JP3147348B2 - パラペット笠木用化粧プレートの固定構造 - Google Patents

パラペット笠木用化粧プレートの固定構造

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    • E04D3/40Slabs or sheets locally modified for auxiliary purposes, e.g. for resting on walls, for serving as guttering; Elements for particular purposes, e.g. ridge elements, specially designed for use in conjunction with slabs or sheets
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パラペットの天端
部を覆うパラペット笠木、特にパラペットの立上がり部
を覆う化粧プレートを具備したパラペット笠木用化粧プ
レートの固定構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、屋根防水の目的でパラペット
の天端部にパラペット笠木を取り付け、このパラペット
笠木でパラペットを覆うことが知られており、例えば実
公昭56−40980号公報、特開昭58−17956
号公報等のパラペット笠木が公知である。これらのパラ
ペット笠木は、アルミニウムなど押出成型品で構成さ
れ、その形状としては、天板部の両側縁から側板部を垂
設した断面コ字型の形状が一般的である。そして、パラ
ペットの天端部に適宜の間隔で断面コ字型のブラケット
を固定し、このブラケットにパラペット笠木を外装して
固定するものである。
【0003】ところで、従来のパラペット笠木は、パラ
ペットの天端部を覆うことによってパラペットに防水性
を付与するものであるが、近年、パラペットの天端部だ
けではなく、例えば、図7に示すように、パラペット50
の立上がり部51を覆う化粧プレート52を備えたパラペッ
ト笠木53も種々開発されている。そして、化粧プレート
52の固定には上下一対の案内レール54A,54Bを使用
し、上部側の案内レール54Aをパラペット50を固定する
ブラケット55の裏面側にねじ止めし、下部側の案内レー
ル54Bを建造物の床部56にアンカーボルト57によって固
定している。このようなパラペット笠木53は、化粧プレ
ート52でパラペット50の立上がり部51を覆うことによっ
て、屋根防水をより確実なものとすることができるとと
もに、パラペット50の立上がり部51を覆う化粧プレート
52によってパラペット50の意匠性も高めることができ
る。しかし、化粧プレート52を固定する下側の案内レー
ル54Bを床部56に固定する場合、床部56の表面に形成し
た防水層56Aに孔57Aをあけて案内レール54Bを固定す
るアンカーボルト57をねじ込む必要がある。このため、
アンカーボルト57の孔57Aから雨水などが浸入する虞れ
があり、屋根防水上、問題がある。しかも、化粧プレー
ト52を直接、床部56に固定する場合、上部側の案内レー
ル54Aの高さを化粧プレート52の幅に合わせて固定する
必要があるが、上部の案内レール54Aは、パラペット50
に直接固定したブラケット55に固定されることから、施
工時におけるパラペット50の精度的な誤差等によって、
上下の案内レール54A,54Bの間隔が狂った場合、化粧
プレート52の固定が困難となる。このため、上下の案内
レール54A,54Bの間隔を現物合わせて調整するなど煩
しい手間がかかり、化粧プレート52の取付け作業も面倒
である。さらに、立上がり部51と化粧プレート52との間
の空間部58が密閉されてしまい、この密閉空間58に湿気
がこもりやすく、立上がり部51の防水層51Aの耐久性も
低下するなどの問題もある。
【0004】本発明は、このような問題点を解決しよう
とするもので、床部の防水層を破壊することなく化粧プ
レートを固定し、かつ、パラペットの寸法誤差などによ
って化粧プレートの固定に影響を受けることなく、化粧
プレートを簡単かつ容易に固定することができるパラペ
ット笠木用化粧プレートの固定構造を提供することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、床部から立上
がるパラペットの天端部に適宜間隔で固定されるブラケ
ットと、前記パラペットの天端部を覆う天板部と、この
天板部の両側縁から垂設した側板部とを有して前記ブラ
ケットに組み付けられるパラペット笠木と、前記パラペ
ットの立上がり部を覆う化粧プレートと、この化粧プレ
ートの上下縁を固定する一対の案内レールとを備え、前
記上部側の案内レールを前記ブラケットの裏面側に固定
するとともに、前記下部側の案内レールを前記立上がり
部の下端寄りに固定し、前記化粧プレートの下端部を前
記建造物の床部から浮かせた状態で固定し、化粧プレー
