JPS63106214A - トレ−チエンジヤ−をもちいた物品搬送方法 - Google Patents

トレ−チエンジヤ−をもちいた物品搬送方法

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JPS63106214A
JPS63106214A JP25322386A JP25322386A JPS63106214A JP S63106214 A JPS63106214 A JP S63106214A JP 25322386 A JP25322386 A JP 25322386A JP 25322386 A JP25322386 A JP 25322386A JP S63106214 A JPS63106214 A JP S63106214A
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trays
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恭一 ▲えび▼澤
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、工場、事務所、倉庫などで比較的小物物品の
収納に使われるトレーを、複数個段積みにして作業装置
に供給し、自動的にトレーを作業箇所へ循環供給するい
わゆるトレーチェンジャーを用いた物品搬送方法に関す
る。
〈従来の技術〉 従来、トレーの取り扱いを自動化する方法としては、本
出願人が先に出願した特開昭59−108622号公報
に記載された装置を用いる方法が知られている。これに
よれば、ワゴン車に段積みされたトレーをパッレト台装
置により取り出し、作業箇所に搬送し、所定の作業が終
了する毎にトレーを再びパレット台装置によりワゴン車
上の最初の積み出し箇所に戻している。そして、すべて
のトレーについて所定の作業を終え、トレーすべてがワ
ゴン車に戻されてから、新たな物品をトレーに積み直す
ためにワゴン車がトレーチェンジャーから離れて、トレ
ーへの物品供給ステーションに運ばれる。
〈本発明が解決しようとする問題点〉 上記方法においては、一つのトレーがワゴン車から搬出
され、所定の作業工程が終了したのち、再びワゴン車に
該トレーが搬入されるので、これをワゴン車上のすべて
のトレーについて繰り返すと、作業の中断時間が増大す
る。また、すべてのトレーがワゴン車に戻されなければ
、ワゴン車をトレーチェンジャーから切り離すことがで
きない。 く問題点を解決するための手段〉 機体と、機体内にワゴン車を装着する部分と。
ワゴン車上のトレーを持ち上げる手段と、持ち上げられ
たトレーを作業部に搬送するため、該トレーを把持する
手段と、該作業部において作業が終了するまでトレーを
支持する手段と、機体内にワゴン車装着部と隣接して設
けられた空間部において、作業の終了したトレーを上記
支持手段より受は取って下方に運搬する手段と、下方に
運搬されたトレーをワゴン車に再び戻す手段とを装備し
た装置において、上記把持手段には準備トレ・−を、ま
た上記支持手段には作業トレーを予め装着しておく。
〈作 用〉 機体内のワゴン車装着部に段積みトレーを積載したワゴ
ン車を搬入すると、作業の終えられた作業トレーは、支
持装置からエレベータ−に移され、さらにエレベータ−
により下方に運搬されてリターン装置へと運ばれる。一
方、作業部にトレーが無くなることにより、準備トレー
がキャリアにより作業部へ運ばれ、所定の作業が始めら
れる。
搬入されたワゴン車上の段積みトレーは、リフターによ
り最上部のトレーがキャリアのチャック装置に把持され
るまで持ち上げられる。したがって、ワゴン車上にトレ
ーの嵌入しうる空隙部ができるので、リターン装置まで
運ばれているトレーがリターン装置によりワゴン車上に
戻される。
〈実施例〉 以下、本発明の実施例を図面とともに説明する実施例の
概要 第1図に示すものは、本発明を適用する装置(トレーチ
ェンジャー)の外観斜視図であり、段積みトレー1の積
載された台車2(ワゴン車)が機体3の装着部4に搬入
されている0機体3外側の作業部5上側には、トレー1
に積み込まれた物品を出し入れするためのハンドリング
手段であるロボット6が設置されており、該ロボット6
は図示しない制御装置により作業部5に支持されたトレ
