JPS63188666A - N,n−(ジベンゾヘキサトリエニレン)ウレア類の製造方法 - Google Patents

N,n−(ジベンゾヘキサトリエニレン)ウレア類の製造方法

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JPS63188666A
JPS63188666A JP63013738A JP1373888A JPS63188666A JP S63188666 A JPS63188666 A JP S63188666A JP 63013738 A JP63013738 A JP 63013738A JP 1373888 A JP1373888 A JP 1373888A JP S63188666 A JPS63188666 A JP S63188666A
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  • Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Nitrogen And Oxygen As The Only Ring Hetero Atoms (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、対応するN、N−(ジベンゾヘキサトリエニ
レン)アミン、特に1.5−ジベンゾ(b、f)アゼピ
ン(イミノスチルヘン)とシアン酸を反応させることを
特徴とするN、N−(ジベンゾヘキサトリエニレン)ウ
レア類、特に1゜5−ジベンゾ(b、f)アゼピン−5
−カルボキサミドの製造方法に関するものである。
〔従来の技術〕
薬物活性成分として一般名力ルバマゼピンとして知られ
ている1、5−ジベンゾ(b、f)アゼピン−5−カル
ボキサミドは、米国特許第2.948,718号によれ
ば、イミノ、スチルベンとホスゲンとの反応によって1
.5−ジベンゾ(b、f)アゼピン−5−カルボン酸ク
ロライドを生成し、さらにそれらとアンモニアとの反応
によって通常製造されている。DE−Al 23071
74に記載されている、より最近の製法では、イミノス
チルベンをアシルイソシアネートと反応させ、その結果
物である1、5−ジベンゾ(b、f)アゼピン−5−(
N−アシル)カルボキサミドを塩基加水分解にかけてい
る。
〔発明が解決しようとする課題〕
これらの公知方法は明確な欠点を有している。
2つの別々の反応工程を常に実施しなければならず、そ
して上記米国特許に基づく方法の最初の工程は高い毒性
を有するホスゲンの当モル量の使用が避けられない。
従って、本発明の目的は1工程で直接1.5−ジベンゾ
(b、f)アゼピン−5−カルボキサミドを得るための
製造方法開発の従来未解決であった問題を解決すること
である。
本発明で提案される解決策は、イミノスチルヘンをアル
キルイソシアネートと反応させたとき、対応する1、5
−ジベンゾ(b、Bアゼピン−5−(N−アルキル)カ
ルボキサミドを生成しないこと(DE−A123071
74)並びに、ベンゼン中でN。
N−ジアリールアミンとシアン化ナトリウム及びトリフ
ルオロ酢酸との反応が、N、N−(ベンゾブタジェニレ
ン)−アミン及びN、N−(ジベンゾブタジェニレン)
−アミン、例えばそれぞれインドール及びカルバゾール
の場合には用いられない〔ケミカル アンド インダス
トリアル(Chem。
and Ind、H965,1428−9真〕ことが知
られているだけに驚くべきことである。
以下余白 〔課題を解決するための手段〕 即ち、本発明によれば、対応するN、N−(ジベンゾヘ
キサトリエニレン)アミンとシアン酸とを反応されるこ
とを特徴とするN、N−(ジベンゾヘキサトリエニレン
)−ウレア類の製造方法が提供される。
5−カルバモイル基を導入するために本発明で使用され
るシアン酸は、シアヌル酸の熱分解によるか1.銀もし
くは銅接触による、酸素によるホルムアミドの酸化によ
るか、又はシアン酸塩のあるもの、好ましくはシアン化
ナトリウムもしくはシアン化カリウムの溶液及び/又は
懸濁液を酸で処理することによって通常生産される。シ
アン酸は遊離(フリー)型では安定でない。多数の重合
反応及び自動縮合反応を起し、そしてさらに水、アルコ
ール類、アミン類等と容易に付加するからである。しか
しながら、適当な有機溶媒中では、それらの溶液は本発
明の目的のためには十分に安定である。
それゆえに、本発明における反応は好ましくは有機溶液
すなわち、単一の有機溶媒又は有機溶媒の混合液の中で
実施するのがよく、シアン酸は気相で、有利には窒素も
しくはアルゴンのような不活性ガスと共に反応系に注入
するのがよく、又はは懸濁液を酸の助けをかりて処理す
ることによって遊離せしめる。
適当な有機溶媒は、それらがイソシアン酸と反応しない
か、または不必要な中間体の生成によって本発明におけ
る反応が害を受けない程、イソシアン酸との反応が遅い
ものである。例えば、ベンゼンもしくはトルエンのよう
な芳香族もしくは芳香−脂肪族炭化水素、1.2−ジク
ロルエタンのようなハロ−脂肪族化合物、低級アルカン
カルボン酸、例えば酢酸、もしくは低級アルカンカルボ
ン酸低級アルキルエステル、例えば酢酸エチルのような
脂肪族カルボン酸及びそれらの脂肪族エステル、並びに
また、ジエチルエーテル、ジオキサン、テトラヒドロフ
ラン等のような脂肪族エーテルやそれらの混合物も同様
に好適である。
シアン酸は水、アルコール類、アミン類等と不要な二次
反応を生じるので、本発明に於ける反応は本質的には非
プロトン性の条件下で、すなわち、本質的に水、アルコ
ール及びアミンを含有しない有機溶液中で、そして水蒸
気を排除して有利に実施される。しかしながら、反応混
合物を処理し、そして生成したその付加物を分離する場
合、これらの予防策は必ずしも必要としない。
本発明の反応のために使用されるN、N−(ジベンゾヘ
キサトリエニレン)アミンに対してシアン酸の量↓ま少
なくとも当モル量が必要である。しかしながら、よりよ
い反応収率を達成するには、有利にはそのモル量の約1
.05から約2.5倍、好適には約1.25から約2.
