JPH056608Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH056608Y2 JPH056608Y2 JP1986147016U JP14701686U JPH056608Y2 JP H056608 Y2 JPH056608 Y2 JP H056608Y2 JP 1986147016 U JP1986147016 U JP 1986147016U JP 14701686 U JP14701686 U JP 14701686U JP H056608 Y2 JPH056608 Y2 JP H056608Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic disk
- magnetic
- liner member
- eccentric
- case
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 8
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 8
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 239000004745 nonwoven fabric Substances 0.000 description 4
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 description 3
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 1
- 239000000835 fiber Substances 0.000 description 1
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B23/00—Record carriers not specific to the method of recording or reproducing; Accessories, e.g. containers, specially adapted for co-operation with the recording or reproducing apparatus ; Intermediate mediums; Apparatus or processes specially adapted for their manufacture
- G11B23/02—Containers; Storing means both adapted to cooperate with the recording or reproducing means
- G11B23/03—Containers for flat record carriers
- G11B23/033—Containers for flat record carriers for flexible discs
- G11B23/0332—Containers for flat record carriers for flexible discs for single discs, e.g. envelopes
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B23/00—Record carriers not specific to the method of recording or reproducing; Accessories, e.g. containers, specially adapted for co-operation with the recording or reproducing apparatus ; Intermediate mediums; Apparatus or processes specially adapted for their manufacture
- G11B23/50—Reconditioning of record carriers; Cleaning of record carriers ; Carrying-off electrostatic charges
- G11B23/505—Reconditioning of record carriers; Cleaning of record carriers ; Carrying-off electrostatic charges of disk carriers
Description
【考案の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本考案は、デイスクケース内に、ライナー部材
によつて回転自在に支持された磁気デイスクが配