トと床部との間に隙間を形成したものである。
【0006】上記構成により、化粧プレートでパラペッ
トの立上がり部を覆うことにより、パラペットの立上が
り部が直接、風雨に晒されることがなく、パラペットの
防水性が向上するとともに、パラペットの立上がり部を
化粧プレートで覆うことで、パラペットの意匠性も向上
する。また、パラペットを支持する下部側の案内レール
をパラペットの立上がり部に固定することから、床部の
防水層には化粧プレートを固定するための孔を形成する
必要がなく、床部からの雨水の浸入を防止することがで
きる。しかも、化粧プレートと床部との隙間によって、
化粧プレートと立上がり部との間の空間部と外部とが連
通し、空間部内外の通気がなされるため、空間部の内部
に湿気等がこもりにくい。また、化粧プレートを床部か
ら浮かせるように取り付けることから、上部側の案内レ
ールを基準と化粧プレートを組み付けた際、化粧プレー
トの下端部と床部との間に隙間分の余裕があり、パラペ
ットに多少の精度的な誤差が生じても化粧プレートの取
り付けには支障がないため、化粧プレートの固定作業を
簡略化できる。
【0007】
【発明の実施形態】以下、本発明のパラペット笠木用化
粧プレートの固定構造を添付図面を参照して説明する。
図1〜図3は、本発明の第1実施例を示し、本実施例に
おいては屋上などの床部1から突設したパラペット2に
パラペット笠木3を取り付ける場合を例にして説明す
る。パラペット笠木3は、アルミニウムを押出成形して
天板部4とこの天板部4の両側から垂設する一対の側板
部5を有して断面コ字型に成型されている。また、前記
天板部4の裏面中央部には前記パラペット笠木3の長手
方向に沿って突設したリブ6が突設され、その先端側に
楔型の係合突起7を形成している。さらに、天板部4の
裏面側には前記リブ6の両側に位置して陥没した凹部8
がパラペット笠木3の長手方向に沿うように形成されて
いる。また、前記側板部5の先端側には後述するブラケ
ットに引っ掛けてパラペット笠木3を固定するL型のフ
ランジ部9を内側に向かって形成している。
【0008】10は前記パラペット笠木3を固定するブラ
ケットであり、パラペット笠木3と同様、アルミニウム
の押出成形品であり、前記パラペット2の天端部2Aに
固定される水平部11と、この水平部11の両端縁から垂設
した一対の垂壁部12とを有している。なお、前記ブラケ
ット10は第1、第2ブラケット10A,10Bに分割され、
第1ブラケット10Aが外側に、第2ブラケット10Bが内
側に位置して前記パラペット2の天端部2Aにそれぞれ
固定されている。この各ブラケット10A,10Bの一端縁
にはそれぞれ立上がり壁13A,13Bを有する接合部14
A,14Bが形成され、第1ブラケット10Aの立上がり壁
13Aの上端にはさらに水平受面15が外側に向かって突設
され、この水平受面15に外端縁に前記第2ブラケット10
Bの立上がり壁13Bと対向する降下片16を垂設してい
る。そして、第1ブラケット10Aの降下片16に蟻溝状の
嵌合溝17を形成し、一方、第2ブラケット10Bの立上が
り壁13Bには前記嵌合溝17と嵌合する嵌合突部18を形成
し、これら嵌合溝17と嵌合突部18を嵌合させて第1、第
2ブラケット10A,10Bを一体的に連結している。ま
た、前記ブラケット10A,10Bには前記パラペット笠木
3の裏面側に形成する凹部8に対応して先端に緩衝ゴム
20を装着した受けリブ21が突設するとともに、第1ブラ
ケット10A側には前記係合突起7と係合する断面三角形
状の係合受部22が前記立上がり壁13Aの上端側に一体形
成されている。なお、23は各ブラケット10A,10Bに形
成する長孔、24は後述する固定プレートを挿通するため
に前記各立上がり壁13A,13Bと前記受けリブ21に形成
する挿通孔である。
【0009】25は前記第1、第2ブラケット10A,10B
を一体的に連結固定する平板状の固定プレートであり、
両側縁を上側に折曲して断面コ字型に形成され、前記各
ブラケット10A,10Bに形成する長孔23と対応する位置
に長孔26を形成している。そして、各長孔23,26にアン
カーボルト27を挿通し、前記パラペット2の天端部2A
に埋設したアンカープラグ28に螺着することによって第
1、第2ブラケット10A,10Bと固定プレート25をパラ
ペット2に固定する。
【0010】30は前記パラペット2の立上がり部2Bを
覆う化粧プレート、31,32は化粧プレート30を固定する
上下一対の案内レールであり、上部側の案内レール31は
前記固定プレート30と第2ブラケット10Bにボルト33、
ナット33Aによって共締めされている。一方、下部側の
案内レール32は、前記ブラケット10A,10Bと同様、パ
ラペット2に埋設したアンカープラグ28に螺着するアン
カーボルト27によって固定されているが、前記化粧プレ
ート30の下端部を建造物の床部1から僅か浮かすように
して前記パラペット2の立上がり部2Bに固定されてい
る。なお、図中、符号34は前記床部1とパラペット2の
