JPS63216986A - 低Ｃｒ鋼の高速酸洗方法 - Google Patents
低Ｃｒ鋼の高速酸洗方法Info
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- JPS63216986A JPS63216986A JP4856387A JP4856387A JPS63216986A JP S63216986 A JPS63216986 A JP S63216986A JP 4856387 A JP4856387 A JP 4856387A JP 4856387 A JP4856387 A JP 4856387A JP S63216986 A JPS63216986 A JP S63216986A
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Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C23—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
- C23G—CLEANING OR DE-GREASING OF METALLIC MATERIAL BY CHEMICAL METHODS OTHER THAN ELECTROLYSIS
- C23G1/00—Cleaning or pickling metallic material with solutions or molten salts
- C23G1/36—Regeneration of waste pickling liquors
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、Ｃｒ：ｓ〜１３重量％を含有する低Ｃｒ鋼
、特にその熱間圧延材の表面《：発生した酸化スケール
を、効率的（＝、かつ高速で除去する方法に関するもの
である。
、特にその熱間圧延材の表面《：発生した酸化スケール
を、効率的（＝、かつ高速で除去する方法に関するもの
である。
従来、一般《；、上記の低Ｃｒ鋼の脱スケールは、既存
のステンレス鋼の酸洗設備を用い、ソルト処理後硝酸電
解あるいは硝酸浸漬を行なうソルトバス法や、主として
Ｎａ ２ ＳＯ４溶液を使用する中性塩電解処理後、硝
弗酸処理を行なう中性塩法などの代表的方法によって行
なわれている。
のステンレス鋼の酸洗設備を用い、ソルト処理後硝酸電
解あるいは硝酸浸漬を行なうソルトバス法や、主として
Ｎａ ２ ＳＯ４溶液を使用する中性塩電解処理後、硝
弗酸処理を行なう中性塩法などの代表的方法によって行
なわれている。
しかし、上記の従来酸洗方法は、低Ｃｒ鋼に対しては、
その酸洗時間が、ステンレス鋼を対象としているため相
対的に長くならざるを得す、この結果マトリックスの異
常腐食、すなわち過酸洗となることがしばしば発生して
おり、また一方で、炭素鋼の酸洗設備しかもたない場合
には、炭素鋼の酸洗速度は相対的に高速であるために、
低Ｃｒ鋼の酸洗を行なうことができないのが現状である
。
その酸洗時間が、ステンレス鋼を対象としているため相
対的に長くならざるを得す、この結果マトリックスの異
常腐食、すなわち過酸洗となることがしばしば発生して
おり、また一方で、炭素鋼の酸洗設備しかもたない場合
には、炭素鋼の酸洗速度は相対的に高速であるために、
低Ｃｒ鋼の酸洗を行なうことができないのが現状である
。
そこで、本発明者等は、上述のような観点から、炭素鋼
の酸洗速度に相当する高速の酸洗速度で低Ｃｒｆ１４の
脱スケールを可能とすべく研究を行なった注目し、これ
に空気を吹込んだり、あるいは過酸化水素（Ｈ２Ｏ。）
を注入したりして、前記Ｆｅ２＋を第２鉄イオン（Ｆｅ
）に酸化し、さらに塩酸（ＨＣＪ）を添加して調製した
、温度＝５０〜１００℃、Ｈ（Ｊ濃度ニア−１５％、Ｆ
ｅ 濃度：０．５〜１０％の調製溶液な酸洗溶液とし
て用いると、この再生塩酸酸洗液中のＦｅ によって
Ｃｒ鋼の脱スケニルが著しく促進されるよう（ニなって
、高速での酸洗が可能となり、しかもこの結果発生した
塩酸酸洗廃液は、再び酸化とＨＣＩ！添加の調製によっ
て再生循環使用が可能となるばかりでなく、これらの調
製は脱スケールと連続して行なえるので効率的、合理的
であるなどの知見を得たのである。
の酸洗速度に相当する高速の酸洗速度で低Ｃｒｆ１４の
