JPS63137042A - 速度制御装置 - Google Patents

速度制御装置

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Publication number
JPS63137042A
JPS63137042A JP28523886A JP28523886A JPS63137042A JP S63137042 A JPS63137042 A JP S63137042A JP 28523886 A JP28523886 A JP 28523886A JP 28523886 A JP28523886 A JP 28523886A JP S63137042 A JPS63137042 A JP S63137042A
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JP
Japan
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shift
throttle opening
speed
automatic
control means
Prior art date
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Application number
JP28523886A
Other languages
English (en)
Inventor
Shoji Kawada
庄二 河田
Nobuyasu Suzumura
鈴村 延保
Osamu Miyake
三宅 道
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
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Publication date
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Priority to DE87117615T priority patent/DE3786894T2/de
Priority to EP91118612A priority patent/EP0469645B1/en
Priority to EP19910118654 priority patent/EP0473204A3/en
Priority to DE3789513T priority patent/DE3789513T2/de
Publication of JPS63137042A publication Critical patent/JPS63137042A/ja
Priority to US07/413,765 priority patent/US5048374A/en
Priority to US07/528,335 priority patent/US5088351A/en
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  • Control Of Driving Devices And Active Controlling Of Vehicle (AREA)
  • Controls For Constant Speed Travelling (AREA)
  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、電子制御2ウエイオーバードライブ付4速自
動変速機等の自動変速制御手段の機能と、オートドライ
ブ等の定速走行制御手段の機能を有する自動車の速度制
御装置に関するもので、特に、単独に制御していた自動
変速制御装置の機能と定速走行制御装置の機能とを、共
通する制御回路で制御する速度制御装置に関するもので
おる。
[従来の技術] 従来の自動変速制御装置を装備した自動車の変速制御は
、例えば、ドライブ(D>レンジでは、そのときの車速
とスロットル開度とから、所定の変速線を記憶した変速
マツプ、例えば、第17図に示す変速線を記憶した変速
マツプに従って最適の変速段が選択制御されるようにな
っている。
また、自動変速制御装置のロックアツプ機能は、おる特
定の変速段、例えば、第3速またはオーバードライブ(
第4速)で、おる車速以上になると、ロックアツプクラ
ッチを接続して、直結クラッチ状態でトルクコンバータ
の出力軸をエンジン出力軸に直結(以下、この状態を「
ロックアツプ」と記す)し、それ以外のときは、直結ク
ラッチ状態を解除、即ち、ロックアツプ解除して、トル
クコンバータの入力軸をエンジン出力軸に接続する。
このようにして、ロックアツプを解除して、トルクコン
バータの機能を生かすことにより、自動車の発進時、急
加速時、変速時等においては、負荷に応じて変速を行い
、スムーズな発進、スムーズな加速、スムーズな変速等
を可能とし、エンジンのノッキング或いは停止等を生じ
難クシている。
しかし、負荷の小さい状態及びエンジン回転の高い状態
においては、トルクコンバータをロックアツプすること
により、トルクコンバータのスリップでパワーロスが生
じ、燃費が低下するのを防止している。
そして、定速走行制御装置は希望の走行車速を設定車速
として、これを維持するようにスロットルバルブの開度
を制御するものであり、道路の状況に応じた制御を行っ
ている。
[発明が解決しようとする問題点] しかし、上記従来の独立した自動変速制御装置及び定速
走行制御装置を装備した自動車では、定速走行中に車速
か一定に維持されていても、定速走行のために変化させ
られたスロットル開度の状態を、自動変速制御装置側が
検出し自動変速機の変速段が変化することがおる。
例えば、起伏のある道路を80Km/hで定速走行する
場合、登板路ではスロットル開度が80%になり、また
、降板路ではスロットル開度が40%になる。このとき
、自動変速制御装置において選択制御される変速段は、
第17図の変速マツプを使用したとすれば、登板路では
OD(オーバドライブ〉から3速にダウンシフトされ、
降板路では3速からODにアップシフトされる。
このように、自動変速制御装置の変速段がアップシフト
またはダウンシフトすると、若干の変速ショックが車体
に伝わり、乗り心地が良くない場合も予測される。特に
、道路の起伏が多くて、ダウンシフト、アップシフトが
繰り返し行われるハンチング状態の発生を想定すると、
乗員の乗り心地を考慮する必要性が生ずる。
そこで、定速走行機能により定速走行中は自動変速機能
を持たせないことで、変速段の切替えを禁止し、定速走
行中の変速段の切替えに伴うショックを生じさせない技
術が、特開昭60−237258号公報で開示されてい
る。
また、変速時にトルクコンバータのロックアツプを解除
して変速を行う技術が、特開昭56−39354号公報
で開示されている。
しかし、定速走行中に変速段の切替えの必要性が生じな
いとは判断できないこと、及び、トルクコンバータのロ
ックアツプを解除して変速を行っても、道路の起伏が多
くて、ダウンシフト、アップシフトが繰り返し行われる
場合には、そのダウンシフトまたはアップシフトにより
、変速ショックが発生し、上記各技術ではこの変速ショ
ックに対応できないこと等の問題点があり、前記公報に
記載の技術では必ずしも満足のいく制御を行うことはで
きなかった。
そこで、本発明は上記問題点を解決すべくなされたもの
で、定速走行中に生ずる変速時の変速ショックの軽減と
応答性を良くした速度制御装置の提供を目的とするもの
でおる。
[問題点を解決するための手段] 本発明の速度制御装置は、自動変速機を車速または回転
数出力及びエンジン負荷またはスロットル開度に応じて
変速段を制御する自動変速制御手段と、スロットル開度
の制御により車速を制御するスロットル開度制御手段と
を具備する速度制御装置において、前記スロットル開度
制御手段の動作中は、前記自動変速制御手段の変速動作
時に、スロットル開度を変更するものである。また、同
時に、変速動作を完了するまでは新たな変速判断を禁止
するものである。
[作用] 本発明においては、自動変速機を車速または回転数出力
