JPS63183015A - 硬さ可変式ヘツドレスト - Google Patents

硬さ可変式ヘツドレスト

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Publication number
JPS63183015A
JPS63183015A JP1537387A JP1537387A JPS63183015A JP S63183015 A JPS63183015 A JP S63183015A JP 1537387 A JP1537387 A JP 1537387A JP 1537387 A JP1537387 A JP 1537387A JP S63183015 A JPS63183015 A JP S63183015A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
headrest
electromagnet
bag
magnetic fluid
viscosity
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1537387A
Other languages
English (en)
Inventor
菅沼 徹哉
山村 宜弘
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP1537387A priority Critical patent/JPS63183015A/ja
Publication of JPS63183015A publication Critical patent/JPS63183015A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ヘッドレスト内に組み込まれた磁性流体の粘
度を調節することによりクッション性を可変としたヘッ
ドレストに関するものである。
従来の技術 特願昭61−287458号は磁性流体の利用によりク
ッション性を変化させる手段について開示する。
これは車両用シート支持装置に関するものであり、車体
に固定されている非磁性材よりなるシリンダ内に磁性流
体が充填され、該磁性流体内には、シリンダ内壁と間隔
を存して永久磁石が配置され、該永久磁石がシートクッ
ションフレームに支持棒を介して固定されているととも
に、前記シリンダの外部には、磁性流体に磁界をかけう
るコイルが配設され、該コイルは、車速、ステアリング
角度、スロットルポジション等のセンサからの検出信号
に基づき、所要電流値を算出するコンピュータの制御を
受ける電源が接続されていることを特徴とするものであ
る。
発明が解決しようとする問題点 しかし上記出願の内容はシートの車床に対するクッショ
ン性を調節するものであって、近頃望まれているヘッド
レスト自体のクッション性を調節することができるもの
でない。
問題点を解決するための手段 本発明は上記問題点を解決するため磁性流体を封入した
袋体がヘッドレスト内の前部に設置されており、かつ該
袋体の背後に該袋体中の磁性流体の粘度を調節する電磁
石が設置されている構成を採用している。
ここで磁性流体は例えば、油、水等の溶媒中に、分散剤
を表面に吸着させたマグネタイト(Fe3o4)等の磁
性微粒子を分散させたものからなる。
磁性流体は、磁界をかけると、その粘度が上昇する性質
があり、変化は瞬間に現出する。
いま、磁界がない時の粘度をη8、磁界がある時の粘度
なη□、磁性微粒子の磁化をM1磁界の強さをH1磁性
流体の剪断速度をγ、溶媒の粘度をη0とし、磁性流体
の磁界による粘度変化を示すと第9図に曲線Aで示すご
とくになる。
第9図は、磁界のある時の粘度強と磁界のない時の粘度
η5との比をγη。/ MHの関数として示したもので
、磁場の強さに比例して粘度が変化することを示してお
り、本発明は、磁性流体の上述の特性を利用したもので
ある。
袋体は単一でも良いし、複数個用意してヘッドレストの
左右、中央に夫々配置し、それに応じて電磁石も各袋体
の背後に設置するようにしてもよいものである。
粘度調節用電磁石は所定の制御部によりその磁力がコン
トロールされる。
制御部としては乗員の操作によって電磁石に流れる電流
値を変化させる電気回路とすることができる。
また、車体に設置した車体の上下方向、前後方向、左右
方向の夫々の加速度を検知する加速度センサと、これら
センサからの信号を得てシートの特定部位の電磁石に対
し流すべき電流値を演算するコンピュータとで制御部を
構成することもできる。
作     用 乗員の操作により、あるいは加速度センサから得られる
情報をもとに演算出力するコンピュータにより袋体の背
後の電磁石に通電する。
上記通電により全てのあるいはいずれかの袋体中の磁性
流体の粘度が高くなって軟化しあるいは粘度が下って軟
化し、従ってクッション性が変化する。
通電は乗員の調節によるときはその好みの硬さを得るよ
うになされ、また袋体が複数個あるとぎは乗員の選択す
る電磁石に対してなされる。コンピュータによるときは
各センサがらの加速度情報に基づきなされる。
