JPS6011920Y2 - ブ−ムの絶縁カバ− - Google Patents
ブ−ムの絶縁カバ−Info
- Publication number
- JPS6011920Y2 JPS6011920Y2 JP2671180U JP2671180U JPS6011920Y2 JP S6011920 Y2 JPS6011920 Y2 JP S6011920Y2 JP 2671180 U JP2671180 U JP 2671180U JP 2671180 U JP2671180 U JP 2671180U JP S6011920 Y2 JPS6011920 Y2 JP S6011920Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- boom
- cover
- side plates
- insulating
- rainwater
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Landscapes
- Jib Cranes (AREA)
- Forklifts And Lifting Vehicles (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は高所作業車あるいはクレーン車等において使用
されるブームの絶縁カバーに関するものである。
されるブームの絶縁カバーに関するものである。
従来より、配電工事等において使用される高所作業車あ
るいはクレーン車はブームと電線との接触による感電事
故の発生を防止するために、ブームの外周面をＦＲＰ等
の絶縁材料で作られたカバーで覆うことが行なわれてい
る。
るいはクレーン車はブームと電線との接触による感電事
故の発生を防止するために、ブームの外周面をＦＲＰ等
の絶縁材料で作られたカバーで覆うことが行なわれてい
る。
しかし、従来の絶縁カバーは、その内周面がブームの外
周面と接するように取付けられていたため、絶縁カバー
とブームとの隙間に雨水や塵芥等が付着して絶縁性能が
著しく低下することがあった。
周面と接するように取付けられていたため、絶縁カバー
とブームとの隙間に雨水や塵芥等が付着して絶縁性能が
著しく低下することがあった。
本考案は上記の事情にかんがみてなされたものであり、
ブームの下面及びブームの左右側面をブームの長手方向
に沿って覆う断面コ字型の第１カバーをブームの外周面
と離間して設けるとともにブームの上面及び第１カバー
の左右側面をブームの長手方向に沿って覆う断面コ字型
の第２カバーをブームの上面及び第１カバーの左右側面
と離して設けることにより、雨水や塵芥の付着を防止し
て絶縁性能を保持するブームの絶縁カバーを提供するこ
とを目的とするものである。
ブームの下面及びブームの左右側面をブームの長手方向
に沿って覆う断面コ字型の第１カバーをブームの外周面
と離間して設けるとともにブームの上面及び第１カバー
の左右側面をブームの長手方向に沿って覆う断面コ字型
の第２カバーをブームの上面及び第１カバーの左右側面
と離して設けることにより、雨水や塵芥の付着を防止し
て絶縁性能を保持するブームの絶縁カバーを提供するこ
とを目的とするものである。
以下、図面により本考案の実施例について説明する。
第１図は高所作業車を示し、車体１上に設けられたター
ンテーブル２にロワーブーム３及びアッパーブーム４が
順次枢支され、アッパーブーム４の先端には作業台５が
兵衛保持され、ロワーブーム３及びアッパーブーム４は
起伏シリンダ６及び屈伸シリンダ７の伸縮により起伏、
屈伸する。
ンテーブル２にロワーブーム３及びアッパーブーム４が
順次枢支され、アッパーブーム４の先端には作業台５が
兵衛保持され、ロワーブーム３及びアッパーブーム４は
起伏シリンダ６及び屈伸シリンダ７の伸縮により起伏、
屈伸する。
アッパーブーム４の外周には絶縁カバー８９が取付けら
れており、第２図に示すように、第１カバー８は底板８
ａの両端に側板８ｂ、８ｂを備えたコ字型断面を有して
おり、第２カバー９は屋根板９ａの両端に側板９ｂ、９
ｂを備えたコ字型断面を有しており、第１カバー８及び
第２カバー９は、共にポリエステルを使用したＦＲＰ等
の電気絶縁性に優れた材料で作られている。
れており、第２図に示すように、第１カバー８は底板８
ａの両端に側板８ｂ、８ｂを備えたコ字型断面を有して
おり、第２カバー９は屋根板９ａの両端に側板９ｂ、９
ｂを備えたコ字型断面を有しており、第１カバー８及び
第２カバー９は、共にポリエステルを使用したＦＲＰ等
の電気絶縁性に優れた材料で作られている。
アッパーブーム４の両側面にはアッパーブーム４の長手
方向に沿って一定間隔で、絶縁材料で作られたブラケッ
ト１０．１０’が固着され、このブラケット１０．１０
’に第１カバー８の側板８ｂ、ｓｂ及び第２カバー９の
側板９ｂ、９ｂが絶縁性のブツシュ１１．１１’を介し
て、絶縁性のボルト１２．１２’により取付けられてい
る。
方向に沿って一定間隔で、絶縁材料で作られたブラケッ
ト１０．１０’が固着され、このブラケット１０．１０
’に第１カバー８の側板８ｂ、ｓｂ及び第２カバー９の
側板９ｂ、９ｂが絶縁性のブツシュ１１．１１’を介し