及びエンジン負荷またはスロットル開度に応じて変速段
を制御する自動変速制御手段と、スロットル開度の制御
により車速を制御するスロットル開度制御手段とを具備
する速度制御装置において、前記自動変速制御手段の変
速動作中、前記スロットル開度制御手段のスロットル開
度を、アップシフトまたはダウンシフトしても現在の走
行状態の駆動力に最も近いスロットル開度に変更し、し
かも、この間の新たな変速判断を禁止するものである。
したがって、例えば、定速走行制御がアップシフトまた
はダウンシフトした所定の変速段でスロットル開度を調
整することのみで制御に入れるから、変速ショックを軽
減し、しかも、自動変速制御手段及び定速走行制御手段
が独自に制御される場合に比較して、応答性が良くなる
また、スロットル開度を変更しても、この間の新たな変
速判断を禁止し、変速動作を完了するまでは新たな変速
判断を行わないから、不用意な変速を行うことがない。
[実施例] 第1図は本発明の実施例の速度制御装置の電子制御手段
を構成する制御回路図である。
図において、マイクロコンピュータCPUはマイコン、
或いは1チツプマイクロコンピユータ、或いはマイクロ
プロセッサ等と呼称されているもので、制御部及び演算
部及びレジスタから構成されるものである。バッテリB
Eは車載用の直流電源、定電圧電源回路CONはマイク
ロコンピュータCPUの電源及び入力インターフェース
回路IP及び出力インターフェース回路OPの電源を供
給するもので、イグニッションスイッチIGのオンによ
り動作状態となる。スピードセンサSP1はスピードメ
ータのケーブルに接続したマグネットと対をなすことで
構成する、スピードに比例したパルス数を得るリードス
イッチである。スピードセンサSP2は自動−変速機の
出力軸に取付けた出力軸と一体になって回転するマグネ
ットと対をなすことで構成する、出力軸の回転数に比例
したパルス数を得るリードスイッチでおる。前記スピー
ドセンサSP1のリードスイッチはダイオードD1及び
抵抗R1を介して1−ランジスタQ1のベースに接続さ
れており、スピードセンサSP1のリードスイッチのオ
ンのとき、トランジスタQ1がオンとなり抵抗R3の端
子に電圧が印加され、マイクロコンピュータCPUの入
力ポートP1は′“HIIとなる。また、スピードセン
サSP1のリードスイッチがオフのとき、抵抗R2によ
ってトランジスタQ1がオフとなり抵抗R3の端子はア
ース電位となり、マイクロコンピュータCPUの入力ポ
ートP1は”L IIとなる。そして、前記スピードセ
ンサSP2のリードスイッチは抵抗R5を介してトラン
ジスタQ2のベースに接続されており、スピードセンサ
SP2のリードスイッチのオンのとき、トランジスタQ
2がオンとなり抵抗R7の端子に電圧が印加され、マイ
クロコンピュータCPUの入力ポートP2はii Hu
となる。また、スピードセンサSP2のリードスイッチ
がオフのとき、抵抗R4及び抵抗R6によってトランジ
スタQ2がオフとなり抵抗R7,の端子はアース電位と
なり、マイクロコンピュータCPUの入力ポートP2は
11 L IIとなる。
シフトポジションスイッチSPSはシフトレバ−の位置
を検出するスイッチで、Nはニュートラルレンジにシフ
トレバ−があることを、Dはドライブレンジ、2は2速
レンジ、Lは1速レンジにそれぞれシフトレバ−がある
ことを検出する検出スイッチで、前記ニュートラルレン
ジ検出スイッチ5PS−N、2速レンジ検出スイッチ5
PS−2,1速レンジ検出スイッチ5PS−1は各々プ
ルダウン抵抗R8、R9、RIOに接続されてあり、シ
フトレバ−が夫々の位置にないとき、バッファアンプD
RI 、DR2、DR3の出力は“L″となり、マイク
ロコンピュータCPUの入力ポートP3゜R4,R5は
“L ITとなる。また、シフトレバ−が所定の位置に
止まり、ニュートラルレンジ検出スイッチ5PS−N、
2速レンジ検出スイッチ5P3−2.3速レンジ検出ス
イツチ5F)S−3がオンとなると、バッテリ電源BE
がバッファアンプDRI 、DR2、DR3の入力とな
り、その出力は“H11となり、マイクロコンピュータ
CPUの入力ポートP3.P4.P5はH″となる。
モードスイッチN1ISは、E、2位画で自動変速制御
モードに、A位置で自動変速一定速走行制御モードに切
替えるスイッチでめる。2位画でバッテリBEが抵抗R
11を介してバッファアンプDR4の入力となり、その
出力は“HIIとなり、マイクロコンピュータCPUの
入力ポートP6はH11となる。2位画でバッテリBE
が抵抗R12を介してバッファアンプDR5の入力とな
り、その出力は“H゛となり、マイクロコンピュータC
PUの入力ポートP7はHITとなる。モードスイッチ
MSが停止状態にない2位画、A位置ではプルダウン抵
抗R13またはプルダウン抵抗R14によって、バッフ
ァアンプDR4またはDR5の入力となり、その出力は
“L jtとなり、マイクロコンピュータCPUの入力
ポートP6またはR7は41 L IFとなる。
スロットル開度センサSSはアクセルベタルの踏込量ま
たはスロットル開度を検出するもので、本実施例では、
スロットル開度をコード盤の3ビツトの接点L1 、L
2 、L3の’H(ハイレベル)″、L(ローレベル)
″信号として、O〜7段階のスロットル開度を出力する
。なお、接点■叶はスロットルから足を離していること
を検出する信号を供給するものでおる。即ち、コード盤
の3ビツトの接点11 、L2 、L3がオン状態のと
き、直列抵抗R15,R16,R17を介してバッファ
アンプDR[)、DR7、DR8の入力となり、その出
力は“L ITとなり、マイクロコンピュータCPUの
入力ポートP8 、R9、Ploは“L ITとなる。
また、コード盤の3ビツトの接点L1 、 L2 。
L3がオフ状態のとき、プルアップ抵抗R18゜R19
,R20により直列抵抗R15,RlB、 R17を介
してバッフ7アンプDR6、DR7、DR8の入力は“
H″となり、マイクロコンピュータCPUの入力ポート
P8 、R9、Ploは“HHとなる。
共通接点IDLがオンのとき、ダイオードD2及び抵抗
R21を介してトランジスタQ3のベース電流が流れ、
トランジスタQ3がオンとなり抵抗R23の端子に電圧
が印加され、マイクロコンピュータCPUの入力ポート
P11は″“HIIとなる。また、共通接点■叶がオフ
のとき、抵抗R22によってトランジスタQ3がオフと
なり抵抗R23の端子はアース電位となり、マイクロコ
ンピュータCPUの入力ポートP11はL ITとなる
入力ポートP12にはバッテリBEの電圧がヒユーズF
Uを介して印加されており、抵抗R24及び抵抗R25
により、トランジスタQ4をオン状態とし、マイクロコ
ンピュータCPUの入力ポートP12をL″とする。そ
して、ヒユーズFUがブレーキ系等の異常によって溶断
した場合、トランジスタQ4がオフ状態となり、マイク
ロコンピュータCPUの入力ポートP12を“Hパとす
る。
ブレーキスイッチBSはブレーキを踏込んだときに動作
するもので、このとき、ブレーキランプBLを点灯する
。即ち、ブレーキを踏圧し、ブレーキスイッチBSがオ
ン状態となると、バッテリBEの電圧は抵抗R27及び
抵抗R28により、トランジスタQ5をオン状態とし、
マイクロコンピュータCPUの入力ポートP13を′L
″とする。そして、ブレーキの踏圧を解除し、プレーキ
スイッチBSがオフ状態となると、トランジスタQ5が
オフ状態となり、マイクロコンピュータCPUの入力ポ
ートP13を″ト1″とする。
パーキングスイッチPKはシフトレバ−がパーキング位
置におることを検出する検出スイッチで、シフトレバ−
がパーキング位置あるときにオンするスイッチである。
パーキングスイッチPKのオンにより、抵抗R30並び
に抵抗R31及び抵抗R32、ダイオードD3によりト
ランジスタQ6がオンし、抵抗R33に電圧降下が生じ
マイクロコンピュータCPUの入力ポートP14が“H
″となる。また、パーキンゲス、インチPKのオフによ
り、トランジスタQ6がオフし、抵抗R33によりマイ