例え(f1車体が右旋回時のときは左側の電磁石への通
電量を多くして該当袋体を硬くし、左旋回時のときは右
側の袋体の方を硬くすることができる。
これによりヘッドレストは運転状態等に応じて望ましい
硬さに変化することとなる。
実  施  例 次に本考案の実施例を説明する。
実  施  例  1 第1図ないし第5図に基づき本発明に係る硬さ可変式ヘ
ッドレストの一実施例を説明する。
これらの図において符号1は車両用シートのヘッドレス
トを示しており、このヘッドレスト1は従来におけると
同様外側にパッド2を備え、内側に補強板3を備えてい
る。そしてこれらは全体としてステー4で支持されてい
る。
ヘッドレスト1の前部であるパッド2の内側には磁性流
体5を封入した袋体6が夫々設置されている。
袋体6は板状に形成され、ゴム又は合成樹脂等の軟質材
で作られている。
袋体6の背後には電磁石7が設置されており、該電磁石
7は補強板3に固定され、該電磁石7に対して袋体6が
貼着されている。
上記ステー4は中室であり、その中を電磁石7のコイル
の導線8が通っている。該導線8はコントロールスイッ
チ9及びバッテリ電源に至っている。
:I 7 トo−ルスイッチ9は可変抵抗器を中に備え
ており、スイッチを切り替えることによって電磁石7に
流れる電流を変えることができるようになっている。
切り替えは例えば3段階になっており、0A3A、4A
の電流を選択できるようになっている。
これによりスイッチをOAに設定すると磁性流体の粘度
は低くなり、従ってヘッドレストは軟らかくなり、3A
に設定すると粘度がやや高くなってヘッドレストの硬さ
は中程度となり、さらに4Aに設定すると粘度はさらに
高くなってヘッドレストの硬さはさらに高められること
になる。
従って乗員はヘッドレスト1をスイッチ操作によって好
の硬さに調整することができる。
実  施  例  2 第6図ないし第8図に基づき本発明の他の実施例を説明
する。
これらの図で示されるように、このヘッドレスト10も
外側にパッド11を備え、内側に補強板12を備えてい
る。そして全体としてステー13で支持されている。
ヘッドレスト10の前部であるパッド11の内側には磁
性流体14を封入した3つの袋体15.16゜17が左
右方向に並べて配置されている。
袋体15.16.17は夫々枕状に形成され、ゴム又は
合成樹脂等の軟質材で作られている。3っの袋体15.
16.17は別体として構成されているが、一体化され
た単一の袋をシートシール等により3つの部屋に区画す
るようにしても良いものである。
各袋体15.16.17の背後には夫々電磁石18が設
置されており、各電磁石18は補強板12に固定され、
各電磁石18に夫々袋体15.16.17が貼着されて
いる。
このように袋体15.16.17及び電磁石18を分割
することにより第6図示の如く乗員の頭部の形に対応し
て袋体15.16.17を配置することができる。
上記ステー13は中空であり、この中を電磁石18のコ
イルの導線19が通り、次に述べる可変抵抗器に至って
いる。
電磁石18は第6図で示されるように、可変抵抗器20
によって通電量が制御されるようになっており、可変抵
抗器20はコピュータ21によりコントロールされるよ
うになっている。
コンピータ21は車体の上下方向の加速度を検知するセ
ンサ22、前後方向の加速度を検知するセンサ23、左
右方向の加速度を検知するセンサ24からの加速度情報
を得て通電量を演算し、可変抵抗器20に対して出力を
行なうようになってυXる。
コンピュータ21の出力を受けて可変抵抗器20は電磁
石18に通電する電流量を制御し、これにより磁性流体
14は粘性が変化し以前よりも硬くなり又は軟らかくな
る。
またコンピュータ21には磁性流体14の硬さをソフト
、ノーマル、ハードの各モードに変えうル選択スイッチ
が接続されており、乗員のスイッチ操作によって各袋体
15.16.17中の磁性流体14の粘度が変えられる
ようになっている。
次に第8図のフローチャートを用いて急加速時の袋体1
5.16.17における磁性流体14のコントロールに
ついて説明する。
まずソフトモードが選択されているが否かを判断する(
ステップ1)。
YESであれば、加速度センサ23で検知された加速度
αが2.0m / sec 2≧αであるか否か判断し
くステップ2)、YESのとぎは電流を0とする(ステ
ップ3)。これにより電磁石18の磁界は無くなり、袋
体15.16.17中の磁性流体14の粘度は低下する
ステップ1においてNoのとぎは、ノーマルモードが選
択されているか否か判断する(ステップ4)。YESで
あれば、3.0m / sec”≧αの判断を行なう(
ステップ5)。
YESのときは電流を2Aとして(ステップ6)、電磁
石に比較的弱い磁力を発生させる。
このため磁性流体14は中程度の粘度となりやや硬化す
る。
Noのとぎはさらに4.0m / sec 2≧αの判
断を行なう(ステップ7)。
ステップ7でYESのときは電流を3Aに増加する(ス
テップ8)。これにより電磁石18は中程度の磁力を発
生し、磁性流体14の粘度はより犬ぎくなって以前にも
増して硬くなる。
NOのときは車両緊急時として電流を20Aに増加する