25倍、例えば約1.3から約2倍モルのシアン酸が使
用され、すなわち、約5%から約150%、好適には約
25%から約125%、例えば約30%から100%過
剰のシアン酸が使用される。本発明の特に、好ましい実
施態様であるところのシアン酸塩から遊離せしめるのに
十分な酸の強さを有する、任意のプロトン酸が一般に適
当である。例えば、次の鉱酸、例えば塩化水素酸又は硫
酸、有機スルホン酸、例えばCI   C? −アルカ
ンスルホン酸又はハロ−もしくはCl−04−アルキル
基で置換されていてもよいベンゼンスルホン酸、例えば
メタン−、エタン−、ベンゼン−1P−)ルエンー、F
−ブロモベンゼン−スルホン酸又は使用される溶媒中で
実施するに際し、少なくともギ酸に対応する酸強度を有
する有機カルボン酸、例えば、2−モー、2.2−ジ−
、もしくは2.2.2−)リーバロー〇2  Ctアル
カン酸、例えばトリクロル酢酸が適当である。
シアン酸とN、N−(ジベンゾヘキサトリエニレン)ア
ミン成分との反応はきわめて容易に起こりそしてわずか
に発熱的である。この反応のパラメーターは臨界的でな
い。例えば、反応は約θ℃から約120℃の温度範囲内
で均質的に、又は好ましくは不均質的に行うことができ
る。しかしながら、反応は緩和な加熱及び/又は酸媒体
の存在によって促進され、そして反応速度が増大される
それゆえに、その反応は好ましくは室温以上の温度範囲
、すなわち約20℃から約100℃で、酸剤の存在下で
実施される。この反応において後者の関与は単に触媒的
なものだから、原則的には触媒量の酸で足りる。一般的
に、N、N−(ジベンゾヘキサトリエニレン)アミンの
1モル当り、約0.01から約0.15、例えは約0.
04から約0.05当量の酸剤でもっばら足りる。ただ
、別個に異なる酸性度段階の多塩基酸を用いるときには
、使用される酸のいくらかがプロフキングされ、酸性塩
が沈殿しうるので不均質反応においては注意する必要が
ある。従って、硫酸を使用する場合、シアン酸をその塩
の一つから遊離せしめ、そして反応を不均質的に行う変
法を用いるのであれば、1モルのN、N−(ジベンゾヘ
キサトリエニレン)アミン当り1.5モル当量以下、例
えば約1.05〜約1.4モル当量の硫酸(これは約0
.525〜約0.7モル、すなわち約5%〜約40%過
剰に相当する)を使用することが必要である。言うまで
もなく、その触媒的酸剤は存在してもよくまたは、対応
するN。
N−(ジベンゾヘキサトリエニレン)アンモニウム塩の
形で添加してもよい。
好適な酸性剤は、例えばシアン酸を遊離せしめるために
適切であるとして上記に示したプロトン酸、そしてさら
に特にこれらが溶媒としても働くならC,−C7−アル
カル酸、例えば酢酸のような脂肪族カルボン酸である。
シアン酸がその塩の1つからその場で遊離されるような
変法が用いられる場合には、小量の、すなわち約0.5
〜約10%例えば約1%〜約5%の酸を用いてシアン酸
を遊離せしめるのが一般に有f’Jであるが、しかし、
例えば硫酸が用いられる場合には、上記の理由で、約5
%から約40%過剰、例えば約32%過剰に用いるのが
有利である。
好ましい実施の態様としては、N、N−(ジベンゾヘキ
サトリエニレン)アミン、特にイミノスチルベン及びそ
のアミンのモル量に対して、少なくとも当モル、特に約
1.75から約2.25倍、例えば約2倍のシアン酸ナ
トリウムのトリエン中懸濁液に、約20℃から約30℃
、例えば室温から約25℃で、シアン酸ナトリウムの1
モル当り、約1.0O5から約1.5モル、例えば1.