設されてなる磁気デイスクカートリツジに関する
ものである。
によつて回転自在に支持された磁気デイスクが配
設されてなる磁気デイスクカートリツジに関する
ものである。
（従来の技術）
磁気デイスクカートリツジは、一般に、デイス
クケースを構成する上ハーフおよび下ハーフの内
面に、不織布からなる円盤状のライナー部材がそ
れぞれ貼付されていて、これら一対のライナー部
材によつて円盤状の磁気デイスクがデイスクケー
スに対して回転自在に保持されて構成されてい
る。ライナー部材は、磁気デイスクを回転自在に
保持するだけでなく、磁気デイスクの回転中に磁
気デイスクの表面に付着したゴミ、埃等を不織布
の繊維の間に取り込んで、磁気デイスクのクリー
ニングを行なうようになつている。
クケースを構成する上ハーフおよび下ハーフの内
面に、不織布からなる円盤状のライナー部材がそ
れぞれ貼付されていて、これら一対のライナー部
材によつて円盤状の磁気デイスクがデイスクケー
スに対して回転自在に保持されて構成されてい
る。ライナー部材は、磁気デイスクを回転自在に
保持するだけでなく、磁気デイスクの回転中に磁
気デイスクの表面に付着したゴミ、埃等を不織布
の繊維の間に取り込んで、磁気デイスクのクリー
ニングを行なうようになつている。
（考案が解決しようとする問題点）
上記ライナー部材におけるクリーニング効果を
高めるには、ライー部材を磁気デイスク表面に強
く押し付ければよい。しかしながら、ライナー部
材を強く押し付けるとライナー部材と磁気デイス
クとの間の摩擦抵抗が増大し、磁気デイスクの高
速回転化が難しくなるという問題がある。特に、
磁気デイスクをビデオフロツピーや高密度記録デ
イスクとして用いる場合には、情報の送受量が多
くなり転送レートを大きくする必要があり、この
ため線速度を上げることが要求され、この線速度
を増加させるための高速回転化の要求が強く、上
記のように摩擦抵抗が大きくてはこの要求を満足
させられないという問題がある。なお、ライナー
部材を厚くして磁気デイスク表面との接触性を良
くし、且つ接触圧をあまり上げないようにすると
いうことも考えられる。しかし、ライナー部材は
上述のように不織布から作られており、この不織
布は厚くすると厚みのバラツキが非常に大きくな
るので厚いライナー部材は実用に適さないという
問題がある。
高めるには、ライー部材を磁気デイスク表面に強
く押し付ければよい。しかしながら、ライナー部
材を強く押し付けるとライナー部材と磁気デイス
クとの間の摩擦抵抗が増大し、磁気デイスクの高
速回転化が難しくなるという問題がある。特に、
磁気デイスクをビデオフロツピーや高密度記録デ
イスクとして用いる場合には、情報の送受量が多
くなり転送レートを大きくする必要があり、この
ため線速度を上げることが要求され、この線速度
を増加させるための高速回転化の要求が強く、上
記のように摩擦抵抗が大きくてはこの要求を満足
させられないという問題がある。なお、ライナー
部材を厚くして磁気デイスク表面との接触性を良
くし、且つ接触圧をあまり上げないようにすると
いうことも考えられる。しかし、ライナー部材は
上述のように不織布から作られており、この不織
布は厚くすると厚みのバラツキが非常に大きくな
るので厚いライナー部材は実用に適さないという
問題がある。
また、ライナー部材が接合されるケース内面に
放射状のリブを形成し、ライナー部材におけるこ
のリブと対向する部分により磁気デイスク表面の
クリーニングをおこなわせるとともに、磁気デイ
スクとライナー部材との強く接触する面積を少な
くして摩擦抵抗を軽減させるということも考えら
れる。しかしながら、この場合には、磁気デイス
クの回転方向（円周方向）で接触圧力の変化が大
きく、磁気デイスク回転中に磁気デイスクが振動
することがあるという問題がある。
放射状のリブを形成し、ライナー部材におけるこ
のリブと対向する部分により磁気デイスク表面の
クリーニングをおこなわせるとともに、磁気デイ
スクとライナー部材との強く接触する面積を少な
くして摩擦抵抗を軽減させるということも考えら
れる。しかしながら、この場合には、磁気デイス
クの回転方向（円周方向）で接触圧力の変化が大
きく、磁気デイスク回転中に磁気デイスクが振動
することがあるという問題がある。
（問題点を解決するための手段）
本考案は、上記のような従来の磁気デイスクカ
ートリツジにおけるライナー部材のクリーニング
効果と、磁気デイスクの高速回転化に対する要求
を共に満足させるような手段を提供しようとする
もので、このため、ケース内面に、磁気デイスク
の円盤面の内周および外周の少なくともいずれか
一方と対向した環状突起からなる同心リブと、磁
気デイスクの回転中心に対して偏心し円盤円の外
周近傍および内周近傍に対向する部分を通る環状
突起からなる偏心リブとを形成して上記問題を解
