JPS632201A - ディップ形前照灯に伴った自動車用付加前照灯 - Google Patents

ディップ形前照灯に伴った自動車用付加前照灯

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JPS632201A
JPS632201A JP62148133A JP14813387A JPS632201A JP S632201 A JPS632201 A JP S632201A JP 62148133 A JP62148133 A JP 62148133A JP 14813387 A JP14813387 A JP 14813387A JP S632201 A JPS632201 A JP S632201A
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headlamp
filament
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sinα
reflector
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21SNON-PORTABLE LIGHTING DEVICES; SYSTEMS THEREOF; VEHICLE LIGHTING DEVICES SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLE EXTERIORS
    • F21S41/00Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps
    • F21S41/30Illuminating devices specially adapted for vehicle exteriors, e.g. headlamps characterised by reflectors
    • F21S41/32Optical layout thereof
    • F21S41/33Multi-surface reflectors, e.g. reflectors with facets or reflectors with portions of different curvature
    • F21S41/334Multi-surface reflectors, e.g. reflectors with facets or reflectors with portions of different curvature the reflector consisting of patch like sectors
    • F21S41/335Multi-surface reflectors, e.g. reflectors with facets or reflectors with portions of different curvature the reflector consisting of patch like sectors with continuity at the junction between adjacent areas

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野] 本発明は自動車用前照灯であって、ディップビームと併
置した時、その結果出来る総合されたビームが主ビーム
に相当する照明標準に合格する様な付加前照灯に関する
[背景技術] ある種の法規、特に欧州法規においては、この種のビー
ムをいかにして作ったかと言う事には特別な制限を置か
ずに、主ビームが十分に規定された測光パターンを満足
すべきである事を規定している。即ち、主ビームは、運
転者の所望に応じて、ディップビームを点灯したままと
し、ディップビームに付加するビームを併置し、前記付
加ビームをディップビームにほぼ補足的なものとして、
付加前照灯によってこれを作る事によってうろことが出
来る。
この形式の解決策の特別な長所は、夜間運転において、
ディップビーム前照灯はスイッチオンのままとし、フィ
ラメントの疲労を減少してこの疲労に伴う不可避的な寿
命時間の低下を防止するものであるが、この種の疲労は
、主ビームを点灯する度毎にディップビームをスイッチ
オフする、又はその反対を行うのが従来の慣習である為
に通常発生するものである。
更に、2個の電球から得られる電力が加算される為に、
相当量の光力の増加が得られる。
フランス特許節1,393,430号明細書にはこの形
式の付加前照灯の若干の実施例が記載されている。これ
