JPS6322131Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6322131Y2 JPS6322131Y2 JP14606683U JP14606683U JPS6322131Y2 JP S6322131 Y2 JPS6322131 Y2 JP S6322131Y2 JP 14606683 U JP14606683 U JP 14606683U JP 14606683 U JP14606683 U JP 14606683U JP S6322131 Y2 JPS6322131 Y2 JP S6322131Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bumper
- center
- cover
- fixed
- skirt
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000001012 protector Effects 0.000 claims description 14
- 229920001971 elastomer Polymers 0.000 claims description 3
- 239000000806 elastomer Substances 0.000 claims description 3
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 3
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 4
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229920003051 synthetic elastomer Polymers 0.000 description 1
- 239000005061 synthetic rubber Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は自動車のバンパーの構造に関する。
従来からバンパーには断面略コの字形のバンパ
ー本体を主要部として構成したものが多いが、最
近ではデザイン上の効果等から相当大きさのスカ
ート部を一枚板によりバンパーセンター部と略L
字形に一体成形したものも多く使用されている。
即ち例えば添付図面の第4図に側断面図として示
すように、バンパー1はバンパーセンター部2と
バンパースカート部3とが一枚板により略L字形
に形成され、バンパーセンター部2の外面は該部
の上縁部及び下縁部に設けた取付け機構4,5を
介してバンパープロテクター6により被覆されて
いる。しかしバンパーセンターは相当の強度を要
するため、それに適応した板厚で構成することが
要求され、したがつて一体成形する場合、スカー
ト部を含む全体を上記板厚で構成せざるを得ず、
車の重量はそれだけ重くなり、車の軽量化という
使命に反する矛盾があつた。
ー本体を主要部として構成したものが多いが、最
近ではデザイン上の効果等から相当大きさのスカ
ート部を一枚板によりバンパーセンター部と略L
字形に一体成形したものも多く使用されている。
即ち例えば添付図面の第4図に側断面図として示
すように、バンパー1はバンパーセンター部2と
バンパースカート部3とが一枚板により略L字形
に形成され、バンパーセンター部2の外面は該部
の上縁部及び下縁部に設けた取付け機構4,5を
介してバンパープロテクター6により被覆されて
いる。しかしバンパーセンターは相当の強度を要
するため、それに適応した板厚で構成することが
要求され、したがつて一体成形する場合、スカー
ト部を含む全体を上記板厚で構成せざるを得ず、
車の重量はそれだけ重くなり、車の軽量化という
使命に反する矛盾があつた。
本考案は上記の点に鑑み、バンパーとして機能
に影響を考えることなく、軽量化を図るようにし
たものであつて、バンパーをバンパーセンター、
バンパースカート、バンパーカバーの3部材によ
り閉断面を形成し、バンパーセンターには相当の
厚板を、他は所要の薄板を用いるようにして全体
として相当の強度を保持し得るようにしたもので
あつて、本考案の要旨とするところは、バンパー
センター、バンパースカート、バンパープロテク
ターを有するバンパーにおいて、バンパー前面と
距離を隔てて後背面を構成するバンパーカバーを
設け、バンパーカバー上縁に断面ほぼコの字形の
バンパーセンター上縁を固着し、該下縁をバンパ