脱スケールを可能とすべく研究を行なった注目し、これ
に空気を吹込んだり、あるいは過酸化水素（Ｈ２Ｏ。）
を注入したりして、前記Ｆｅ２＋を第２鉄イオン（Ｆｅ
）に酸化し、さらに塩酸（ＨＣＪ）を添加して調製した
、温度＝５０〜１００℃、Ｈ（Ｊ濃度ニア−１５％、Ｆ
ｅ 濃度：０．５〜１０％の調製溶液な酸洗溶液とし
て用いると、この再生塩酸酸洗液中のＦｅ によって
Ｃｒ鋼の脱スケニルが著しく促進されるよう（ニなって
、高速での酸洗が可能となり、しかもこの結果発生した
塩酸酸洗廃液は、再び酸化とＨＣＩ！添加の調製によっ
て再生循環使用が可能となるばかりでなく、これらの調
製は脱スケールと連続して行なえるので効率的、合理的
であるなどの知見を得たのである。
この発明は、上記知見Ｃ二もとづいてなされたものであ
るが、その実施に際して、特にＦｅ２＋からＦｅ３＋へ
の酸化は、反応速度を促進させるためにできるだけ高い
温度、実際には５０〜１００℃の温度で行なうのがよく
、またこれを空気の吹込み（＝より行なう場合には、空
気の吹込み量を、廃液＝１１当り５０ＣＣ／Ｊｌ１８以
上とし、かつ吹込み器具の先端にグラスフィルターなど
を取付けて細かい泡状とするのが望ましく、さらに廃液
中に、活性炭を酢加し、その触媒作用を利用したり、あ
るいはＮａＣＡを添加したりして、酸化反応の加速をは
かるのもよく、一方、Ｈ２Ｏ２の添加による酸化は、廃
液中への注入により簡単に行なえるが、コスト高となる
欠点がある。
るが、その実施に際して、特にＦｅ２＋からＦｅ３＋へ
の酸化は、反応速度を促進させるためにできるだけ高い
温度、実際には５０〜１００℃の温度で行なうのがよく
、またこれを空気の吹込み（＝より行なう場合には、空
気の吹込み量を、廃液＝１１当り５０ＣＣ／Ｊｌ１８以
上とし、かつ吹込み器具の先端にグラスフィルターなど
を取付けて細かい泡状とするのが望ましく、さらに廃液
中に、活性炭を酢加し、その触媒作用を利用したり、あ
るいはＮａＣＡを添加したりして、酸化反応の加速をは
かるのもよく、一方、Ｈ２Ｏ２の添加による酸化は、廃
液中への注入により簡単に行なえるが、コスト高となる
欠点がある。
つぎに、この発明の方法において、再生塩酸酸洗液の温
度、ＨＣ７濃度、およびＦｅ 濃度を上記の通りに限
定した理由を説明する。
度、ＨＣ７濃度、およびＦｅ 濃度を上記の通りに限
定した理由を説明する。
（ａ） 温度
温度は高いほど脱スケール性は向上するが、その温度が
５０℃未満では脱スケール性が劣り、一方その温度が１
００’Ｃ’に越えると、Ｈ（Ｊ ミストの発生量が増大
して、環境悪化を招くようになることから、その温度を
５０〜１００℃と定めた。
５０℃未満では脱スケール性が劣り、一方その温度が１
００’Ｃ’に越えると、Ｈ（Ｊ ミストの発生量が増大
して、環境悪化を招くようになることから、その温度を
５０〜１００℃と定めた。
（ｂｌ ＨＣ７濃度
そのＨ（Ｊ濃度が７％未満では、所望の脱スケール性を
確保することができず、一方そのＨ（Ｊ濃度が１５％を
越えると、脱スケール性は増すものの、ＨＣＪ ミスト
の発生量が多くなって、作業環境の悪化を招くばかりで
なく、酸洗後の表面肌の凹凸が大となることから、その
ＨＣ７濃度を７〜１５％と定めたつこの範囲内ではＨ（
Ｊ濃度の高い方が脱スケールは加速される。
確保することができず、一方そのＨ（Ｊ濃度が１５％を
越えると、脱スケール性は増すものの、ＨＣＪ ミスト
の発生量が多くなって、作業環境の悪化を招くばかりで
なく、酸洗後の表面肌の凹凸が大となることから、その
ＨＣ７濃度を７〜１５％と定めたつこの範囲内ではＨ（
Ｊ濃度の高い方が脱スケールは加速される。
（ｃｌ Ｆｅ 濃度
そのＦｅ 濃度が０．５％未満では、所望の酸洗高速
化をはかることができず、一方そのＦｅ３＋濃度が１０
％を越えると、酸洗後の表面に孔食が発生し易くなるこ
とから、そのＦｅ 濃度？０，５〜１０％と定めた。
化をはかることができず、一方そのＦｅ３＋濃度が１０
％を越えると、酸洗後の表面に孔食が発生し易くなるこ
とから、そのＦｅ 濃度？０，５〜１０％と定めた。
つぎに、この発明の方法を実施例により具体的に説明す
るっ ＨＣｌｊ ： ０．０２ ％ 、 Ｆｅ”” ： １３
．５％＋Ｆｅ −０，２％ｙ含有する塩酸酸洗廃液を用
い、これ（二温度＝８０℃にて溶液：ＩＩｌ当り２００
