JPS6289968A - 再粘着性マスキングフイルム - Google Patents

再粘着性マスキングフイルム

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JPS6289968A
JPS6289968A JP60231798A JP23179885A JPS6289968A JP S6289968 A JPS6289968 A JP S6289968A JP 60231798 A JP60231798 A JP 60231798A JP 23179885 A JP23179885 A JP 23179885A JP S6289968 A JPS6289968 A JP S6289968A
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JP
Japan
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layer
film
film layer
protective film
base film
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Pending
Application number
JP60231798A
Other languages
English (en)
Inventor
Noriji Iwai
岩井 紀治
Tetsuya Maekawa
哲也 前川
Shinji Omura
大村 慎次
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nitto Shinko Corp
Shinko Chemical Co Ltd
Original Assignee
Shinko Chemical Co Ltd
Shinko Chemical Industries Co Ltd
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F1/00Originals for photomechanical production of textured or patterned surfaces, e.g., masks, photo-masks, reticles; Mask blanks or pellicles therefor; Containers specially adapted therefor; Preparation thereof
    • G03F1/68Preparation processes not covered by groups G03F1/20 - G03F1/50

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (、)産業上の利用分野 本発明は、実質的に透明なベースフィルム層、剥離層、
遮光性粘着剤層及び保護フィルム層を積層させた再粘着
性マスキングフィルムに関するらのである。
(]〕)従来の技術 従来、写r↓製版用の代表的なマスキングフィルムとし
ては以下のものが知られている。
第一のマスキングフィルムとしてはグラシン紙、ワ7ク
スベーバー、塩化ビニルや塩化ビニル系共重合体をベー
スとする剥離性ンート層上にゴム系の感圧接着剤を塗布
し、マスキング層であるニトロセルロース系ラッカーを
重ね塗りしrこ積層物である(例えば米国特li′r第
357 G 491号公報)。
第二のマスキングフィルムとしてはぼりエチレンテレフ
タレートをベースフィルム層とし、その上に染料入り塩
化ビニルを塗布したらのである。
(e)発明が解決しようとする問題点 しかしながら、第一のマスキングフィルムは作業雰囲気
の温度や湿度の8毛管を受けて寸法の変化を生じ易く、
又写真原版作成11.7に使用される光源の熱により伸
縮を起こし易いなど、耐熱寸法安定性、吸湿寸法安定性
に難点があった。
又、ニトロセルロース系ラッカーの場合、層が比較的7
いため剥離性シート層との間の厚み及び保護フィルムと
の間の厚みによって写実体との間でズレが生じ、この結
果精密な写実を要する際には不向きな製品であった。
又保護フィルム層より剥離、分離されたベースフィルム
は強度が不充分なため破断、伸びを起こし易い等の欠点
を持っている。
一方、fPa二のマスキングフィルムは塩化ビニルJ1
