JPS63208437A

JPS63208437A - 荷物自動積込システム

Info

Publication number: JPS63208437A
Application number: JP3741687A
Authority: JP
Inventors: Setsuji Yamaguchi; 山口　節治
Original assignee: Shin Meiva Industry Ltd
Current assignee: Shinmaywa Industries Ltd
Priority date: 1987-02-19
Filing date: 1987-02-19
Publication date: 1988-08-29

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、搬送センター等の荷物積込基地において、ト
ラック、ｈンテナ等の荷箱に荷物を積み込む荷物自動積
込システムに関する。

（従来の技術）従来、配送センター等の荷物積込基地において、荷箱へ
の荷物の積み込みには荷箱内を走行可能になされた積込
装置が用いられており、積込時には、まずこの積込装置
の積付部を荷箱内で走行させて荷箱前部に配置させた後
、供給部から搬送されてくる荷物をこの積付部によって
荷箱前部から順次積み込むようになされている。

（発明が解決しようとする問題点）しかしながら、積込装置の積付部が荷箱内を走行する際
には、供給部から働く負荷や車輪のスリップ等の要因に
より走行方向がズして一定せず、このズレをセンサ等に
より修正して走行方向を制御しても、積付部を荷箱内で
迅速に走行させるのは大変困難であった。このため、荷
物の積込時において、積込装置の積付部を荷箱前部に配
置する作業にかなりの時間がかかり、作業効率の低下を
招いていた。また、積込装置の積付部は荷箱内部に配置
しなければならないため、荷箱の大きさによって積込装
置における積付部の外形寸法は制約を受ける。さらに、
荷物は荷箱の内部で積み込まれるが、この荷箱内部は窓
もなく暗いため、荷物の積込状態を把握するのが困難で
あり、積込時のトラブルに対する迅速な対処ができない
という問題があった。

（問題点を解決するための手段）本発明の荷物自動積込システムは、荷箱の搬入出口に、
この荷箱に荷物を積み込む積込装置が対向配置されたも
のであって、前記荷箱は荷物載置面が前後方向に移動可
能になされ、一方、前記積込装置は荷箱に荷物を積み付
ける積付部と、該積付部に荷物を供給する供給部とを備
え、前記積込装置の積込動作に連繋して荷箱の荷物載置
面を移動制御するように構成されたものである。

（作用）積込装置の積付部を荷箱の搬入出口に対向配置させ、こ
の積込装置の供給部から積付部に供給される荷物を積付
部によって荷箱の搬入出口に積み込む。この積み込みは
荷箱の幅方向に並べた複数個の荷物−列を一動作で積み
込みながら、高さ方向に複数段に段積みし、このように
−列×複数段に段積みされた荷物−行分を積み込んだ毎
に荷箱の荷物載置面が荷物−個の奥行分だけ前方に移動
し、順次荷物を荷箱内に積み込んでいく。

（実施例）以下、本発明の一実施例を図面を参照して説明する。

第１図は、本発明の荷物自動積込システムを示している
。

この荷物自動積込システムは、荷物載置面が前後方向に
移動可能になされた荷箱１と、この荷箱１の搬入出口１
１に対向配置され荷箱１に荷物Ａ・・・を積み込む積込
装Ｎ３とから構成されたものである。

荷箱１としては、トラックやコンテナ等に使用されてい
る一般の荷箱に、荷物搬入用装置２を装備した従来周知
のものが用いられており、図示例ではトラックに搭載さ
れた荷箱１を示している。

この荷物搬入用装置２は、荷箱１内を前後方向に移動可
能に設けられた仕切板２１と、一端部が仕切板２１の下
部に連結され、上面が荷物ｉ直面２２ａになされた搬送
ヘルド２２と、一端部が仕切板２１の下部に連結される
とともに、他端部が搬送ヘルド２２に連結されたチェー
ンヘルド２３・・・と、このチェーンベルト２３を動か
して仕切板２１′を前後方向に往復動させる駆動モータ
２４を備えたもので、駆動モータ２４を駆動させること
により仕切板２１が荷箱１内を往復動するとともに、搬
送ヘルド２２も前後方向に移動するようになされている
。つまり、搬送ベルト２２の荷物載置面２２ａに載置さ
れた荷物Ａ・・・は、仕切板２１および搬送ベルト２２
の移動とともに前後方向に移動する。