02モルのトリクロル酢酸、すなわち、約0.5%から
約5%、例えば約2%過剰のトリクロル酢酸を加え、も
し必要があれば、その全体を約40℃から約80℃1例
えば約50℃から約65℃に加熱するか;又はN。
N−(ジベンゾヘキサトリエニレン)アミン、特にイミ
ノスチルベンの酢酸中懸濁液に、約1.05から約1.
40モル当量の硫酸(約0.525モルから約0.7モ
ルを加え、すなわち、約5%から約40%過剰の硫酸)
を存在せしめ、そしてさらに使用されるN、N−(ジベ
ンゾヘキサトリエニレン)アミン量に対し、少なくとも
当モル量、そのアミンの1モル当り例えば約1.25か
ら約1.75モル、例えば約1.6モルのシアン酸ナト
リウムを加え、反応操作を、例えば約10℃から約12
0℃で行うか;又は酢酸エチル中イソシアン酸ナトリウ
ムの懸濁液に、約1.02〜1.4倍モル量、例えば約
1.05のすなわち1.04〜1.06倍モル量の塩化
水素、すなわち小過剰の、例えば約5%過剰の、すなわ
ち4%〜6%過剰の塩化水素が導入され、次いで、用い
られたシアン酸ナトリウム量に対して多くて当モル量、
のN、N(ジベンゾヘキサトリエニレン)アミンが加え
られる。例えば約5%から約り0%少ない、例えば約0
.6から0.9モル、例えば約0.75モルのイミノス
チルベンがシアン酸ナトリウム1モルに対して加えられ
る。その反応操作はそのアミン成分の添加後、約0℃か
ら約80℃、例えば約40℃から70℃に加熱すること
で行われる。
他の好適な実施の態様としては、N、N−(ジベンゾヘ
キサトリエニレン)アミン、特にイミノスチルベンの酢
酸中懸濁液に少なくとも当モル量、例えば約1.25か
ら約1.75倍モル量、好ましくは約1.4から約1゜
6倍モル量、すなわち、例えば約25%から約75%、
好ましくは約40%から約60%過剰のシアン酸を存在
させ、もし必要があれば全量を約25℃から約50℃に
加熱するか;又はトルエン、キシレン、1.2−ジクロ
ルエタンもしくは酢酸エチル中、N、N−(ジベンゾヘ
キサトリエニレン)アミン、特にイミノスチルヘンの懸
濁液に、まず第一に、約0.Olから約0.15倍モル
量、例えば0.01から0.12倍モル量、すなわち約
1〜約15モル%例えば約1から約12モル%の塩化水
素を導入し、次いで、少なくとも当モル量、例えば約1
.25から約1.75倍モル量、好ましくは約1.4か
ら約1.6倍モル量、すなわち、例えば約25%から約
75%、好ましくは約40%から約60%過剰のシアン
酸を導入し、もし必要があれば、その後その全量を約5
0℃から約125℃1例えば約75℃から約100℃に
加熱する。この変法の改良としては、N、N−(ジベン
ゾヘキサトリエニレン)アミンとそのアミンの酸付加塩
の一つとの混合物の懸濁液に、例えば約068から約0
.96、好ましくは、約0.85から約0.95のモル
比のイミノスチルヘン及び約0.04から約0.2、好
ましくは約0.05から約0.5のモル比(全モル比=
1)のイミノスチルベン塩酸塩、並びに少なくとも当モ
ル量のシアン酸、例えば約1.25から約1.75倍モ
ル量、好ましくは約1.4から約1,6倍モル量を導入
、すなわち、例えば約25%から約75%、好ましくは
約40%から約60%過剰のシアン酸を導入し、 もし必要があれば、その全体を約60 ”cがら約10
0℃に加熱する。
本発明を以下の実施例において詳細に説明する。
、なお、温度は摂氏で示した。
車止■上 723gのトリクロル酢酸を600mNのト)Vエンに
溶解し、1時間30分かけて、この溶液を600m1の
トルエン中407gのイミノスチルベン及び290gの
シアン酸ナトリウムのQfBを加え、冷却しながら温度
を25℃に維持した。
次に、全体を25℃で30分間、及び50℃で1時間反
応させた後、水1300mfをゆっくり加えた。
この反応混合物が20℃に冷えたとき、生成物を濾取し
、トルエン及び水で洗浄し、減圧下、85−90℃にて
乾燥した。収量:カルバマゼピン475g。