立上がり部2B内面に施した防水層、35は案内レール3
1,32の対向面に形成する化粧プレート30を挿入する
溝、36は化粧プレート30の上下端部に設けた縁枠あり、
前記溝35に嵌合する。
【0011】以上のように構成される本実施例の作用・
効果について説明する。各ブラケット10A,10Bの接合
部14A,14Bに形成する嵌合溝17と嵌合突部18を嵌合さ
せて各ブラケット10A,10Bを一体的に連結する。そし
て、各ブラケット10A,10Bの立上がり壁13A,13Bと
受けリブ21に形成する挿通孔24に固定プレート25を通
し、この固定プレート25で各ブラケット10A,10Bを直
線的に位置決めする。この後、固定プレート25と各ブラ
ケット10A,10Bに形成する長孔23、26にアンカーボル
ト27を挿入し、このアンカーボルト27をパラペット2の
天端部2Aに埋設するアンカープラグ28にねじ込んで固
定プレート25と各ブラケット10A,10Bを固定する。そ
して、パラペット笠木3を各ブラケット10A,10Bに被
せるようにして外装する。このとき、パラペット笠木3
の側板部5を外側に開くようにして弾性変形させ、パラ
ペット笠木3の天板部4に垂設する係合突起7を第1ブ
ラケット10に形成する係合受部22に係合させた後、側板
部5を弾性復帰させて側板部5の先端に形成するフラン
ジ部9,9を各ブラケット10A,10Bの垂壁部12の先端
側に係止して各ブラケット10A,10Bにパラペット笠木
3を固定する。したがって、各ブラケット10A,10Bに
固定されたパラペット笠木3は、天板部11の裏面ほぼ中
央部に形成する係合突起7と、側板部5の端部に形成す
るフランジ部9,9を係止させることによって、パラペ
ット笠木3の両端と中央部の3箇所を各ブラケット10
A,10Bを係止させて固定することができる。このた
め、風などの影響によってパラペット笠木3が外れるこ
となく、各ブラケット10A,10Bを強固に固定すること
ができる。このようにしてパラペット笠木3を固定した
後、第2ブラケット10Bとパラペット2の立上がり部2
Bに固定した上部及び下部の案内レール31,32の溝35に
化粧プレート30の縁枠36を側方から挿入し、各案内レー
ル31,32に化粧プレート30を固定する。そして、この化
粧プレート30によってパラペット2の立上がり部2Bを
覆う。このように、パラペット2の天端部2Aをパラペ
ット笠木3で覆うとともに、パラペット2の立上がり部
2Bを化粧プレート30で覆うことによってパラペット2
の天端部2Aと立上がり部2Bが直接、風雨に晒される
ことがなく、パラペット2の防水性が向上する。しか
も、パラペット2の下部を固定する下部側の案内レール
32をパラペット2の立上がり部2Bに固定することか
ら、従来のように床部1の防水層34には化粧プレート30
を固定するための孔加工も不要となる。このため、床部
1からの雨水の浸入を防止することができる。なお、パ
ラペット2の立上がり部2Bには化粧プレート30を固定
するための防水層34に孔加工してアンカープラグ28を埋
設することになるが、立上がり部2Bは垂直に立設さ
れ、かつ、化粧プレート30で覆われているため、アンカ
ープラグ28の孔に直接的に雨水がかかり難い構造であ
り、また、仮に孔から多少、雨水の浸入したとしても、
屋根裏側に雨水が浸入する可能性は低い。また、パラペ
ット2の立上がり部2Bを化粧プレート30で覆うこと
で、パラペット2の意匠性も向上する。さらに、化粧プ
レート30と床部1との間に隙間Sが形成され、その隙間
Sによって化粧プレート30と立上がり部2Bで囲まれた
空間部Aが外部と連通し、空間部Aと外部とが通気して
空間部Aの内部に湿気等がこもりにくい。このため、パ
ラペット2の立上がり部2Bの腐食を押えて立上がり部
2Bの劣化も抑制することができる。また、化粧プレー
ト30と床部1との間の隙間Sから化粧プレート30と立上
がり部2Bとの空間部Aに風が吹き込まれるが、化粧プ
レート30を吊り下げる上部側の案内レール31は、重ね合
わせた第2ブラケット10Bと固定プレート25に共締めさ
れているため、化粧プレート30の荷重によって第2ブラ
ケット10Bと固定プレート25が下方側に折れ曲がること
ない。また、各ブラケット10A,10Bに固定されるパラ
ペット笠木3は、前述したように天板部11の裏面ほぼ中
央部に形成する係合突起7と、側板部5の端部に形成す
るフランジ部9,9を係止して強固に固定されているた
め、固定プレート25が風の影響でガタ付くことなくしっ
かりと固定することができる。さらに、化粧プレート30
を床部1から浮かせるように取り付けることから、上部
側の案内レール31を基準と化粧プレート30を組み付けた
際、化粧プレート30の下端部と床部との間に隙間S分の
余裕があり、パラペット2に多少の精度的な誤差が生じ
ても化粧プレート30を簡単かつ迅速が固定することがで
き、化粧プレート30の固定作業を簡略化できる。
【0012】以上のように、本実施例においては、化粧
プレート30を支持する下部側の案内レール31をパラペッ
