JPS6315088Y2 - - Google Patents

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JPS6315088Y2
JPS6315088Y2 JP14802182U JP14802182U JPS6315088Y2 JP S6315088 Y2 JPS6315088 Y2 JP S6315088Y2 JP 14802182 U JP14802182 U JP 14802182U JP 14802182 U JP14802182 U JP 14802182U JP S6315088 Y2 JPS6315088 Y2 JP S6315088Y2
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JP
Japan
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equipment room
equipment
inspection cover
vehicle
room
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JP14802182U
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JPS5953171U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の利用分野〕 本考案は、床下搭載機器の周囲を囲む機器室の
構造に係り、特に上下2段とした機器室において
下段搭載機器をカバーなしで用いるに好適な機器
室の防水装置に関するものである。
〔従来技術〕
一般に、鉄道車両においては床下にチヨツパー
装置や電動発電機等の各種高圧の電気品または空
制機器を搭載している。モノレール車両において
も同様であるが、高架軌道上を走行するため車両
重量の軽減化や公害面等の点より、機器自体には
カバーなど設けずその周囲は点検カバーと機器を
マウントする骨組からなるスカートでおおつてい
る。
モノレール車両は走行安定性を良くする点から
低重心化を図る必要があり、一般に屋根上に搭載
される空調装置も床下に搭載することが望まれ、
台車間の限られたスペース内に多くの機器を搭載
することが困難となつている。このため、これら
機器の艤装スペースを高さ方向で得ることとし、
上下2段艤装構造を採用してスペース確保を行な
うようにしている。
上記2段艤装構造を採用した床下機器室を第1
図および第2図により説明すると、台車間に配置
される機器室1は上段機器室2と下段機器室3に
きせ板6で仕切られ、機器の点検を側面から可能
とする点検カバー7,8が上記機器室2,3に各
単独に設けられているもので、下段の点検カバー
8においては周囲に防水パツキンを介入させて下
段機器室3内の防水を可能にするものであつた。
また、第3,4図の如く上下段の機器室2,3
を一体の点検カバー9でおおう場合、機器室仕切
端の骨部材10と点検カバー9の補強材11の間
にパツキン12を介入させ、上段機器室2より侵
入した雨水を点検カバー9に設けた排水グリル1
3より排水させて下段機器室3内の防水を行なつ
ていた。
以上如き従来構造における問題点として、前者
の如く点検カバーを上下2段に分割して設けた場
合、車体構造が複雑となり部品点数も増加する
他、機器の点検を行なう際上下の機器を同時に行
なうことができないため、保守効率が低下するも
のとなる。また、後者の如き構造においては、車
体の製作精度の点から骨部材10とパツキン12
の密着面に隙間が発生し、下段機器室3へ漏水す
るおれがある。また、排水グリル13から雨水を
排水させるため、点検カバー外板が汚れるものと
なる。
〔考案の目的〕
本考案の目的は、上段機器室に侵入した雨水の
下段機器室への侵入を防止する防水装置を提供す
ることにある。
〔考案の概要〕
車両の軽量化の面から、機器はカバーなどを設
けず極力裸化して軽くする必要があるが、モノレ
ール車両の床下は、周囲を点検カバーならびにき
せ板で囲む機器室で構成されていることから、本
機器室内を防水構造とすることで機器の裸化が可
能となる。しかし、機器の短絡事故等を防止する
意味から、機器室内の防水性能はより完全なもの
が望まれる。
かかる点で、従来の防水構造では車体構造の複
雑化や防水性能の信頼性が薄れる欠点がある。本
考案は、車体構造が簡素となり、保守点検に有利
な一体点検カバー方式で機器室を構成し、点検カ
バー裏面に補強材を兼用した排水樋と排水管を設
け、該排水樋と長手方向に連続的に密着するパツ
キン面を車体側に設け、パツキンはめ込み部の骨
部材に点検カバー側排水樋にラツプするひさし部
と、侵入水をせき止める溝部を設けて、下段機器
室への侵水を効果的に防止するようにしたもので
ある。
〔考案の実施例〕
本考案の一実施例を第3,5,6図により説明
する。第3図は車両床下機器室の断面図を示し、
2は上段機器室、3は下段機器室、4は軌道桁、
9は機器室内点検用の点検カバーである。第5図
は点検カバー9と車体側の関係を示す断面図で、
点検カバー9の裏面に排水樋と排水管の作用をす
る補強材14,15が設けられ、補強材14の先
端は点検カバー閉鎖時、車体側の骨部材16にパ
ツキン17を介して密着するようにしている。骨
部材16には、パツキン17取付部上面に水勾配
を有するひさし部18を突出させ、さらに突起部
20により侵入水を一時溜水させる排水溝19が
設けられている。補強材15は第6図に示す如く
箱形断面の形状で、補強材14から点検カバー9
下端まで連続的に設けられている。
以上の構成において、上段機器室2から侵入し
た雨水は排水溝19により一時せき止められる
が、排水溝19の突起部20を一定区間切断して
おくことにより侵入水は点検カバー9の方向へ流
出し、補強材14,15を通つて車外へ排水され
る。この際、突起部20の切断箇所を高度な防水
性能の要求されない位置に設けることで、重要機
器室内への侵水は完全に防止できる。また、車体
構造の精度不足でパツキン17当り面に隙間が生
じた場合、ひさし部18を雨樋を兼ねた補強材1
4にオーバラツプさせることにより、下段機器室
3内への直接侵水を防止できる。
〔考案の効果〕
本考案によれば、高度な防水構造を可能とした
一体点検カバー方式で機器室を構成することによ
り、下段機器室への侵水を防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は車両全体の側面外観図、第2図および
第3図はそれぞれ点検カバーの形式が異なる床下
機器室の断面図、第4図は従来の防水装置の断面
図、第5図は本考案の防水装置の断面図、第6図
は第5図のA−A断面図である。 2……上段機器室、3……下段機器室、6……
きせ板、7,8,9……点検カバー、14,15
……補強材、16……骨部材、17……パツキ
ン、18……ひさし部、19……排水溝、20…
…突起部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車両の床下に水密構造の機器室を有する床下構
    造において、機器室をおおう点検カバーの裏面に
    排水樋と排水管の作用をする補強材を設け、該補
    強材の先端は点検カバーの閉鎖時車体側の骨部材
    にパツキンを介して密着するようにし、該骨部材
    の上部に上記補強材上に突出するように水勾配を
    有するひさし部と排水溝を設けたことを特徴とす
    る車両の床下機器室防水装置。
JP14802182U 1982-10-01 1982-10-01 車両の床下機器室防水装置 Granted JPS5953171U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14802182U JPS5953171U (ja) 1982-10-01 1982-10-01 車両の床下機器室防水装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14802182U JPS5953171U (ja) 1982-10-01 1982-10-01 車両の床下機器室防水装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5953171U JPS5953171U (ja) 1984-04-07
JPS6315088Y2 true JPS6315088Y2 (ja) 1988-04-27

Family

ID=30329002

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JP14802182U Granted JPS5953171U (ja) 1982-10-01 1982-10-01 車両の床下機器室防水装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5155214B2 (ja) * 2009-02-17 2013-03-06 株式会社日立製作所 跨座型モノレール車両

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5953171U (ja) 1984-04-07

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