て、絶縁性のボルト１２．１２’により取付けられてい
る。
第１カバー８の底板８ａはアッパーブーム４の底面４ｃ
と離間し、第１カバー８の側板８ｂ、８ｂはアッパーブ
ーム４の側面４ｂ、４ｂと離間しており、第２カバー９
の屋根板９ａはアッパーブーム４の上面４ａと離間し、
第２カバー９の側板９ｂ、９ｂは第１カバー８の側板８
ｂ、８ｂと離間している。
と離間し、第１カバー８の側板８ｂ、８ｂはアッパーブ
ーム４の側面４ｂ、４ｂと離間しており、第２カバー９
の屋根板９ａはアッパーブーム４の上面４ａと離間し、
第２カバー９の側板９ｂ、９ｂは第１カバー８の側板８
ｂ、８ｂと離間している。
次に作用を説明する。
アッパーブーム４の外周面、第１カバー８及び第２カバ
ー９のそれぞれは離間して設けられているので、アッパ
ーブーム４、第１カバー８及び第２カバーの間に侵入し
た雨水は、第１カバー８の長手方向の端部あるいは第１
カバー８の側板８ｂ、８ｂと第２カバー９の側板９ｂ、
９ｂとの間から流れ落ち、内部に留ることはなく、塵芥
等も雨水と共に流れ落ちるので内部に打着しない。
ー９のそれぞれは離間して設けられているので、アッパ
ーブーム４、第１カバー８及び第２カバーの間に侵入し
た雨水は、第１カバー８の長手方向の端部あるいは第１
カバー８の側板８ｂ、８ｂと第２カバー９の側板９ｂ、
９ｂとの間から流れ落ち、内部に留ることはなく、塵芥
等も雨水と共に流れ落ちるので内部に打着しない。
アッパーブーム４の外周面はカバーの外側と通気してい
るが、通気路は第１カバー８の側板８ｂ、８ｂと第２カ
バー９の側板９ｂ、９ｂにより形成された十分な長さを
有するもので、絶縁性能を阻害することはなく、通風性
が良いので、内部に残留した水滴も短時間で乾燥する。
るが、通気路は第１カバー８の側板８ｂ、８ｂと第２カ
バー９の側板９ｂ、９ｂにより形成された十分な長さを
有するもので、絶縁性能を阻害することはなく、通風性
が良いので、内部に残留した水滴も短時間で乾燥する。
以上の様に、本考案によれば絶縁カバーを取付けたブー
ムにおいて雨水や塵芥等による絶縁性能低下が防止され
るのでブームに絶縁カバーを取付けた高所作業車あるい
はクレーン車等の安全性向上に有効である。
ムにおいて雨水や塵芥等による絶縁性能低下が防止され
るのでブームに絶縁カバーを取付けた高所作業車あるい
はクレーン車等の安全性向上に有効である。
図面は本考案の実施例を示し、第１図は高所作業車の側
面図、第２図は第１図の■−■断面図。 ４・・・・・・アッパーブーム、８・曲・第１カバー、
９・・・・・・第２カバー、１０．１０’・・曲ブラケ
ット、１１．１１’・・曲ブツシュ、１２，１２’・曲
・ボルト。
面図、第２図は第１図の■−■断面図。 ４・・・・・・アッパーブーム、８・曲・第１カバー、
９・・・・・・第２カバー、１０．１０’・・曲ブラケ
ット、１１．１１’・・曲ブツシュ、１２，１２’・曲
・ボルト。
Claims (1)
- ブームの下面及びブームの左右側面をブームの長手方向
に沿って覆う断面コ字型の第１カバーをブームの外周面
と離間して設けるとともに、ブームの上面及び前記第１
カバーの左右側面をブームの長手方向に沿って覆う断面
コ字型の第２カバーをブームの上面及び前記第１カバー
の左右側面と離間して設けたことを特徴とするブームの
絶縁力／＜−
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2671180U JPS6011920Y2 (ja) | 1980-02-29 | 1980-02-29 | ブ−ムの絶縁カバ− |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2671180U JPS6011920Y2 (ja) | 1980-02-29 | 1980-02-29 | ブ−ムの絶縁カバ− |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56128400U JPS56128400U (ja) | 1981-09-30 |
| JPS6011920Y2 true JPS6011920Y2 (ja) | 1985-04-18 |
Family
ID=29622689
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2671180U Expired JPS6011920Y2 (ja) | 1980-02-29 | 1980-02-29 | ブ−ムの絶縁カバ− |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6011920Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-02-29 JP JP2671180U patent/JPS6011920Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56128400U (ja) | 1981-09-30 |
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