JPS63155282A - 暗証番号チエツク方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、暗証番号に基づく本人確認が必要な端末装置
に関し、特に１手動入力された暗証番号のチェックに関
する。

〔従来の技術〕

暗証番号のチェックは、不正アクセスの防止と誤入力の
訂正の双方のために不可欠である。従来量も多用されて
いる暗証番号チェック方法は、操作者が所持する磁気カ
ード等の記録媒体に記録された暗証番号を読取って、そ
れをキー人力された暗証番号と照合するものである。そ
れ以外には、キー人力された暗証番号を中央のホスト計
算機に送って、そこで暗証番号リストと照合する方法、
各端末装置に予定使用者の暗証番号を記憶させて、それ
とキー人力された暗証番号を照合する方法などが可能で
ある。特開昭５８−１６９２８６号公報は一つの改良さ
れた方法を示す。この方法によれば、磁気カードには暗
証番号の一部に一定の演算を施して得られる値が記録さ
れる。キー人力された暗証番号の前記一部は、端末装置
内で前記一定の演算を施され、その結果が前記磁気カー
ドに記録されていた値と比較され、一致すれば、暗証番
号の残りの部分が他の識別データ（例えば口座番号）と
共に中央のホスト計算機に送られる。ホスト計算機は、
受信した暗証番号の部分を、前記他の識別データを用い
て検索した暗証番号の対応する部分と比較し、これによ
り暗証番号のチェックが完了する。

〔発明が解決しようとする問題点〕

°磁気カード等に記録された暗証番号は、マイコン等の
適当な機器を用いて比較的容易に読出すことができるの
で、暗証番号が記録されたカード類を用いる方法は、安
全性に欠ける。暗証番号の全部をホスト計算機に送る方
法は、中央との通信量が増す点で不利であるばかりでな
く、通信回線の盗聴により暗証番号を他人に知られるお
それがあって、やはり安全ではない。また、各端末装置
に暗証番号を記憶させる方法は、各端末装置にそれぞれ
の予定使用者の暗証番号を予めセットしておく必要があ
るので１手間がかかり、その上、融通性を欠く、前掲公
報記載の方法は、安全性は高いけれども、中央との通信
量が増し、また、チェック結果の判明までに要する時間
が長い。

本発明は、磁気カードのような暗証番号記録媒体を用い
ず、また、中央との通信を必要とせず。

更に、各端末装置に予め特別な情報をセットする必要も
なしに暗証番号をチェックするための方法を、提供しよ
うとするものである。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明は、暗証番号のチェックのための少くとも１桁の
チェックディジットを用いる。このチェックディジット
は、暗証番号との間に予め定められた関係を持ち、暗証
番号以外の必須入力情報（例えば顧客番号）と一体をな
して入力される。

手動入力された暗証番号のチェックは、それとチェック
ディジットの間に前記の予め定められた関係が成立する
か否かを調べることにより行なう。

〔作用〕

チェックディジットは、暗証番号以外の必須入力情報と
共に使用者の無意激臭に入力され、それと手動入力され
た暗証番号が前記の予め定められた関係にあるか否かを
端・末装置内部で調べることによって、暗証番号のチェ
ック°が達成される。暗証番号のチェックのためにホス
ト計算機と通信する必要はなく、また、カード類に暗証
番号を記録しておく必要も、各端末装置に暗証番号等の
特別な情報を予めセットしておく必要もない。

〔実施例〕

以下に述べる実施例は、たばこ屋などの小売店に設けら
れる簡易型発注用端末装置に本発明を適用したものであ
る。この種の端末装置については、不正使用の防止に加
えて、使用者がキーボード操作に不慣れなために誤入力
が生じやすいこと、暗証番号の記憶違いや忘失を防ぐた
めにその選定を完全に各使用者の自由に任せうるのが望
ましいこと、できる限り低価格であること、などの問題
がある６ 第２図は、前記のような端末装置を含む受注システムの
一例の概要を示す。各端末装置１は、キーボード２とマ
イクロプロセッサ３を有する。多数のこのような端末装
置１が通信回線４を介して、中央のホスト計算機５に接
続される。端末装置１の使用者は、操作の開始にあたり
、キーボード１を用いて、販売店番号と暗証番号を入力
しなければならない。

第３図は、販売店番号情報のフォーマットを示す、販売
店番号情報６は、１桁の数であり、その第１ないし第ｎ
−２桁は、各販売店にその識別コードとしてユニークに
割当てられた数字である。

第ｎ桁は、本発明による暗証番号チェックのために付加
されたチェックディジット７であり、第ｎ−１桁は、チ
ェックディジット７を含めて販売店番号情報入力をチェ
ックするための追加チェックディジット８である。販売
店番号情報６は、中央の管理者により決定されて、各販
売店に通知される。この情報は、必ずしも秘密にする必
要はなく、例えば一覧表の形式で全店に配布されてもよ
い。