りを−・旦剥離すると、それを再びベースフィルムに接
着させたりシルクスクリーンや写真版に貼りつけること
は事実上不可能であっtこ。
更に、最近では上記の改良タイプと見られるベースフィ
ルム層及び保護フィルム層にポリプロピレンフィルムを
用い、又アクリル系粘着剤に染料を加えて遮光性粘着剤
層としたものが市販されているが、ベースフィルム層と
(LJフィルム層が同じポリプロピレンフィルムで形成
されているから保護フィルム層をベースフィルム層から
剥離させるためにはベースフィルム層に離型処理を施す
必要があり、離型処理を施こすことにより以下に述べる
問題が生じていた。
先ず、第一の問題点としては、マスキングフィルムとし
て使用する場合、CADグラフやカットナイフにより、
所定の図案作成のため保護フィルム層よりカントしてい
くが、ポリプロピレンフィルムはその臨界表面張力が3
1 dyne/ c+aと比較的小3 < 、このため
ポリプロピレンフィルム(ベースフィルム層)に剥離層
で剥離処理を施すと粘着力が、としく低下し、この結果
、カット面に沿って浮きが発生し、写真製版等でのQ部
が不鮮明になるのであった。
第二の問題点としては、遮光性粘着剤層を形成して成る
保護フィルム層をベースフィルム層より剥離したとき、
該遮光性粘着剤層に含まれる染料がベースフィルム層に
転着し、この結果、ベースフィルムの光線透過性が悪く
なるといった問題があった。
(d)問題点を解決するための手段 本発明者らは上記問題点を解決すべく種々検討を重ねた
結果、実質的に透明なベースフィルム層と保護フィルム
層を共に臨界表面張力が比較的大きいポリエステルフィ
ルムを用いて遮光性粘着層の投錨効果を維持すると共に
剥離層として長鎖アルキル系共重合体から成る反応性共
重合体を用い、これによって、ポリエステルフィルムと
の適度の投錨効果と21g1性をもたせることを見い出
し、本発明を完成するに至ったものである。
つまり、ベースフィルム層及び保護フィルム層を共に臨
ソ1!人面張力が比較的大きなポリエステルフィルムを
用い、又剥離角すとして適度の剥離性を有1−る長鎖ア
ルキル系共重合体を用いるとtくべきことに保護フィル
ム層への密着性とベースフィルムJC’Jからの適度な
剥離性を両立させることが可能となってカットナイフ等
によりカットする際、カント面に沿って浮きが発生しな
いことが認められたのである。
即ち、本発明は、実質的に透明なベースフィルム層、剥
離層、遮尤性粘XJ削Ri及び保護フィルム層を順次積
層してなるマスキングフィルムであって、上記ベースフ
ィルム層と上記保護フィルム層を共にポリエステルフィ
ルムで形成し、且つ上記剥離層を長鎖アルキル系大型合
本から成る剥離層で形成したことを特徴とするものであ
る。
以下、本発明の詳細な説明する。
本発明に用いられる実質的に透明なベースフィルム層、
保:aフィルム層としては共にポリエステルフィルムで
形成されていることを要する。
ポリエステルフィルムは臨界表面張力が大きく、しがち
寸法安定性、耐熱性及び機械的特性が優れ、更に吸水性
や透湿性が低く、ベースフィルム層や保護フィルム層に
好適である。
そして、本発明に用いられるポリエステルフィル11と
しては、例えばポリエチレンテレフタレート、ポリブチ
レンテレ7タレー1・、ポリエチレンイソ7タレート等
が挙げられるが、これらのうちポリエチレンテレフタレ
ート、ポリブチレンテレフタレートが臨界表面張力が比
較的大きく、しかも上述の寸法安定性、吸水性、耐熱性
等の31 T>性が特にfりれるから最も好ましいので
ある。
上記臨界表面張力とは、固体面上で液体炭化水素その池
の有(′3.液体化合物の同族列が示す接触角をθ、そ
の液体の表面張力をγとすると、cosθとγとの関係
は同族体の種類に関係せず大体一本の直線となることが
多い。
この時θ=0、即ちcosθ=1に相当するγの値をそ
の固体の臨界表面張力という。
そして、上記ベースフィルム層としては実質的に透明の
ポリエステルフィルムで形成したものでよいが、待に、
無色透明のポリエステルフィルムで形成せたものが最も
好ましく、又延伸、無延伸いずれのポリエステルフィル
ムも使用できるが、フィルム強度と寸法安定性より、特
に2軸延伸したポリエステルフィルムが好ましく、又そ
の厚さは6〜300μW程度が好ましく、特に、取扱い
性、加工性等の観点から12〜150μ鎗が望ましい。
又、上記保護フィルム層としては、延伸、無延伸いずれ