さらに、この荷物搬入用装置２には、駆動モータ２４の
回転量を検出するエンコーダ２５が設けられるとともに
、このエンコーダ２５で検出されたデータに基づいて駆
動モータ２４を制御し、これによって搬送ベルト２２の
移動量を制御する制御部２６が設けられている。さらに
、荷箱１の後部には制御部２６から取出された接続端子
（図示省略）が設けられており、この接続端子は、荷物
積込時において、後述する積込装置３の制御部３６より
取出された接続端子と接続させる。

積込装置３は、荷箱１に荷物Ａ・・・を積み付ける積付
部３１と、この積付部３１に荷物を供給する供給部３２
と、荷物Ａ・・・の積み込みを制御する制御部３６（第
２図に示す）とを備え、供給部３２から供給される荷物
Ａ・・・を積付部３１により順次荷箱に積み込んでいく
。

積付部３１は、台車の前部に昇降自在に配設された横送
りコンベヤ３３と、台車の側部に設けられ、供給部３２
から供給された荷物Ａ・・・を上記横送りコンベヤ３３
へ搬送する傾斜コンベヤ３５と、横送りコンベヤ３３上
に並べられた荷物Ａ・・・−列を一動作で押し込むブツ
シャ（図示省略）とから構成されている。

第３図は供給部３２の一例を示し、この供給部３２は、
フォークリフト等（図示省略）で運送されてきたパレッ
ト４１およびパレット４１の上に段積みされパレタイズ
された荷物Ａ・・・を各段毎に搬出するテーブルリフタ
、ピンクアップローラよりなるデパレタイザ４２と、デ
パレタイズされた荷物Ａを送り出す送出口−ラコンヘヤ
４３、送出ローラコンベヤ４３の間に昇降し、送出ロー
ラコンベヤ４３の送り方向に対して直角方向に荷物を送
り出す送出ヘルドコンベヤ４４、Ｓ字状に延・設された
送りコンベヤ４５、送りコンベヤ４５の先端に設けられ
、前記積付部３１の傾斜コンベヤ３５に連設された送り
伸縮コンベヤ４６とからなり、これらコンベヤには、荷
物の大きさを測定する寸法測定装置４７や、荷物の積込
方向を制御する姿勢制御部材４８等の姿勢制御装置５ｏ
が設けられている。第３図において、符号５１は搬入コ
ンベヤ、５２は搬出コンベヤ、５３は台盤、５４は車輪
である。

制御部３６は、荷物積込時において、この制御部３６か
ら取出された接続端子と、荷箱１に設けられた制御部２
６の接続端子とを接続することで、積込装置３の制御部
３６と荷物搬入小装置２の制御部２６とが接続され、積
込装置３の制御部３６は、荷物Ａ・・・の積み込みを制
御するとともに、制御部２６とでこの積込動作に連繋し
て荷物搬入小装置２の搬送ベルト２２を移動制御する。

この制御系は、第２図に示すように、荷箱１の搬入出口
１１への荷箱１行分の積み込みが終了すると、積込装置
３の制御部３６から制御部２６に搬送ベルト２２を移動
させる信号を出力する。制御部２６は、この信号を受け
て駆動モータ２４に出力して駆動モータ２４を駆動させ
、搬送ベルト２２を移動させる。搬送ベルト２２の移動
量は、駆動モータ２４の回転量を検出するエンコーダ２
５ニヨって検出され、制御部２６ではエンコーダ２５か
らの検出信号に基づいて搬送ベルト２２が荷箱Ａ・・・
１個の奥行分移動すると、駆動モータ２４に停止信号を
出力する。この後、制御部２６がら搬送ヘルド２２の移
動終了を制御部３６に出力し、制御部３６により再び荷
物Ａ・・・の積み込みが行われる。

