JPS63160932A

JPS63160932A - 荷物搬送システム

Info

Publication number: JPS63160932A
Application number: JP30726486A
Authority: JP
Inventors: Ikuo Yoneda; 郁男米田; Shoji Tsukamoto; 塚本　尚司
Original assignee: Shin Meiva Industry Ltd
Current assignee: Shinmaywa Industries Ltd
Priority date: 1986-12-22
Filing date: 1986-12-22
Publication date: 1988-07-04

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は搬送センターのトラックターミナルにおける荷
物の積み込み、海上コンテナへの積み込み等において使
用される荷物搬送システムに関するものである。

（従来の技術）先に出願人らは、特開昭５９−１６３２３７号において
、工場等より出荷された荷物を搬入部へ受け入れ、姿勢
制御装置により荷物の方向を選定し、車両荷箱に乗り入
れ可能な積込装置により順次積み込む荷物搬送システム
を提案している。

（発明が解決しようとする問題点）しかしながら、この荷物搬送システムは、積込基地に常
設することを前提としており、荷役作業を行わないとき
にもその積込基地内に置いておくので、使用効率が低（
不経済である。

これを解消するには、荷物搬送システム全体を荷役作業
が行われる他の積込基地に移動できるようにすれば良い
。

（問題点を解決するための手段）本発明の荷物搬送システムは、工場、倉庫等から出荷さ
れた荷物を受け入れる搬入部と、荷物を搬送する搬送コ
ンベアと、搬送コンベアの途中に設けられた姿勢制御装
置と、搬送コンベアの先端に設けられ車両の荷箱内に乗
り入れ可能な積込装置とを備えてなる荷物積込装置であ
って、前記搬入部、搬送コンベア、姿勢制御装置、積込
装置が複数個のコンテナ内に分割して収容可能に構成さ
れるとともに、該複数個のコンテナを輸送し適宜接続す
ることにより荷物積込装置を形成できるようになされた
ものである。

（作用）搬入部は、工場、倉庫等からパレタイズされて出荷され
た荷物、あるいはデパレタイズされて出荷された荷物を
受け入れ搬送コンベアに搬送する。

搬送コンベアは、搬入部と積込装置との間に設けられて
いて、搬入部で受け入れた荷物を積込装置まで搬送する
。姿勢制御装置は、搬送コンベアの途中に設けられてお
り、荷物の方向を適宜変換して積込効率をよくする装置
である。積込装置は搬送コンベアの先端に設けられ、車
両の荷箱内に乗り入れ可能とされていて、搬入部から搬
送コンベアを介して搬送された荷物を、荷箱内に順次積
み込む装置である。複数個のコンテナには、これら搬入
部、搬送コンベア、姿勢制御装置、積込装置が適宜分割
して収納されており、これら複数個のコンテナを荷役作
業が行われる積込基地に輸送し互いに連結することによ
り、荷物積込装置を形成する。

（実施例）以下本発明の荷物搬送システムの一実施例を図面を参照
して説明する。

１．２はＬ字形に連結されたコンテナで、このコンテナ
１．　２内に、荷物搬送装置を形成する搬入部１０、搬
送コンベア２０、姿勢制御装置３０、積込装置４０が分
割されて収納されている。

搬入部１０は、フォークリフト等（図示省略）で運送さ
れてきたパレット１２及びパレット１２の上に段積みさ
れパレタイズされた荷物３を搬入する搬入コンベア１３
、段積みされた荷物３を各段毎に搬出するテーブルリフ
タ、ピックアップローラよりなるデパレタイザ１６より
なる。

搬送コンベア２０は、搬入部１０に連設され、デパレタ
イズされた荷物３を送り出す送出ローラコンベア２１、
送出ローラコンベア２１の間に昇降し、送出ローラコン
ベア２１の送り方向に対し直角方向に荷物を送り出す送
出チェーンコンベア２２、送出チェーンコンベア２２の
送り出し方向に延設された送りコンベア２３、送りコン
ベア２３の先端に設けられた送り伸縮コンベア２４より
なる。

姿勢制御装置３０は、荷物の大きさを測定する寸法測定
装置３１、荷物の寸法に応じて荷物の積み込み方向を９
０°変更する姿勢制御部材３２よりなり、これらは前記
送りコンベア２３の途中に設けられている。

積込装置４０は、トラック、海上コンテナ等の荷箱４内
まで伸縮可能な積込伸縮コンベア４１、積込伸縮コンベ
ア４１の先端に設けられた傾斜コンベア４２、傾斜コン
ベア４２の先端に設はラレ昇降可能な横送りコンベア４
３、横送りコンベア４３によって並べられた荷物３を押
し込むブツシャ４５を備えており、傾斜コンベア４２及
び横送リコンベア４３は、荷箱４内を前後移動可能なコ
ンテナ内走行台車４６に設けられている。

コンテナ１には、前記搬入部１０及び搬送コンベア２０
の送出ローラコンベア２１と送出チェーンコンベア２２
が収納され、コンテナ２には、搬送コンベア２０の送り
コンベア２３と送り伸縮コンベア２４、及び姿勢制ｍ装
置３０、積込装置４０が収納されている。そして、コン
テナ２は前壁５と後壁６とが開閉可能になされ、コンテ
ナ１は前壁７と後壁８及び横壁９の前壁７寄りの一部が
開閉可能になされており、コンテナ２の後壁６とコンテ
ナ１の横壁９の一部を開放して連結することにより、送
出チェーンコンベア２２と送りコンベア２３とが接続さ
れるようになされている。