ー1内の物品を取り出し例えば工作機械などの加工装置
に供給したり、加工が終了した物品を加工装置から受は
取り、トレー1に箱詰めをしたりするものであり、周知
のロボットを適用できるのでその詳細は開示しない。
第2図及び第3図は、本発明を適用できる装置の概略構
成を示したものであり、各構成部分については、本実施
例に示された構造に限定されることなく、それらのもの
と同等の機能を有する構造を適用しても本発明に関する
方法が実施できることは明らかである。
トレー装着部 機体3は、箱型の形状をしている。フレーム構造で全体
はカバーで覆われている0機体3の一側面には門型の開
ロアが設けられており、本実施例では7個のトレー1を
段積みしたワゴン車2が該開ロア内にスッポリと搬入で
きるように空間が設けられている。
持ち上げ手段(第3図) 装着部4に搬入装着されたワゴン車2の両側部には、案
内棒8が設けており、該案内棒8にはそれにガイドされ
て上下に昇降するスライダー9が遊嵌されており、該ス
ライダー9にはワゴン車2上のトレー1を持ち上げるた
めにトレー1の底部と係合する係合爪10が突設されて
いる。スライダー9は油圧制御により駆動されるリフタ
ーシリンダー11のピストンロボット12に結合され、
これらでリフター13を構成している。
把持、搬送手段 リフター13により装着部4内で上方に持ち上げられた
トレー1は、チャック装W14のチャック爪15により
その両側部を把持される。チャック爪15の駆動は図示
しない油圧シリンダーにより行われているが、これを電
磁装置により駆動することも可能である。チャック装置
14は装着部4及び作業部5上側を往復動するキャリア
16内の移動台17に固着されている。
支持手段(第3図) 作業部5下方の機体3内空間部には、作業中にトレー1
を支持する支持杆18が設けられている。該支持杆18
は取付フレーム20に回動自在に軸支され、かつ同じ取
付フレームに20に設けられているシリンダー21によ
りその上端部付近をリンク機構を介して保持されている
。支持杆18を取付フレーム20でなく案内棒19を図
示しないモーター等で回動することにより、ねじ駆動で
支持杵18を上下方向に動かして、支持するトレーの大
きさの違いに対応させることができる。
尚、前記シリンダーを電磁装置等に代えることも可能で
ある。
下方運搬手段、上方運搬手段30 トレー1を装着部から作業部への運搬は、次のような運
搬手段が使われている。この運搬手段は基本的な構造に
おいて下方運搬手段も、上方運搬手段も基本的には同一
の構造であるから下方運搬手段の説明で両者の説明に換
える。
移動枠32は案内摺動棒31に摺動自在である。移動枠
32には移動台17が摺動自在に設けられている。移動
枠32の周囲4箇所にはラチェットホイール33が4箇
所回転自在に設けである。このラチェットホイール33
にはチェーン34が掛は渡しである。チェーンの一端は
機械フレームに固定されている。シリンダー35を駆動
すると移動枠32が移動するとともにチェーン34の作
用で移動台17がシリンダー35の倍のストロークで移
動する。即ち同一ストロークでもシリンダーの長さが短
くてすむ。従って、トレーチェンジャー全体がコンパク
トにまとまるという利点がある。
連動機構イ、.50 第2図の連動機構と、第3図の連動機構は同一の目的を
達成するためのものであるが機構が若干相違する。
連動機構イ、は、リンク機構を使ったものである。連動
棒42と回転リンク41が回転自在にリンク結合されて
いる。このためリフターシリンダが左右ちがった動作し
ても連動し、トレー1の搬送をスムースにする。同様に
連動ta構50も同様にチェーン52、スプロケット5
1連動軸53で連動している。このタイプは、コンパク
トにまとまる特徴がある。
運転方法(主に第5図) 作業者は、物品供給ステーションにおいて物品の箱詰め
されたトレー1を所要数だけ台車2に積み込んで、この
台車2を補給の必要なトレーチェンジャーの所へ搬送す
る。トレーチェンジャーには、予め作業トレー41と準
備トレーイ、とがそれぞれ支持装置22及びチャック装
置14にセットされている。したがって、作業者が機体
3の開ロアより段積みトレー1を積載したワゴン車2を
搬入すると、ロック装置31によりワゴン車2が、トレ
ーチェンジャーに位置決め固定され、固定状態が検知さ