決せんとするものである。
ートリツジにおけるライナー部材のクリーニング
効果と、磁気デイスクの高速回転化に対する要求
を共に満足させるような手段を提供しようとする
もので、このため、ケース内面に、磁気デイスク
の円盤面の内周および外周の少なくともいずれか
一方と対向した環状突起からなる同心リブと、磁
気デイスクの回転中心に対して偏心し円盤円の外
周近傍および内周近傍に対向する部分を通る環状
突起からなる偏心リブとを形成して上記問題を解
決せんとするものである。
（作用）
本考案の磁気デイスクカートリツジを用いる
と、ライナー部材の偏心リブに当接する部分は磁
気デイスクの方に押し付けられてこの磁気デイス
ク表面と強く接触するので、これにより磁気デイ
スク表面を確実にクリーニングさせることがで
き、且つこの偏心リブは磁気デイスクの内周およ
び外周に対向する部分を通つて形成されているの
で、磁気デイスクの回転に応じ、ライナー部材の
偏心リブによつて押された部分は磁気デイスクの
全面と接触し全面の均一なクリーニングを行なわ
せることができる。また、ライナー部材における
磁気デイスクと強く接触する部分は両リブに押さ
れた部分のみでありその面積は小さいので磁気デ
イスク回転時の摩擦抵抗は小さく磁気デイスクの
高速回転化を図り易い。さらに、偏心リブは環状
なので、偏心リブにより押された部分との接触に
より生じる接触圧力の、磁気デイスク回転に伴な
う変化は滑らかであり、磁気デイスク回転中にこ
れが振動するということもない。
と、ライナー部材の偏心リブに当接する部分は磁
気デイスクの方に押し付けられてこの磁気デイス
ク表面と強く接触するので、これにより磁気デイ
スク表面を確実にクリーニングさせることがで
き、且つこの偏心リブは磁気デイスクの内周およ
び外周に対向する部分を通つて形成されているの
で、磁気デイスクの回転に応じ、ライナー部材の
偏心リブによつて押された部分は磁気デイスクの
全面と接触し全面の均一なクリーニングを行なわ
せることができる。また、ライナー部材における
磁気デイスクと強く接触する部分は両リブに押さ
れた部分のみでありその面積は小さいので磁気デ
イスク回転時の摩擦抵抗は小さく磁気デイスクの
高速回転化を図り易い。さらに、偏心リブは環状
なので、偏心リブにより押された部分との接触に
より生じる接触圧力の、磁気デイスク回転に伴な
う変化は滑らかであり、磁気デイスク回転中にこ
れが振動するということもない。
（実施例）
以下、図面により本考案の好ましい実施例につ
いて説明する。
いて説明する。
第１図は本考案に係る磁気デイスクカートリツ
ジの各構成品を示す斜視図、第２図は上記磁気デ
イスクカートリツジを組立てた状態で示す斜視図
であり、以下、両図を併用して説明する。但し、
第１図においては上ハーフを省略して図示してい
る。
ジの各構成品を示す斜視図、第２図は上記磁気デ
イスクカートリツジを組立てた状態で示す斜視図
であり、以下、両図を併用して説明する。但し、
第１図においては上ハーフを省略して図示してい
る。
上ハーフ３および下ハーフ４からなるケース２
内には円盤状の磁気デイスクシート１が回転自在
に収容されており、磁気デイスクシート１はその
中央部のセンターボス１ａが上下ハーフ３，４の
開口３ａ，４ａから外方に突出している。上記上
下ハーフ３，４の互いに対向する位置には、カー
トリツジ使用時に磁気デイスクシート１をケース
上に露出させるとともに磁気ヘツド（図示せず）
の挿入を許すヘツド挿入用開口５が設けられてお
り、このヘツド挿入用開口５はケース２上を摺動
自在に設けられたシヤツタ６により開閉されるよ
うになつている。さらに、上下ハーフ３，４内に
配された磁気デイスクシート１を挟んで２枚のラ
イナー部材８，９がケース２内に配される。この
ライナー部材８，９は不織布から作られ、それぞ
れヘツド挿入用開口５に対応した切欠き８ａ，９
ａを有し、上下ハーフ３，４の内面に接合固定さ
れている。カートリツジがカメラ等の装置に装填
されると上記磁気ヘツド挿入用開口５内に磁気ヘ
ツドが侵入して磁気デイスクシートと当接すると
ともに、装置側の部材であるスピンドルがセンタ
ーボス１ａの中心部に設けられた中央開口７内に
侵入してセンターボス１ａと嵌合し、センターボ
ス１ａを回転させる。センターボス１ａが回転さ
れるとこれに接着された磁気デイスクシート１も
回転し、これにより磁気ヘツドを介して磁気デイ
スクシート１上に各種情報を記録させたり読み取
つたりさせることができる。なお、この磁気デイ
スクシート１は両面に磁気記録層を有するもの
や、片面にのみ磁気記録層を有するものであり、
これに対応してヘツド挿入用開口５は上下両ハー
フ３，４に形成されたり、一方のハーフのみに形
成されたりする。
内には円盤状の磁気デイスクシート１が回転自在
に収容されており、磁気デイスクシート１はその
