JPS63118039A - 点火プラグ用電極材料 - Google Patents
点火プラグ用電極材料Info
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- JPS63118039A JPS63118039A JP26193586A JP26193586A JPS63118039A JP S63118039 A JPS63118039 A JP S63118039A JP 26193586 A JP26193586 A JP 26193586A JP 26193586 A JP26193586 A JP 26193586A JP S63118039 A JPS63118039 A JP S63118039A
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Landscapes
- Spark Plugs (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
［発明の目的］
（産業上の利用分野）
本発明は、点火プラグ用電極材料に関し、更に詳しくは
、高温での耐食性に優れ、それゆえ寿命が長い内燃機関
用点火プラグに使用される電極材料に関する。
、高温での耐食性に優れ、それゆえ寿命が長い内燃機関
用点火プラグに使用される電極材料に関する。
（従来の技術及び発明が解決しようとする問題点）
エンジンの燃焼室には、シリング内で圧縮された燃ネ１
ガスを点火爆発させるだめの点火プラグが装着されてい
る。点火プラグの軸心には′市場が埋設され、その先端
は１点火プラグから燃焼室に突出しており、ここに点火
コイルでつくられた高電圧を印加することによりスパー
ク放電が発生せしめられる。
ガスを点火爆発させるだめの点火プラグが装着されてい
る。点火プラグの軸心には′市場が埋設され、その先端
は１点火プラグから燃焼室に突出しており、ここに点火
コイルでつくられた高電圧を印加することによりスパー
ク放電が発生せしめられる。
したがって、この点火プラグの電極材料には、耐熱性が
優れるのみならず燃焼ガス中の腐食成分によっても腐食
されないという特性が要求される。
優れるのみならず燃焼ガス中の腐食成分によっても腐食
されないという特性が要求される。
従来、このような点火プラグ用の電極材料としては、融
点が高く、熱伝導率の大きい例えば、Ｃｒ ２重量％
、Ｍｎ３重量％、Ｓｔ １．５重量％、残部が実質的
にＮｉからなる低Ｎｉ基合金、あるいは、高温での耐食
性、機械的繊度に優れて、その組成がＣｒ １５重量
％、Ｆｅ８重量％、残部が実質的にＮｉからなるＮｉ基
合金が広く用いられてきている。
点が高く、熱伝導率の大きい例えば、Ｃｒ ２重量％
、Ｍｎ３重量％、Ｓｔ １．５重量％、残部が実質的
にＮｉからなる低Ｎｉ基合金、あるいは、高温での耐食
性、機械的繊度に優れて、その組成がＣｒ １５重量
％、Ｆｅ８重量％、残部が実質的にＮｉからなるＮｉ基
合金が広く用いられてきている。
しかしながら、上記した材料においては、エンジンを高
負荷運転すると点火プラグの電極の動作環境は過酷な状
態となる。特に、燃料中に１＠量含まれるイオウ分など
の影響により、電極表面の腐食のみならず、電極の内部
にまで腐食が急速に進行してその寿命が短命化する。
負荷運転すると点火プラグの電極の動作環境は過酷な状
態となる。特に、燃料中に１＠量含まれるイオウ分など
の影響により、電極表面の腐食のみならず、電極の内部
にまで腐食が急速に進行してその寿命が短命化する。
本発明は、上記した問題を解決し、従来の電極材料より
も高温での耐食性に優れ、それゆえ寿命が長い点火プラ
グ用電極材料を提供することを目的とする。
も高温での耐食性に優れ、それゆえ寿命が長い点火プラ
グ用電極材料を提供することを目的とする。
（発明の構成］
（問題点を解決するための手段）
本発明者らは、上記した目的を達成すべく上記した組成
の合金に代わる点火プラグ用電極材料を探索した結束、
後述する組成の合金は、従来組成の合金よりも、融点や
熱伝導率は若干低下するもののそれは点火プラグ用電極
材料として用いるに支障のあるほどではなく、シかも耐
食性や機械的強度は向とするとの事実を見出して本発明
を開発するに至った。
の合金に代わる点火プラグ用電極材料を探索した結束、
後述する組成の合金は、従来組成の合金よりも、融点や
熱伝導率は若干低下するもののそれは点火プラグ用電極
材料として用いるに支障のあるほどではなく、シかも耐
食性や機械的強度は向とするとの事実を見出して本発明
を開発するに至った。
すなわち、本発明の点火プラグ用電極材料は。
Ｃｒ ２０〜５０重量％、残部が実質的にＮｉからな
る合金で形成されていることを特徴とする。
