JPS63213253A - 発光管用石英 - Google Patents

発光管用石英

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JPS63213253A
JPS63213253A JP4269787A JP4269787A JPS63213253A JP S63213253 A JPS63213253 A JP S63213253A JP 4269787 A JP4269787 A JP 4269787A JP 4269787 A JP4269787 A JP 4269787A JP S63213253 A JPS63213253 A JP S63213253A
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quartz
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ultraviolet rays
transmittance
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JP4269787A
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Satoru Takemura
哲 竹村
Hidetoshi Ichise
市瀬 英俊
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Ushio Denki KK
Ushio Inc
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Ushio Denki KK
Ushio Inc
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C03GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
    • C03CCHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
    • C03C2217/00Coatings on glass
    • C03C2217/70Properties of coatings
    • C03C2217/74UV-absorbing coatings

Landscapes

  • Silicon Compounds (AREA)
  • Chemically Coating (AREA)
  • Vessels And Coating Films For Discharge Lamps (AREA)
  • Surface Treatment Of Glass (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、可視光の透過率を低下させずに紫外線を十分
にカットする発光管用石英に関するものである。
〔従来技術とその問題点〕
キセノンランプや水銀ランプ、メタルハライドランプに
代表される放電灯では波長が340nm以下の紫外線を
放射するものが多い。この放射される紫外線はこれを積
庵的に利用する場合は別として、通常は放射されないの
が理想である。すなわち紫外線は、空気中の酸素と反応
して有害なオゾンを生成したり、人体の皮膚に直接作用
したりするので好ましくなく、したがって特に人間が作
業する環境下で点灯されるランプの場合、紫外線は放射
されないことが要求される。
ところで、例えば、水銀とタリウムとハロゲンを封入し
たメタルハライドランプは波長が5H35nmの緑色光
に放射波長のピークを有し、この緑色光は海中での透過
率が高く、イカ、サバ、サンマ等が敏感に反応するとこ
ろから集魚灯として用いられるが、漁船員が作業する船
上で点灯されるため、波長が340nm以下の紫外線は
放射されないようにしなければならない。
一般に紫外線を放射させない技術としては発光管を形成
する石英ガラスの表面もしくは内部に紫外線を透過させ
ない物質を塗布もしくはドープすることにより行われる
が、このような紫外線を透過させない物質としてはTi
e2.CeO,、等が知られている。Tie、をドープ
・した石英管は、オゾンレス管と呼ばれる名称からもわ
かる通り、波長が220nm以下の光をカットし、オゾ
ンの生成を防止するものであるが、波長が220nm以
−■二の紫外線のカットは不十分であり透過してしまう
。その点CeO2は波長が340 nm以下の紫外線を
カットできるので、紫外線全体をカットする場合に有効
な物質である。従って、波長が340nm以下の紫外線
を透過させない放電灯は石英にCeO,をドープした発
光管が用いられるが、CeO7は融点が2600℃と高
く、これを石英内部に均一に分散させるには、石英製造
時に極めて高温に加熱する必要があり、技術的にも経済
的にも困難な点が多々ある。
こめため、容易に製造できて紫外線全体をカットする発
光管が要請されるが、例えば、前述の水銀とタリウムと
ハロゲンを封入した集魚灯用のメタルハライドランプに
使用するためには、目的とする波長が535r++++
付近の緑色光の出力が発光管によって減少しないことが
必要であり、一般的には可視光の透過率を低下させない
ことが必要である。
〔発明の目的〕
そこで本発明は、容易に製造できて可視光の透過率を低
下させず、波長が340nm以下の紫外線をカッl−す
る発光管用石英を提供することを目的とする。
【発明の構成および作用〕
本発明の発光管用石英は1石英ガラスよりなる発光管の
外壁および/または内壁にCe+Siアルコレート溶液
が塗布して焼成され、これにより形成されたCeO,−
5ioz層の膜厚を6μm1ll’J巾のCent換算
でのCe’13度を7wt%とするとき。
y≦ 30vt%、 y x d ≧ 36wt%” 
μ mであることを特徴とする。
すなわち、Ce+SLアルコレート溶液を用いることに
より、発光管の外壁および/または内壁に均一にCeが
分散したCeO□−8in、層が形成される。従って、
800℃程度の温度で焼成することによりCeO,層が
偏在することなく一様に分散したCeO2−8io、の
ガラス層が形成されるが。
このガラス層がCe+SLアルコレート溶液の塗布およ
び焼成のみによって形成できるので、製造が非常に簡単
である。そして、形成されたCeOz−siotMのC
p、 O、換算でのCe濃度を7wt%とするとき、y