らの実施例の夫々においては、軸フィラメント電球と、
反射鏡と、前面ガラスと、所望に応じての、フィラメン
トから放射された光束の特定な部分をマスクする為のマ
スク部材とを有している。フィラメント、マスク部材、
及び前面ガラスに設けた垂直屈折ストリップの特別な設
計によって、以下に記載の様に欧州形ディップビームに
事実上有効に補足的なビームを得る事が出来る。
しかし、実際の実施方策とは関係なく、この形式の付加
前照灯は以下に記載の様な相当な欠点の内の少なくとも
一つに悩まされている、即ち、反射鏡が表面不連続性を
有し、その為射出成型の様な最新技術を使用して製造す
る事が困難、フィラメントが放射した光束の相当部分を
遮断するマスク部材は付加前照灯からの有効な光の割合
いを低下させる、又、 前面ガラスは、その中に組込まれたプリズムによって相
当な角度に亙って垂直に光線を屈折する事が要求され、
そのためガラスの厚みを不必要に増加させ、ガラスの製
造を困難ならしめると共にガラス表面の相当量の段又は
傾斜に伴う光学的欠陥の発生をもたらす。
[発明の開示] 本発明の好ましい実施例によれば従来技術の付加前照灯
のこれ等の欠点が減少ないし除去され、特に、フィラメ
ントによって放射された光束をマスクする為のマスク部
材を含まず、これによって光利用率を向上させ、その前
面ガラスは光線の特定部分の僅かな水平屈折を行う丈の
屈折プリズムを有し、又、少なくとも若干の実施例に於
いては、その反射鏡はモールドによって容易に製造でき
る付加前照灯を提供する事を目標とするものである。
本発明は、カットオフを有するディップビームに事実上
補足的で両ビームが合わさって主ビームを形成する光ビ
ームを放射する自動車用前照灯を提供するものであり、
前記前照灯は軸フィラメント電球と、反射鏡と、前面ガ
ラスとを有し、以下記載の改良点を有するものである、
即ち、電球のフィラメントはその全周に自由に光を放射
するものであり、 反射鏡は、前照灯軸の近(に集光スポットを作り出す為
に、形状がパラボロイドで、フィラメントの長さ方向の
ほぼ中央に位置する共通焦点を有し、前照灯軸を通過す
る水平面の両側で傾斜している半平面で限界されている
2つの第1扇形部分と、前記第1扇形部分を接続すると
共にこれによって作られた各フィラメント像の主要部分
がディップビームのカットオフとほぼ一致するカットオ
フの上方に位置する様な形状を有する2つの別の扇形部
分とを有し、 前面ガラスの所定の領域にはビームを水平に配分する装
置を有する。
[実施例] 本発明の好ましい実施例を添附図面を参照して例示の意
味で説明する。
図面を参照すると、第1図は25メートルの所にある標
準スクリーン上へ投射したデイツプ前照灯ビームによっ
て作られた照明を示す。これは特に若干の欧州諸国で適
用される規定で要求されるカットオフh’Hcを示して
いる。本発明の目的は、前記ディップビームと事実上補
足し合う、即ち、大部分がディップビームのカットオフ
の上に位置しているビーム、を提供可能な付加前照灯を
明示する事である。
更に一般的には、本発明はその反射鏡が水平線h’ H
h上又はそれより上方に全て位置する軸フィラメント像
を投射する事の出来る付加前照灯に関する。
この種の前照灯の一例が第2図及び第3図に略示されて
いる。これは、軸状に位置する円筒状フィラメント10
0を有する電球と、反射鏡即ちミラー200と、前面ガ
ラス300とを有する。フィラメント100には、所定
のカットオフで限界されたビームを作りたい時に通常設
けられる種類のマスクカップは付属していない。従って
フィラメントはその周囲に自由に全方向に光を放射し得
る。
第2図及び第3図はフィラメント100が、その軸が反
射鏡の光軸Oxに沿って位置する様に配列されているフ
ィラメントを示しているが、以下の説明はこの特別の配
列に関して説明する。
しかし、図示はしないが、実際には、その反射鏡が一体
部品として、即ち単一モールド操作によって作られる様
な、本発明による付加前照灯とディップビーム前照灯を
作る事が好ましい。
残念ながら、ディップビーム前照灯の光軸はしばしば水
平よりも下に1%傾斜している(即ち100に対して1
の勾配で)。即ち、この種の2−ミラー形反射鏡のモー
ルド外しに伴う困難性を回避する為、付加前照灯の光軸
を同一量傾斜させるのが好ましい。この場合、本発明に
よれば、フィラメント100は、これが投射する全ての
像を動かして前照灯の傾斜した光軸の為の下方向へのシ
フトを補償する為に僅かに下方に移動すべきである。い
ずれにしても、フィラメント軸は反射鏡光軸に平行にし
ておく。
しかし、以下に述べる考察、特に反射鏡の特別な形状に