ｃｃ／ｍの流量で、吹込み時間を変えながら空気を吹込
み、ついで各種割合でＨ（Ｊ ４添加することにより、
それぞれ第１表に示される各種の再生塩酸酸洗液を調製
し、これらの各種の再生塩酸酸洗液のそれぞれに、幅：
５０Ｉ×長さ：１００ｍ×厚さ：３Ｈの寸法をもった８
ＵＳ４１０Ｌ （Ｃｒ：１１％含有の低Ｃｒ鋼）の熱延
鋼板を２５秒間浸漬（この浸漬時間は連続焼鈍酸洗ライ
ンにおける長さ：２５ｍの酸洗槽でライン速度：５Ｑｍ
／ｍｍで酸洗を行なう場合を想定して定めた）して、そ
の表面の脱スケールを行なうことによって本発明法１〜
１３および比較法１〜５？：それぞれ実施し、脱スケー
ル状況と表面状況乞観察した。
るっ ＨＣｌｊ ： ０．０２ ％ 、 Ｆｅ”” ： １３
．５％＋Ｆｅ −０，２％ｙ含有する塩酸酸洗廃液を用
い、これ（二温度＝８０℃にて溶液：ＩＩｌ当り２００
ｃｃ／ｍの流量で、吹込み時間を変えながら空気を吹込
み、ついで各種割合でＨ（Ｊ ４添加することにより、
それぞれ第１表に示される各種の再生塩酸酸洗液を調製
し、これらの各種の再生塩酸酸洗液のそれぞれに、幅：
５０Ｉ×長さ：１００ｍ×厚さ：３Ｈの寸法をもった８
ＵＳ４１０Ｌ （Ｃｒ：１１％含有の低Ｃｒ鋼）の熱延
鋼板を２５秒間浸漬（この浸漬時間は連続焼鈍酸洗ライ
ンにおける長さ：２５ｍの酸洗槽でライン速度：５Ｑｍ
／ｍｍで酸洗を行なう場合を想定して定めた）して、そ
の表面の脱スケールを行なうことによって本発明法１〜
１３および比較法１〜５？：それぞれ実施し、脱スケー
ル状況と表面状況乞観察した。
なお、比較法１〜５は、再生塩酸酸洗液のＦｅ３＋濃度
または温度がこの発明の範囲から外れたものである。
または温度がこの発明の範囲から外れたものである。
本発明法１〜１３においては、いずれも２５秒の短かい
酸洗時間で税スケールが完全に行なわれており、このこ
とは高速酸洗が可能であることを示し、かつ表面肌もき
わめて良好であるのに対して、比較法１〜５においては
、税スケールが不十分なものや、表面凹凸の激しいもの
が観察され、良好な脱スケールを行なうことができない
ものであったＯ 上述のよう（：、この発明の方法によれば、低Ｃｒ鋼の
高速での酸洗を効率的）：、かつ合理的に、コスト安く
行なうことができるのである。
酸洗時間で税スケールが完全に行なわれており、このこ
とは高速酸洗が可能であることを示し、かつ表面肌もき
わめて良好であるのに対して、比較法１〜５においては
、税スケールが不十分なものや、表面凹凸の激しいもの
が観察され、良好な脱スケールを行なうことができない
ものであったＯ 上述のよう（：、この発明の方法によれば、低Ｃｒ鋼の
高速での酸洗を効率的）：、かつ合理的に、コスト安く
行なうことができるのである。
Claims (3)
- （１）塩酸酸洗廃液中に含有する第１鉄イオンを空気の
吹込み、あるいは過酸化水素の注入により第２鉄イオン
に酸化し、かつこれに塩酸を添加して調製した、温度：
５０〜１００℃、塩酸濃度：７〜１５％、第２鉄イオン
濃度：０．５〜１０％の再生塩酸酸洗液中にて、低Ｃｒ
鋼の脱スケールを高速で行なうことを特徴とする再生塩
酸酸洗液使用による低Ｃｒ鋼の高速酸洗方法。 - （２）上記再生塩酸酸洗液を、さらに再生循環使用する
ことを特徴とする上記特許請求の範囲第（１）項記載の
低Ｃｒ鋼の高速酸洗方法。 - （３）上記塩酸酸洗廃液の調製を、再生塩酸酸洗液によ
る脱スケールと連続させて行なうことを特徴とする上記
特許請求の範囲第（１）項記載の低Ｃｒ鋼の高速酸洗方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4856387A JPS63216986A (ja) | 1987-03-03 | 1987-03-03 | 低Ｃｒ鋼の高速酸洗方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4856387A JPS63216986A (ja) | 1987-03-03 | 1987-03-03 | 低Ｃｒ鋼の高速酸洗方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63216986A true JPS63216986A (ja) | 1988-09-09 |
Family
ID=12806856