のポリエステルフィルムも使用できるが、フィルム強度
と寸法安定性より2紬延伸したポリエステルフィルムが
好ましく、又その厚さは3〜150AIω程度が好まし
く、取扱い性、加工性等の観点から6〜80μIIIが
最も望ましい。
又、本発明にJ[1いられる離型剤としては、長鎖アル
キル系の反応性共重合体が好適に使用され、具体的には
、例えば、炭素数が12−20の(メタ)アクリル酸ア
ルキルエステルと、アクリル酸、アクリコニ1リル又は
酢酸ビニル等との共重合体からなる長鎖アルキルアクリ
レート大型合本、アルキルビニルエーテル(C112=
 CI(OI?、Rは炭素数が10〜20のアルキル基
)と無水マレイン酸、アクリル酸、アクリロニトリル又
は酢酸ビニル等との共重合体からなる長鎖アルキルビニ
ルエーテル共電合本、N−アルキルアクリルアミド(C
H2= CH−CON HR、Rは炭素数10〜20の
アルキル基)と、アクリロニトリル又は酢酸ビニル等と
の共重合体からなる長鎖アルキルアクリルアミド共重合
体、マレイン酸モノエステル(1−TCOOCII =
 C+l −C○○R,R1,を炭素数10〜20のア
ルキル基)等と酢酸ビニル等との共重合体からなるマレ
イン酸の長鎖アルキル誘導体の共重合体、炭素数が10
〜20の(メタ)アクリル酸アルキルエステルと無水マ
レイン酸等との共重合体からなる長鎖アルキルアリルエ
ステルの共重合体、よりなる群より選ばれた少なくとも
一種の剥離層の層が挙げられる。
そして、これらの剥離層は上記のベースフィルム層や保
護フィルム層に対して適度の投錨力と剥離性を有するの
である。
又、上記保護フィルム層−りに設けられる遮尤性粘着剤
ノ(4としては、アクリル系或はゴム系等の粘着性組成
物の池、これと相溶性があり、混合して使用できる熱可
塑性+34脂などで全零として粘着性を有するものが使
用できるが、耐候性と粘着性に優れているアクリル系粘
着性組成物が1、りに好まし〜1 。
上記粘着性m酸物に遮光性を付与するための着色剤とし
ては染料や顔料或は染料と顔料の混合物を使用すること
ができ、染料としては油性染料、有数溶媒可溶性染料、
金属錯塩染料等が例示され、粘着性組成物と良好な相溶
性があり、熱や紫外線;こメ4L色調の変化の少ないも
のが好ましいが、マスキングフィルムとして遮光性を満
たすものであれば染料の色1関や構造(二ついては、特
に限定されるものではない。
上記の粘着性組成物と着色剤の溶剤としては、アセlン
、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケI・ン、ン
クロヘキサ/ン、酢酸エチル、酢酸ブチル、ドルオール
、キンロール等が挙げられる。
又、」二記の保:11フィルム層及び/又は遮毘性粘′
XI剤層には、所望により毘の反射を防止する[1的で
つや消し加工を適宜施したり、或は酸化防止剤、安定剤
、紫外線吸収剤、ブロッキング防止剤及び’i’f電防
止剤等の配合剤を混合してもよいのである。
つや消し剤としては粒径10μIl+以下の〕!■歳系
粉末(例えば含水シリカ)が挙げられる。つや消し剤の
配合量は保護フィルム又は遮毘性粘着剤層の(jf 1
11’?固形分100重量部に対して0.5〜5重量部
の範囲で添加、;h゛8合するのが好1士しい。
上記帯電防止剤としては粘着性組成物に溶解しうるむの
であれば限定されるものではなく 、q、yにカチオン
系帯電防止剤が好ましい。この帯電防止剤としては、例
えばアルキロイル(炭素数8〜24程度)アミ7プロビ
ルノメチルヒドロキシエチルアンモニウム、7ルキルア
ミン塩や第4級アンモニウム塩(例えばN 、N 、N
 、Nテトラアルキルでアルキル基はその少なくとも一
つは炭素数8〜24程度以上のものであり、残りは炭素
数1〜5程度のものである。)などが例示される。
)j″?電防止削の配合量としては、蔀電気の発生を防
止するに十分な量であればよく、保護フィルムICり又
は粘着性組成物の(!J4脂固形分100重量部に対し
て1〜10重量部とするのが好ましい。
又、池の配合剤の配合割合は、保護フィルム層又は粘着
性組成物の樹蒲固形分100重量部に対して0.1〜5
重量 ff1sとするのが好ましい。
(e)作用 本発明の再粘着性マスキングフィルムはそのベースフィ
ルムMl ト保Hフィルム層を共にポリエステルフィル
ムで形成しているから、マスキングフィルムに要求され
る寸法安定性、耐熱性及び+91械的特性等の各1、?