関しては、使用する形状とは無関係に、特にフィラメン
ト軸と反射鏡の光軸との間の垂直移動とは関係なしに、
有効である。
反射鏡200は幾何学的な見地から、これが作り出すフ
ィラメントの全ての像が、前照灯の光軸の近く、即ち、
前記前照灯の光軸のスクリーンとの交点で定義される点
H(即ちスクリーンの基準中心点)の近くか、さもない
時は、水平線h’ Hhで定義される水平カットオフの
上方に位置する様に設計するが、前記カットオフはディ
ップビームによって得られた光の集中の主要位置よりも
上に位置している。(この場合カットオフの右半分Hc
の15°の傾斜は無視する。) この目的の為に、反射鏡はスクリーンの中心Hの近傍に
フィラメント像の集中を作る為の2つの第1扇形部分2
01と202とを有する。これらの扇形部分は反射鏡の
光軸Oxの両側に対称的に位置するが、ここでOは前記
反射鏡の頂点を示し、前記扇形部分に関しては水平面x
Oyの両側に軸Oxに対して同−角αで限界されている
。この角度αは好ましくは45″以下で、本実施例にお
いては約12.5°を有する。
各扇形部分201と202とはバラボロイドの一部分の
形状を有し、焦点はF。で(第2図参照)フィラメント
100の軸方向の中央に位置している。従ってこれらの
扇形部分は次の式を満足する。
ここにfoはこれらの2パラボロイド部分の焦点距離で
あり、第2図に示す焦点FOに対応し、即ち原点Oとフ
ィラメント100の中心との間の距離に等しい様に選定
する。
第4図は25メートルに位置する標準化されたスクリー
ン上へ反射鏡200の両箱1扇形部分によって投射され
たフィラメント像のプロットである。図示の通り、集光
スポット(多数の像の重ね合せ)は中心Hの領域に出来
、これらの像は水平線h’ Hhに対して範囲一αから
+αの間にある角度である。
反射鏡200は又4つの別の扇形部分203乃至206
を有するがこれ等は夫々反射鏡の上半部と下半部に対を
成している。これ等の扇形部分の形状は下記の数学的ア
プローチで定義されるが、これは全ての前記像の中心が
水平線h’ Hhの上に位置する様にスクリーン上にフ
ィラメント像を投射する様に設計されている。
これ等の別の扇形部分の形状は又、本実施例においては
、反射鏡の表面が事実上不連続なしである様に設計され
ている。
本明細書においては、「不連続なし」なる用語は、表面
上の全ての点において二次の連続性が保障される(以下
に説明する様に、2か所に局在する連続性の欠如を除き
)、即ち、表面に属する任意の線に沿った任意の点にお
いて、切手面は前記の線の両側において等しいと言うこ
とを意味する。
実際においては、この配列は、製造された実際の面が理
論的乃至設計面に非常に近い一致をもたらす事を保障し
、特に、前述のフランス特許箱1゜393.430号明
細書に記載のオフセットパラボロイドに伴う欠陥が回避
される。
更に詳細には、理論的計算によると、この指定された特
性を有する表面は次の式を有する事を示している。即ち
、 反射鏡の上半部で扇形部分201と202の間に延在す
る扇形部分203と204に関しては、ここに、 この式において、αとfoとは前述した通りであり、Δ
f11は以下に詳細に説明するパラメータでフィラメン
ト像の中心と標準化スクリーンの中心Hとの間のオフセ
ットを表示する。このパラメータは好ましくはフィラメ
ント100の長さの半分以下である。
反射鏡の下半分を取巻いて扇形部分201と202との
間に延在する扇形部分205と206とに関しては、式
は次の通りである。即ち、ここに、 Q−1+ /{ 前述の通り、ΔfBはフィラメント像の中心の標準化ス
クリーンの中心Hからのオフセットを表示するパラメー
タであり、好ましくはΔfHにはぼ等しい。
第5図と第6図とは25メートルの距離にある標準化ス
クリーンの図であり、上に数学的に定義した様な扇形部
分203と205によって夫々投射されたフィラメント
の集中像を示している。図示の通り、これ等のフィラメ
ント像の中心は全てスクリーン水平線h’ Hhよりも
上に位置しており、前記水平線よりも僅かに上に位置し
ている集中スポットを定めている。扇形部分204と2
06によって作られる像は、夫々扇形部分203と20
5の作る像に対して垂直面v’ Hvに関して対称であ
る事は明らかである。従ってこれ等に就いては図示しな
い。
上記の式に現れたパラメータα、Δf11及びΔfBは
得られる照明に次の影響を与える。
先ず、角度αが変化すると、反射鏡の扇形部分201と
202からの点Hを中心とする像の限界傾斜が変化を起
こす。即ち、角度αが小さい程、像は平坦で、あるいは
