JPS6321161A

JPS6321161A - 自動給紙装置

Info

Publication number: JPS6321161A
Application number: JP16557786A
Authority: JP
Inventors: Takeshi Ono; 剛大野
Original assignee: Kokusai Electric Corp
Current assignee: Kokusai Electric Corp
Priority date: 1986-07-16
Filing date: 1986-07-16
Publication date: 1988-01-28

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は印刷装置に単票用紙を自動供給するための印刷
装置に付加される自動給紙装置に関する。

（従来技術）この種の自動給紙装置は一般に第２図に示すような構成
を有する。すなわち自動給紙装置１は、印刷袋Ｗ、２側
に設けられている紙送り駆動軸３の回転を機械的な伝達
機構を介して吸入ローラ４および排出ローラ５に伝達し
、（以下単に「用紙」と呼ぶ）単票用紙６の自動吸入お
よび自動排出を行っている０紙送り駆動軸３はモータ７
によって時計方向および反時計方向に回転し、吸入ロー
ラ４は歯車８およびベルト９を介して紙送り駆動軸３に
連結され、紙送り駆動軸３の回転方向と逆方向に回転す
る。また、排出ローラ５は歯車８を介して祇送り駆動軸
３の回転方向と同方向に回転するようになされている。

なお、１０は印刷前の用紙６を収納するホッパ、１１は
印刷済みの用紙６を収納するスタッカ、１２．１３は用
紙６を紙送り駆動軸３および排出ローラ５にそれぞれ圧
接するための押えローラ、１４は紙送り駆動軸３に接し
て設けられた用紙有無検出器である。

上記の構成において、自動給紙装置１は以下に述べるよ
うな動作を通じて用紙６の自動吸入および自動排出を行
っている。すなわち、（イ）まず、印刷済みの用紙６を排出して、この用紙６
をスタッカ１１に収納するため、紙送り駆動軸３をモー
タ７によって図の反時計方向に規定量だけ回転させ、排
出ローラ５を反時計方向に回転させる。一方吸入ローラ
４は時計方向に回転して用紙６の連続吸入を阻止してい
る。

（ロ）用紙６の排出が終了すると、次の用紙６をホッパ
１０から吸入するために、祇送り駆動軸３を時計方向に
回転させる。したがって、吸入ローラ４は反時計方向に
回転して用紙６の吸入動作を行う０紙送り駆動軸３の時
計方向の回転は、用紙有無検出器１４が「用紙有り」を
検出した時点で終了する。

（ハ）次に吸入した用紙６の頭出しを行うために、紙送
り駆動軸３を反時計方向に規定量だけ回転させる。

（ニ）紙送り駆動軸３を反時計方向に回転させながら印
刷を行う。

（ホ）再び上記（イ）の動作を行って印刷済み用紙６を
排出する。

ところで、上記（ハ）、（ニ）においては、紙送り駆動
軸３の反時計方向の回転に伴って吸入ローラ４は時計方
向に回転するが、このような吸入ローラ４の回転は、用
紙６の頭出し動作および印刷動作を妨げることになる。

そのためモータ７は、吸入ローラ４が用紙６に対してス
リップを生じるのに充分なだけの大きい駆動力をもって
紙送り駆動軸３を回転させなければならない、したがっ
て印刷装置２に、第２図に示すような態様で自動給紙装
置１を取付ける場合、印刷装置２に設けられている紙送
り駆動軸３の回動用モータ７として駆動力の大きい大型
のものが要求され、印刷装置２を小型かつ軽量化する上
で大きな障害となっていた。

（発明の目的）上記事情に鑑み、本発明は紙送り力のきわめて小さい印
刷装置にも取付けることができる自動給紙装置を提供す
ることを目的とする。

（発明の構成）本発明は、用紙の吸入排出を行うための内ｉｌｌ動源と
、印刷装置に供給する用紙のたるみを検出するたるみ検
出器とを備えた構成により上記目的を達成するものであ
る。