中央部のセンターボス１ａが上下ハーフ３，４の
開口３ａ，４ａから外方に突出している。上記上
下ハーフ３，４の互いに対向する位置には、カー
トリツジ使用時に磁気デイスクシート１をケース
上に露出させるとともに磁気ヘツド（図示せず）
の挿入を許すヘツド挿入用開口５が設けられてお
り、このヘツド挿入用開口５はケース２上を摺動
自在に設けられたシヤツタ６により開閉されるよ
うになつている。さらに、上下ハーフ３，４内に
配された磁気デイスクシート１を挟んで２枚のラ
イナー部材８，９がケース２内に配される。この
ライナー部材８，９は不織布から作られ、それぞ
れヘツド挿入用開口５に対応した切欠き８ａ，９
ａを有し、上下ハーフ３，４の内面に接合固定さ
れている。カートリツジがカメラ等の装置に装填
されると上記磁気ヘツド挿入用開口５内に磁気ヘ
ツドが侵入して磁気デイスクシートと当接すると
ともに、装置側の部材であるスピンドルがセンタ
ーボス１ａの中心部に設けられた中央開口７内に
侵入してセンターボス１ａと嵌合し、センターボ
ス１ａを回転させる。センターボス１ａが回転さ
れるとこれに接着された磁気デイスクシート１も
回転し、これにより磁気ヘツドを介して磁気デイ
スクシート１上に各種情報を記録させたり読み取
つたりさせることができる。なお、この磁気デイ
スクシート１は両面に磁気記録層を有するもの
や、片面にのみ磁気記録層を有するものであり、
これに対応してヘツド挿入用開口５は上下両ハー
フ３，４に形成されたり、一方のハーフのみに形
成されたりする。
さらに、上記下ハーフ４の内面には、磁気デイ
スクシート１の外周と対向する環状突起からなる
同心リブ１１と、磁気デイスクシート１の回転中
心から偏心し、磁気デイスクシート１の内周と対
向する部分１２ａおよび外周と対向する部分１２
ｂを通る環状突起からなる偏心リブ１２とが形成
されている。この同心リブ１１はヘツド挿入用開
口５の部分では途切れている。なお、第１図では
下ハーフ４の内面のみを図示しているが、上ハー
フにも同形状のリブを設けても良いのは無論で、
磁気デイスクシート１が両面に磁気記録層を有す
る場合には上下両ハーフ３，４の内面に上記リブ
を形成し、片面にのみ磁気記録層を有する場合に
は少なくともこの磁気記録層と対向する側の内面
に上記リブを形成する。
スクシート１の外周と対向する環状突起からなる
同心リブ１１と、磁気デイスクシート１の回転中
心から偏心し、磁気デイスクシート１の内周と対
向する部分１２ａおよび外周と対向する部分１２
ｂを通る環状突起からなる偏心リブ１２とが形成
されている。この同心リブ１１はヘツド挿入用開
口５の部分では途切れている。なお、第１図では
下ハーフ４の内面のみを図示しているが、上ハー
フにも同形状のリブを設けても良いのは無論で、
磁気デイスクシート１が両面に磁気記録層を有す
る場合には上下両ハーフ３，４の内面に上記リブ
を形成し、片面にのみ磁気記録層を有する場合に
は少なくともこの磁気記録層と対向する側の内面
に上記リブを形成する。
このようなリブ１２ａ，１２ｂがあると、下ハ
ーフ４の内面にライナー部材９が接合された場
合、ライナー部材９はリブ１２ａ，１２ｂに当接
する部分が上方（磁気デイスクシート１の方）へ
盛り上げられるので、磁気デイスクカートリツジ
内においてはこの当接部分が磁気デイスクシート
１内と強く接触し、他の部分は弱く接触もしくは
接触しないことになる。このため、ライナー部材
と磁気デイスクシート１との強い接触が得られる
面積は小さく両者の間の摩擦抵抗が低下するの
で、磁気デイスクシート１の高速回転化を図るの
が容易になる。さらに、偏心リブ１２は磁気デイ
スクシート１の内周と対向する部分１２ａと外周
に対向する部分１２ｂを通る環状のリブなので、
ライナー部材におけるこの偏心リブ１２で盛り上
げられて磁気デイスクシート１と強く接触する部
分は磁気デイスクシート１の回転に応じてこのシ
ート１の全面と接触し、全面のクリーニングを効
果的に行なう。また、偏心リブ１２は環状リブな
ので、シート１の回転に伴なうシート回転方向で
の接触圧力の変化が滑らかであり、シート１の回
転中においてシート１に振動が生ずることがな
い。
ーフ４の内面にライナー部材９が接合された場
合、ライナー部材９はリブ１２ａ，１２ｂに当接
する部分が上方（磁気デイスクシート１の方）へ
盛り上げられるので、磁気デイスクカートリツジ
内においてはこの当接部分が磁気デイスクシート
１内と強く接触し、他の部分は弱く接触もしくは
接触しないことになる。このため、ライナー部材
と磁気デイスクシート１との強い接触が得られる
面積は小さく両者の間の摩擦抵抗が低下するの
で、磁気デイスクシート１の高速回転化を図るの
が容易になる。さらに、偏心リブ１２は磁気デイ
スクシート１の内周と対向する部分１２ａと外周
に対向する部分１２ｂを通る環状のリブなので、