れると作業部5において所定の作業が終了している場合
には直ちに作業トレー29はエレベータ−32の載置台
23に移される。
所定の作業中の場合には、その作業の終了信号により作
業トレー29の載置台23への移送が行われるように制
御されている0作業部5における作業トレー41の移送
が検出(作業トレ41−の有無の検出)されると、キャ
リア16はチャック装置14に準備トレーイ、が把持さ
れていることを検知して、準備トレー30を作業部5に
搬送する9作業部5にトレー1が運ばれると支持装置2
2が働き、その支持杵18がシリンダー21によりトレ
ー底部へ回動されてトレーを確実に支持する。
トレー1の支持が完了すると、ロボット6によりトレー
1内の物品の搬出・搬入が行われ、所定の作業が始まる
。また、キャリア16はトレー1の支持完了により装着
部4上方の元の位置に戻される。キャリア16のチャッ
ク装置14にはトレー1が把持されていないので、ワゴ
ン車2上の段積みトレー1の最下段のトレー1の底部に
係合している係合爪10を上方に動かすようにリフター
13が作動される。
油圧制御によりリフターシリンダー11が駆動されると
、ピストンロッド12に結合されたスライダー9が案内
棒8に沿って上方に動かされるので、段積みトレー1は
係合爪10により上方に持ち上げられ、その最上段のト
レーがチャック装置14により把持されるまでリフター
13は駆動される。リフター13が停止されると、ワゴ
ン車2上にはトレーが嵌入しうる空隙部が形成されてい
る。
ところで、前工程において支持装置22から載置台23
に移されたトレー1は、油圧制御により駆動されるスト
ロークユニット24により下方に動かされ、トレー1は
、下方運搬手段25に隣接して停止されている。リフタ
ー13による段積みトレー1の上方への持ち上げが停止
すると、リターン装置25の摺゛動体27が油圧制御に
より第2図において右方へ摺動されるため、摺動体27
に固着されている押圧板28が前記リターン装置25に
隣接して停止されているトレーを前記ワゴン車上の空隙
部に送り込む。
以後、作業部での作業が終了する毎に、作業の済んだ物
品を箱詰めしたトレーがエレベータ−32によりリター
ン装置25へ運搬され、リターン装置25が該トレーを
ワゴン車2上に戻すとともに、段積みトレー1から次々
とトレー1がキャリア16により作業部5へと運ばれて
所定の作業が進行していく。
作業者は、最初にトレーチェンジャーへ搬入したトレー
1の数と同数のトレー1がワゴン車2上に戻されると、
ロボット6による作業中であってもワゴン車2をトレー
チェンジャーから切り離して新たな物品のトレー1へ詰
め込みのために、物品供給ステーションへ向かう。
〈発明の効果〉 以上述べてきたように、本発明は次のような効果がある
a、ワゴン車上のトレーを循環して作業部へと搬送でき
るので作業の中断時間が少ない。
b9作業部に対して次のトレーを隣接して待機させてい
るのでトレーの交換時間が早い。
C0作業トレー、予備トレーを予め装置にセットしてお
くことにより、作業中であっても作業を中断させること
なく作業終了トレーをワゴン車により運び出すことがで
きる。
d、支持装置22を有しているため、ストロークユニッ
ト24の移動中もトレー1が待機できるので交換時間が
短い。
e、連動機構イ、.50を備えているので、どんな重量
のトレー1も左右均等に正確に運搬できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明を実施するのに適用できるトレーチェ
ンジャーの全体外観図。第2図は、トレーチェンジャー
により本発明の実施状況を示す概略側面図、第3図は、
同じく本発明の実施状況を示す概略正面図、第4図は、
上方運搬手段、下方運搬手段 1・・・トレー、2・・・台車、3・・・機体、4・・
・装着部、6・・・ロボット 第5図 (A) (B) 手続補正書 昭和61年11月26日 特許庁長官 黒 1)明 雄 殿 1、 事件の表示 昭和61年特許願253223号 2、 発明の名称 トレーチェンジャーをもちいた物品搬送方法3、 補正
をする者 事件との関係  特許出願人 関東精機株式会社 4、 代理人 〒105 東京都港区西新vs1丁目10番8号 西新ビル4階6
