JPS629578A - デイスクカ−トリツジ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、たとえば磁気ディスクのごときディスク状記
録媒体を回転可能に内蔵したディスクカートリッジに関
するものである。

従来の技術 近年、磁気記録分野へのフロッピーディスクの参入には
目ざましいものがあり、特に最近、より使い易いように
ハードケースのカートリッジでフロッピーディスクを保
護収納したタイプが多く利用されるようになってきた。

以下図を参照しながら、上述したディスクカートリッジ
について説明する。

第３図において、ディスク状記録媒体１は上。

下ハードケース２ａ、２ｂを組合わせてなるディスクカ
ートリッジ内部に回転可能な状態で収納されており、セ
ンターウィンドウ３を通して駆動ピンがディスク状記録
媒体１を回転駆動させる。ディスク状記録媒体１への情
報の記録再生を行う時゛は、ヘッドウィンドウ４をおお
っているシャッター板５が回動してヘッドウィンドウ４
を開状態とすることにより記録再生可能となる。板バネ
６は下ライナー７ｂをディスク状記録媒体１に局所的に
押付ける。またディスク状記録媒体１と下ライナー７ｂ
は板ハネ６に工す押付けられている箇所以外でも接触が
なされ、これらライナー＝７ａ、７ｂとディスク状記録
媒体１との接触によりディスク状記録媒体１に付着した
ゴミ、ホコリ等をクリーニングする。

ところでディスク状記録媒体１への記録再生を行う際、
ディスク病記録媒体１に微細なホコリ、ゴミ等が付着し
ていると、誤記録又は誤再生が行われる危険性が非常に
高いため、前述したように、使用中にディスク状記録媒
体１をクリーニングするという構造が用いられているわ
けである。板バネがライナー７ｂ及びディスク状記録媒
体１へ及ぼす荷重は２〜３ｆが最適であり、これより大
きい値を示す場合は板バネ６がディスク状記録媒体１を
塑性変形させてしまう危険性が非常に高くなる。また逆
に荷重か弱すぎるとライナー７ａ、７ｂによる、ディス
ク状記録媒体１のクリーニングが十分に行えないという
事態も生じ得るため、板バネ６の荷重管理は重要な項目
である。

発明が解決しようとする問題点 現在板バネは３０μｍの厚さの箔を使用しているが、こ
れは２〜３ｆという微小荷重を出すために特別に選定さ
れたものである。しかし３０μｍという厚さの箔はその
薄さゆえに部品加工工程中にも、部品運搬中にも、そし
てケースへの組立工程中にも、はんの微妙な取扱いの不
注意で折り曲がったり、変形してしまう。

また３０μｍの箔は部品加工の原材料としても入手し難
い材料であるため、生産日程に対して部品入手が大きく
遅れ、作業に支障をきたすことが多い。加えて原料コス
トも割高−ｔｈる。

本発明はかかる点に鑑みてなされたもので、入手しやす
い材料で、部品加工中、運搬中、組立工程中で折れ曲っ
たり変形したりし難く、シかもディスク状記録媒体を塑
性変形させず、加えて、ディスク状記録媒体のクリーニ
ング性も良い板バネ　　°。

を有するディスクカートリッジを提供することを目的と
している。

問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明は、板バネの中央部
に板バネの幅の半分以上の開口部を設けたものである。

作　　用 この技術手段による作用は次のようになる。

ライナーを付勢してディスク状記録媒体をクリーニング
するための板バネにおいて、厚さを、たとえば従来の２
〜３倍厚くしてそのかわり板バネ平面部を板バネ全幅の
半分以上開口させる。ここで単純に板バネ厚さのみを厚
くすると板バネ荷重は適正荷重をはるかに越えてしまう
ため、板バネ平面部を開口させることにより板バネ適正
荷重にまでひき下げ、正常な荷重をライナー及びディス
ク状記録媒体へ与える。

これにより板バネ厚さを一般に入手しやすい材料の厚さ
まで厚くしても、従来の板バネに要求された荷重を満足
することができる。

実施例 ′以下、本発明の一実施例を添付図面に基づいて説明す
る。

第１図は本発明にかかる板バネ９の形状を示しており、
開口部ｑを有している。厚さ９ａを従来の３０μｍの３
倍である９０μｍとし一方板バネの平面部の麹を開口さ
せた。ここで９ｂは板バネ全幅を、９Ｃ９９ｄは開口部
幅を表わす。たとえまた板バネ厚さ９ａ、板バネ開口部
幅９Ｃ１９ｄに関しては所定荷重を形成する組合わせで
あれば本実施例寸法及び形状にはとられれない。

第２図は本発明にかかる板バネ９がディスク状記録媒体
１及びライナー７ａ、７ｂと接触している状態を示す断
面図である。この状態で板バネ９はディスク状記録媒体
１及び下ライナー７ｂに２〜３ｇの荷重を負荷している
。

発明の効果 以上のように本発明によれば、従来の部品不良における
板バネ厚さに起因した不良、たとえば変形、折れ等は激
減し、また板バネを取扱う作業性、作業時間が非常にア
ップし、またディスク状記録媒体へのダメージ発生は皆
無となるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例のディスクカートリッジの板
バネの外観図、第２図は本発明にかかる一ディスクカー
トリッジの板バネを取付けたときの断面図、第３図は従
来のディスクカートリッジの分解斜視図である。 １・・・・・・ディスク状記鈴媒体、２ａ・・・・・・
上ハードケース、２ｂ・・・・・・下ハードケース、３
・・・・・・センターウィンドウ、４・・・・・・ヘッ
ドウィンドウ、６・・・・・・シャッター板、７ａ・・
・・・・上ライナー、７ｂ・・・・・・下ライナー、９
・・・・・・板バネ、ｑ・・・・・・開口部。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第１
図 第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. フレキシブルなディスク状記録媒体を回転可能な状態で
   内蔵し前記ディスク状記録媒体を回転駆動するための駆
   動体を挿入可能としたセンターウィンドウと、前記ディ
   スク状記録媒体へ情報を記録もしくは再生するための磁
   気ヘッドを挿入可能とするヘッドウィンドウと、このヘ
   ッドウィンドウを選択的に開状態及び閉状態とするシャ
   ッター板と、前記ディスク状記録媒体を両側からはさむ
   不織布から成るライナーと、前記ディスク状記録媒体に
   前記ライナーを押付ける板バネを有する上下２分割のハ
   ードケースとで構成し、前記板バネの中央部に前記板バ
   ネの幅の半分以上の幅の開口部を設けたことを特徴とす
   るディスクカートリッジ。