JPS63117656A - 電気機器の制御回路 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、電気カーペット、電気毛布等のように、温度
を制御する制御回路をごく限られたスペースのコントロ
ーラボックス内に収納する電気機器の制御回路に関する
ものである。

従来の技術 近年、制御回路にメモリ機能を付加するために、使用し
ない時（電源スィッチがオフの状態）であっても制御回
路の一部には電源を供給しておく電気機器が一般化して
いる。このような電気機器の制御回路の従来例を第３図
に従って説明する。第３図において、１は商用電源、２
は商用電源１を供給する電源供給部で、整流ダイオード
３と抵抗４で構成する。５は電源供給部２から供給した
電源を平滑、定電圧化する電源平滑部で、コンデンサ６
と定電圧ダイオード７で構成する。８は電源スイッチ部
、９は電源スイッチ部８のオン、オフを検出する検出ス
イッチ、１０はヒータ負荷、１１はヒータ負荷１０の通
電を制御する電力制御素子、１２はヒータ負荷１０の温
度を検出して電力制御素子１１を制御する制御部、１３
は表示部、１４は表示部１３を制御部１２の信号で駆動
する表示駆動回路で抵抗１５、トランジスタ１６で構成
する。

上記構成において、電気機器の電源を商用電源１に接続
すると、電源スイッチ部８のオン、オフにかかわらず制
御部１２へは、電源供給部２、電源平滑部５を介して電
圧が印加される。すなわちこのような回路構成により制
御部１２にメモリ機能を持たせているのである。そして
、電源スイッチ部８がオンの時には、電源スイッチ部８
のオン、オフを検出する検出スイッチ９もオンとなり、
制御部１２へ電源スイッチオン信号を入力する。制御部
１２は、電源スイッチオン信号により表示駆動回路１４
へＨｉｇｈ信号を出力する。従ってトランジスタ１６が
オンし表示部１３が点燈、ヒータ負荷１０が通電制御中
であることが認識できる。

逆に電源スイッチ部８がオフの時には、検出スイッチ９
の電源スイッチオン信号により制御部１２から表示駆動
回路１４へＬｏｗ信号が出力され表示部１３は清澄する
ものである。

発明が解決しようとする問題点 ところが、このような′電気機器の制御回路を、電気カ
ーペット、電気毛布等のようにごく限られたスペースの
コントローラボックス内に収納した場合、電源供給部２
の抵抗４の発熱によりコンドローラボ７クス全体が異常
な高温となってしまう。

特に電気カーペット、電気毛布は、コン１−ローラボッ
クス部が布団、座布団等で保温されることが多く、この
ような状恵になると非常に危険である。

また電源スイッチ部がオフの状霊の時でもコントローラ
ボックスが高温となり、使用者に不安感を与えてしまう
。従って、コントローラ部の温度を低くするためには電
源供給部２の抵抗４の発熱を押えることが必要となり、
制御部へ十分な電流が供給できなくなってしまう。

本発明はこのような従来の問題点を解消するものであり
、コントローラボックス部の温度を高くしないで、制御
部へは十分な電流が供給できる電気機器の制御回路を提
供するものである。

問題点を解決するだめの手段 本発明の電気＠器の制御回路は、商用電源をコンデンサ
、整流ダイオードを介して電源平滑部へ供給する第１電
源供給部と、商用電源を抵抗又はコンデンサ、整流ダイ
オード、表示部を介して電源平滑部へ供給する第２電源
供給部の二つの電源供給部から制御部へ電源を供給し、
電源スイッチ部のオン、オフに従って表示部を！ａ乍す
る回路構成としたものである。

作　　　用 本発明の電気機器の制御回路は、商用電源をコンデンサ
で分圧することにより発熱を小さくし、さらに表示部を
点燈させる電流を制御部への電流として使用することに
より、電気カーペット、電気毛布等のごく限られたスペ
ースのコントローラボックス内に収納した時にもコント
ローラボックスの轍度が高くならずに、制御部へは十分
な電流が供給できるものである。