その反対である。しかし、扇形部分201と202によ
って得られた集中スポットの光度(又は像の数)は前記
扇形部分の面積に、従って角度αの値に比例する事は明
らかである。従って小さすぎてはならない。反対に、角
度αの値が大きいほど水平面に対するフィラメント像の
最大傾斜が大きくなり、従って、水平軸よりも相当下に
最下点がある像の数の比例的増加を生じる。これは、完
成ビームの補足性を低下させるので好ましくない。
実用上は、角度αは上述の相反する傾向の間の最良の妥
協を生じる様に選定され、各々の場合の要求によって変
化する。
パラメータΔf とΔfaとは相互に等しくもなり得、
第6図及び第7図に示す様に、水平軸よりも上に広がる
像を制御するのに使用される。即ち、対応反射鏡領域か
らのフィラメント像の中心は、これらのパラメータの一
方又は他方が増加するのに伴ってスクリーンの中心Hか
ら急速に遠ざかるものと理解すべきである。これは道路
軸上に前記領域によって作られた光度を減少させるので
不利益をもたらす。
同時に、これらのパラメータの値を増加する事によって
、水平面よりも下にある最下領域を有するフィラメント
像の数を減少する事が出来て有利である。ここでもやは
り、ΔfHとΔfBとは道路軸上の光度と水平面以下に
広がる像の数との満足すべき妥協の発見によって選定さ
れる。
ここには再掲の必要性のない比較的厄介な計算によって
、上に定義した反射鏡の表面は、反射鏡と垂直面XOZ
との交線によって定まる2領域、即ち扇形部分203と
204との間、及び扇形部分205と206との間の各
接続部に対応する領域、を除いて、二次の連続性を有す
る事が証明し得る。
即ち、これ等の領域に夫々僅かな折れが残る。
この様な局部的な欠陥は扇形部分203ないし206の
面の更に複雑な数学的な限定によって理論的に除去出来
ようが、実際には反射鏡又はそのモールドに施す研磨又
は仕上げ工程で容易に除去可能である。
この様な表面不完全性の光学的影響は実際には無視可能
である。
ここで第7図乃至第9図を参照する。第7図及び第9図
に示す前照灯照明曲線は第2図及び第3図に示す前照灯
構造では得られないが、上述した様な、フィラメントが
下方に垂直にオフセットしている前照灯であって、前照
灯全体(又は少なくとも電球−反射鏡構造物)が未だ下
方に傾斜させてないものによって得られる。
即ち、第7図は、フィラメントがオフセットしている電
球と、反射鏡200とによって作られ、その前面ガラス
のない前照灯で投射スクリーン上に作られた照明の一連
の等カンデラ曲線を示す。
等カンデラ曲線の数値はスポットの中心から外に行くに
従って小さくなっている。
集中スポット(斜線領域T)は水平線h’ Hhの直上
に位置しており、照度は水平に一様に分散している。ビ
ームの比較的鋭いカットオフが、相互に近接している等
カンデラ曲線Cnが示す様に、集中スポットTの直下に
存在している。即ち、集中スポットを点Hに合せる為に
自動車上に前照灯を取付ける時にビームを下向きに傾斜
させ、前面ガラスによってビームが水平に広げられると
(後記の様に)、第1図に略示する様なディップビーム
とほぼ相補的なビームが得られる。
フィラメントオフセットと前照灯の傾斜に関する数値例
を以下に示す。22.5mmの値を有するf。と付設デ
ィップビーム前照灯と同様な傾斜、即ち1%の傾斜を有
する反射鏡光軸に対して、焦点Foがフィラメントの中
心の垂直上方に位置するならば、約0.5mmのフィラ
メントの下方向へのオフセットが適当である事が判明し
た。
第8図は、中心フィラメントであろうとオフセットフィ
ラメントであろうと関係無しの、本発明による付加前照
灯の好ましい前面ガラスの背面図である。
前面ガラス300は図示の様に配分された領域301乃
至316の16領域に分れているが、この配分は本明細
書の中に含まれるものと考えるべきである。
領域301と302とは、その領域はほとんどが反射鏡
の扇形部分201と202とに対応しているが、この領
域はスムースのままとし、ここが光を屈折せず、又は殆
ど屈折しない様にして、上述した要領で前記扇形部分で
得られた集光スポットを事実上そのままに残す様にして
おく。これは、主ビームに対しての従来の要領での所望
の見易さをもたらす水平線へ向かった光のピークを維持
する。
領域30Bないし314は主として傾斜フィラメント像
に作用し、これを通過する光線に僅かな水平方向の屈折
を及ぼす為のリブ等を有する。これは前述の光ピークの
周囲に相当に広い範囲の平均照明を作る役割をする。
最後に、領域315と316とは、殆ど垂直なフィラメ
ント像に作用して広いビームを作る為の大屈折領域であ
る。