次に、本発明に係る荷物自動積込システムの動作につい
て説明する。

まず、荷箱１の搬入出口１１に積込装置３の積付部３１
を対向配置させて、荷箱１の制御部２６と積込装置３の
制御部３６とを接続する。両制御部２６．３６が接続さ
れと、荷物搬入重装Ｗ２は仕切板２１を荷箱１の最後部
まで移動させた後、この仕切板２１を、積み込まれる荷
物へ−個の、奥行き分だけ前方に移動して荷物積込待機
状態となる。そして、供給部３２から供給する荷物Ａ・
・・は、各種搬送コンベヤを介して積付部３１に送られ
、この積付部３１に送られた荷物Ａ・・・は、傾斜コン
ベヤ３５を介して横送りコンベヤ３３へ搬送され、横送
りコンベヤ３３上に横一列に並べられた後、ブツシャに
よって荷箱１の搬入出口１１部に押し込まれ、荷箱１に
積み込まれる。

このように、荷物Ａ・・・の−列一段が積み込まれると
、横送りコンベヤ３３゛は荷物Ａの略高さ分だけ上昇す
る。そして、横送りコンベヤ３３に搬送されて横一列に
並べられた荷物Ａ・・・をブツシャによって前記積み込
まれた荷物Ａ・・・上に段積みする。

この動作を繰返して荷物Ａ・・・が所定高さまで複数段
に段積みされると、積込装置３の制御部３６と連繋され
た荷物搬入重装Ｗ２の制御部２６により駆動モータ２４
を駆動させて搬送ベルト２２を荷物Ａの奥行き分だけ前
方に移動させる。この移動により荷箱１の搬入出口１１
には荷物積込可能なスペースができ、このスペースに上
述のように積込装置３より荷物Ａ・・・を積み込んでい
く。以上の動作を繰返し行うことで荷箱１内に荷物Ａ・
・・が積み込まれ最終列に達すると、その信号を制御部
２６から制御部３６へ出力し、最終列の積み込みが終了
すると積込装置３の制御部３６は供給部３２からの供給
を停止する。この時、最終列に荷物Ａ・・・が積み込ま
れても、制御部２６による搬送ベルト２２の移動は行わ
れない。このように荷物Ａ・・・の積み込みが終了する
と、両制御部２６．３６の接続端子を切り離し、この荷
箱１を搭載したトラックは目的地に荷物を搬送する。

なお、供給部３２は、パレタイズされた荷物Ａ・・・を
デパレタイズして積付部３１に供給するものについて説
明したが、これに限らず、例えば工場、生産ラインを搬
送コンベヤ等を介して積付部３１の傾斜コンベヤ３５に
連設し、工場、生産ラインから搬送されてくる荷物Ａ・
・・を直接積付部３１に供給するものとしてもよい。ま
た、積付部３１を荷箱１と同じ高さにしている積付ヤー
ドがない場合は、荷箱１と略同じ高さとなるスペーサ部
材′を設け、このスペーサ部材上に積付部を載置すれば
よい。

（発明の効果）以上述べたように、本発明によれば、荷箱の搬入出口に
配置した積込装置により、この荷箱の搬入出口で荷物を
荷箱に積み込むため、積込装置を荷箱内で走行させる必
要がなく、荷箱の大きさによる積込装置の積付部の外形
寸法に制約を受けることはない。また、荷物の積込状態
が容易に監視できトラブルに対して迅速に対処すること
ができる。さらに、積込装置を荷箱の搬入出口に配置す
るだけで荷物積込可能な状態になるため荷物の積み込み
作業が迅速に行われ、作業効率の向上を図ることができ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る荷物自動積込システムの構成を示
す斜視図、第２図は制御系を含む荷物自動積込システム
の概略を示す構成図、第３図は積込装置の概略構成を示
す斜視図である。

Claims

【特許請求の範囲】

１）荷箱の搬入出口に、この荷箱に荷物を積み込む積込
装置が対向配置されたものであって、前記荷箱は荷物載
置面が前後方向に移動可能になされ、一方、前記積込装
置は荷箱に荷物を積み付ける積付部と、該積付部に荷物
を供給する供給部とを備え、前記積込装置の積込動作に
連繋して荷箱の荷物載置面を移動制御するように構成さ
れたことを特徴とする荷物自動積込システム。