、 補正の対象   明細書、図面 7、 補正の内容 明細書及び図面の全図(第1図〜第5図)を別紙の通り
補正します。 明   細   書 1、発明の名称 トレーチェンジャーをもちいた物品搬送方法2、特許請
求の範囲 物品を収納するトレーを矩形運動させてトレー内の物品
を出し入れするためのトレーチェンジャーにおいて、 ア、トレーチェンジャーの機体内の作業部及び把持・搬
送手段にそれぞれ作業トレー及び準備トレーを予めセッ
トする工程、 イ、段積みしたトレーを載せたワゴン車を機体の開口に
装着する工程、 つ、前記作業トレーを支持する支持装置がら作業の終え
た作業トレーを戻し手段により下降させて前記作業トレ
ーをリターン装置に隣接させる工程、 エ、把持・搬送手段により準備トレーを作業部に搬送す
るとともに、この準備トレーを支持−装置に支持させて
作業トレーとする工程、オ0把持・搬送手段がトレーを
把持してなく所定の位置に戻されていることを検出して
、持ち上げ手段によりワゴン車上の段積みトレーを上方
に持ち上げる工程、 力、持ち上げられたトレーを把持・搬送手段により把持
して準備トレーとし、作業部の支持装置に作業トレーが
ないことを検知して、前記準備トレーを作業部へ搬送す
る工程、キ、前記オの工程が終了したことを検知して、
リターン装置に隣接しているトレーをワゴン車上に戻す
工程、 り、上記つ〜キの工程を縁り返すことにより、ワゴン車
上に所定の作業を終えたトレーが積み上げられた時に、
ワゴン車を機体から切り離す工程、とからなるトレーチ
ェンジャーを用いた物品搬送方法。 3、発明の詳細な説明 〈産業上の利用分野〉 本発明は、工場、事務所、倉庫などで比較的小物物品の
収納に使われるトレーを、複数個段積みにして作業装置
に供給し、自動的にトレーを作業箇所へ循環供給するい
わゆるトレーチェンジャーを用いた物品搬送方法に関す
る。 〈従来の技術〉 従来、トレーの取り扱いを自動化する方法としては、本
出願人が先に出願した特開昭59−108622号公報
に記載された装置を用いる方法が知られている。これに
よれば、ワゴン車に段積みされたトレーをパッレト台装
置により取り出し、作業箇所に搬送し、所定の作業が終
了する毎にトレーを再びパレット台装置によりワゴン車
上の最初の積み出し箇所に戻している。そして、すべて
のトレーについて所定の作業を終え、トレーすべてがワ
ゴン車に戻されてから、新たな物品をトレーに積み直す
ためにワゴン車がトレーチェンジャーから離れて、ワゴ
ン車とともにトレーの物品供給ステーションに運ばれる
。 く本発明が解決しようとする問題点〉 前記方法においては、一つのトレーがワゴン車から搬出
され、所定の作業工程が終了したのち、再びワゴン車に
前記トレーが搬入されるので、これをワゴン車上のすべ
てのトレーについて編り返すと、作業の中断時間が増大
する。また、すべてのトレーがワゴン車に戻されなけれ
ば、ワゴン車をトレーチェンジャーから切り離すことが
できないので、その間トレーの準備作業ができない。 く問題点を解決するための手段〉 機体と、機体内にワゴン車を装着する部分と。 ワゴン車上のトレーを持ち上げる持ち上げ手段と、持ち
上げられたl・レーを作業部に搬送するためこのトレー
を把持し搬送するキャリヤと、前記作業部において作業
が終了するまでトレーを支持する支持装置と、作業の終
了したトレーを前記支持装置より受は取って下方に運搬
するエレベータと、下方に運搬されたトレーをワゴン車
に再び戻すリターン装置とを装備した装置において、前
記キャリヤには準備トレーを、また前記支持装置には作
業トレーを予め装着しておくものである。 〈作 用〉 機体内のワゴン車装着部に段積みトレーを積載したワゴ
ン車を搬入すると、作業を終えた作業トレーは、作業部
の支持装置からエレベータ−に移され、さらにエレベー
タ−により下方に運搬されてリターン装置へと運ばれる
。一方、作業部にトレーが無くなることにより、準備ト
レーがキャリアにより作業部へ運ばれ、所定の作業が始
められる。搬入されたワゴン車上の段積みトレーは、リ
フターにより最上部のトレーがキャリアのチャック装置
に把持されるまで持ち上げられる。 このため、ワゴン車上にトレーを挿入しうる空隙部がで
きるので、リターン装置まで運ばれている作業終了のト
レーがリターン装置によりワゴン車上に戻される。これ