第9図は、第8図の前面ガラスを取付けた時の前述の前
照灯によって作られた照明を示す等カンデラ曲線C’ 
nのプロットであり、その数値は中心から外へ行くに従
って減少している。下方に傾斜する前の光ピーク(スポ
ットT’ )の存在と、この様にして得られた非常に広
い補助ビームとが見られる。
ここで本発明の変形実施例を説明する為に第10図乃至
第12図を参照する。フィラメントによって放射された
光束の十分な回収は反射鏡の焦点距離f。に直接に関係
するので、この焦点距離は出来るだけ短くすべき事は周
知の所である。
この変形例においては、第2図及び第3図に示す反射鏡
の面201と202は変化しない、即ち、これらは焦点
距1vfoのパラボロイドの扇形部分である。従って頂
点前述の点0に位置する車箱12図が示す通りである。
しかし、αの値はこの場合的22.5°である。
これに対して、扇形部分203′乃至206′は、f 
がf よりも小さいf′oで置換えられている事を除い
ては第1実施例の扇形部分203乃至206を定義する
のと同じ式で定義される。
対応する「焦点」F′oが常に軸方向のフィラメントの
中心の垂直上方にある事を確実ならしめる為には4扇形
部分203′乃至204′の共通頂点がもはや点0には
位置出来ず、第11図に示す様に点Oとフィラメントの
中心との間のどこかに位置しなければならない。
これは扇形部分201と202と、その他の扇形部分と
の間に一次の不連続を生じる事となるが、この不連続を
第10図で、夫々傾斜αと−αとを有する母線に沿って
別方向に陰影を施す事によって示している。
即ち、フィラメント100に近い表面203′乃至20
6′は良好な光の回収をもたらすが、なお上述した様な
その良好なフィラメント像配分特性を維持しているが、
この特性はfoの値に無関係に夫々の扇形部分203.
204、及び205.206の前述した式によって定ま
る。
更に、パラボロイド201および202の焦点距離f′
 よりも大きい焦点距離f。はその深さを増加させる事
無しに反射鏡の開口を増加する作用をなし、従って道路
軸上の光度を増加する。
これを第10図で扇形部分201と202の外側への延
長として示している。
勿論、本発明は前述の実施例に限定されるものではなく
、当業者の行う変形は特許請求の範囲の枠内に入るもの
である。
特に、前述において、欧州規格において、ディップビー
ムのカットオフの右半分が水平に対して15″傾斜した
半平面で定められているが、上述した付加前照灯におい
て提案されている下側カットオフはその全幅に亙って事
実上水平であるとい事実に就いては勘定に入れなかった
重なり合い領域(0″から15°の間の右手側)で過剰
照明があるとすれば、この過剰照明を減少させる為に変
更、特に前面ガラスの変更を行う事が出来る。
最後に、本発明による付加前照灯は、カットオフがほぼ
水平である限り、その他の任意の形のカットオフを有す
るディップビーム前照灯に付属させて使用する事が出来
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は欧州規格を満足し25メートルの距離にある標
準スクリーンに投射されたディップビームの前面図、第
2図は本発明の第1実施例による付加前照灯の長手垂直
断面略図、第3図は第2図の前照灯の背面図、第4図乃
至第6図は25メートルにある標準スクリーン上に投射
された、反射鏡の各所定の3位置から得られたフィラメ
ント像の特性図、第7図は前面ガラス無しの、第2図及
び第3図に示す付加前照灯によって作られた照明を表示
する投射スクリーン上の等カンデラ曲線プロットによる
特性図、第8図は第2図乃至第3図の前照灯用に特に設
計した前面ガラスの一背面図、第9図は前面ガラスを取
付けた時の第2図及び第3図の付加前照灯で作られた照
明を表示する投射スクリーン上の等カンデラ曲線プロッ
トによる特性図、第10図は本発明による変形前照灯の
反射鏡の背面図、第11図は第10図の反射鏡及び付属
する電球の長手垂直断面略図、第12図は第11図構造
体の水平断面略図である。 図中において、 100はフィラメント、200は反射鏡、300は前面
ガラス、201.202は第1扇形部分、203乃至2
06は別の扇形部分、301乃至316は前面ガラスの
各種領域である。 IG−4

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)2つのビームが主ビームを形成する様に、カット
    オフを有するディップビームと補足し合う光ビームを放
    射するものであって、軸フィラメント電球と、反射鏡と