５０．６０は移動台車で、コンテナ１．２を載置してい
る台盤５１．６１と、台盤５１．６１の下面に設けられ
た車輪５２．６２とからなり、移動台車６０にはさらに
荷箱４と接続するドッグレベラー６３が設けられている
。これらの移動台車５０．６０は、個々に牽引自動車（
図示省略）を連結することによって一般道路を走行でき
長距離の移動が可能である。

なお、７０は積み込み動作を制御する積込操作制御盤、
１４はコンテナ１外へ搬出される空のパレットである。

次に、二台のコンテナ１．２をＬ字形に連結して形成し
た前記荷物搬送装置の動作を説明する。

搬入コンベア１３により搬入される荷物３は、パレット
１２の上に段積みされてパレタイズされており、フォー
クリフト等（図示省略）によって運搬される。搬入コン
ベア１３により、段積みされた荷物３はパレット１２と
ともにデパレタイザ１６に搬送され、ここで荷物３は各
段毎にデパレタイズされる。デパレタイズされた荷物３
は送出ローラコンベア２１上において横一列に並び、送
出チェーンコンベア２２上に搬送される。送出チェーン
コンベア２２は送出ローラコンベア２１と直角方向に搬
送するので、荷物３はその並び方向に搬送され、この送
出チェーンコンベア２２に接続された送りコンベア２３
の搬送速度が、送出チェーンコンベア２２より速いこと
により荷物３の分割が行われる。

送りコンベア２３は、積み込み速度の遅速による待機時
間の調整、及び送りコンベア２３の途中に設けた姿勢制
御装Ｗ３０による荷物３の姿勢の制御が可能な長さに設
けられる。

姿勢制御部材３０により荷物３の方向変換を行う場合は
、送りコンベア２３の途中に設けられた姿勢制御部材３
２を送りコンベア２３上に臨出させ、荷物３と当接させ
ることにより自動的に９０’回転し搬送される。荷物３
の方向変換をしない場合は、姿勢制御部材３２を後退さ
せたままとしておいて送りコンベア２３上を搬送させる
。

送りコンベア２３上で積み込み姿勢が決定された荷物３
は送り伸縮コンベア２４から積込伸縮コンベア４１上に
搬送される。図面では、積込伸縮コンベア４１は送り伸
縮コンベア２４の下部に位置しているが、積込伸縮コン
ベア４１は荷箱４の内奥まで伸長可能であって、積込装
置４０が荷箱４内にあるときは、送り伸縮コンベア２４
と傾斜コンベア４２との間に位置している。

積み込みは、傾斜コンベア４２により荷物３が所定の段
積み高さにされた後、横送りコンベア４３に搬送され、
横送りコンベア４３によって横一列に並べられ、ブツシ
ャ４５によって押し込まれる。

そして積み込みを終了すると、コンテナ内走行台車４６
が後退し、それに伴って積込伸縮コンベア４１が収縮し
て積込装置４０がコンテナ２内に収納され、コンテナｌ
とコンテナ２とを切離し、次の荷役作業が行われる別の
積込基地に移動する。

なお、上記実施例では、荷物搬送装置を二分割して二つ
のコンテナ１．２にそれぞれ収納しているが、三分割も
くしはそれ以上であってもよいことは当然である。また
、分割する箇所も上記実施例に示した送出チェーンコン
ベア２２と送りコンベア２３との接続箇所に限るもので
はない、さらに、搬入部１０は、フォークリフトを用い
て搬入する場合について説明したが、フォークリフトを
用いることなく、バラ荷の状態で搬入する場合もある。

例えば、工場の生産ラインからの搬入コンベアをフレキ
シブルとし、この搬入コンベアに搬入部１０を連設し、
直接荷物を搬入する。搬入部ｌＯにはフローラツクを設
け、このフローラツクの所望区域に荷物を格納し、順次
搬送コンベアに搬出する場合もある。フローラツクは、
平面的あるいは立体的に構成され、荷物の寸法、種類等
により区分して格納するものである。

（発明の効果）以上説明したように、本発明によれば、荷物搬送システ
ムを複数個のコンテナ内に分割することにより長距離の
移動が可能となり、−基の荷物搬送システムを多くの積
込基地で使用することができる。また、これにより荷物
搬送システムの使用効率が向上し、経済的にも有用であ
る。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の荷物搬送システムの一実施例を示す全体
構成図である。１．２・・・コンテナ　　　　　３・・・荷物４・・・
荷箱　　　　　　１０・・・搬入部１２・・・パレット
　　　　１６・・・デパレタイザ２０・・・搬送コンベ
ア２１・・・送出ローラコンベア２２・・・送出チェーンコンベア２３・・・送りコンベア　　２４・・・送り伸縮コンベ
ア３０・・・姿勢制御装置　　４０・・・積込装置４１
・・・積込伸縮コンベア４２・・・傾斜コンベア　　４３・・・横送りコンベア
４４・・・姿勢制御装置４６・・・コンテナ内走行台車５０．６０・・・移動台車　５１．６１・・・台盤５２
．６２・・・車輪

Claims

【特許請求の範囲】

１）工場、倉庫等から出荷された荷物を受け入れる搬入
部と、荷物を搬送する搬送コンベアと、搬送コンベアの
途中に設けられた姿勢制御装置と、搬送コンベアの先端
に設けられ車両の荷箱内に乗り入れ可能な積込装置とを
備えてなる荷物積込装置であって、前記搬入部、搬送コ
ンベア、姿勢制御装置、積込装置が複数個のコンテナ内
に分割して収容可能に構成されるとともに、該複数個の
コンテナを輸送し適宜接続することにより荷物積込装置
を形成できるようになされたことを特徴とする荷物搬送
システム。