らの動きは矩形運動で行われ、ワゴン車がトレーチェン
ジャーから切り離されても中断することなく続けられる
。 〈実施例〉 以下、本発明の実施例を図面とともに説明する。 実施例の概要 第1図に示すものは、本発明を適用する装置(トレーチ
ェンジャー)の外観図であり、トレーlが段積みされワ
ゴン車2(台車)に積載されている。この段積みの状態
でワゴン車2は、機体3の装着部4に搬入されている0
機体3の上半分は開口しており作業部5を構成している
。作業部5の上部には、トレーに積み込まれた物品を出
し入れするためのハンドリング手段であるロボット6が
設置されている。このロボット6は、図示しない制御装
置により作業部5に支持されたトレー1内の物品を取り
出して、例えば工作機械などの加工装置に供給したり、
加工が終了した物品を加工装置から受は取ったり、トレ
ーに箱詰めをしたりするものである。 このロボット6は、周知のロボットを適用できるのでそ
の詳細は開示しない、第2図及び第3図は、本発明を適
用できる装置の概略構成を示したものであり、各構成部
分については、本実施例に示された構造に限定されるこ
となく、それらのものと同等の機能を有する構造を適用
しても本発明に関する方法が実施できることは明らかで
ある。 トレー装着部4 トレー装着部4は、トレー1を積載したワゴン車2全体
を機体3に装着固定するものである。機体3は、箱型の
形状をしている。フレーム構造で全体はカバーで覆われ
ている9機体3の一側面には円型の開ロアが設けられて
おり、本実施例では7個のトレー1を段積みしたワゴン
車2全体が該開ロア内にスッポリと搬入できるように空
間が設けられている。搬入されたワゴン車2は周知の固
定手段45で機体3内に固定される。箱型の機体3の上
部半分は開口されていて作業部5を構成し、トレー1内
の物品を出し入れするための開口である。 持ち上げ手段13(リフター、第3図)装着部4に搬入
装着されたワゴン車2の機体3の両側部には、案内棒8
が設けてあり、この案内棒8にはそれにガイドされて上
下に昇降するスライダー9が摺動自在に設けられている
。スライダー9には、ワゴン車2上のトレー1の底面を
持ち上げるためにトレー1の底部と係合する係合爪10
が突き出すように設けられている。係合爪10は一方向
にのみ回動するもので、スライダー9が下降するときは
回動して係合がはずれる。スライダー9は油圧制御によ
り駆動されるリフターシリンダー11のピストンロッド
12に結合され、これらで持ち上げ手段13を構成して
いる。 把持・搬送手段(チャック装置14、キャリア1持ち上
げ手段13により装着部4内で上方に持ち上げられたト
レー1は、チャック装置f 14のチャッ爪15により
その両側部が把持される。チャック爪15の駆動は図示
しない油圧シリンダーにより行われているが、これを電
磁装置により駆動することも可能である。チャック装置
14は、装着部4及び作業部5の問を往復動するキャリ
ア16内の移動台37に設けられている。キャリア16
の駆動機構は後述するリターン装置25と同一であり、
リターン装置25の説明で詳記する。 支持装置22(第3図) 作業部5の下方で機体3内の空間部には、作業トレー6
1を支持する支持杆18が設けられているこの支持杆1
8は取付台20に回動自在に軸支され、更に、取付台2
0は案内棒(図示せず)にねじ結合されている。支持杆
18は、リンク機構を介してシリンダー21に駆動され
て出没し、トレー1の底部を支持したり外したりする。 案内棒を図示しないモーター等で回転駆動することによ
り、支持装置22全体を上下方向に動かして、支持する
トレー1の大きさの違いに対応させることができる。尚
、前記シリンダー21を電磁駆動装置等に代えることも
可能である。 リターン装置25、キャリヤ16 トレー1の装着部4から作業部5側への運搬は、次のよ
うな運搬手段が使われている。この運搬手段は基本的な
構造は、下方の運搬手段であるリターン装置25、上方
の運搬手段であるキャリヤ16も同一であるからリター
ン装置25の説明で両者の説明に換える。 移動台37は、案内摺動棒31の上を摺動する。移動枠
32も同様に案内摺動棒31上を摺動自在である。移動
枠32の周囲4箇所にはラチェットホイール33が回転
自在に設けである。このラチェットホイール33間には
チェーン34が掛は渡しである。ループになったチェー