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4856387A Pending JPS63216986A (ja) | 1987-03-03 | 1987-03-03 | 低Ｃｒ鋼の高速酸洗方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63216986A (ja) |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0776993A1 (en) * | 1995-11-28 | 1997-06-04 | Eka Chemicals AB | Method for pickling steel |
| FR2745301A1 (fr) * | 1996-02-27 | 1997-08-29 | Usinor Sacilor | Procede de decapage d'une piece en acier et notamment d'une bande de tole en acier inoxydable |
| WO1999027162A1 (en) * | 1997-11-24 | 1999-06-03 | Acciai Speciali Terni S.P.A. | Method for pickling steel products |
| EP0949354A1 (en) * | 1998-04-06 | 1999-10-13 | SOLVAY (Société Anonyme) | Pickling process |
| US6398876B1 (en) * | 1998-12-22 | 2002-06-04 | Andritz—Patentverwaltungs-Gesellschaft m.b.H. | Process for pickling steel |
| KR100460174B1 (ko) * | 2002-03-14 | 2004-12-04 | 동인산업(주) | 3가철의제조방법 및 제조장치 |
| JP2007107045A (ja) * | 2005-10-13 | 2007-04-26 | Jfe Steel Kk | ステンレス鋼材の酸洗方法及び製造方法 |
| JP2007107044A (ja) * | 2005-10-13 | 2007-04-26 | Jfe Steel Kk | ステンレス熱延鋼材の酸洗方法及び製造方法 |
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| CN105696009A (zh) * | 2014-11-27 | 2016-06-22 | 宝钢工程技术集团有限公司 | 不锈钢酸洗液的处理装置及其使用方法 |
-
1987
- 1987-03-03 JP JP4856387A patent/JPS63216986A/ja active Pending
Cited By (14)
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| EP0792949A1 (fr) * | 1996-02-27 | 1997-09-03 | USINOR SACILOR Société Anonyme | Procédé de décapage d'une pièce en acier et notamment d'une bande de tÔle en acier inoxydable |
| CN1084801C (zh) * | 1996-02-27 | 2002-05-15 | 尤吉纳股份有限公司 | 酸洗钢片、尤其是不锈钢薄板带的方法 |
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| CN105696009A (zh) * | 2014-11-27 | 2016-06-22 | 宝钢工程技术集团有限公司 | 不锈钢酸洗液的处理装置及其使用方法 |
| CN105696009B (zh) * | 2014-11-27 | 2017-12-29 | 宝钢工程技术集团有限公司 | 不锈钢酸洗液的处理装置及其使用方法 |
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