実施例 以下、本発明の一実施例の電気機器の制御回路を図面を
参照して説明する。

１７は商用電源、１８は商用電源１７を供給する第１電
源供給部で、コンデンサ１９と整流ダイオード２０で構
成する。２１は商用電源１７を供給する第２電源供給部
で、整流ダイオード２２と抵抗２３で構成する。２４は
第１電源供給部１８と第２電源供給部２１から供給した
電源を平滑、定電圧化する電源平滑部で、コンデンサ２
５、定電圧ダイオード２６で構成する。２７は電源スイ
ッチ部、２８は電源スイッチ部２７のオン、オフを検出
する検出スイッチ、２９はヒータ負荷、３０はヒータ負
荷２９の通電を制御する電力制御素子、３１はヒータ負
荷２９の温度を検出して電力制御素子３ｏを制御する制
御部、３２は表示部、３３は表示部３２を制御部３１の
信号で駆動する表示駆動回路でトランジスタ３４．３５
、抵抗３６．３７で構成する。３８はコンデンサ１９の
放電用ダイオード、３９は表示部３２の逆方向電圧印加
防止用のダイオードである。

上記構成において、電気機器の電源を商用電源１７に接
続すると、電源スイッチ部２７のオン、オフにかかわら
ず制御部３１へは、第１電源供給部１８、第２電源供給
部２１、そして、電源平滑部２４を介して電圧が印加さ
れる。このようにして制御部３１にメモリ機能を持たせ
ているのである。そして、電源スイッチ部２７がオンの
時には、電源スイッチ部２７のオン、オフを検出する検
出スイッチ２８もオンとなり、制御部３１へ電源スイッ
チオン信号を入力する。制御部３１は、電源スイッチオ
ン信号により表示駆動回路３３へＬｏｗ信号を出力する
。従ってトランジスタ３５がオフ、トランジスタ３４も
オフとなり表示部３２が点燈、ヒータ負荷２９が制御部
３１の信号により通電制御中であることが認識できる。

逆に電源スイッチ部２７がオフの時には、検出スイッチ
２８の電源スイッチオフ信号により制御部３１から表示
駆動回路３３へＨｉｇｈ信号が出力され表示部３３は清
澄するものであり、ヒータ負荷２９への通電もオフとな
る。第１電源供給部１８は、コンデンサ１９で分圧する
ため発熱が非常に小さくなる。また、表示部３２を点燈
させる電流を第２電源供給部２１から供給して、表示部
３２を点燈させた電流を、？［源平滑部２４を介して制
御部３１へ供給するので非常に電流を有効的に利用でき
る。

第２図は他の実施例を示すものであり、この実施例では
、第２電源供給部２１もコンデンサ４０で構成し、さら
に整流ダイオード４１を第１電源供給部１８と第２電源
供給部２１の共用としたものであり、発熱を一段と小さ
くできるものである。

発明の効果 以上のように本発明の電気機器の制御回路は、商用電源
をコンデンサで分圧することにより発熱を小さくし、さ
らに表示部を点燈させる電流を制御部への電流として使
用することができるだめ、電気カーペット、電気毛布等
のごく限られたスペースのコンＩ−ローラボックス内に
収納した時にもコントローラボックスの温度が上昇せず
、また、コントローラボックス部が布団、座布団等で保
温された時にも温度が異常に上昇することがなく、さら
に、電源スイッチ部がオフの状姐の時もコントローラボ
ックス部が高温になることがなく、制御部へは、十分な
電流が供給できる効果を有しており実用上きわめて有利
なものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における電気機器の制御回路
面、第２図は本発明の他の実施例における電気機器の制
御回路図、第３図は従来の電気機器の制御回路図である
。 １７・・・・・・商用電源、１８・・・・・・第１電源
供給部、２１・・・・・・第２電源供給部、２４・・・
・・・電源平滑部、２７・・・・・・電源スイッチ部、
３１・・・・・・制御部、３２・・・・・・表示部、３
３・・・・・・表示駆動回路。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　軟　男　ほか１名第３
図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）商用電源から電気機器の制御部へ電源を供給する
   第１電源供給部及び第２電源供給部と、前記第１電源供
   給部と第２電源供給部から供給した電源を平滑する電源
   平滑部と、電気機器の負荷へ商用電源を供給する電源ス
   イッチ部と、前記電源スイッチ部のオン状態を表示する
   表示部と、前記電源スイッチ部のオン・オフ状態により
   前記表示部を駆動する表示駆動回路を備え、前記第１電
   源供給部は、商用電源をコンデンサ、整流ダイオードを
   介して電源平滑部へ供給、第２電源供給部は、商用電源
   を抵抗、整流ダイオード、表示部を介して電源平滑部へ
   供給し、前記電源スイッチ部のオン状態の時は前記表示
   駆動回路をオフして表示部を動作する構成とした電気機
   器の制御回路。
2. （２）第２電源供給部は、商用電源をコンデンサ、表示
   部、整流ダイオードを介して電源平滑部へ供給する構成
   とした特許請求の範囲第１項記載の電気機器の制御回路
   。