ト2の立上がり部2Bに固定することにより、床部1の
防水層34に化粧プレート30を固定するための穿孔作業を
行わないため、床部1からの雨水の浸入を防止し、か
つ、パラペット2の天端部2Aと立上がり部2Bをパラ
ペット笠木3と化粧プレート30で覆うことにより、屋根
防水をより確実なものとすることができる。さらに、化
粧プレート30の下端部を建造物の床部1から浮かせた状
態で固定し、化粧プレート30と床部1との間に隙間Sを
形成することによって、その隙間Sから化粧プレート30
と立上がり部2Bで囲まれた空間Aが外部と連通して通
気がなされるため、空間部Aの内部に湿気等がこもりに
くく、パラペット2の立上がり部2Bの劣化も抑制する
ことができる。
【0013】以上、本発明の実施例について詳述した
が、本発明は前記各実施例に限定されるものではなく、
本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。
例えば、前記第1実施例では、パラペット笠木3を固定
するブラケット10を分割した例を示したが、図4に示す
本発明の第2実施例のように、一体構造のブラケット10
でパラペット笠木3を固定するようにしてよい。さら
に、図5及び図6に示す本発明の第3実施例のように、
パラペット笠木3を左右に分割した笠木3A,3Bで構
成してもよいものであり、パラペット笠木3やブラケッ
ト10の基本的構造は適宜選定すればよいものである。ま
た、パラペット笠木3とブラケット10とを連結する係合
突起7や係合受部22の形状や化粧プレート30の材質など
も適宜選定すればよいものである。
【0014】
【発明の効果】本発明によれば、床部から立上がるパラ
ペットの天端部に適宜間隔で固定されるブラケットと、
前記パラペットの天端部を覆う天板部と、この天板部の
両側縁から垂設した側板部とを有して前記ブラケットに
組み付けられるパラペット笠木と、前記パラペットの立
上がり部を覆う化粧プレートと、この化粧プレートの上
下縁を固定する一対の案内レールとを備え、前記上部側
の案内レールを前記ブラケットの裏面側に固定するとと
もに、前記下部側の案内レールを前記立上がり部の下端
寄りに固定し、前記化粧プレートの下端部を前記建造物
の床部から浮かせた状態で固定し、化粧プレートと床部
との間に隙間を形成したものであるから、パラペットの
立上がり部を覆う化粧プレートにより、パラペットの立
上がり部が直接、風雨に晒されることがなく、パラペッ
トの防水性が向上するとともに、床部の防水層には化粧
プレートを固定するため穿孔作業が不要となり、床部か
らの雨水の浸入を防止することができる。また、化粧プ
レートと床部との間に隙間を形成することによってパラ
ペットの内側空間部に湿気等がこもりにくく、パラペッ
トの立上がり部の劣化も抑制することができるとととも
に、上部側の案内レールを基準と化粧プレートを組み付
けた際、化粧プレートの下端部と床部との間に隙間分の
余裕があり、パラペットに多少の精度的な誤差が生じて
も化粧プレートを簡単かつ迅速が固定することができ、
化粧プレートの固定作業も簡略化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す一部切り欠き斜視図
である。
【図2】同上、一部を省略した拡大断面図である。
【図3】同上、パラペット笠木の分解斜視図である。
【図4】本発明の第2実施例を示す一部を省略した拡大
断面図である。
【図5】本発明の第3実施例を示す一部を省略した拡大
断面図である。
【図6】同上、パラペット笠木の分解斜視図である。
【図7】従来例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 床部 2 パラペット 2A 天端部 2B 立上がり部 3 パラペット笠木 4 天板部 5 側板部 10 ブラケット 11 水平部 25 固定プレート 30 化粧プレート 31,32 案内レール S 隙間

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床部から立上がるパラペットの天端部に
    適宜間隔で固定されるブラケットと、前記パラペットの
    天端部を覆う天板部と、この天板部の両側縁から垂設し
    た側板部とを有して前記ブラケットに組み付けられるパ
    ラペット笠木と、前記パラペットの立上がり部を覆う化
    粧プレートと、この化粧プレートの上下縁を固定する一
    対の案内レールとを備え、前記上部側の案内レールを前
    記ブラケットの裏面側に固定するとともに、前記下部側
    の案内レールを前記立上がり部の下端寄りに固定し、前
    記化粧プレートの下端部を前記建造物の床部から浮かせ
    た状態で固定し、化粧プレートと床部との間に隙間を形
    成したことを特徴とするパラペット笠木用化粧プレート
    の固定構造。
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