性が優れているのであり、しかも保:aフィルム層に形
成される剥離層として、長鎖アルキル系の反応性共重合
体から成る剥離層を用いているから、ベースフィルム層
及び保護フィルムR4に灯して適度の投錨作用と剥離作
用を有し、換言すると剥離性がさ程大きくなく、この結
果、所定の図案作成の際にカット面に浮きが発生しない
作用を有するのである。
又、保護フィルム層に密着している遮光性粘着剤層は柔
軟でベースフィルム層に何回も繰り返して貼着でき、し
たがって、当該ベースフィルム層を何回らマスキングし
たり或はシルクスクリーンや写真版に何回も貼り付ける
作用を有するのである。
又、本発明の再粘着性マスキングフィルムは遮光性粘着
剤層を形成して成る保護フィルム層をベースフィルム層
より剥離したとき、該遮光性粘着剤層に含まれる染料が
ベースフィルムR4に’K ’Xiしない。この理由に
ついては、明確ではないが、ベースフィルム層(ポリエ
ステルフィルム)と染料トの聞に親和性がなく、この結
果、染料がベースフィルム層1こ転写しにくいためと推
考される。
(「)実施例 以下、本発明を実施例につき詳細に説明するが、本発明
はこれに限定されるものではない。
実施例1 粘着性組成物としてアクリル酸ブチル85重量部、アク
リロニトリル14重量部、2−ヒドロキンエチルメタク
リレート1重1iISがら成る分子−量(、′)60万
(数嘔均分子呈)のアクリルゴムを用い、これをメチル
エチルケトンに固形分濃度が10重電%になるように溶
解した。
この粘着性組成物溶液に遮光性染料であるスピロンオレ
ンジ2 R11(保土谷化学工業社製)8重量部と、カ
チオン系帯電防止剤であるドデカロイルアミ7プロビル
ノメチルー2′−ヒドロキシエチルアンモニウム4重量
部を混合し、均一な溶液になるまで光分に攪拌を行い、
次いで、固形分濃度が6.0重量%なるようににメチル
エチルケトンで希釈して遮光性塗工用溶液とした。該溶
液は温度23°Cで粘度が900センチボイズであった
保+J 7 イルム層(2)としては透明で臨界表面張
力が43 dync!:/ cu、 17さ25μ【n
の2細延伸ポリエチレンテレフタレートフイルム(ポリ
エステルフィルム)を使用し、上記塗工用溶液を片面に
ロールコータ−で乾燥後の塗膜の117さが10μIn
になるように塗工して温度100〜110“Cで5分間
・乾燥を行った。
このようにして、イ呆、liフィルム層(2)に予め遍
ソ0性粘着削層(3)を形成した。
次ぎに実質的に透明なベースフィルム層(4)としては
lll!界表面張力が35 dynes/ canで1
7510()μI11の無色透明のポリエチレンテレフ
タレートフィルム(ポリエステルフィルム)を用い、該
ベースフィルム/[(4)上に、オクタデシルビニルエ
ーテル(A>とアクリルPjl(B)がら成る長鎖アル
キルヒニルエーテルの共fff 合体((、\)と(B
)のモル比が3大・12)溶液を塗工、乾燥して剥離層
(5)を形成し、譲ベースフィルムJvl(4)におけ
る剥離層(5)側を上記保護フィルム層(2)における
遮光性粘着剤層(3)の露出面側に貼り合わせて本発明
の再粘着性マスキングフィルム(1)を得た。
比較例 遮光性塗工用溶液として実施例1と同じものを使用し、
保護フィルム層として透明で臨界表面張力が31 dy
neS/ cIn、厚さ25μII+のポリプロピレン
フィルムを用い、この保護フィルム層の片面に、実施例
1と同様の遮光性塗工用溶液をロールコータ−で乾燥後
の塗膜厚さが10μmになるように塗工して温度100
〜110 ’Cで5分間乾燥を行った。
このようにして、保護フィルム層に遮光性粘着剤層を形
成した。
次に、無色透明のベースフィルム層としては厚さ60μ
mのポリプロピレンフィルムを使用した。
一方、公知の剥離層である付加重合型のツメチルポリシ
ロキサンの30重量%トルエン溶液100重ヱ部に対し
白金触媒(商品名PL−3:信越化″7エ業)L ff
 ) 1重量部を添加し、これを均一になるまで攪拌、
混合した後、固形分濃度が3重量%になるまでトルエン
で希釈する。
上記ベースフィルム層の片面に、上記剥離層の溶液をキ
スコーターで、乾燥後(固形分)の刹駈削の量が0 、
 1 g/ l112となるように均一に塗工して温度
100〜110℃で5分間乾燥した。
このベースフィルム層の剥離処理面側に、」二記保2!
