JPS63112305A - 自動倉庫 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、格納棚への取扱物の搬入、搬出を効率良く行
うことが可能な自動倉庫に関する。

〔従来の技術〕

従来から、取扱物の搬出入を行う自動倉庫として第６図
に示すものがある。

この自動倉庫では、パレットを格納する棚を複数段重ね
て一直線状に配列して構成した格納棚１が適宜の間隔を
明けて、２列平行に並べである。

２列並べた格納棚１の間には、格納棚１の８棚にパレッ
トを搬出入するフォーク（図示せず）を有したスタッカ
ークレーン２がレール３に案内されて移動自在に設けら
れている。

又、各格納棚１の右端（第６図において）には、例えば
フォークリフトで運んできたパレットをスタッカークレ
ーン２で格納棚１に運ぶとぎゃ、逆にスタッカークレー
ン２で格納棚′１から運んできたパレットをフォークリ
フｌ−で運び出すときに、−時的に置くための入出庫台
兼ピッキングステーション４が設けである。

以上の構成において、取扱物の搬入を行うときは、取扱
物を乗せたパレット（以下実パレットと称す）をフォー
クリフトにより入出庫台兼ビッキングステーション４に
置く。次にスタッカークレーン２で、実パレットを指定
された格納棚１の各欄に格納する。

次に、希望する取扱物を搬出するときは、その実パレッ
トをスタッカークレーン２で取出して人出序台兼ピッキ
ングステーション４に置き、取扱物を必要数だけ取出（
以下ピッキングと称す）した後、再度、スタッカークレ
ーン２で、その実パレットを取出したもとの棚に格納す
る。

以上の動作は、ピッキングする取扱物が異なる度に行う
必要がある。

ところが、このような自動合印であると、入出庫台兼ピ
ッキングステーションが１つの格納棚に対応して１つし
かｆｆｌ置していないため、ピッキングする取扱物が異
なる度に各格納棚の位置まで往復しなければならないの
で、１回のピッキング当りのスタッカークレーンの移動
量が大きく、このため時間当りのピッキング回数を多く
できず、ピッキング能率が低かった。

そこで、このような問題を解決した自動倉庫として第７
図に示すものがある。

この自動倉庫は、格納棚５．スタッカークレーン６、レ
ール７、入出庫台８は前述した自動Ｑ庫の格納棚１．ス
タッカークレーン２．レール３゜入出庫台兼ピッキング
ステーション４と同一であるが、格納棚５は１列、入出
庫台８は１台しか夫々配置していない。スタッカークレ
ーン６が走行する側部には、前記格納ａ５の最下段の各
欄と対応してそれぞれピッキング台車９が設けである。

このような第７図自動倉庫において、格納１ｉ１５の各
欄に取扱物を格納するのには、先ず、例えばフォークリ
フトで実バレツ１〜を入出庫台８まで運ぶ。次にスタッ
カークレーン７のフォークで入出庫台８に置かれた実パ
レットを格納棚５の指定された棚に運び格納する。

希望する取扱物を搬出するのには、その取扱物を載置し
た実パレットが格納されている棚までスタッカークレー
ンを移動し、パレットを搬出し、そのままその位置にあ
るピッキング台車９に送り込む。その後、作業員が、そ
のピッキング台車９まで取扱物を取りに行く。

希望数だけ取扱物を取出した後は、実パレットをスタッ
カークレーン７によってもとの棚にもどす。取扱物が無
くなったときは、空パレットをスタッカークレーン７で
入出庫台８にもどす。

このように第７図に示す自動倉庫は、格納１５の目的位
置にピッキング台車９を移動すれば取扱物の搬出入を行
えるので、１回のピッキング当りのスタッカークレーン
の移動量が少なくて済み、ピッキング能率を高めること
ができる。

（発明が解決しようとする問題点） しかし、第７図の自動倉庫では、ピッキング作業のため
に、作業者が複数のピッキング台車間を移動しなければ
ならない問題点があった。

本発明は、前記の問題を解決すべく、スタッカークレー
ンの移動効率とピッキング能率を高めつつ、かつ作業者
の労力を軽減することが可能な自ｖＪ０庫を提供するこ
とを目的とする。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明の自動０庫は、取扱物を格納する棚を複数段積ね
て配列した格納棚と、その格納棚に添って移動し前記取
扱物の出入れをするスタッカークレーンと、前記格納物
の配列に対応して位置し前記スタッカークレーンにより
前記格納■より搬出された取扱物を載置する複数の待機
ステーションと、その待機ステーションに載置した取扱
物を搬出して前記待機ステーションに添って所定位置ま
で移動搬送する搬送台車とで構成し！ζものである。