クロコンピュータCPUの入力ポートP14が“L″と
なる。
セットスイッチSPは定速走行制御手段を所定の速度に
設定すべく設定速度をセットするもので、セットスイッ
チSPのオンにより、現在の走行速度を定速走行速度と
して設定する。即ち、セットスイッチSPのオンのとき
、ダイオードD4及び抵抗R34を介してトランジスタ
Q7のベース電流が流れ、トランジスタQ7がオンとな
り抵抗R3Bの端子に電圧が印加され、マイクロコンピ
ュータCPUの入力ポートP15は゛Hパとなる。また
、セラ1〜スイツチSPのオフのとき、抵抗R35によ
ってトランジスタQ7がオフとなり抵抗R3Bの端子は
アース電位となり、マイクロコンピュータCPUの入力
ポートP15は4(11%となる。
リジュームスイッチR3は定速走行制御手段を所定の速
度に設定すべく設定速度をセットした後、一旦定速走行
を脱した後、再び、設定速度で定速走行制御するもので
、リジュームスイッチR3のオンにより、再度、定速走
行制御に入る。即ち、リジュームスイッチR3のオンの
とき、ダイオードD5及び抵抗R37を介してトランジ
スタQ8のベース電流が流れ、トランジスタQ8がオン
となり抵抗R39の端子に電圧が印加され、マイクロコ
ンピュータCPUの入力ポートP16は“HfPとなる
。また、リジュームスイッチR3のオフのとき、抵抗R
3BによってトランジスタQ8がオフとなり抵抗R39
の端子はアース電位となり、マイクロコンピュータCP
tJの入力ポートP1Bは“L IPとなる。
バキュームスイッチVSは定速走行制御手段を制御する
負圧を蓄積するサージタンクの圧力状態を検出し、圧力
の低下で動作するものである。即ち、後述するリリース
バルブRV及びコントロールバルブC■によって制御さ
れるサージタンクの負圧は、バキュームポンプ用モータ
Mによって駆動されるバキュームポンプVPよって供給
されており、その供給圧力はバキュームスイッチVSに
よって検出される。バキュームスイッチVSのオンのと
き、ダイオードD6及び抵抗R40を介してトランジス
タQ9のベース電流が流れ、トランジスタQ9がオンと
なり抵抗R42の端子に電圧が印加され、マイクロコン
ピュータCPUの入力ポートP17は“′H″となる。
また、バキュームスイッチVSのオフのとき、抵抗R4
1によってトランジスタQ9がオフとなり抵抗R42の
端子はアース電位となり、マイクロコンピュータCPt
Jの入力ポートp17は゛L″となる。
定速走行メインスイッチADSはその接点ON側で定速
走行機能を持たせ、接点OFF側で定速走行機能を解除
するものである。定速走行メインスイッチADSが接点
ON側におるとき、ダイオードD7及び抵抗R43を介
してトランジスタQIOのベース電流が流れ、トランジ
スタQ10がオンとなり抵抗R45の端子に電圧が印加
され、マイクロコンピュータCPIJの入力ポートP1
8は“H11となる。
また、定速走行メインスイッチADSが接点OFF側に
おるとき、抵抗R44によってトランジスタQIOが叶
Fとなり抵抗R45の端子はアース電位となり、マイク
ロコンピュータCPLJの入力ポートP1Bは“L I
Pとなる。
マイクロコンピュータCPUの出力側は、次のように接
続されている。
シフトソレノイドSLI及びシフトソレノイドSL2は
、自動変速機の変速段を決定するアクチュエータで、シ
フトソレノイドSL1、シフトソレノイドSL、2の励
磁・非励磁によって、1速からOD(オーバードライブ
)までの4段変速を可能にしている。次表はその例を示
す。
また、ロックアツプソレノイドSL3は、自動変速機の
変速段を決定するアクチュエータで、その励磁・非励磁
によってロックアツプ制御を行うものでおる。ロックア
ツプソレノイドSL3の励磁状態で、ロックアツプし、
非励磁状態でロックアツプ解除する。
マイクロコンピュータCPUの出力ポートP21が11
 HIfのとき、バッファアンプDRIIの出力はl−
1”、トランジスタQ21はオフとなり、シフトソレノ
イドSL1を非励磁状態とする。出力ポートP21が“
L°°のとき、バッフ7アンプDR月の出力は“(lZ
 トランジスタQ21はオンとなり、シフトソレノイド
SLIを励磁状態とする。シフトソレノイドSL1が非
励磁状態のとき、/<ツファアンプDR12の入力は高
インピーダンスのプルアップ抵抗R54が低インピーダ
ンスのシフトソレノイドSLIによってアース電位に引
き込まれ、マイクロコンピュータCPUの入力ポートP
22に411 Ifが入力される。また、シフ1〜ソレ
ノイドSL1が励磁状態のとき、バッフ7アンプDR1
2の入力は低インピーダンスの抵抗R51からシフトソ
レノイドSLIに電流が供給され、その電圧降下が高く
なり、マイクロコンピュータCPUの入力ポートP22
に“H″が入力される。
シフトソレノイドSL1が異常状態のとき、例えば、断
線状態のとき、シフトソレノイドSL1が非励磁状態で
バッファアンプDR12の出力は高インピーダンスのプ
ルアップ抵抗R54により、高電圧状態となり、マイク
ロコンピュータCPUの入力ポートP22にH″が入力
される。また、短絡状態のとき、シフトソレノイドSL
Iが励磁状態であると、その電圧降下が低くなり、マイ
クロコンピュータCPUの入力ポートP22にii I
 Tlが入力される。
したがって、シフトソレノイドSLIが異常状態のとき
には、マイクロコンピュータCPUの入力ポートP22
の入力が正常状態の信号に比べて反転する。故に、マイ
クロコンピュータCPtJの出力ポートP21の状態と
入力ポートP22の状態の判断により、シフトソレノイ
ドSL1の異常が判別できる。
マイクロコンピュータCPUの出力ポートP23が“’
 I−1”のとき、バッフ7アンプDR13の出力はH
”、トランジスタQ22はオフとなり、シフトソレノイ
ドSL2を非励磁状態とする。出力ポートP23がL″
のとき、バッファアンプDR13の出力は“L゛′、ト
ランジスタQ22はオンとなり、シフトソレノイドSL
2を励磁状態とする。シフトソレノイドSL2が非励磁
状態のとぎ、バッファアンプDR14の入力は高インピ
ーダンスのプルアップ抵抗R55が低インピーダンスの
シフトソレノイドSL2によってアース電位に引き込ま
れ、マイクロコンピュータCPUの入力ポートP24に
“U PIが入力される。また、シフ1ヘソレノイドS
L2が励磁状態のとき、バッファアンプDR14の入力
は低インピーダンスの抵抗R52からシフトソレノイド
SL2に電流が供給され、その電圧降下が高くなり、マ
イクロコンピュータCPUの入力ポートP24に“HT
lが入力される。
マイクロコンピュータCPUの出力ポートP25が“H
″のとき、バッフ7アンプDR15の出力はii Ht
+ 、トランジスタQ23はオフとなり、ロックアツプ
ソレノイドSL3を非励磁状態とする。出力ポートP2
5が′L″のとき、バッノン7アンブDR15の出力は
IIIZ トランジスタQ23はオンとなり、ロックア
ツプソレノイドSL3を励磁状態とする。ロックアツプ
ソレノイドSL3が非励磁状態のとき、バッファアンプ
DR16の入力は高インピーダンスのプルアップ抵抗R
56か低インピーダンスのロックアツプソレノイドS1
3によってアース電位に引き込まれ、マイクロコンピュ
ータCP Uの入力ポートP26にL°°が入力される
また、ロックアツプソレノイドSL3が励磁状態のとき
、バッファアンプDR16の入力は低インピーダンスの
抵抗R53からロックアツプソレノイドSL3に電流が
供給され、その電圧降下が高くなり、マイクロコンピュ
ータCPUの入力ポートP26にH″が入力される。
シフトソレノイドSL2及びロックアツプソレノイドS
L3についても、シフトソレノイドSL1と同様に、ソ
レノイドの短絡または断線等の異常判断ができる。
なお、ダイオードDll、 D12. D13はフライ
ホイールダイオードでおる。また、バッフ7アンプDR
11〜DR20は、駆動回路として機能する。
リリースバルブRV及びコントロールバルブCVは負圧
アクチュエータによりスロットルバルブを開閉する開度
を決定するもので、定速走行制御時に設定車速とその時