ライナー部材におけるこの偏心リブ１２で盛り上
げられて磁気デイスクシート１と強く接触する部
分は磁気デイスクシート１の回転に応じてこのシ
ート１の全面と接触し、全面のクリーニングを効
果的に行なう。また、偏心リブ１２は環状リブな
ので、シート１の回転に伴なうシート回転方向で
の接触圧力の変化が滑らかであり、シート１の回
転中においてシート１に振動が生ずることがな
い。
なお、本例においてはシート１の外周に対向す
る同心リブを設けたが、これに代えて内周に対向
する同心リブを設けたり、内周および外周に対向
する２本の同心リブを設けたりしてもよい。
る同心リブを設けたが、これに代えて内周に対向
する同心リブを設けたり、内周および外周に対向
する２本の同心リブを設けたりしてもよい。
また、本例においては、ハーフ内面にリブを設
けてライナー部材をこの部分おいて盛り上げてい
るが、ライナー部材自体に上記同心リブおよび偏
心リブをエンボス加工し、これを平坦なハーフ内
面に接合しても本例の場合と同様の効果が得られ
る。
けてライナー部材をこの部分おいて盛り上げてい
るが、ライナー部材自体に上記同心リブおよび偏
心リブをエンボス加工し、これを平坦なハーフ内
面に接合しても本例の場合と同様の効果が得られ
る。
（考案の効果）
以上説明したように、本考案によれば、ケース
（ハーフ）内面に同心リブおよび偏心リブを設け、
このリブによりライナー部材を盛り上げてこの部
分においてライナー部材を磁気デイスク表面と強
く接触するようにしているので、磁気デイスクと
強く接触する面積が小さくライナー部材と磁気デ
イスクとの摩擦抵抗が減少し、磁気デイスクの高
速回転化が図れる。さらに、偏心リブは磁気デイ
スクの内周に対向する部分および内周に対向する
部分を通つて形成されているので、ライナー部材
の偏心リブにより盛り上げられた部分は磁気デイ
スクの回転に応じて磁気デイスクの全表面と接触
しこの表面を効果的にクリーニングする。
（ハーフ）内面に同心リブおよび偏心リブを設け、
このリブによりライナー部材を盛り上げてこの部
分においてライナー部材を磁気デイスク表面と強
く接触するようにしているので、磁気デイスクと
強く接触する面積が小さくライナー部材と磁気デ
イスクとの摩擦抵抗が減少し、磁気デイスクの高
速回転化が図れる。さらに、偏心リブは磁気デイ
スクの内周に対向する部分および内周に対向する
部分を通つて形成されているので、ライナー部材
の偏心リブにより盛り上げられた部分は磁気デイ
スクの回転に応じて磁気デイスクの全表面と接触
しこの表面を効果的にクリーニングする。
第１図は本考案に係る磁気デイスクカートリツ
ジをその構成部品に分けて示す斜視図、第２図は
上記磁気デイスクカートリツジを示す斜視図であ
る。 １……磁気デイスクシート、２……ケース、５
……ヘツド挿入用開口、６……シヤツタ、８，９
……ライナー部材、１１……同心リブ、１２……
偏心リブ。
ジをその構成部品に分けて示す斜視図、第２図は
上記磁気デイスクカートリツジを示す斜視図であ
る。 １……磁気デイスクシート、２……ケース、５
……ヘツド挿入用開口、６……シヤツタ、８，９
……ライナー部材、１１……同心リブ、１２……
偏心リブ。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 デイスクケース内に円盤状の磁気デイスクを回
転自在に内蔵するとともに、上記ケースの内面に
上記磁気デイスクの円盤面と対向して該磁気デイ
スクを回転自在に支持するライナー部材を接合し
てなる磁気デイスクカートリツジにおいて、 上記ケースの上記内面のうち、少なくとも上記
磁気デイスクの磁気記録側円盤面と対向する内面
には、上記円盤面の内周および外周の少なくとも
いずれか一方に対向した環状突起からなる同心リ
ブと、上記磁気デイスクの回転中心に対して偏心
し上記円盤面の外周近傍および内周近傍に対向す
る部分を通る環状突起からなる偏心リブとが形成
されていることを特徴とする磁気デイスクカート
リツジ。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986147016U JPH056608Y2 (ja) | 1986-09-25 | 1986-09-25 | |
| US07/100,866 US4789916A (en) | 1986-09-25 | 1987-09-25 | Magnetic disk cartridge |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986147016U JPH056608Y2 (ja) | 1986-09-25 | 1986-09-25 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6352183U JPS6352183U (ja) | 1988-04-08 |