（実　施　例）以下第１図を参照して本発明の一実施例について詳細に
説明する。なお、第２図の構成と対応する部分には同一
符号を付して示しである。

第１図において、自動給紙装置１は、用紙６を１枚ずつ
ホッパ１０から取出して印刷装置２に供給する吸入ロー
ラ４と、吸入する用紙６のたるみに応じて姿勢が変化す
るたるみ検出アーム１５と、この検出アーム１５の姿勢
変化を検出するたるみ検出器１６と、印刷後の用紙６を
排出してスタフ力１１に収納する排出ローラ５と、上記
吸入ローラ４および排出ローラ５を駆動するモータ１７
と、たるみ検出器１６の出力信号を受けてモータ１７を
制御する制御器１８とを備えている。モータ１７は、印
刷装置２における紙送り駆動軸３による紙送り速度より
も速い同一の速度で吸入・排出を行なうように吸入ロー
ラ４および排出ローラ５を駆動するようになされている
。また、制御器１８は、たるみ検出器１６が用紙６のた
るみを検出した場合、そのたるみが解消するまで、吸入
ローラ４による紙送り速度を印刷装置２における紙送り
駆動軸３による紙送り速度よりも遅くするようにモータ
１７を制御する。モータ１７は印刷装置２における紙送
り駆動軸３を駆動するモータ７と同一の期間だけ駆動さ
れる。なお、１９はたるみ検出アーム１５の固定軸、２
０はアーム１５のテンション調整用ばねである。

以上が本発明の一実施例の構成であるが、次にその動作
について説明する。

（１）用紙６の吸入および排出動作（イ）自動給紙装置１側の駆動モータ１７と印刷装置２
側の駆動モータ７とを駆動して吸入および排出動作を行
う。

（ロ）自動給紙装置１例の駆動モータ１７は吸入ローラ
４および排出ローラ５を同時に駆動し、用紙６の排出動
作も行う。

（ハ）吸入ローラ４による紙送り速度が印刷装置２にお
ける紙送り駆動軸３による紙送り速度よりも速いため、
吸入動作中は用紙６がたるみ状態となるため、たるみ検
出器１６がこのたるみを検出する。このたるみ検出にも
とづき、制御器１８は吸入ローラ４による紙送り速度を
紙送り駆動軸３による紙送り速度よりも遅くするように
駆動モータ１７を割面する。

これにより、排出される用紙６と吸入される用紙６との
間に間隔をとることができる。

（ニ）吸入された用紙６の前縁を用紙有無検出器１４に
よって検出した時点でモータ７および１７を停止させて
用紙６の頭出し動作に移行する。

（２）用紙６の頭出し動作（イ）紙送り駆動軸３を規定量だけ反時計方向に回転さ
せて用紙６の頭出しを行う。

（ロ）このとき、吸入ローラ４および排出ローラ５を以
下に述べる条件で共に駆動する。

ａ、吸入する用紙６がたるんでいるとき祇送り駆動軸３
による祇送り速度よりも遅くしてたるみを解消するよう
に動作する。

ｂ、吸入する用紙６のたるみが解消したとき紙送り駆動
軸３による紙送り速度よりも速くして印刷装置２側の駆
動モータ７の負世を軽減する。

（３）印刷時の紙送り動作（イ）紙送り駆動軸３を規定量だけ反時計方向に回転さ
せ用紙６の紙送りを行う。

（ロ）このとき、吸入ローラ４および排出ローラ５を用
紙６の頭出し動作と同じ条件で共に駆動する。

（発明の効果）本発明によれば、紙送り力がきわめて弱い電池駆動の印
刷装置にも自動給紙装置を付加することができる利点が
ある。また、自動給紙装置および印刷装置の双方を安価
かつ小型・軽量に構成することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による自動給紙装置およびこの装置を付
加した印刷装置の路線的側面図、第２図は従来の装置の
路線的側面図である。Ｌ−自動給紙装置　　　　２・・・印刷装置３−紙送り
駆動軸　　　　４・・・吸入ローラ５・・・排出ローラ
　　　　　６−用紙７．１７・−駆動モータ　　１０・
・・ホッパ１１・・・スタッカ１５−・たるみ検出アーム１６・・・たるみ検出器　　　１８・−・制御器特許出
願人　　国際電気株式会社代理人　弁理士　　山　　元　　俊仁第１図

Claims

【特許請求の範囲】紙送り用駆動源を備えた印刷装置に付加されて、この印
刷装置に対する単票用紙の吸入・排出を自動的に行うた
めの自動給紙装置において、前記用紙の吸入・排出を前記印刷装置における紙送り速
度よりも速い速度で同時に行うための内蔵駆動源と、吸入側における前記用紙のたるみを検出するたるみ検出
器と、前記たるみ検出器が前記用紙のたるみを検出した場合、
このたるみが解消するまで前記内蔵駆動源による紙送り
速度を前記印刷装置における紙送り速度よりも遅くする
ように前記内蔵駆動源を制御する制御手段とを備えてい
ることを特徴とする自動給紙装置。