各暗証番号とそれに対応するチェックディジット７の関
係は、全店共通のアルゴリズムによって確認できるもの
であれば、どんなものでもよい。

本実施例においては、チェックディジット７は。

暗証番号の各桁の数字の合計の最下位桁に等しい値であ
る。例えば、暗証番号が２３４５６７であるとすれば、
その各桁の数字の合計は２７であり、したがって、その
チェックディジットは７である。暗証番号のチェックは
、その各桁の数字を加算して、その和の最下位桁をチェ
ックディジットと比較することによって行なうことがで
きる。

追加チェックディジット８は、第１ないし第ｎ−２桁の
販売店識別番号とチェックディジット７から前記と同様
にして決定される。販売店番号情報のチェックは、その
第１ないし第ｎ　−２桁及び第０桁の合計の最下位桁を
第ｎ−１桁と比較することによって行なうことができる
。やや異なる方法として、販売店識別番号（第１ないし
第ｎ　−２桁）の各桁と追加チェックディジット８の合
計の最下位桁がチェックディジット７に等しくなるよう
に、追加チェックディジット８を決定してもよい、この
場合のチェックは、第１ないし第ｎ−１桁の合計の最下
位桁を第０桁と比較することによって行なうことができ
る。

第１図は、端末装置ｌｌにおいて行なわれるチェック処
理のフローチャートを示す、操作者は、まず、販売店番
号情報６をキーボード２により入力する。この情報は販
売店番号受付処理１０により取込まれ、その第０桁（チ
ェックディジット７）は、チェックディジット保存処理
１１により、マイクロプロセッサ３中のレジスタ又はメ
モリに保存される６次いで、販売店番号チェック計算処
理１２により、販売店番号情報６の第１ないし第ｎ−２
桁及び第０桁の合計の最下位桁が算出され。

その結果が、販売店番号チェック処理１３により。

第ｎ−１桁と比較される。この比較の結果が不一致を示
せば、販売店番号情報の再入力を促し、再入力があれば
処理１０ないし１３が反復される。

他方、販売店番号チェック処理１３による比較の結果が
一致を示せば、暗証番号の入力を待つ。

暗証番号がキーボード２を介して入力されると、それは
暗証番号受付処理１４により取込まれ、暗証番号チェッ
ク計算処理１５によりその各桁の合計の最下位桁が算出
されて、その結果は、暗証番号チェック処理１６により
、保存されていたチェックディジット７と比較される。

この比較の結果が不一致を示せば、暗証番号の再入力を
促し、再入力があれば処理１４ないし１６が反復される
。

他方、この比較の結果が一致を示せば、次に予定された
処理、例えば、ホスト計算機への送信、他の入力の受付
などが、プログラムに従って開始される。

本実施例のようにチェックディジットを含む情報もチェ
ックすれば、それを通じてチェックディジット自体のチ
ェックも行なわれるから、信頼性が高まる。販売店番号
情報は、秘密にする必要がなく、また、必ずしも憶え易
い数字ではないから、コストさえ許せば、それが記録さ
れた磁気カード　４その他の媒体を用いてもよい、チェ
ックディジットを含む情報より先に暗証番号を入力して
もよい。

ただし、それは処理をやや複雑にするばかりでなく、他
の情報の入力後にそれ以前に入力した情報の誤りを指摘
されるのは、使用者にとって不愉快であろう。

〔発明の効果〕

本発明によれば、暗証番号を磁気カード等の媒体に記録
しておく必要がないから、カード類の不正読取りによっ
て暗証番号が他人に知られるおそれがなく、また、暗証
番号をホスト計算機に送る必要がないから、通信量の増
大がなく、かつ、盗聴による漏゛洩もない、更に、各端
末装置に暗証番号を予め登録しておく必要もないから、
システムに含まれる全端末装置の構成を完全に同一にす
ることができる。更にまた、チェックディジットが暗証
番号以外の情報と一体にされるので、暗証番号の桁数の
増加がなく、かつ、゛暗証番号の全桁を各人に自由に選
定させることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例のフローチャート、第２図は
第１図の実施例を利用する受注システムのブロックダイ
ヤグラム、第３図は第２図のシステムで用いられる販売
店番号情報のフォーマットの図である。 １・・・端末装置、２・・・キーボード、３・・・マイ
クロプロセッサ、１０．１１・・・チェックディジット
を含む販売店番号情報の入力ステップ、１４・・・暗証
番号の入力ステップ、１５．１６・・・暗証番号のチェ
ックステップ。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、暗証番号と他の少くとも一つの予め定められた情報
   の入力を必要とする端末装置において、入力された前記
   予め定められた情報及びそれに付加された少くとも１桁
   のチェックディジットを受入れる第１入力ステップと、
   手動入力された前記暗証番号を受入れる第２入力ステッ
   プと、前記チェックディジットと前記暗証番号が予め定
   められた関係にあるか否かを調べるステップとを有する
   暗証番号チェック方法。 ２、特許請求の範囲１において、前記予め定められた情
   報には更に少くとも１桁の第２チェックディジットが付
   加され、前記第１入力ステップは前記予め定められた情
   報と前記チェックディジットと前記第２チェックディジ
   ットが予め定められた関係にあるか否かを調べるステッ
   プを含む暗証番号チェック方法。