ーカバー面の中間部に固着して閉断面を形成し、
さらにバンパースカート上縁を、前記バンパーセ
ンターのコの字形の下方の折曲部乃至その近傍
に、また下縁を前記バンパーカバー下縁に固着し
て、前記バンパーカバー、バンパーセンター、バ
ンパースカートで閉断面を形成し、さらに前記バ
ンパーセンター外面及び該バンパーセンター固着
部をエラストマー材料よりなるバンパープロテク
ターで被覆するようにしたことを特徴とするバン
パーの構造にある。
に影響を考えることなく、軽量化を図るようにし
たものであつて、バンパーをバンパーセンター、
バンパースカート、バンパーカバーの3部材によ
り閉断面を形成し、バンパーセンターには相当の
厚板を、他は所要の薄板を用いるようにして全体
として相当の強度を保持し得るようにしたもので
あつて、本考案の要旨とするところは、バンパー
センター、バンパースカート、バンパープロテク
ターを有するバンパーにおいて、バンパー前面と
距離を隔てて後背面を構成するバンパーカバーを
設け、バンパーカバー上縁に断面ほぼコの字形の
バンパーセンター上縁を固着し、該下縁をバンパ
ーカバー面の中間部に固着して閉断面を形成し、
さらにバンパースカート上縁を、前記バンパーセ
ンターのコの字形の下方の折曲部乃至その近傍
に、また下縁を前記バンパーカバー下縁に固着し
て、前記バンパーカバー、バンパーセンター、バ
ンパースカートで閉断面を形成し、さらに前記バ
ンパーセンター外面及び該バンパーセンター固着
部をエラストマー材料よりなるバンパープロテク
ターで被覆するようにしたことを特徴とするバン
パーの構造にある。
尚バンパーの構造に関するものとして、例えば
実開昭57−141152号、実開昭57−98982号、実開
昭56−91149号公報等に開示があるが、これ等は
バンパーに対するプロテクターの取付け構造、或
いはバンパーに一体的に泥除片を取付けるように
した構造等のものである。
実開昭57−141152号、実開昭57−98982号、実開
昭56−91149号公報等に開示があるが、これ等は
バンパーに対するプロテクターの取付け構造、或
いはバンパーに一体的に泥除片を取付けるように
した構造等のものである。
以下図面の実施例に基いて本考案を詳述する。
第1図は本考案に係るバンパー構造を有するハ
イルーフ車の見取図である。第1図においてハイ
ルーフ車の後部に本考案に係る構造のバンパー1
1が設けられている。第2図は第1図におけるバ
ンパー11の拡大斜視図である。第2図において
バンパー11の外面には、図示のようにバンパー
プロテクターに被覆されたバンパーセンター1
2、バンパーサイド14,15及びバンパースカ
ート13が見受けられる。第3図は第2図におけ
るA−A線拡大断面図で、本考案に係るバンパー
の構造を説明する図である。第3図においてバン
パー前部面と距離を隔てて後背面を構成する適当
な薄い板厚の断面略くの字形のバンパーカバー1
6の背面(車体に対して反対側の面)の上縁部1
7に、バンパー本体として相当の板厚の断面略コ
の字形のバンパーセンター12の上縁部18が熔
接により熔接部19を形成して固着され、その下
縁部20はバンパーカバー16の中間21におい
て熔接により熔接部22を形成して固着され、バ
ンパーカバー16の上半部とバンパーセンター1
2とで閉断面が形成されている。一方バンパーセ
ンター12のコの字形の下方の折曲部23には断
面略ノ字形の適当な薄い板厚のバンパースカート
13の上縁部24が熔接により熔接部25を形成
して固着され、その下縁部26はバンパーカバー
16の下縁部27に熔接により熔接部28を形成
して固着され、バンパーカバー16の下半部及び
バンパーセンター12の下方及びバンパースカー
ト13とで閉断面が形成されている。以上のよう
にバンパー11の主要部は、全体として二つの閉
断面により構成されている。さらに、バンパーカ
バー16の上縁及びバンパーセンター12の下方
折曲部23には、樹脂乃至合成ゴム即ちエラスト
マー材料より形成された断面略L字形のバンパー
プロテクター29を、その上下両縁において係止
する機構よりなるレール30,31が設けられ、
プロテクター29はレール30,31を介してバ
ンパーセンター12の外面を覆つて固着されてい
る。尚この場合バンパープロテクター29はバン
パーセンター12の上,下の熔接部19,25を
覆い、該熔接部が外部から見えないよう形成され
ている。
イルーフ車の見取図である。第1図においてハイ
ルーフ車の後部に本考案に係る構造のバンパー1