≦30vt%であるので、可視光の透過率の低下が許容
範囲内であって十分に実用的であり、更には、濃度yと
膜厚d(発光管の外壁と内壁の両面に形成したときは両
方の膜厚の和)の積が、y×d≧J6wt%・μmであ
るので、波長が340nm以下の紫外線を十分にカット
できる発光管用石英とすることが可能である。
〔実施例〕
以下、図面に示す実施例に基いて本発明を共体的に説明
する。
第1図と第2図は、石英表面に形成されたCeO2−3
iO,層の膜厚dが分光透過率にどのように影響するか
を示したものであり、第1図はy=50wt%、第2図
はy=2Qwt%の例を示す。使用した石英の厚さは3
1であり、CeO,−S i O,。
層は、CeO,換算でCeの含有量が50wt%および
20wt%のCa+Siアルコレート溶液を用い、ディ
ッピングなどの方法で石英表面に塗布し、自然乾燥の後
に約150℃で乾燥する。そして、所定の厚さのCeO
2−8io、膜が塗布されるまでこの操作を繰返し、そ
の後に500℃以上、好ましくは800℃以上で10分
間はど焼成することにより得たものである。このように
、従来の石英内部に紫外線を透過させない物質を均一に
分散させる方法に比べて、非常に簡単にCeO,−8i
n、層を形成することができる。
y=50wt%の例を示す第1図において、(イ)はC
eO,−8io2層が形成されていない場合の、(ロ)
、(ハ)はそれぞれCeO2−8iO2層の膜厚dが0
.9μm、0.45μmの場合の分光透過率を示す。こ
れから明らかなように、CeO,−8iO7層が形成さ
れていない場合は、波長が250nm以上において95
%の透過率を示し、波長が200nmにおいても50%
も透過してしまう。これに対して、CeO,−8iO□
層を形成させた場合は紫外線領域の透過率は大幅に低下
している。ところで、紫外線をカットする性能としては
、波長が220nm以下の透過率を1%以下にすること
が要求され−るが、d=0.45μmの場合はこの水準
を満足しておらず、d=0.9μmの場合に満足してい
る。
しかし、可視光域において、分光透過率の変動量(リッ
プルとも云う6)が大きく、10%以上にも及んでいる
。リップルは、濃度yが大きい程、大きくなる傾向があ
るが、その許容範囲は5%以内であるため、結局のとこ
ろ、M=50vt%では可視光の透過率が低く、実用化
できないことが分かる。
次に、y=2Qwt%の例を示す第2図において、(イ
)はCeO,−3io2層が形成されていない場合の、
(ロ)、(ハ)はそれぞれC’e Oz −S x O
2yvlの膜厚dが1.8μm、0.9μmの場合の分
光透過率を示す。このときは、(ロ)、(ハ)とも、可
視光域におけるリップルは、非常に小さくて5%以内で
あり、可視光の透過率は十分である。しかし、膜厚dが
0.9μmの(ハ)の場合は、濃度yと膜厚dの積が小
さくてCeO□の絶対量が少ないために紫外線カツト性
能が低く、とりわけ、波長が220nm以下の透過率が
大きく、1%以下の基準を満足していない。
このように、第1図と第2図の結果から、本発明の目的
を達成するためには、濃度yおよび濃度yと膜厚dの積
yxdを規定する必要があることが分かる。そこで、濃
度yを変化させて波長が440〜b 査した。その結果を第3図に示す。これから分かるよう
に、リップルを許容範囲である5%以内に納めるには、
1530wt%であることが必要である。この条件を満
足すれば、可視光の透過率は各波長においてはシ一様に
なり、Ce0z−sio、WIが形成されていない場合
と遜色のない照度を得ることができる0次に、紫外線を
カットするために必要とされるCeO2の絶対量、すな
わち濃度yと膜厚dの積yxdの下限を規定するために
、濃度yが30vt%のCeO2−8io、層の膜厚d
を変化させて、波長が2201の紫外線の透過率に及ぼ
す影響を調査した。その結果を第4図に示す。これから
分かるように、許容限界の透過率1%以下を満足するた
めには、膜厚dは1.2μ−以上必要であり、結局のと
ころ、yxa≧36%+1%・μmでなければならない
、そして、これを満足すれば紫外線を十分にカットする
ことができ、この発光管用石英を、例えば水銀とタリウ
ムとハロゲンを封入した集魚用のメタルハライドランプ
の発光管に用いれば、波長が535nm付近の緑色光の
減少を極力抑制でき、かつ波長が340nm以下の紫外
線を放射しないランプとなり、漁船員に悪影響を与えず
に緑色光を強力に放射する集魚灯とすることができる。
〔発明の効果〕
以上説明したように1本発明は、石英ガラスよりなる発
光管の外壁および/または内壁にCe+Siアルコレー
ト溶液が塗布して焼成され、これにより形成されたCe
O2−8io2層の膜厚を6μm、膜中のCeO2換算
でのCe ’/f3度を7wt%とするとき、1530
wt%、yxct≧36wt%・μmを満足するように
したので、容易に製造できて可視光の透過率を低下させ
ず、波長が340nm以下の紫外線を十分にカットする
発光管用石英とすることが可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図と第2図は波長と分光透過率の関係図、第3図は
Ce fJ度とリップルの関係図、第4図はCeO□−
8iO□層の膜厚と波長が220nmの透過率の関係図
を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 石英ガラスよりなる発光管の外壁および/または内壁に
    Ce+Siアルコレート溶液が塗布して焼成され、これ
    により形成されたCeO_2−SiO_2層の膜厚をd
    μm、膜中のCeO_2換算でのCe濃度をywt%と
    するとき、 y≦30wt%、y×d≧36wt%・μmであること
    を特徴とする発光管用石英。
JP4269787A 1987-02-27 1987-02-27 発光管用石英 Expired - Lifetime JPH0719567B2 (ja)

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JPH0719567B2 JPH0719567B2 (ja) 1995-03-06

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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