る合金で形成されていることを特徴とする。
本発明の点火プラグ用電極材料は、上記したＣｒ、Ｎｉ
を必須成分とするが、ここで、Ｃｒは、合金の耐食性を
向上させるに有効な成分である。Ｃｒの含有量が少ない
と合金の耐食性が充分に発揮されない、したがって耐食
性の向上という点からいえばＣｒ含有量が多ければ多い
ほど好適であるが、しかし一方では、高Ｃｒ化すると合
金の硬度は大きくなって加工性が低下するので、耐食性
、硬さのバランスからしてＣｒ含有量は２０〜５０重量
％とする。好ましくは、３０〜５０ｆｆｉｉ％である。
を必須成分とするが、ここで、Ｃｒは、合金の耐食性を
向上させるに有効な成分である。Ｃｒの含有量が少ない
と合金の耐食性が充分に発揮されない、したがって耐食
性の向上という点からいえばＣｒ含有量が多ければ多い
ほど好適であるが、しかし一方では、高Ｃｒ化すると合
金の硬度は大きくなって加工性が低下するので、耐食性
、硬さのバランスからしてＣｒ含有量は２０〜５０重量
％とする。好ましくは、３０〜５０ｆｆｉｉ％である。
更に好ましくは、４２〜４８重量％である。
Ｎｉは、ベース成分であって本発明にかかる合金のバラ
ンス成分として機能する。
ンス成分として機能する。
本発明の点火プラグ用電極材料は、上記２成分を必須と
するが、この外にＢ、Ｃ，Ｍｇ、Ａｉ 。
するが、この外にＢ、Ｃ，Ｍｇ、Ａｉ 。
Ｓｉ 、Ｔｉ、Ｖ、Ｍｎ、Ｆｅ、Ｙ、Ｚｒ、Ｎｂ。
Ｍｏ、Ｈｆ、Ｔａの群から選ばれた１種又は２種以上の
元素が全体で３重量％以下含有されていてもよい。これ
らの成分は、熱間加工の向とおよび強度の向上のため有
効な成分である。
元素が全体で３重量％以下含有されていてもよい。これ
らの成分は、熱間加工の向とおよび強度の向上のため有
効な成分である。
本発明の点火プラグ用電極材料を調製するに際しては、
まず、上記各成分を混合し、 ｆｌられた混合物を例え
ば真空誘導炉で溶融・合金化した後。
まず、上記各成分を混合し、 ｆｌられた混合物を例え
ば真空誘導炉で溶融・合金化した後。
Ｐｉｉｎ Ｌインゴットとする。次に得られたインゴッ
トをＴｉ造、熱間圧延、冷間伸線の加Ｔを施して所定形
状の電極とすればよい。
トをＴｉ造、熱間圧延、冷間伸線の加Ｔを施して所定形
状の電極とすればよい。
（実施例）
実施例
合金組成が、Ｃｒ４５重量％、残部が実質的にＮｉから
なるようにＣｒとＮｉを混合した。次いで、この混合物
を真空誘導溶解炉にて溶融したのち鋳造しインゴットに
した。
なるようにＣｒとＮｉを混合した。次いで、この混合物
を真空誘導溶解炉にて溶融したのち鋳造しインゴットに
した。
得られたインゴットに鍛造熱間圧延、冷間伸線などの加
工を施して、縦１．４ｍ＋ａ、横２．８ｍｍの上線とし
た。
工を施して、縦１．４ｍ＋ａ、横２．８ｍｍの上線とし
た。
次いで、得られた平線に加工を施し、点火プラグの接地
電極とした。また、Ｃｒ ２重量％、Ｍｎ３重量％、
Ｓｔ １．５重量％、残部が実質的にＮｉからなる線
材に加工を施して中心電極（直径２．５ｍｍφ）とした
。
電極とした。また、Ｃｒ ２重量％、Ｍｎ３重量％、
Ｓｔ １．５重量％、残部が実質的にＮｉからなる線
材に加工を施して中心電極（直径２．５ｍｍφ）とした
。
これらの接地電極と中心電極のそれぞれの放電部に白金
チー２ブを溶接して点火プラグを製造した。得られた点
火プラグを４サイクルエンジンに装着して、フル回転（
６５００ｒｐｍ）で８０時間匝転したところ、接地電極
表面にはＣｒ系の酸化膜が見られたが電極の内部までは
腐食は進行していなかった。
チー２ブを溶接して点火プラグを製造した。得られた点
火プラグを４サイクルエンジンに装着して、フル回転（
６５００ｒｐｍ）で８０時間匝転したところ、接地電極
表面にはＣｒ系の酸化膜が見られたが電極の内部までは
腐食は進行していなかった。
比較例
Ｃｒ ４５重量％、残部が実質的にＮｉからなる合金
の代わりに、Ｃｒ １５重量％、Ｆｅ８重量％、残部
が実質的にＮｉからなる合金を用いたことを除いては、
実施例と同様にして電極を製造し、更に点火プラグを製
造して、同様の条件で腐食試験を行なった。
の代わりに、Ｃｒ １５重量％、Ｆｅ８重量％、残部
が実質的にＮｉからなる合金を用いたことを除いては、
実施例と同様にして電極を製造し、更に点火プラグを製
造して、同様の条件で腐食試験を行なった。
試験後の接地電極には表面のみならず電極の内部にまで
高温酸化および湿食が進行していた。
高温酸化および湿食が進行していた。
［発明の効果コ
以上の説明で明らかなように、本発明の点火プラグ用電
極材料は、高温での耐食性に優れ、それゆえ寿命が長い
。したがって、その工業的価値は大である。
極材料は、高温での耐食性に優れ、それゆえ寿命が長い
。したがって、その工業的価値は大である。
Claims (4)