の車速とが比較され、その差が等しくなるように、前記
コントロールバルブCvはそのソレノイドが励磁状態の
とき、サージタンクの負圧を負圧アクチュエータ側に送
出する経路を形成し、非励磁状態のとき、その経路を遮
断するものである。また、リリースバルブRVはそのソ
レノイドが非励磁状態のとき、負圧アクチュエータの負
圧を大気側に排出し、励磁状態のとき、その経路を遮断
するものでおる。
即ち、マイクロコンピュータCPUの出力ポートP27
が“HIT及び出力ポートP29が“L tfのとき、
トランジスタQ24及びトランジスタQ26がオンとな
り、リリースバルブRVのソレノイドが励磁状態となる
。出力ポートP27が“L O及び出力ポートP29が
“H11のとき、トランジスタQ24及びトランジスタ
026がオフとなり、リリースバルブRVのソレノイド
が非励磁状態となる。マイクロコンピュータCPUの出
力ポートp28が“HII及び出力ポートP29が“L
 IIのとき、トランジスタQ25及びトランジスタ0
2Bがオンとなり、コントロールバルブCVのソレノイ
ドが励磁状態となる。出力ポートP2Bが゛Lパ及び出
力ポートP29が“HIIのとき、トランジスタQ25
及びトランジスタQ2Bがオフとなり、コントロールバ
ルブRVのソレノイドが非励磁状態となる。
なお、リリースバルブRV及びコントロールバルブCV
によって制御されるサージタンクの負圧は、バキューム
ポンプによって供給され、前記バキュームポンプVPは
バキュームポンプ用モータMによって駆動される。前記
バキュームポンプ用モータMは、マイクロコンピュータ
CPUの出力ポートP30が“L ITのとき、バッフ
ァアンプDR20の出力はL゛′となり、トランジスタ
Q27がオンとなり駆動状態となる。また、出力ポート
P30がH″のとき、バッファアンプDR20の出力は
“H″となり、トランジスタQ27がオフとなり停止状
態となる。
このように構成された本実施例の速度制御装置の制御回
路は、次のように制御される。
第2図から第6図は本実施例の速度制御装置を制御する
ゼネラルフローチャートである。
まず、ステップG1で本制御を実行するに必要なメモリ
及び出力ポートを初期化する。ステップG2で各入力ポ
ートの状態を読込む。そして、現在の制御状態が自動変
速制御時の定速走行制御時(自動変速一定速走行制御時
)か否かを判断して、自動変速一定速走行制御に入る条
件の判断に入るルーチンを実行する。
ステップG3で定速走行メインスイッチADSがオンか
、オフか判断し、ステップG3で定速走行メインスイッ
チADSがオンのとき、更に、ステップG4で定速走行
セットフラグが立っている(“’H”)か判断する。定
速走行セットフラグが立っているとき、ステップG5で
現在変速中か判断する。ステップG5で変速中でないと
き、ステップG6で自動変速制御時に定速走行制御を行
うためのECT−A/D (自動変速一定速走行制御)
フラグを立てる。ステップG7で定速走行制御をキャン
セルする定速走行キャンセルフラグが立っているか判断
し、ステップG7で定速走行キャンセルフラグが降りて
いる(“L″)とき、この判断ルーチンを脱する。また
、ステップG3で定速走行メインスイッチADSが、オ
フ状態でおることが判断されると、ステップG8で更に
現在変速中であることが判断されるか、或いは、ステッ
プG8で現在変速中でないと判断された場合には、ステ
ップG9でECT−A/Dフラグを降ろし、この判断ル
ーチンを脱する。即ち・現在変速中である場合には、そ
の状態を継続し、変速完了時にECT−A/Dフラグを
立てたり、降ろしたりする。
次に、ECT−A/Dフラグをみて、自動変速一定速走
行制御時と、自動変速制御時との変速マツプの選択を行
う。なお、運転者のアクセル操作時の制御、即ち、スロ
ットルを急速開動動作してキックダウン要求する場合に
は、譬え、自動変速゛ 一定速走行制御に入る条件が揃
っていても、自動変速制御に入る。
まず、ステップG10で現在走行中の車速を計算する。
ステップG11でECT−A/Dフラグが立っているか
判断し、ECT−A/Dフラグが立っていないとき、ス
テップG21で第13図に示す自動変速制御時のみに使
用する自動変速用変速マツプを選択し、ステップG22
で自動変速制御時のみに使用する第14図に示す自動変
速用ロックアツプマツプを選択する。
そして、後)ホするステップG40で自動変速制御時の
各種変速タイマの設定時限をサーチし、ステップG43
でスタートさせた変速タイマT1〜T5のうちの変速タ
イマT4 、T5 、T3の経過から、現在変速動作中
で必るかを判断する。即ち、ステップG23で変速タイ
マT4の経過を判断し、変速タイマT4のタイムアツプ
前は実質的に変速動作に入る前であるから、ステップG
26で自動変速用変速マツプ及び自動変速用ロックアツ
プマツプから、現在の車速に応じた変速段及びロックア
ツプクラッチの状態をサーチし、ステップG27で前記
サーチした自動変速用変速マツプ及び自動変速用ロック
アツプマツプデータから、現在の車速に応じた変速段及
びロックアツプクラッチ状態の適否を判断する。
ステップG23で変速タイマT4のタイムアツプの後と
判断されたとき、ステップG24で変速タイマT5のタ
イムアツプを、及びステップG25で変速タイマT3の
タイムアツプを判断し、変速タイマT5及び/または変
速タイマT3がタイムアツプしていない場合には現在変
速動作中でおるから、ステップG26の自動変速用変速
マツプ及び自動変速用ロックアツプマツプのサーチ並び
にステップG27の変速段及びロックアツプクラッチ状
態判断のルーチンを迂回し、ステップG30以降の処理
に入る。また、ステップG23で変速タイマT4のタイ
ムアツプの後と判断され、更に、ステップG24で変速
タイマT5のタイムアツプ及びステップG25で変速タ
イマT3のタイムアツプが判断されると、現在変速動作
中でないから、ステップG26の自動変速用変速マツプ
及び自動変速用ロックアツプマツプのサーチ並びにステ
ップG27の変速段及びロックアツプクラッチ状態判断
を行い、ステップG30以降の処理に入る。
ステップG11でECT−A/Dフラグが立っていると
き、ステップG12でアクセル操作フラグが立っている
か判断する。通常、この制御の開始初期には、アクセル
操作フラグが立っていないから、ステップG13でアク
セル操作の検出、即ち、スロットル開度センサSSの変
量の検出を行う。ステップG14で所定のスロットル開
度センサSSの変mが検出された場合、ステップG14
からステップG15に移動し、アクセル操作フラグを立
てる。更に、ステップG16で自動変速一定速走行制御
時には、比較的に長時限のタイマを使用するから、この
時限設定されたアップシフト禁止タイマT im■をク
リアする。そして、ステップG21で第13図に示す自
動変速制御時のみに使用する自動変速用変速マツプを選
択し、ステップG22で自動変速制御時のみに使用する
第14図に示す自動変速用ロックアツプマツプを選択す
る。更に、ステップG23で変速タイマT4の経過を判
断し、変速タイマT4のタイムアツプ前は実質的に変速
動作に入る前でおるから、ステップG26で自動変速用
変速マツプ及び自動変速用ロックアツプマツプから、現
在の車速に応じた変速段及びロックアツプクラッチの状
態をサーチし、ステップG27で前記サーチした自動変
速用変速マツプ及び自動変速用ロックアツプマツプデー
タから、現在の車速に応じた変速段及びロックアツプク
ラッチ状態の適否を判断する。
ステップG23で変速タイマT4のタイムアツプの後と
判断されたとき、ステップG24で変速タイマT5のタ
イムアツプを、及びステップG25で変速タイマT3の
タイムアツプを判断し、変速タイマT5及び/または変
速タイマT3がタイムアツプしていない場合には現在変
速動作中であるから、ステップG26の自動変速用変速
マツプ及び自動変速用ロックアツプマツプのサーチ並び
にステップG27の変速段及びロックアツプクラッチ状
態判断のルーチンを迂回し、ステップG30以降の処理
に入る。また、ステップG23で変速タイマT4のタイ
