JPS63140457A - カ−ド処理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この発明は例えばレーザーカード、磁気カードその他各
種の情報記録カードに対し、情報の記録および読取りを
行うカード処理装置に関する。

〈従来の技術〉 従来のカード処理装置は、第４図および第５図に示す如
く、上面にカード９を装着保持するカードホルダ５、こ
のカードホルダ５を往復動自在に支持したガイド機構６
、および往復駆動装置７、カードに対し情報を記録また
は読取る処理ヘッド８とを具備してなり、往復駆動装置
７を作動してカード９を含むホルダ５を往復動させ、デ
ータストライブに処理ヘッド８を相対移動させ情報の記
録、読取りを行っている。

〈発明が解決しようとする問題点〉 上記従来のカード処理装置において、カードホルダ５の
往復駆動装置７は、対をなすプーリ７１．７２間に捲回
張設した無端ベルト７３の上辺７３ａにカードホルダ５
を取付け、一方のプーリ軸に正逆回転する駆動モータ７
４を連繋し、モータ７４の正転、逆転によってカードホ
ルダ５を往復動させている。かかるモータ７４の駆動電
流を正逆切換えることは、制御が複雑となると共に、ブ
ラシ等の摩耗によりモータの寿命が短くなる。また情報
の書込み、読取りの高速化にはカード送りの高速化が必
要となるが、モータ正逆転の方式では、反転時の起動、
停止に時間を要し、大きなモータが必要となり、装置の
大型化、コストアンプを招く。

また、カードホルダ５は、厚さ方向の剛性が低いため、
カード面に対し垂直方向から駆動させると、その方向に
カモーメントが働き、カードホルダ５が撓み或いは振動
し、書込み、読取りの信頼性が低下する等、幾多の問題
点がある。

そこ・てこの発明は、極めて簡単な構成にして、一方向
に連続回転するモータによってカードホルダを往復動さ
せ、またカード面に対し平行な方向から駆動させること
により、上記従来の諸問題を解消し、装置の小型化およ
び書込み、読取り動作の高速化、信頼性の向上を実現し
得る新規なカード処理装置を提供することを目的とする
。

く問題点を解決するための手段〉 上記の目的を達成するための、この発明の詳細な説明す
ると、この発明のカード処理装置は、ガイド軸に往復動
可能に支持され、カード保持部を有すカードホルダと、
該カードホルダの一側へカード面と垂直方向にスライド
自在に配備された伝動部材と、一対のプーリ間に無端ベ
ルトを捲回張設し、一方のプーリに駆動モータを連繋し
た往復動機構と、無端ベルトの適所と前記伝動部材を互
いに担止連結した連結部材とから構成したものである。

く作用〉 モータの回転により無端ベルトが移行するとき、ベルト
は連結部材、伝動部材を介してカードホルダをガイド軸
に沿い往動移行する。連結部材が一方のプーリ外周に到
達すると、連結部材は伝動部材をカード面に対して垂直
方向にスライドさせてプーリを半周し、復動側に位置し
、ベルトは往動時と同様に連結部材、伝動部材を介して
カードホルダをガイド軸に沿い復動移行させる。従って
、カードホルダは、モータの一方向への連続回転により
往復動するため、ブラシ等の摩耗が少なく、且つ従来装
置の如く正転、逆転時の振動発生が無く、耐久性が向上
する等の実用上の効果を奏する。

〈実施例〉 第１図は、この発明の一実施例にかかるカード処理装置
の平面図を示す。

該カード処理装置は、ベース１上の両端部に互いに対向
して縦設した支柱１１間に２本のガイド軸１２を平行配
備し、このガイド軸１２に往復動可能に支持され、上面
にカード保持部２１を有すカードホルダ２と、該カード
ホルダの一側へ垂直方向にスライド自在に配備された伝
動部材２６と、カードホルダ２の一側に配設された往復
動機構３と、この往復動機構２６と連結部材２６とを連
繋した連結部材２７とから成る。