以下余白 実藷1 25gのイミノスチルヘンを酢H180mfに懸濁少し
づつ加えた。
全体を30℃で3時間1簀拝して、生成物を濾取し、酢
酸及び水で洗浄した。減圧下、80’Cで乾燥した後、
カルバマゼピンの29.5gが得られた。
尖見桝ユ 68gのシアン酸ナトリウムを10100Oの酢酸エチ
ルで懸濁し、室温にて攪拌しながら気体状の塩化水素を
導入した。4時間後、生成してくる塩化ナトリウムを濾
去し、その澄明な濾液1=イミノスチルベンの155g
を加えた。この反応混合物を50℃に4乃至5時間維持
し、0℃に冷却してその生成物を濾取し、少量の酢酸エ
チルで洗浄し、次いで減圧下、80℃で乾燥させてカル
バマゼピンの177gを得た。
尖斑皿土 17.4gのイミノスチルベンと2.3gのイミノスチ
ルベン塩酸塩とをトルエン250m1中にてQ、Qした
。その懸濁液を80℃に加熱し、そして1時間30分か
け、窒素雰囲気下で単量体のシアン酸6.5gを導入し
、その後全量を100℃にてさらに30分間加熱した。
5℃に冷却した後、生成物を濾取し、冷トルエンで4回
洗浄し、60℃にて減圧上乾燥してカルバマゼピンの1
8.5gを得た。
実施開立 17.4 gのイミノスチルベンとイミノスチルベン塩
酸塩2.3gとを250−のキシレン(アイソマーの混
合物)中にて懸濁した。20℃にて、窒素雰囲気下で単
量体のシアン酸6.5gを導入し、その後、全体を30
℃にて4時間反応させた。
引き続き、その全体を0℃に冷却し、生成物を濾取し、
キシレンで洗浄し、次いで減圧下に乾燥させてカルバマ
ゼピンの22.1gを得た。
実隻五1 19.3 gのイミノチルベンを1,2−ジクロルエタ
ン200一に懸濁した。25℃で、最初に塩化水素4.
5g次いで気体状のシアン酸く窒素流中)6・5gを導
入した。その導入は5時間の間、数回に分けて行った。
引き続きその全体をそのまま1時間反応させ、そして生
成物を濾取し、l、2−ジクロルエタン、次いで水で洗
浄した。
減圧下、60℃にて乾燥した後、カルバマゼピン16.
0gを得た。
同様の方法で処理したあるロフトを、その反応が完了し
たとき蒸発により濃縮し、残留物を冷トルエンで消化し
、そして濾取した。トルエン及び水で洗浄した後、60
℃にて微圧下乾燥してカルバマゼピンの22.5gが得
られた。
実庭桝1 29.0gのイミノスチルヘンを20℃にて酢酸エチル
の150d中に乞濁した。最初に塩化水素の0.6g次
いで気体状のシアン酸く窒素流中)9.7gを導入した
20℃15時間攪拌した後、生成物を濾取し、酢酸エチ
ルで洗浄した後、60℃で減圧下に乾燥してカルバマゼ
ピン32.0 gを得た。
反応温度を50℃とする同様の実験でカルバマゼピン2
9.4を得た。
亥JL[吐1 19.3 gのイミノスチルベンを酢酸エチル200m
1に懸濁し、1.0−の硫酸(98%)を加えた。
25℃にて、単量体のシアン酸(窒素流中)の6.5g
−t−導入した。そのまま全体を一昼夜静置し、その後
、減圧留去により乾燥状態まで濃縮し、その残渣をトル
エンで処理した。濾過した後、トルエンと水で洗浄し、
減圧下に80℃で乾燥してカルバマゼピン19.7gを
得た。
実1田ユ 19.3 gのイミノスチルベンを酢酸100 dと共
に45℃に加熱した。1時間30分かけ、単量体のシア
ン酸(窒素流中)6.5gを導入し、その全体を40℃
にて12時間反応に供した。15℃に冷却した後、濾過
を行い、次に冷酢酸での洗浄し、そして60℃にて微圧
下乾燥した。
得られた粗生成物をメタール/水(7: 3)から再結
晶化し、カルバマゼピン19.1gを得た。
夫JLfLLL 29.0gのイミノスチルヘンを酢H150mf中で4
5℃に加熱した。1時間30分かけ、単量体のシアン酸
(窒素流中)9.7gを導入し、その後、全体を40℃
で2時間、更に20℃で12時間反応せしめた。
水15m1を加えた後、その全体を0℃に冷却し、そし
て1時間後、生成物を濾取し、15mfの酢酸と水で2
度洗浄し、粗生成物を得た。その後、粗生成物をメタノ
ール/水(7: 3)から再結晶化。