ムアツプの後と判断され、更に、ステップG24で変速
タイマT5のタイムアツプ及びステップG25で変速タ
イマT3のタイムアツプが判断されると、現在変速動作
中でないから、ステップG26の自動変速用変速マツプ
及び自動変速用ロックアツプマツプのサーチ並びにステ
ップG27の変速段及びロックアツプクラッチ状態判断
を行い、ステップG30以降の処理に入る。
また、ステップG12でアクセル操作フラグが立ってい
ることが判断され、ステップG17で車速偏差が所定の
閾値よりも小と判断された場合には、ステップG18で
アクセル操作フラグを降ろし、ステップG19で第15
図に示す自動変速一定速走行制御時に使用する自動変速
一定速走行用変速マツプの選択を、ステップG20で第
16図に示す自動変速一定速走行制御時に使用する自動
変速一定速走行用ロックアツプマツプの選択を行い、ス
テップG23で変速タイマT4の経過を判断し、変速タ
イマT4のタイムアツプ前は実質的に変速動作に入る前
でおるから、ステップG26からステップG27のルー
チンを処理する。ステップG23で変速タイマT4のタ
イムアツプの後と判断されたとき、ステップG24及び
ステップG25で変速タイマT5及び変速タイマT3の
タイムアツプを判断し、変速タイマT5及び/または変
速タイマT3がタイムアツプしていない場合にはステッ
プG26及びステップG27のルーチンを迂回し、ステ
ップG30以降の処理に入る。
また、ステップG23で変速タイマT4のタイムアツプ
の後と判断され、ステップG24及びステップG25で
変速タイマT5及び変速タイマT3のタイムアツプが判
断されると、ステップG26の自動変速用変速マツプ及
び自動変速用ロックアツプマツプのサーチ並びにステッ
プG27の変速段及びロックアツプクラッチ状態判断を
行い、ステップG30以降の処理に入る。
なあ、このルーチンは、ステップG13でアクセル操作
の検出を行い、その変量がステップG14で所定のスロ
ットル開度センサSSの閾値以下と判断された場合にも
、ステップG19からステップG27のルーチンの処理
となる。
そして、ステップG12でアクセル操作フラグが立って
いることが判断され、更に、ステップG17で車速偏差
が所定の閾値よりも大と判断された場合には、ステップ
G21からステップG27のルーチンの処理に入る。
即ち、キックダウン等により運転者によって、アクセル
操作が行われた場合には、ステップG15でアクセル操
作フラグを立てた後、ステップG17で車速偏差が少な
くなるまで、ステップG21で自動変速制御時のみに使
用する自動変速用変速マツプの選択を、ステップG22
で自動変速制御時のみに使用する自動変速用ロックアツ
プマツプの選択を行う。そして、ステップG17で車速
偏差が少なくなったとき、ステップG19で自動変速一
定速走行制御時に使用する自動変速一定速走行用変速マ
ツプの選択を、ステップG20で自動変速一定速走行制
御時に使用する自動変速一定速走行用ロックアツプマツ
プの選択を行う。
次に、定速走行制御時のロックアツプクラッチの制御に
入る。
ステップG30でECT−A/Dフラグの状態をみて、
自動変速一定速走行制御時でおるか判断し、定速走行制
御時のときステップG31で車速偏差が所定の閾値以上
でおるか判断し、車速偏差が所定の閾値以上のとぎ、ス
テップG32で自動変速機のトルクコンバータの機能に
よりトルクを1qるべくロックアツプを解除する。即ち
、定速走行制御時には変速線に関係なく所定の車速偏差
が大きくなった場合にトルクコンバータのロックアツプ
を解除する。ステップG33でロックアツプを禁止する
ロックアツプ禁止タイマ”l 1m1Jに5秒をセット
し、それをスタートする。
また、ステップG30で定速走行制御時と判断し、ステ
ップG31で車速偏差が所定の閾値より小と判断したと
き、ステップG34で前記車速偏差がロックアツプ状態
を維持できるほど小であるか判断し、車速偏差が小のと
き、ステップG35でロックアツプ許可を行う。
次に、実際の変速動作に入り、変速を行うタイミングを
得る各種タイマの設定を行う。
ステップG36でステップG23及びステップG24の
処理の結果、変速の必要ありと判断された場合、ステッ
プG38で変速しようとする変速段をセットする。ステ
ップG39でECT−A/Dフラグが立っているか、即
ち、自動変速一定速走行制御中でおるかECT−A/D
フラグの状態を判断し、ECT−A/Dフラグが立って
いないとき、ステップG40で自動変速制御時の各種変
速タイマの設定時限をサーチし、ステップG41でアッ
プシフトディレータイマT 1m1lのタイムアツプを
判断する。アップシフトディレータイマT 1m1lが
タイムアツプしており、ステップG42で全変速タイマ
T1〜T5または変速タイマT1が初期値の状態で動作
していないと判断されたとき、ステップG43で変速タ
イマ下1〜T5をスタートさせる。また、ステップG3
6でステップG23及びステップG24の処理の結果、
変速の必要なしと判断された場合、ステップG37でア
ップシフト判断後、一定時間アップシフトの変速動作を
遅らせるアップシフトディレーフラグを降ろす。そして
、ステップG44で変速タイマT1〜T5の設定時限の
タイムアツプを判断し、変速タイマT1−丁5の設定時
限がタイムアツプしたとき、ステップG45でアップシ
フト禁止タイマ7 iF■の設定時限のタイムアツプを
判断し、アップシフト禁止タイマT imIが設定時限
をタイムアツプしているとき、更に、ステップG46で
アップシフト中か判断し、ステップG46でアップシフ
ト中のとき、ステップG47でアップシフト禁止中をア
ップシフト禁止フラグで判断し、アップシフト禁止フラ
グが立っていないとき、ステップG48で変速段及びロ
ックアツプクラッチの状態を出力する。また、ステップ
G46でアップシフト中でないとき、ステップ048で
変速段及びロックアツプクラッチの状態を出力する。
しかし、ステップG44で変速タイマT1〜T5の設定
時限の経過前のとき、ステップG45でアップシフト禁
止タイマT imIの設定時限の経過前のとき、ステッ
プG46でアップシフト中と判断され、ステップG47
でアップシフト禁止フラグが立っているとき、変速段及
びロックアツプクラッチの状態は出力されない。
なお、ステップG39でECT−A/Dフラグか立って
いると判断され、更に、ステップG49でアクセル操作
フラグが立っていると判断された場合には、急速スロッ
トルを開動動作する運転者のキックダウン要求等を前提
としているから、自動変速制御とし、ステップG40か
らステップG48のルーチンの処理となる。
ステップG39でECT−A/Dフラグが立っていると
判断され、ステップG49てアクセル操作フラグが降り
ているとき、ステップG50で変速がアップシフトかダ
ウンシフトかの判断を行う。
ダウンシフトの場合、ステップG60で定速走行用ダウ
ンシフトタイマをサーチし、ステップG61でアップシ
フト禁止タイマT imIをセット及びスタートする。
ステップG62でアップシフトディレーフラグを降ろし
、ステップG41からステップG48のルーチンの処理
を行う。
そして、ステップG50で変速がアップシフトと判断さ
れた場合、ステップG51で定速走行用アップシフトタ
イマをサーチし、ステップG52でアップシフト判断の
後、一定時間アップシフI〜を遅らせるアップシフトデ
ィレーフラグが立つているか判断する。アップシフトデ
ィレーフラグが立っていないとき、ステップG53でア
ップシフトディレータイマT im■に5秒をセットし
、ステップG54でアップシフトディレータイマT 1
m1lをスタートする。
更に、ステップG55で現在の駆動力TN @算出し、
ステップG56でアップシフト後の最大駆動力TN+1
を睡出し、ステップG57で前記算出した現在の駆動力
TNとアップシフト後の最大駆動力TN+1とを比較し
、TN <TN+1でないとき、ステップG58でアッ
プシフトを禁止すべくアップシフト禁止フラグを立てる
また、TN <TN+1のとき、ステップG59でアッ
プシフト禁止を解除すべくアップシフト禁止フラグを降