前記カードホルダ２は、両側辺に軸受２２を設けて平行
する２本のガイド軸１２に往復動可能に支持すると共に
、側面にはカード面に対し垂直方向に伸長した２本の案
内軸２３を設けて上下摺動自在なスライダ２４を配備し
、このスライダ２４に連結ピン２５を取付けて伝動部材
２６を構成している。

往復動機構３は、ベース１に垂直に取付けた取付板１３
に対し、カードホルダ２の往復動に合わせて２本の回転
軸３１．３２を軸承配備し、両回転軸３１．３２の端部
に対をなすプーリ３３．３４を軸止して無端ベルト３５
を捲回張設すると共に、一方の回転軸３１をプーリ、ベ
ルト等の伝動部材３６を介して一方向に回転する駆動モ
ータ３７に連繋して構成される。前記無端ベルト３５の
外側面には、水平方向に連通したビン孔３８を有す連結
子を取付けて連結部材３９を構成し、該ビン孔３８に対
し、伝動部材２６の連結ビン２５を回転自由に嵌挿し、
連繋してなるものである。

尚、図示例において、伝動部材２６はカードホルダ２の
一側に平行な案内軸２３を設けてこれに軸承したが、案
内軸２３に代えてすべり軸受或いは玉軸受とするも可く
、また形状、形態は任意に設定する。また伝動部材２６
と無端ベルト３５の連結構造、形状１個数、配置箇所、
カードホルダ２と無端ベルト３５との相対位置、カード
ホルダ２の形状およびカード固定手段等は実施に際して
任意に設定することは勿論である。

次に本発明カード処理装置の作動原理を実施例に基づき
説明する。

第３図において、駆動モータ３７の作動により無端ベル
ト３５が移行するとき、ベルト３５に設けた連結部材３
９は、伝動部材２６を介してカードホルダ２をガイド軸
１２に沿い牽引し、往動移行する。

連結部材３９が対向プーリ３４の外周に到達すると、連
結部材３９は伝動部材２６をカードホルダ２に対して垂
直方向にスライドさせ、且つブーＩＪ３４を半周して復
動側に移行し、連結部材３９は、前記往動時と同様、伝
動部材２６を介してカードホルダ２をガイド軸１２に沿
い復動移行させるもので、モータ３７の連続回転により
カードホルダ２の往復動を実現する。

〈発明の効果〉 上記の如く、往復動可能に支持したカードホルダ２の一
側へカード面と垂直方向にスライドする伝動部材を設け
、且つカードホルダの一側に無端ベルトを捲回張設して
、この無端ベルトの適所と前記伝動部材とを連結ビンに
て担止連結したから、伝動部材は、プーリ位置において
ホルダの垂直方向にスライドして、往動側より復動側に
移行し、カードホルダは駆動モータの一方向連続回転に
より往復動する。従って、モータはブラシ等の摩耗が少
なく、且つ従来のような正転、逆転時の振動発生が無く
、耐久性が向上する。しかも、モータの連続回転により
カードの書込み、読取り速度が向上して、且つモータの
小型化により装置の大幅な小型化を実現し得る。更にカ
ードホルダを側方から駆動するため、撓み或いは振動が
なく、書込み読取りの精度が向上する等、構成簡易にし
て実用上の優れた効果を有す。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例にかかるカード処理装置の平
面図、第２図は第１図中■−■線に沿う断面図、第３図
は作動の原理を説明する図、第４図は従来装置の平面図
、第５図は第４図中Ｖ−Ｖ線断面図である。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）ガイド軸に往復動可能に支持され、カード保持部
   を有すカードホルダと、該カードホルダの一側へカード
   面と垂直方向にスライド自在に配備された伝動部材と、
   一対のプーリ間に無端ベルトを捲回張設し、一方のプー
   リに駆動モータを連繋した往復動機構と、無端ベルトの
   適所と前記伝動部材を互いに枢止連結した連結部材とを
   具備して成るカード処理装置。
2. （２）伝動部材は、カード面に対して垂直方向に配設し
   た案内部材にスライダを設け、このスライダに連結ピン
   が取付けられている特許請求の範囲第１項記載のカード
   処理装置。