してカルバマゼピン29.1gを得た。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、対応するN,N−(ジベンゾヘキサトリエニレン)
    アミンとシアン酸を反応させることを特徴とするN,N
    −(ジベンゾヘキサトリエニレン)ウレア類の製造方法
    。 2、上記の反応を有機溶媒又は有機溶媒の混合液、及び
    酸剤の存在下で行うことを特徴とする請求項1記載の方
    法。 3、上記で使用される有機溶媒が脂肪族カルボン酸もし
    くはそのような酸の脂肪族エステル、芳香族もしくは芳
    香−脂肪族炭化水素、ハロ−脂肪族化合物又は脂肪族エ
    ーテルであることを特徴とする請求項2記載の方法。 4、上記で使用される有機溶媒がトルエン、キシレン、
    1,2−ジクロルエタン、酢酸又は酢酸エチルである請
    求項2又は3記載の方法。 5、シアン酸が有機溶媒中のシアン酸塩の溶液及び/又
    は懸濁液を酸処理により遊離にしたものであり、そして
    それを単離することなく使用することを特徴とする請求
    項1又は4記載の方法。 6、請求項2〜4のいずれかの一に記載の方法で使用さ
    れる酸剤が脂肪族カルボン酸であり、又は請求項2〜5
    のいずれかの一に記載の方法で使用される酸剤が鉱酸、
    有機スルホン酸、脂肪族カルボン酸もしくは2−モノ−
    、2,2−ジ−もしくは2,2,2−トリ−ハロ−C_
    2−C_7−アルカン酸であることを特徴とする請求項
    2〜5のいずれかの一に記載の方法。 7、上記で使用される酸剤がトリクロル酢酸、塩化水素
    酸又は硫酸であり、そしてその反応が約0℃から約12
    0℃の温度範囲で行われることを特徴とする請求項2〜
    5のいずれかの一に記載の方法。 8、酢酸が酸剤として、そして同時に溶媒として使用さ
    れることを特徴とする請求項2から4及び6のいずれが
    の一に記載の方法。 9、N,N−(ジベンゾヘキサトリエニレン)アミンと
    そのモル量に対し約1.75から約2.25倍のシアン
    酸ナトリウムとのトルエン懸濁液に、約20℃から約3
    0℃にて、約0.5%から約5%過剰のトリクロル酢酸
    を加え、その全体を約40℃から約80℃に加熱するか
    、又はイソシアン酸ナトリウムの酢酸エチル懸濁液に約
    2%から約10%過剰の塩化水素を導入した後、使用さ
    れるシアン酸ナトリウム量に関連して、約0.6から約
    0.9倍モル量のN,N−(ジベンゾヘキサトリエニレ
    ン)アミンを加え、その全体を約40℃から約70℃に
    加熱するか、又はN,N−(ジベンゾヘキサトリエニレ
    ン)アミンの酢酸懸濁液に約5%から約40%過剰の硫
    酸を加えた後、該アミンの1モル当り約1.25モルか
    ら約1.75モルのイソシアン酸ナトリウムを添加する
    ことを特徴とする請求項1から8のいずれかの一に記載
    の方法。 10、N,N−(ジベンゾヘキサトリエニレン)アミン
    の酢酸懸濁液に約25%から約75%過剰のシアン酸を
    導入するか、又はN,N−(ジベンゾヘキサトリエニレ
    ン)アミンのトルエン、キシレン、1,2−ジクロルエ
    タンもしくは酢酸エチル懸濁液に約1から約15モル%
    の塩化水素を、次いで約25%から約75%過剰のシア
    ン酸を導入するか、又は約0.8%から約0.96モル
    比のN,N−(ジベンゾヘキサトリエニレン)アミン及
    び約0.04から約0.2モル比のイミノスチルベン塩
    酸塩(トータルモル比=1)の混合懸濁液に、約25%
    から約75%過剰のシアン酸を導入することを特徴とす
    る請求項1から8のいずれかの一に記載の方法。
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