ろす。前記ステップ058またはステップG59の処理
の後、ステップG41からステップG48のルーチンの
処理を行う。
なお、前記駆動力は、 駆動カー機関トルク×変速比×減速比 ×動力伝達効率 ×トルクコンバータトルク変換比 ×損失修正系数 で表現される。
次に、定速走行制御中に変速があった場合の変速ショッ
ク低減のためのスロットル開度の制御に入る。なお、こ
の処理の終りには、自動変速制御手段のモード切替の状
態のチェックに入る。
ステップG70でアクセル操作フラグが立っているか判
断し、アクセル操作フラグが立っていないとき、ステッ
プG71でECT−A/Dフラグが立っているか判断し
、ECT−A/Dフラグが立っているとき、更に、ステ
ップG72で変速中であるか判断する。即ち、自動変速
一定速走行制御に入った後に、アクセル操作フラグが立
っている場合には、キックダウン要求があったことを意
味する。現在変速中の場合には、ステップG73で変速
中にスロットルの開度を少なくするスロットルホールド
フラグが立っているか判断する。スロットルホールドフ
ラグが立っていないとき、ステップG74でスロワ1〜
ルホールドフラグを立て、ステップG75で現在の駆動
力TNを痺出し、ステップG76で変速後の駆動力が現
在の駆動力TNに最も近い変速後のスロットル開度θN
を算出する。そして、ステップG77で変速タイマの設
定時限経過前、即ち、変速期間中でおることを確認し、
ステップG78で前記スロットル開度θNをセットし、
ステップG79でスロットル開度θNの状態を維持すべ
く定速走行制御手段の負圧アクチュエータをデユーティ
比制御する。そして、ステップG96でリジュームスイ
ッチR3がオフ、ステップG97でブレーキスイッチB
S及びパーキングスイッチPKがオフ、ステップG98
でDレンジにめることが確認され、更に、ステップG9
9で定速走行の最低設定走行速度の40にm/1〕以下
になっていないことが確認されると、ステップG2から
のルーチンの処理に戻る。
また、ステップG72で変速中と判断されないとき、ス
テップG90で定速走行メインスイッチADSがオンか
、オフか判断し、定速走行メインスイッチADSがオン
のとき、ステップG91で現在定速走行速度がセットさ
れているが判断する。
定速走行セッl〜スイッヂSPまたはリジュームスイッ
チR3がオンとなって設定車速がセラ1〜されていると
き、ステップG92で定速走行キャンセルフラグを降ろ
し、また、定速走行セラ1〜フラグを立てる。ステップ
G 93でECT−A/Dフラグが立ったのを判断され
ると、ステップG94で定速走行制御に入る。そして、
ステップG95でスロットルホールドフラグを降ろし、
ステップG96からステップG100のルーチンの処理
を行う。
なお、ステップG92で定速走行セットフラグが立てら
れた初期には、ステップG93でECT−A/Dフラグ
が立っていないから、ステップG96からステップG1
00のルーチンの処理を行う。また、ステップG90で
定速走行メインスイッチADSがオフのとき、ステップ
G101で定速走行キャンセルフラグを立て、定速走行
セットフラグを降ろした場合にも、ステップG99がら
ステップG100のルーチンの処理を行う。
なお、ステップG96でリジュームスイッチR8がオン
となると、ステップG102で定速走行キャンセルフラ
グを降ろし、また、ステップG97でブレーキスイッチ
83及びパーキングスイッチPKがオン、またはステッ
プ098でDレンジにないことが確認されると、ステッ
プG103で定速走行キャンセルフラグを立てる。そし
て、ステップG99で定速走行の最低設定走行速度の4
0 Km/h以下が判断されると、ステップG100で
定速走行キャンセルフラグを立て、また、定速走行セッ
トフラグを降ろした後、ステップG2からのルーチンの
処理に戻る。
また、ステップG77で変速タイマの設定時限経過前と
判断された場合にも、ステップG90からステップG1
00の、ルーチンの処理を行う。
即ち、自動変速制御から自動変速一定速走行制御に入る
には、ステップG90で定速走行メインスイッチADS
がオンとなり、ステップ91で定速走行セットスイッチ
SPまたはリジュームスイッチR3がオンとなって設定
車速がセットされているとき、ステップG92で定速走
行セットフラグを立てるから、それを、ステップG4で
判断し、ステップG5で変速タイマのタイムアツプを判
断したとき、ステップG5でECT−A/Dフラグを立
てることができる。そして、ステップG39でECT−
A/Dフラグの状態を判断し、ECT−A/Dフラグが
立っているとき、定速走行用アップシフトタイマまたは
定速走行用ダウンシフトタイマの選択を行い、更に、ア
ップシフトの場合には、アップシフトした場合の最大駆
動力が現在の駆動力以上になるか判断する。そして、ス
テップ93でECT−A、/Dフラグが立っていること
が確認されると、自動変速一定速走行制御に入ることが
できる。
逆に、自動変速一定速走行制御から自動変速制御に入る
には、ステップG96でリジュームスイッチR3がオフ
、ステップG97でブレーキスイッチ83またはパーキ
ングスイッチPKがオン、ステップG98でDレンジに
ないとき、定速走行キャンセルフラグが立てられ、また
、ステップG99で定速走行の最低設定走行速度の4Q
Km/h以下が判断されると、定速走行キャンセルフラ
グが立てられ、それが、ステップG7で判断し、ステッ
プG8で変速タイマのタイムアツプを判断したとき、ス
テップG9でECT−A/Dフラグを降ろすことができ
る。そして、ステップG39でECT−A/Dフラグの
状態を判断し、ECT−A/Dフラグが降りているとき
、自動変速制御用の変速タイマの選択を行い、更に、ス
テップG93でECT−A/Dフラグが降りていること
が確認されると、自動変速一定速走行制御から自動変速
制御に入ることができる。
更に、前記ゼネラルフローチャートのステップG72か
らステップG95の、自動変速一定速走行制御時の変速
の場合には、スロットル制御のデユーティ比を下げて変
速ショックを小さくするルーチンについて、第7図のゼ
ネラルフローチャートの部分詳細を示すゼネラルフロー
チャートを用いて詳述する。
ステップ1 (G72)、ステップ2、ステップ3で変
速タイマの動作中を判断することで、変速中を判断する
。変速中でないとき、ステップ4で自動変速制御時の定
速走行制御に入り、ステップ5で変速中にスロットル開
度を一定に保つためのスロットルホールドフラグを降ろ
す。
また、ステップ1、ステップ2、ステップ3で変速タイ
マが動作中のとき、自動変速機が変速中でおるから、変
速ショック軽減ルーチンに入る。
即ち、ステップ6でスロットルホールドフラグが立って
いるか判断し、スロットルホールドフラグが降りている
とき、ステップ7で変速中に入ったことを意味するスロ
ットルホールドフラグを立てる。レジスタXに現在の車
速、レジスタAに現在の変速段、レジスタBに現在のス
ロットル開度をセットする。そして、ステップ9で第9
図で説明する「駆動力計算サブルーチン」を実行し、現
在必要としている駆動力を求める。ステップ10でダウ
ンシフトフラグが立っているか判断する。ダウンシフト
フラグが降りているとき、ステップ11でレジスタAの
現在の変速段を1段アップシフトし、それをレジスタA
に格納する。また、ダウンシフトフラグが立っていると
き、ステップ12でレジスタAの現在の車速段を1段ダ
ウンシフトし、それをレジスタAに格納する。ステップ
13でスロットル開度を幾つにしたらよいかを、第8図
で説明する「スロットル開度サブルーチン」の実行によ
り決定する。そして、ステップ14でタイマT4がゼロ
になるまで、ステップ1、ステップ2、ステップ3及び
ステップ6からステップ13、ステップ14のルーチン
またはステップ1、ステップ2、ステップ3、ステップ
6、ステップ14のルーチンの処理となり、ステップ1
4でタイマT4がゼロになると、ステップ15でタイマ
T5がゼロになるまで、ステップ17でスロットル開度
制御値THOUtとして、「スロットル開度サブルーチ