ン34の一端は機体3に固定片38で固定してあり、他
端は移動台37に固定しである。 更に、移動枠32の一端にはピストンロッド35が固定
されている。移動枠32はこのピストンロッド35によ
って案内摺動棒31上を移動する。移動台37は、ピス
トンロッド35によって駆動される。滑車の原理で、滑
車のひもがチェーン34に相当し、滑車が移動枠32に
相当する。 チェーン34に移動台37が固定されているので、ピス
トンロッド35で移動枠32を駆動すれば、ピストンロ
ッド35の作動長さの2倍の距離チェーン34は動き、
チェーン34を固定している移動台37も2倍の長さ動
くことになる。このように、同一ストロークでもシリン
ダーの長さが短くてすむ。従って、トレーチェンジャー
全体がコンパクトにまとまるという利点がある。 また、シリンダーを使用せずにチェーン34をモータ(
図示せず)で駆動して移動台37を駆動させる方法もあ
る。 連動11vRイ、,50 持ち上げ手段13のリフターシリンダー11により上昇
するとき、トレー1が重量がある場合には、トレー1は
傾斜することがある。左右のりフタ−シリンダー11の
作動の不一致、トレー1内の重量のアンバランスなとで
ある。このため本実施例では左右のリフターシリンダー
11の動きを同期させる連動機構50がある。第3図に
その一部を示す、スプロケット51が機体3の上下に設
けられ、その間にチェーン52が掛は渡されている。そ
のチェーン52にスライダー9が連結されている。 スプロケット51には連動軸53が固定されており、同
様の機構が連動軸53を介して連結されて、トレー1を
挾んで左右に設けられている。したがって、左右のりフ
タ−シリンダー11が多少アンバランスな動きをしても
チェーン52、スプロケット51、連動軸53が連動し
トレー1が傾くことはない、同様の機能を果たすリンク
連動機構イ、を第2図にその一部を示す、連動棒42が
トレー1の左右に設けられ、連動棒42には、回゛動腕
41が連結されている8回動腕41の連動軸43を介し
て左右の連動棒42は連動しておりトレー1の傾きを防
ぐ。 運転の方法(主に第2図、第5図) 作業者は、物品供給ステーションにおいて物品の箱詰め
されたトレー1を所要数だけワゴン車2に積み込んで、
このワゴン車2を補給の必要なトレーチェンジャーの所
へ搬送する。トレーチェンジャーには、予め作業トレー
61と準備トレー60とがそれぞれ支持装置22及びチ
ャック装置14にセットされている。したがって、作業
者が機体3の開ロアより段積みトレー1を積載したワゴ
ン車2を搬入すると、ロック装置45によりワゴン車2
が、トレーチェンジャーに位置決め固定される。固定状
態が検知されると作業部5において所定の作業が終了し
ている場合には直ちに作業トレー61はエレベータ−2
4の載置台23に移される。 所定の作業中の場合には、その作業の終了信号により作
業トレー61の載置台23への移送が行われるように制
御されている0作業部5における作業トレー61の移送
が検出(作業トレ61−の有無の検出)されると、キャ
リア16はチャック装置14に準備トレー60が把持さ
れていることを検知して、準備トレー60を作業部5に
搬送する0作業部5に準備トレー60が運ばれると、準
備トレー60は作業トレー61となる0作業トレー61
が運ばれると支持装置22が働き、その支持杆18がシ
リンダー21の駆動により作業トレー61底部へ回動さ
れて作業トレー61を確実に支持する。 作業トレー61の支持が完了すると、ロボット6により
作業トレー61内の物品の搬出・搬入が行われ、所定の
作業が始まる。また、キャリア16は作業トレー61の
支持完了により装着部4上方の元の位置に戻される。キ
ャリア16のチャック装置14には準備トレー60が把
持されていないので、ワゴン車2上の段積みトレー1の
最下段のトレー1の底部に係合している係合爪10を上
方に動かすようにリフターシリンダー11が作動される
。 油圧制御によりリフターシリンダー11が駆動されると
、ピストンロッド12に結合されたスライダー9が案内
棒8に沿って上方に動かされるので1段積みトレー1は
係合爪10により上方に持ち上げられ、その最上段のト
レー1がチャック装置14により把持されるまでリフタ
ーシリンダー11は駆動される。リフターシリンダー1