| JPH056608Y2 true JPH056608Y2 (ja) | 1993-02-19 |
Family
ID=15420635
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986147016U Expired - Lifetime JPH056608Y2 (ja) | 1986-09-25 | 1986-09-25 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US4789916A (ja) |
| JP (1) | JPH056608Y2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CA1312375C (en) * | 1987-07-16 | 1993-01-05 | Sadao Kadokura | Magnetic recording disk cartridge |
| US5619391A (en) * | 1995-09-25 | 1997-04-08 | Kao Infosystems Company | Disc cartridge with opposing sets of crossed ribs directly pressing wiping members into contact with both sides of disc |
| US6243350B1 (en) | 1996-05-01 | 2001-06-05 | Terastor Corporation | Optical storage systems with flying optical heads for near-field recording and reading |
| US5980791A (en) * | 1996-07-17 | 1999-11-09 | Imation Corp. | Method for forming a molded-in lifter for cleaning a flexible magnetic disc |
| US6111726A (en) * | 1998-04-28 | 2000-08-29 | Imation Corp. | Data storage cartridge with rotary shutter |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4737876A (en) * | 1983-05-19 | 1988-04-12 | Verbatim Corporation | Write protect device for a record disk assembly |
| US4626949A (en) * | 1983-05-19 | 1986-12-02 | Verbatim Corporation | Magnetic record disk cleaning and stabilizing assembly |
| JPS6047175U (ja) * | 1983-09-07 | 1985-04-03 | 日立マクセル株式会社 | デイスクカ−トリツジ |
| US4677517A (en) * | 1985-05-16 | 1987-06-30 | Shape Inc. | Wiper spring assembly for the fabric liner of a floppy disc |
| JPS61280085A (ja) * | 1985-06-04 | 1986-12-10 | Fuji Photo Film Co Ltd | 磁気デイスクカ−トリツジのクリ−ニング方法 |
-
1986
- 1986-09-25 JP JP1986147016U patent/JPH056608Y2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1987
- 1987-09-25 US US07/100,866 patent/US4789916A/en not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6352183U (ja) | 1988-04-08 |
| US4789916A (en) | 1988-12-06 |
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| JPS5956681U (ja) | 磁気デイスクカ−トリツジ | |
| JPH0740427B2 (ja) | デイスクカセツト | |
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