ン」の実行により得られたスロットル開度をセットする
。ステップ18で前記スロットル開度制御値THout
に基づき、そのスロットル開度に応じたデユーティ比制
御に入る。その後、ステップ15でタイマT5がゼロに
なると、ステップ16で変速中を意味するスロワ1〜ル
ホールドフラグを降ろす。
なお、上記ルーチンの実行に伴う変速タイマT1〜T5
のタイミング動作は、第10図の変速動作の夕、イミン
グチヤード、及び第11図の変速タイマT1〜T5の変
速タイマテーブルに示す時限によって制御される。
前記「駆動力計算サブルーチン」及び前記スロットル開
度を得る「スロットル開度サブルーチン」は、次のよう
に実行される。
まず、第9図を用いて、前記ステップ9で駆動力を計算
する「駆動力計算サブルーチン」について説明する。
メモリに収納した駆動ツノのテーブルは、第12図の(
a)〜(f)の駆動力テーブルの参考例に示すように、
走行段が1(’1st) 、 2 (2nd> 、 3
(3rd> 、 4 (4th)と4段のグループに別
れており、更に、走行速度は40Km/h、 50Km
/h。
6QKm/h、 70Km/h、 80Km/h、 9
0Km/h、更に、スロットル開度θNが丁HO,TH
1,TH2゜TH3,TH4,TH5,TH6,TH7
の8段階の開度、そして、各スロットル開度に対して駆
動力の値が設定されている。
まず、ステップS1でテーブルの態様に合致すべく、現
在車速を10で割り、更に、そこから「4」を減算した
値をインデックスレジスタでおるレジスタXにセットす
る。例えば、第12図の(a)のインデックスOの場合
には、現在車速を10で割り、そこから「4」を減算し
た値の「OjがインデックスOとなる。同様に、インデ
ックス1の場合には、現在車速を10で割り、そこから
「4」を減算した値の「1」がインデックス1となる。
ステップS2でレジスタXの値を退避する。
ステップS3でレジスタXが「5」より大でメモリに収
納したテーブルには用意されていない上限のデータのと
き、ステップS8でレジスタBに「5」をセットする。
また、ステップS4でレジスタXが「O」より小でメモ
リに収納したテーブルには用意されていない下限のデー
タのとき、ステップS9でレジスタBに1′O」をセッ
トする。
ステップS3及びステップS4でレジスタXが「5」以
下で「O」以上が判断されると、ステップS5でレジス
タXのテーブルインデックス及びレジスタAの現在の変
速段、レジスタBの現在のスロットル開度から、現在の
駆動力をサーチし、ステップS5で得た駆動力をステッ
プS6でレジスタCに収納する。そして、ステップS2
で退避したレジスタXの値を戻して、この「駆動力計算
丈ブルーチン」を終了する。
ステップ13のスロットル開度を1qる第8図の「スロ
ットル開度サブルーチン」は、次のように実行される。
ステップ9の「駆動力計算サブルーチン」を実行し、ス
テップS6でレジスタCに収納したステップS5で得た
現在の駆動力を、ステップU1で現在の駆動力TRQと
して設定する。ステップU2で変速段を変化させるレジ
スタCに「−1」をセットし、ステップU3で「1」を
加算し、レジスタBのスロットル開度の「O」から、そ
の駆動力の大きさの比較を開始する。当然ながら、初期
においては、ステップU4ではレジスタBのスロットル
開度は最大スロットル開度TH)IAXより小でおるか
ら、ステップU6で「駆動力計算サブルーチン」を実行
し、スロットル開度「0」の駆動力を求める。ステップ
U6で求めた駆動力と現在の駆動力下RQと比較し、ス
テップU6で求めた駆動力が現在の駆動力TR0以上に
なるまで、スロットル開度をtrl、2.3.・・・7
」と上げていく。ステップU6で求めた駆動力が現在の
駆動力TR0以上になったとき、このルーチンを終了す
る。または、ステップU4でレジスタBのスロットル開
度が最大スロットル開度以上になったとき、ステップU
5でレジスタBの値から「−1」減算して、このルーチ
ンを終了する。
即ち、この「スロットル開度サブルーチン」は、ダウン
シフトまたはアップシフトした変速段において、現在の
トルクを維持するスロットル開度を得るものである。
このように、本実施例の速度制御装置は、直結クラッチ
付のトルクコンバータを回転数出力及びスロットル開度
に応じた変速段として選択する変速線を記′玄したメモ
リマツプに従って制御する自動変速制御手段と、スロッ
トル開度の制御により所定の設定車速を維持すべく制御
する定速走行制御手段とを具備する速度制御装置におい
て、前記自動変速制御手段の変速動作中、前記定速走行
制御手段のスロットル開度を固定すると共に、この間の
変速動作中は新たな変速判断を禁止したものでおり、前
記定速走行制御手段のスロットル開度を固定するタイミ
ングは、直結クラッチのロックアツプ解除及びトルクコ
ンバータによる変速開始を含むタイミングとしたもので
ある。しかし、変速前に直結クラッチのロックアツプ解
除されているものについては、ロックアツプのタイミン
グ及びスロットル開度を固定するタイミング設定のみと
することもできる。
また、上記実施例では、前記自動変速制御手段の変速動
作中、固定される定速走行制御手段のスロットル開度は
、アップシフトまたはダウンシフトした現在の走行状態
の駆動力に最も近いスロットル開度としたものであるか
ら、一度アツブジフトまたはダウンシフトした漫には、
アップシフトまたはダウンシフトした所定の変速段でス
ロットル開度を調整することのみで定速走行制御が維持
できるから、応答性がよく、変速ショックを軽減できる
。しかも、自動変速制御手段及び定速走行制御手段が独
自に制御される場合に比較して、アップシフトまたはダ
ウンシフトの回数を少なくすることができる。このとき
、自動変速制御手段の変速動作中、固定される定速走行
制御手段のスロットル開度の変更があっても、この間の
新たな変速判断を禁止してあり、変速動作を完了するま
では新たな変速判断を行わないから、不用意に変速を行
うことがない。
例えば、第10図の変速動作のタイミングチャートに示
すように、変速動作に入った場合には、変速タイマT4
のタイムアツプ時からスタートして、変速タイマT3が
タイムアツプするまでの間、自動変速用変速マツプ及び
自動変速用ロックアツプマツプから、埋在の車速に応じ
た変速段及びロックアツプクラッチの状態をサーチし、
サーチした自動変速用変速マツプ及び自動変速用ロック
アツプマツプデータから、現在の車速に応じた変速段及
びロックアツプクラッチ状態の適否を判断する処理を行
わないものであるから、変速動作に入るに際し、スロッ
トル開度の変更がおっても、そのスロットル開度の変更
によって変速を促すことがない。したがって、連続して
変速動作が行われないから、変速ショックによる走行フ
ィーリングを悪くすることがない。
そして、上記実施例では、前記自動変速制御手段の変速
動作は、変速信号よりロックアツプ解除信号を遅らせた
ものであるから、変速時にロックアツプを解除して、ト
ルクコンバータを流体駆動状態とし、この流体駆動状態
により、トルク変動を緩和することができる。
更に、前記実施例の直結クラッチ付のトルクコンバータ
を回転数出力及びスロットル開度に応じた変速段として
選択する変速線を記憶したメモリマツプに従って制御す
る自動変速ルリ御手段とは、公知の自動変速機及びそれ
を制御する制御回路等を含む独立した自動変速制御装置
に相当する構成を有するものである。また、スロットル
開度の制御により所定の設定車速を維持すべく制御する
定速走行制御手段とは、結果的にスロットル開度の開閉
制御により、独立して定速走行制御を行うことの可能な
公知の定速走行制御装置に相当する構成を有するもので
ある。
また、前記実施例では、自動変速制御手段を主体とする
制御により、定速走行制御を行っているが、本発明を実
施する場合には、定速走行制御手段を主体とする制御に
より、自動変速制御を行ってもよい。
そして、前記実施例では、スロットル開度の制御により
車速を制御するスロットル開度制御手段として、定速走
行制御手段に用いた場合について説明したが、本発明を