1が停止されると、ワゴン車2上にはトレー1が挿入し
うる空隙部が形成されている。 ところで、前工程において支持装置22から載置台23
に移されたトレー1は、油圧制御により駆動されるエレ
ベータ24により下方に動がされ、トレー1は、リター
ン装置25に隣接して停止されている。リフター13に
よる段積みトレー1の上方への持ち上げが停止すると、
リターン装置25の移動台37が油圧制御により第2図
において右方へ摺動されるため、移動台37に固着され
ている押圧板28が前記リターン装置25に隣接して停
止されているトレー1を前記ワゴン車2上の空隙部に送
り込む。 以後、作業部での作業が終了する毎に、作業の済んだ物
品を箱詰めしたトレー1がエレベータ−24によりリタ
ーン装置25へ運搬され、リターン装置25がこのトレ
ー1をワゴン車2上に戻すとともに、段積みトレー1か
ら次々とトレー1がキャリア16により作業部5へと運
ばれて所定の作業が進行していく。 作業者は、最初にトレーチェンジャーへ搬入したトレー
1の数と同数のトレー1がワゴン車2上に戻されると、
ロボット6による作業中であってもワゴン車2をトレー
チェンジャーから切り離して新たな物品のトレーへ詰め
込みのために、物品供給ステーションへ向かう、このと
き、作業部5には作業トレー61が、装着部4側には準
備トレー60が残存しているのでロボット6による作業
は中断する必要はない。 〈発明の効果〉 以上述べてきたように、本発明は次のような効果がある
。 a、ワゴン車上のトレーを循環して作業部へと搬送でき
るので作業の中断時間が少ない。 b1作業部に対して次のトレーを隣接して常時待機させ
ているのでトレーの交換時間が早い。 C9作業トレー、予備トレーを予めトレーチェンジャー
にセットしておくことにより、作業中であっても作業を
中断させることなく作業終了トレーをワゴン車により運
び出すことができる。 4、図面の簡単な説明 第1図は本発明を実施するのに適用できるトレーチェン
ジャーの全体外観図、第2図はトレーチェンジャーを示
す側面図、第3図は同じくトレーチェンジャーの正面図
、第4図はリターン装置の平面図、第5図はトレーの移
動方向を示す概念図である。 1・・何・レー、2・・・・台車、3・・・機体、4・
・・装着部、5・・・作業部、6・・・ロボット、13
・・・持ち上げ手段、16・・・キャリヤ、24・・・
エレベータ、25・・・リターン装置 特許出願人   関東精機株式会社 同出願人代理人 富 崎 元 成 第1図 第5図 (A)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 次の各工程よりなるトレーチェンジャーを用いた物品搬
    送方法。 ア、機体内の作業部及び把持・搬送手段にそれぞれ作業
    トレー及び準備トレーを予めセットする工程。 イ、段積みトレーの載置されたワゴン車を機体の開口内
    に装着する工程。 ウ、支持手段から下方運搬手段に作業の終えたトレーを
    移し換えて、下方運搬手段により該トレーを戻し手段に
    隣接させる工程。 エ、把持・搬送手段により準備トレーを作業部に搬送す
    るとともに、該トレーを支持手段に支持させる工程。 オ、把持・搬送手段がトレーを把持しておらずに所定の
    位置に戻されていることを検出して、持ち上げ手段によ
    りワゴン車上の段積みトレーを上方に持ち上げる工程。 カ、持ち上げられたトレーを把持・搬送手段により把持
    して、作業部の支持手段にトレーがないことを検知して
    、該トレーを作業部へ搬送する工程。 キ、上記オの工程が終了したことを検知して、戻し手段
    に隣接しているトレーをワゴン車上に戻す工程。 ク、上記ウ〜キの工程を繰り返すことにより、ワゴン車
    上に所定の作業を終えたトレーが積み上げられた時に、
    ワゴン車を機体から切り離す工程。
JP25322386A 1986-10-24 1986-10-24 トレ−チエンジヤ−をもちいた物品搬送方法 Granted JPS63106214A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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