〔作　用〕

前記構成によると、取扱物を格納するときはスタッカー
クレーンで取扱物を搬送して格納棚の所定の位置に格納
する。出庫要求があったとき、スタッカークレーンによ
り取扱物を格納棚から取出し、持義ステーションに載置
する。待機ステーションに載置された取扱物は、搬送台
車によって所定位置例えばピッキングステーションとし
て設定された位置に運ばれる。それによって、この位置
で作業者は必要な個数のピッキングを行うことができる
。ピッキングの途中で他の取扱物を搬出するときは、現
在ピッキングを行っている取扱物を搬送台車により例え
ばちとの待機ステーションに一旦載置する。この間に前
記他の取扱物は、スタッカークレーンにより搬出され、
その位置の待機ステーションに載置される。そして、搬
送台車がその待機ステーションまで移動し、前記他の取
扱物を搬出して所定位置に運ぶ。

これにより、スタッカークレーンの移動効率が高められ
ピッキング能率が向上する。また、１￥業者の移動量も
少なくて済み、労力が軽減される。

〔実施例〕

以下、本発明の実施例を自動倉庫全体の一部所面平面図
である第１図、自動倉庫全体の正面図である第２図、第
２図の右側面図である第３図、スタッカークレーンの正
面詳細図である第４図、スタッカークレーンの右側面詳
細図である第５図に基づいて説明する。

第１図において、入出ＪｉＩｉ装置２０は、フォークリ
フト等により運搬してきた実パレットを一旦載置してお
いたり、あるいは、空パレットをフォークリフト等によ
り運び出すために一旦＆装置したりしておくためのもの
である。

入出庫装置２０の左方には第１格納棚２１ａが設置しで
ある。その第１格納ａ２１ａと所定の間隔をおいて平行
に第２格納棚２１ｂが設置しである。

第１格納棚２１ａは、パレットを格納する棚２２を複数
段重ねて直線状に配置したものである。

第２格納棚２１ｂは、第１格納棚２１ｂと同様の構造で
あるが、最下位置の棚には後述する待機ステーション２
３がＨＨしである。

第１及び第２格納＠２１ａ、２１ｂ間ニハ、これらと平
行にレール２４がｉ＆１しである。このレール２４に）
Ｇってパレットを搬送するスタッカークレーン２５が移
動する。

スタッカークレーン２５は、第４図、第５図に示すよう
に、床レール２４に沿って移動するだめの走行装置２６
と、垂直に立設されたフレーム２７と、フレーム２７に
案内されて昇降するすべり出しフォーク２８と、すべり
出しフォーク２８を巻上げる巻上装置２９と、で構成さ
れている。

第１図において、前記待機ステーション２３は、スタッ
カークレーン２５により搬出したパレットを一時的に置
くためのものである。

複数配訂しである待鍬ステーション２３に添ってレール
３０が設置してあり、そのレール３０上には搬送台車３
１が走行自在に支持されている。

搬送台車３１には、レール３０に沿って移動するための
走行装置と、前記待機スデーション２３と後述するピッ
キングステーション３２との間でパレットの搬出搬入を
行う搬出入コンベヤーと、その搬出入コンベヤーの駆動
をする駆ｉ１１装置くいずれも図示省略）が設けである
。

搬送台車３１の移動範囲内の所定位置にはピッキングス
テーション３２が２台設置しである。

尚、前記待機ステーション２３と、ピッキングステーシ
ョン３２とには、前記ｗ１送台車３１に設（プた搬出入
コンベヤーの駆動装置と係合連ｅ　する従動装置と、そ
の従動装置により駆動されパレットを搬出入する搬出入
コンペ１７−（いずれも図示省略）とが夫々設けである
。

次に以上の構成における作用を説明する。

先ず、取扱物の搬入を行うときは、フォークリフトで実
パレットを入出庫装置２０まで運搬する。

次に、スタッカークレーン２５を走行装置２６により、
入出庫装置２０の位置まで移動し、すべり出しフォーク
２８を差出し前記実パレットを人出座装置２０より取上
げる。実パレットを取上げたスタッカークレーン２５は
、実パレットを乗せたまま、すべり出しフォーク２８を
引込め、走行装置２６によって所定の棚２２の位置まで
移動する。ぞして、巻上装置２９を駆動することによっ
て、すべり出しフォーク２８を所定の棚まで上昇させ実
パレットをその棚に格納する。

このようにして、実パレットを第１及び第２の格納棚２
１ａ、２１ｂの所定の各欄に格納した後、例えば第１図
において、第１の格納棚の左から２番の棚から希望の取
扱物を取出すのには、コンピュータ指令等により、スタ
ッカークレーン２５を移動して、すべり出しフォーク２
８をその取扱物を、ｙｉｖしである実パレットの棚２２
まで上背させ、差出ず。その後、パレットを乗せたすべ
り出しフォーク２８を床まで下降させ、その実パレット
をその位置の待機ステーション２３−２に搬出させる。

その際、あらかじめ、その待機ステーション２３−２の
位置に搬送台車３１を移動させておく。

そして、待機ステーション２３の従動装置と、搬送台車
３１の駆動装置とを係合連動させて、待機ステーション
２３上の搬出入コンベヤーに乗ぜられた前記実パレット
を搬送台車３１の搬出入コンベヤーに搬送移動する。

実パレットを載置した搬送台車３１は、その台車３１に
設けである走行装置により、前記ｍｉステーション２３
−２の位置からピッキングステーション３２−１の位置
まで移動し、搬送台車３１の駆動装置と、ピッキングス
テーション３２の従動装置とを係合連動させる。