実施する場合には、スロットル開度制御による自動発進
制御に使用することができる。
[発明の効果] ′以上のように、本発明の速度制御装置は、自動変速機
を車速または回転数出力及びエンジン負荷またはスロッ
トル開度に応じて変速段を制御する自動変速制御手段と
、スロットル開度の制御により車速を制御するスロット
ル開度制御手段とを具備する速度制御装置において、前
記スロットル開度制御手段の動作中は、前記自動変速制
御手段の変速動作時に、新たな変速判断を行わない状態
を維持しつつ、スロットル開度を変更するするものであ
り、アップシフトまたはダウンシフトした所定の変速段
で定速走行制御を行う場合に、スロットル開度を調整す
ることのみで制御に入ることができるから、変速ショッ
クを軽減し、しかも、自動変速制御手段及び定速走行制
御手段が独自に制御される場合に比較して、乗り心地の
よい走行かできる。また、このとき、スロットル開度を
変更しても、この間の新たな変速判断を禁止し、変速動
作を完了するまでは新たな変速判断を行わないから、不
用意な変速を行うこともない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の速度制御装置の電子制御手段
を構成する制御回路図、第2図から第6図は本実施例の
速度制御装置を制御するゼネラルフローチャート、第7
図は同じく部分詳細を示すゼネラルフローチャート、第
8図は本発明の実施例で用いる「スロットル開度サブル
ーチン」の70−チψ−ト、第9図は同じく「駆動力計
算ザブルーチン」のフローチャート、第10図は同じく
変速動作のタイミングチャート、第11図は本発明の実
施例の変速タイマT1〜T5の変速タイマテーブルの例
を示す図、第12図は本発明の実施例の駆動力テーブル
の例を示す図、第13図は本発明の実施例の自動変速用
変速マツプ、第14図は本発明の実施例の自動変速用ロ
ックアツプマツプ、第15図は同じく自動変速一定速走
行用変速マツプ、第16図は同じく自動変速一定速走行
用ロックアツプマツプ、第17図は従来の自動変速制御
装置の変速マツプである。 図において、 cpu :マイクロコンピュータ、 SPS:シフトポジションスイッチ、 SS:スロットル開度センサ、 BSニブレーキスイッチ、 PK:パーキングブレーキスインチ、 SP二上セットスイッチ R8:リジュームスイッチ、 ADS :定速走行メインスイッチ、 SLl、SL2 :シフトソレノイド、SL3:ロック
アツプソレノイド、 Rv:リリースバルブ、 Cv:コントロールバルブ、 VP:バキュームポンプ、 である。 なお、図中、同−符号及び同一記号は、同一または相当
部分を示す。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)自動変速機を車速または回転数出力及びエンジン
    負荷またはスロットル開度に応じて変速段を制御する自
    動変速制御手段と、 スロットル開度の制御により車速を制御するスロットル
    開度制御手段とを具備する速度制御装置において、 前記スロットル開度制御手段の動作中は、前記自動変速
    制御手段の変速動作時に、スロットル開度を変更すると
    共に、この間の変速動作中は新たな変速判断を禁止した
    ことを特徴とする速度制御装置。
  2. (2)前記スロットル開度制御手段のスロットル開度の
    変更は、スロットル開度の固定としたことを特徴とする
    特許請求の範囲第1項に記載の速度制御装置。
  3. (3)前記自動変速制御手段の変速動作時の、変更され
    るスロットル開度制御手段のスロットル開度は、アップ
    シフトまたはダウンシフトした変速段において、現在の
    走行状態の駆動力に最も近いスロットル開度としたこと
    を特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の速度制御装
    置。
  4. (4)前記スロットル開度制御手段のスロットル開度を
    変更するタイミングは、直結クラッチのロックアップ解
    除及びトルクコンバータによる変速開始を含むタイミン
    グとしたことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載
    の速度制御装置。
  5. (5)前記変速動作中は、スロットル開度制御手段のス
    ロットル開度を変更開始から直結クラッチのロックアッ
    プに入るまでを含むタイミングとしたことを特徴とする
    特許請求の範囲第1項に記載の速度制御装置。
JP28523886A 1986-11-29 1986-11-29 速度制御装置 Pending JPS63137042A (ja)

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JP28523886A JPS63137042A (ja) 1986-11-29 1986-11-29 速度制御装置
EP87117615A EP0270036B1 (en) 1986-11-29 1987-11-27 Vehicle speed control system for motor vehicle having an automatic transmission control system
DE87117615T DE3786894T2 (de) 1986-11-29 1987-11-27 Fahrzeuggeschwindigkeitssteuersystem für Motorfahrzeuge mit Steuersystem für das automatische Getriebe.
EP91118612A EP0469645B1 (en) 1986-11-29 1987-11-27 Vehicle speed control system for motor vehicle having an automatic transmission control system
EP19910118654 EP0473204A3 (en) 1986-11-29 1987-11-27 Vehicle speed control system for motor vehicle having an automatic transmission control system
DE3789513T DE3789513T2 (de) 1986-11-29 1987-11-27 Geschwindigkeitssteuerungssystem für Kraftfahrzeuge mit Steuerungssystem für automatisches Getriebe.
US07/413,765 US5048374A (en) 1986-11-29 1989-09-28 Vehicle speed control system for motor vehicle having an automatic transmission control system
US07/528,335 US5088351A (en) 1986-11-29 1990-05-29 Vehicle speed control system for motor vehicle having an automatic transmission control system

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6125321A (en) * 1996-06-07 2000-09-26 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Motor vehicle drive system controller and automatic drive controller

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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