性に優れ、高
い接合強度を有していた。
〔発明の効果〕
畝上のように本発明によれば、金属から成る中子と、セ
ラミックスあるいは人造宝石から成る裏ぶた本体の2つ
の部材で構成し、中子と裏ぶた本体を金、パラジウムな
どの貴金属を主成分とするろう材によりロー付け接合す
ることで裏ぶたとしての機能を保持せしめることができ
ることから、胴及び裏ぶたがセラミックスあるいは人造
宝石から成る価値の高い時計用ケースが得られる。この
ように本発明の実用的効果は極めて大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の時計用ケースの構造の実施例を示す
要部断面図、第2図は従来例による腕時計用ケースの構
造を示す要部断面図である。 111・・・胴 la、lla・・・胴内壁溝 2.12・・・裏ぶた本体 3・・・中子 3a、12a・・・係合突起 4.14・・・透明体 5.15・・・パツキン 特許出願人  セイコーエプソン株式会社同    京
セラ株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、胴及び裏ぶたの一部又は全部がセラミックスあるい
    は人造宝石の素材から成る時計用ケースの胴の内壁の一
    部又は全周に溝を形成し、裏ぶたは胴内壁溝に対向する
    位置に係合突起を配設し該突起と胴内壁溝とを係合させ
    ることにより胴と裏ぶたを固定せしめにる構造において
    、裏ぶたは本体と中子の二体で構成し、該中子に係合突
    起を形成し該中子とセラミックス又は人造宝石から成る
    裏ぶた本体とを金、パラジウムなどの貴金属を主成分と
    したろう材によりロー付け接合したことを特徴とする時
    計用ケースの構造及。
JP8417287A 1987-04-06 1987-04-06 時計用ケ−スの構造 Pending JPS63249085A (ja)

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