    、前面ガラスとを有する自動車用前照灯において、前記
    前照灯は、 電球のフィラメントはその周囲に全方向に光を放射し、 反射鏡は形状がパラボロイドで、フィラメントのほぼ中
    央(軸方向で)に位置する共通焦点を有し、前照灯光軸
    の近くにある集光スポットを作り出す為に前照灯の光軸
    を通る水平面の両側で傾斜する半平面で限界される2つ
    の第1扇形部分と、前記第1扇形部分を接続し、それに
    よって作られた各フィラメント像の主要部分がディップ
    ビームのカットオフとほぼ一致するカットオフの上に位
    置する様な形状を有する2つの別の扇形部分とを有し、
    又、 前面ガラスの相当な領域がビームを水平に配分する手段
    とを有する自動車用前照灯。
  2. (2)フィラメントは形状が円筒形で、フィラメント軸
    が前記2つの第1扇形部分の軸に沿って位置している、
    特許請求の範囲第1項に記載の前照灯。
  3. (3)フィラメントは形状円筒形でフィラメントの軸は
    前記2つの第1扇形部分の軸に平行でこれから下方にず
    れており、前照灯は前記2つの第1扇形部分の前記軸が
    下向きに傾斜する様に取付けられている、特許請求の範
    囲第1項に記載の前照灯。
  4. (4)前記別の扇形部分は前記第1扇形部分を連続の状
    態で相互接続している、特許請求の範囲第1項に記載の
    前照灯。
  5. (5)前記別の扇形部分は次の式で定義される、特許請
    求の範囲第4項に記載の前照灯、 反射鏡の上半分に位置する扇形部分に関してはx={y
    cosα+z(y/|y|)sinα}^2/4f_0
    +(zcosα−|y|sinα)^2/{4(f_0
    +Δf_H/P)}ここに、 P= 1+{ycosα+z(y/|y|)sinα}^2/
    4f_0^2又、反射鏡の下半分に位置する扇形部分に
    対しては x={ycosα−z(y/|y|)sinα}^2/
    4f_0+(−zcosα−|y|sinα)^2/{
    4(f_0−Δf_B/Q)}ここに、 Q= 1+{ycosα−z(y/|y|)cosα}^2/
    4f_0^2これらの式において、 αは第1扇形部分を限界する平面の水平に対する傾斜角
    であり; Δf_HとΔf_Bとは像が前記カットオフから上へ持
    上がる程度を定めるパラメータであり;又、f_0は形
    状がパラボロイドな前記第1扇形部分の焦点距離である
  6. (6)前記別の扇形部分は以下の式で定義される、特許
    請求の範囲第1項に記載の前照灯、 反射鏡の上半分に位置する扇形部分に対してはx={y
    cosα+z(y/|y|)sinα}^2/4f′_
    0+{(zcosα−|y|sinα)^2}/{4(
    f′_0+Δf_H/R)}ここに、 R=1+ {ycosα+z(y/|y|)sinα}^2/4f
    ′_0^2又、反射鏡の下半分に位置する扇形部分に対
    しては、 x={ycosα−z(y/|y|)sinα}^2/
    4f′_0+(−zcosα−|y|sinα)/{4
    (f′_0−Δf_B/S)}ここに、 S=1+ {ycosα−z(y/|y|)sinα}/4f′_
    0^2上式において、 αは第1扇形部分を限界する平面の水平に対する傾斜角
    であり、 Δf_HとΔf_Bとは像が前記カットオフの上に持上
    がっている割合いを定めるパラメータでありf′_0は
    形状がパラボロイドの前記第1扇形部分の焦点距離より
    も小さい距離である。
  7. (7)パラメータΔf_HとΔf_Bとはフィラメント
    の長さの半分以下の値を有する、特許請求の範囲第5項
    に記載の前照灯。
  8. (8)パラメータΔf_HとΔf_Bとはフィラメント
    の長さの半分以下の値を有する、特許請求の範囲第6項
    に記載の前照灯。
  9. (9)反射鏡の前記第1の2扇形部分に対応する前面ガ
    ラスの領域は、光を僅かしか、又は全然屈折しない、特
    許請求の範囲第7項又は第8項に記載の前照灯。
  10. (10)ディップビーム前照灯と付加前照灯とより成り
    、前記前照灯は夫々ディップビームと前記ディップビー
    ムを補足するビームとを放射し、前記両ビームは両者で
    主ビームを構成し、前記付加前照灯は特許請求の範囲第
    1項に記載の前照灯である組合わせ体。
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