(ステップ9)。このため電磁石18はさらに磁力を強
め、磁性流体14の硬度を高くする。
このようにヘッドレスト1の袋体15.16.17は車
体の前後方向の加速度を検知するセンサ23からの信号
に基づき加速度の増加に応じて硬度を増加する。
なお、フローチャートを用いた説明は省略するが、左右
方向の加速度センサ24がらの信号に基づき車体の右旋
回時には左側の袋体15の硬さを高め、左旋回時には右
側の袋体17の硬さを高くするようコントロールするこ
ともできる。
発明の効果 本発明は以上のような構成からなるので、乗員とヘッド
レストとの接触部における硬さを変えてクッション性を
乗員の好みに応じて調節することができる。
また、道路条件、走行条件、運転条件等に応じて自動的
にクッション性を調節することもできる。
さらに、本発明では磁性流体を袋体中に封入しているの
で、袋体な多数用意し、ヘッドレストの各部に設置する
ことができる。
従って上記クッション性の調節をヘッドレストの各部間
で相違させて行なうことができる。
それ故、例えば車体の右旋回時には左側を硬くさせ、左
旋回時には右側を硬くさせる等、乗員の頭部を適正に支
えることができる。
又更に、本発明では磁性流体を袋に入れて使用するので
、体の接触部を動かした時、又、逆に外部振動によりシ
ート及びヘッドレストが体の接触部と相対的にズレ運動
を生じた時、適度な抵抗感があり、しっとりした感触を
持つため、快適性に優れたヘッドレストとする事が出来
る。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図は本発明に係る硬さ可変式ヘッドレ
ストの一実施例を示し、第1図は第3図の1−1線断面
図、第2図は第4図のn −n線断面図、第3図は正面
図、第4図は側面図、第5図は電磁石と電源との間の回
路の略図、第6図ないし第8図は本発明の他の実施例を
示し、第6図は第7図の■−M線断面図、第7図はヘッ
ドレストの正面図、第8図は前後方向加速度センサから
の信号により磁性流体の粘度制御を行なうためのフロー
チャート、第9図は磁性流体の粘度と電流との関係を示
すグラフである。 1:ヘッドレスト、5:磁性流体、6:袋体、7:電磁
石、9:コントロールスイソチ、10: ヘッドレスト
、14:磁性流体、15.16.17:袋体、18:電
磁石。 第1図 第2図 第3図       第4図 第5図 IC−IfIlt源 第9図 )’vo / MH−xlo6

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 磁性流体を封入した袋体がヘッドレスト内の前部に設置
    されており、かつ該袋体の背後に該袋体中の磁性流体の
    粘度を調節する電磁石が設置されていることを特徴とす
    る硬さ可変式ヘッドレスト。
JP1537387A 1987-01-26 1987-01-26 硬さ可変式ヘツドレスト Pending JPS63183015A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1537387A JPS63183015A (ja) 1987-01-26 1987-01-26 硬さ可変式ヘツドレスト

Applications Claiming Priority (1)

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JP1537387A JPS63183015A (ja) 1987-01-26 1987-01-26 硬さ可変式ヘツドレスト

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS63183015A true JPS63183015A (ja) 1988-07-28

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ID=11886974

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JP1537387A Pending JPS63183015A (ja) 1987-01-26 1987-01-26 硬さ可変式ヘツドレスト

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JP (1) JPS63183015A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPWO2012026332A1 (ja) * 2010-08-25 2013-10-28 パナソニック株式会社 磁気応答型弾性装置
WO2020075625A1 (ja) * 2018-10-09 2020-04-16 テイ・エス テック株式会社 乗物用シート
JP2020059349A (ja) * 2018-10-09 2020-04-16 テイ・エス テック株式会社 乗物用シート

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