1が設けられている。第2図は第1図におけるバ
ンパー11の拡大斜視図である。第2図において
バンパー11の外面には、図示のようにバンパー
プロテクターに被覆されたバンパーセンター1
2、バンパーサイド14,15及びバンパースカ
ート13が見受けられる。第3図は第2図におけ
るA−A線拡大断面図で、本考案に係るバンパー
の構造を説明する図である。第3図においてバン
パー前部面と距離を隔てて後背面を構成する適当
な薄い板厚の断面略くの字形のバンパーカバー1
6の背面(車体に対して反対側の面)の上縁部1
7に、バンパー本体として相当の板厚の断面略コ
の字形のバンパーセンター12の上縁部18が熔
接により熔接部19を形成して固着され、その下
縁部20はバンパーカバー16の中間21におい
て熔接により熔接部22を形成して固着され、バ
ンパーカバー16の上半部とバンパーセンター1
2とで閉断面が形成されている。一方バンパーセ
ンター12のコの字形の下方の折曲部23には断
面略ノ字形の適当な薄い板厚のバンパースカート
13の上縁部24が熔接により熔接部25を形成
して固着され、その下縁部26はバンパーカバー
16の下縁部27に熔接により熔接部28を形成
して固着され、バンパーカバー16の下半部及び
バンパーセンター12の下方及びバンパースカー
ト13とで閉断面が形成されている。以上のよう
にバンパー11の主要部は、全体として二つの閉
断面により構成されている。さらに、バンパーカ
バー16の上縁及びバンパーセンター12の下方
折曲部23には、樹脂乃至合成ゴム即ちエラスト
マー材料より形成された断面略L字形のバンパー
プロテクター29を、その上下両縁において係止
する機構よりなるレール30,31が設けられ、
プロテクター29はレール30,31を介してバ
ンパーセンター12の外面を覆つて固着されてい
る。尚この場合バンパープロテクター29はバン
パーセンター12の上,下の熔接部19,25を
覆い、該熔接部が外部から見えないよう形成され
ている。
以上の次第で本考案によるときはバンパーの主
要部即ちバンパーセンターを相当の板厚で、他は
適当な薄い板厚で構成することができるので、バ
ンパーを軽量化することが可能であり、又バンパ
ーを二つの閉断面を設けて構成することにより剛
性の高いものとすることができる。一方本考案で
は固着部(熔接部)が外面に露出することになる
が、プロテクターで覆うようにしたので外観上の
問題は顧慮する必要がない。
要部即ちバンパーセンターを相当の板厚で、他は
適当な薄い板厚で構成することができるので、バ
ンパーを軽量化することが可能であり、又バンパ
ーを二つの閉断面を設けて構成することにより剛
性の高いものとすることができる。一方本考案で
は固着部(熔接部)が外面に露出することになる
が、プロテクターで覆うようにしたので外観上の
問題は顧慮する必要がない。
第1図は本考案に係るバンパー構造を有するハ
イルーフ車の見取図である。第2図は第1図にお
けるバンパーの拡大斜視図である。第3図は第2
図におけるA−A線拡大断面図である。第4図は
従来のバンパーの断面図である。 符号の説明、1……バンパー、2……バンパー
センター部、3……バンパースカート部、4,5
……バンパープロテクター取付機構、6……バン
パープロテクター、11……バンパー、12……
バンパーセンター、13……バンパースカート、
14,15……バンパーサイド、16……バンパ
ーカバー、17……バンパーカバーの上縁部、1
8……バンパーセンターの上縁部、19……熔接
部、20……バンパーセンターの下縁部、21…
…バンパーカバーの中間部、22……熔接部、2
3……折曲部、24……バンパースカートの上縁
部、25……熔接部、26……バンパースカート
の下縁部、27……バンパーカバーの下縁部、2
8……熔接部、29……バンパープロテクター、
30,31……レール。
イルーフ車の見取図である。第2図は第1図にお
けるバンパーの拡大斜視図である。第3図は第2
図におけるA−A線拡大断面図である。第4図は
従来のバンパーの断面図である。 符号の説明、1……バンパー、2……バンパー
センター部、3……バンパースカート部、4,5
……バンパープロテクター取付機構、6……バン
パープロテクター、11……バンパー、12……
バンパーセンター、13……バンパースカート、
14,15……バンパーサイド、16……バンパ
ーカバー、17……バンパーカバーの上縁部、1
8……バンパーセンターの上縁部、19……熔接
部、20……バンパーセンターの下縁部、21…