その結果、搬送台車３１上の実パレットは、搬送台車３
１と、ピッキングステーション３２との搬出入コンベヤ
ーによってピッキングステーション３２に搬送８動させ
られる。

その後、作業者はピッキングステーション３２から取扱
物をピッキングする。

前記ピッキング中に、他の取扱物をピッキングする必要
性が生じた場合は、現在のピッキングを継続していなが
ら、他の取扱物を載置した実パレットを前述した行程動
作によりスタッカークレーン２５、すべり出しフォーク
２Ｂを経て待機ステーションに搬出待機させておく。そ
して、現在のピッキングが終了した時点で、その実パレ
ットを搬送台車３１によりもとの待機ステーション２３
にもどし、持橢中の実パレットをピッキングステーショ
ン３２に搬送し他の取扱物をピッキングする。この場合
、他の取扱物を載置した実パレットを待機ステーション
に搬出待機させておくことなく、第２のピッキングステ
ーション３２−２に搬出してもよい。この場合は、２台
の実パレットからピッキングが同時に行える。

ピッキングが終了した時点で、実パレットに取扱物が残
っている時は、前述した実パレットを搬出する行程動作
と逆の行程動作により、その実バレッ１−を搬送台車３
１．待機ステーション２３−２、スタッカークレーン２
５のすべり出しフォーク２８を経て、もとの８２２に再
格納する。

この場合、ピッキング頻度の激しい実パレットは所定の
棚に再格納せず、待機ステーションに載置して待機させ
、次の搬出に備えてもよい。

又、パレット上に取扱物が無くなり、パレットが空パレ
ットとなったときは、その空パレットをピッキングステ
ーション３２．搬送台車３１．待機ステーション２３．
スタッカークレーン２５のすべり出しフォーク２８を経
て入出庫装置２０に搬出する。

以上のように、本実滴例によると、ピッキングする取扱
物を載置した実パレットを、スタッカークレーンにより
格納棚より搬出して、待機ステーションにおき、搬送台
車により所定位置のピッキングステーションに搬送する
ので、作業口は所定位置でのピッキングが可能となり、
ピッキング効率が向上し、省力化が図られ、安全性も向
上する。

又、ピッキング中に他の取扱物をピッキングする必要が
生じた場合は、そのピッキングを継続しでいながら、他
の取扱物を載置した実パレットを待機ステーションまで
搬出しておけるのでスタッカークレーンの操作に余裕を
もたせることができるとともに、実パレットの交換時間
が短縮され、ピッキング効率が向上する。

さらに、ピッキング頻度の激しい実パレットは、所定の
棚にいちいち再格納せず、持傾ステーションに一旦待機
させておくことができるので、再度その実パレットを取
出すのに取出し時間が短縮され、ピッキング頻度の激し
い取扱物のピッキング効率が向上する。

〔発明の効果〕

本発明の自ｒＡ倉庫によると、取扱物をスタッカークレ
ーンにより格納棚より搬出して、待機ステーションに載
置し、搬送台車により所定位置に搬出するので、作業員
の所定位置でのピッキングが可能となり、ピッキング効
率が向上し、省力化が図られると共に、作業者の労力も
軽減され安全性も向上する。

又、ピッキング中、他の取扱物を取出すのに、その取扱
物をあらかじめ待機ステーションに搬出待機させておく
ことができるので、取扱物の交換が速やかに行え、ピッ
キング効率が一段と向上すると共にスタッカークレーン
の移動効率が向上する。

さらに、ピッキング頻度の激しい取扱物は、格納棚にい
ちいち再格納せず、持はスデーシミンに持磯させておく
ことができるので、その取扱物の搬出が速やかとなり、
ピッキング頻度の激しい取扱物のピッキング効率が向上
する。

【図面の簡単な説明】

第１図乃至５図は本発明の実施例で、第１図は自動０庫
全体の平面図で第２１納棚を水平向で切断した図、第２
図は自動１全体の正面図、第３図は第２図の右側面図、
第４図はスタッカークレーンの正面詳細図、第５図はス
タッカークレーンの右側面詳細図、第６図は第１の従来
例、第７図は第２の従来例である。 ２０・・・入出庫装置、２１ａ・・・第１格納棚、２１
ｂ・・・第２格納棚、２３・・・待機ステーション、２
５・・・スタッカークレーン、３１・・・搬送台単、３
２・・・ピッキングステーション。 出願人　　石川島播磨重工業株式会社 第７図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 取扱物を格納する棚を複数段重ねて配列した格納棚と、
   前記格納棚に添って移動し各棚へ取扱物の搬出入をする
   スタッカークレーンと、前記格納棚の配列に対応して位
   置し、前記スタッカークレーンにより前記格納棚より搬
   出された取扱物を載置する複数の待機ステーションと、
   該待機ステーションに載置した取扱物を搬出して前記待
   機ステーションに添って所定位置まで移動搬送する搬送
   台車とを備えてなる自動倉庫。