- （１）クロム２０〜５０重量％、残部が実質的にニッケ
ルからなる合金で形成されていることを特徴とする点火
プラグ用電極材料。 - （２）クロム３０〜５０重量％、残部が実質的にニッケ
ルからなる合金で形成された特許請求の範囲第１項記載
の点火プラグ用電極材料。 - （３）クロム４２〜４８重量％、残部が実質的にニッケ
ルからなる合金で形成された特許請求の範囲第１項記載
の点火プラグ用電極材料。 - （４）核合金が、更にホウ素、炭素、マグネシウム、ア
ルミニウム、ケイ素、チタン、バナジウム、マンガン、
鉄、イットリウム、ジルコニウム、ニオブ、モリブデン
、ハフニウム、タンタルの群から選ばれた１種又は２種
以上の元素を含有してなる特許請求の範囲第１項〜第３
項のいずれかに記載の点火プラグ用電極材料。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26193586A JPS63118039A (ja) | 1986-11-05 | 1986-11-05 | 点火プラグ用電極材料 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26193586A JPS63118039A (ja) | 1986-11-05 | 1986-11-05 | 点火プラグ用電極材料 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63118039A true JPS63118039A (ja) | 1988-05-23 |
Family
ID=17368731
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26193586A Pending JPS63118039A (ja) | 1986-11-05 | 1986-11-05 | 点火プラグ用電極材料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63118039A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0234736A (ja) * | 1988-07-25 | 1990-02-05 | Mitsubishi Metal Corp | 内燃機関の点火プラグ電極材 |
| US6759795B2 (en) | 2002-02-27 | 2004-07-06 | Ngk Spark Plug Co., Ltd. | Spark plug |
| JP2010537055A (ja) * | 2007-08-29 | 2010-12-02 | ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング | 改善された電極材料から製造された点火プラグ電極 |
| WO2013114777A1 (ja) * | 2012-02-02 | 2013-08-08 | 住友電気工業株式会社 | 内燃機関用材料の評価試験方法 |
-
1986
- 1986-11-05 JP JP26193586A patent/JPS63118039A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0234736A (ja) * | 1988-07-25 | 1990-02-05 | Mitsubishi Metal Corp | 内燃機関の点火プラグ電極材 |
| JP2550158B2 (ja) * | 1988-07-25 | 1996-11-06 | 三菱マテリアル株式会社 | 内燃機関の点火プラグ電極材 |
| US6759795B2 (en) | 2002-02-27 | 2004-07-06 | Ngk Spark Plug Co., Ltd. | Spark plug |
| JP2010537055A (ja) * | 2007-08-29 | 2010-12-02 | ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング | 改善された電極材料から製造された点火プラグ電極 |
| WO2013114777A1 (ja) * | 2012-02-02 | 2013-08-08 | 住友電気工業株式会社 | 内燃機関用材料の評価試験方法 |
| JP2013178220A (ja) * | 2012-02-02 | 2013-09-09 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 内燃機関用材料の評価試験方法 |
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