…バンパーカバーの中間部、22……熔接部、2
3……折曲部、24……バンパースカートの上縁
部、25……熔接部、26……バンパースカート
の下縁部、27……バンパーカバーの下縁部、2
8……熔接部、29……バンパープロテクター、
30,31……レール。
Claims (1)
- バンパーセンター、バンパースカート、バンパ
ープロテクターを有するバンパーにおいて、バン
パー前面と距離を隔てて後背面を構成するバンパ
ーカバーを設け、バンパーカバー上縁に断面ほぼ
コの字形のバンパーセンター上縁を固着し、該下
縁をバンパーカバー面の中間部に固着して閉断面
を形成し、さらにバンパースカート上縁を、前記
バンパーセンターのコの字形の下方の折曲部乃至
その近傍に、また下縁を前記バンパーカバー下縁
に固着して、前記バンパーカバー、バンパーセン
ター、バンパースカートで閉断面を形成し、さら
に前記バンパーセンター外面及び該バンパーセン
ター固着部をエラストマー材料よりなるバンパー
プロテクターで被覆するようにしたことを特徴と
するバンパーの構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14606683U JPS6053652U (ja) | 1983-09-22 | 1983-09-22 | バンパ−の構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14606683U JPS6053652U (ja) | 1983-09-22 | 1983-09-22 | バンパ−の構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6053652U JPS6053652U (ja) | 1985-04-15 |
JPS6322131Y2 true JPS6322131Y2 (ja) | 1988-06-17 |
Family
ID=30325247
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14606683U Granted JPS6053652U (ja) | 1983-09-22 | 1983-09-22 | バンパ−の構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6053652U (ja) |
-
1983
- 1983-09-22 JP JP14606683U patent/JPS6053652U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6053652U (ja) | 1985-04-15 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4702040A (en) | Door for a motor vehicle | |
US3620566A (en) | Door armrests of automotive vehicles | |
US2218814A (en) | Scuff plate | |
JPS6322131Y2 (ja) | ||
JPH0619373Y2 (ja) | 自動車用ドアトリム | |
JPH0329226Y2 (ja) | ||
JPS6376525U (ja) | ||
JPH0351267Y2 (ja) | ||
JPS58105832A (ja) | 車両用シ−トの組付構造 | |
JPH03115513U (ja) | ||
JPH0517350Y2 (ja) | ||
JPS611534A (ja) | 自動車用内装材 | |
JPS6320622Y2 (ja) | ||
JPS5936486Y2 (ja) | ドアトリム | |
JPS6238829Y2 (ja) | ||
JPS6129535Y2 (ja) | ||
JPH0331627Y2 (ja) | ||
JP2532501Y2 (ja) | 自動車のピラーガーニッシュ取付構造 | |
JP2513499Y2 (ja) | 自動車のニュ―プロテクタ | |
JPH018235Y2 (ja) | ||
JPH0329254Y2 (ja) | ||
JPH0642915Y2 (ja) | 自動車のルーフ構造 | |
JPH04300724A (ja) | 自動車用ドアのシール構造 | |
JPH0542797Y2 (ja) | ||
JPH0423749Y2 (ja) |