フィルム層の遮光性粘着剤層側を貼り合わせて市販品と
同様なマスキングフィルムを得た。
実施例2 粘着性組成物としてアクリル酸ブチル85重量部、アク
リロニトリル14重量部、2−ヒrロキンエチルメタク
リレート1重景部から成る分子量約60万のアクリルゴ
ム90重量部と、塩化ビニル90重量部及び酢酸ビニル
10重量部から成るビニル共重合体(平均重合度750
)10重量部の混合物をメチルエチルケトンに完全に溶
解しく固形分濃度10重1%)、この粘着性組成物溶液
100重1部(固形分)に対して遮光性染料であるスビ
ロンオレンノ2RII(保塔化学工業社製)8重量部を
配合し均一に混合した。
かくして4’3られた遮光性粘着411成物溶液の固形
分100重量部に対してつや?i¥し削である平均粒度
4μma以下の含水無品形二酸化ケイ素(酸化ケイ素含
有量97重量 9f)以上)1重量部を混合して遮光性
塗工用溶液を得た。
次いで、市販のシリコーン処理して成る剥離紙のP、r
I離面に上記遮光性塗工用溶液を、乾燥後の膜17が1
5μII+となるように、ロールコータ−で塗工して温
度100〜110°Cで5分間乾燥後し、これによって
剥離紙上に遮光性粘着剤層(3)を形成した。
又、保護フィルム層(2)として、透明で、厚さ50μ
II+のポリブチレンテレ7タレートフイルム(ポリエ
ステルフィルム)を用い、+d 保護フィルム層(2)
の片面に、上記遮光性粘着剤層(3)を圧着して転写し
、これによって保護フィルムKJ(2)の片面に遮光性
粘着剤層(3)を形成した。
一方、実質的に無色透明なベースフィルム/1(4)と
して、無色透明で厚さが100μinのポリブチレンテ
レフタレートフィルムを使用し、該ベースフィルム層(
・1)−にに、メタアクリル酸オクタデシル(A)と7
クリロニトリル(B)から成る艮4r【アルキルアクリ
レート共重合体((A)と(13)のモル比が11肘9
)溶液を塗工、乾燥して剥離WJ(S)を形成し、該ベ
ースフィルム層(・t)における剥離層(5)側を上記
遮光性粘着層(3)付き保護フィルム(2)におけるY
1該遮光性粘着剤層(3)側と貼り合わせて本発明の再
粘着性マスキングフィルム(1)を得た。
上記3実施例及び比較例の各特性結果を第1表に示す。
(以下余白) 第1表より、本発明のマスキングフィルムはカットの際
1こ浮きが発生せず、又保護フィルム層を剥離した後、
遮光性粘着剤層がベースフィルム層に残(rぜず、しか
も再粘着性を有するなど、比較例に比べて優れた特徴を
有rることが認められる。
(ビ)発明の効果 本発明の再粘着性マスキングフィルムはベースフィルム
層と保護フィルム/[を共にポリエステルフィルムで形
成しているから寸法安定性、耐熱性(カールが発生しな
い)及びぺ械的特性等の?S14性が優れるのであり、
しがも保護フィルム層上の♀1j離層を、長鎖アルキル
系の反応性共重合体から成る剥離層で形成し、譲剥離層
はベースフィルム層及び保護フィルム層に対して適度の
投錨効果と剥離効果を有するからカッターナイフ等で保
護フィルム層から切り目を入れた際、ベースフィルムの
浮きの発生がほとんどなく、この結果、精密な写真製板
を行うことがrきる等の効果を奏するのである。
又、本発明の再粘着性マスキングフィルムは保護フィル
ム層をベースフィルム層から剥離したとき、当該ベース
フィルム層に遮光性粘着剤層が残存しないなどの優れた
効果を有するのである。
更に、本発明の再粘着性マスキングフィルムは保護フィ
ルム層を剥離した後、この保護フィルム1gを、再びベ
ースフィルム層に貼着したり、或はシルクスクリーンや
′り頁版に何回ら貼り付けることができる結果、取り扱
い易く、極めて有用であ乙。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のマスキングフィルムの要部拡大断面図
である。 (1)・・・再粘着性マスキングフィルム、(2)・・
・保:aフィルム層、(3)・・・遮光性粘着剤J音、
(4)・・・ベースフィルム層、(5)・・・All 
RM。 特許出願人 fr興化学工業株式会社 第1図 1−j)メ古1マスAンク゛フィルA 2−−−44葉フィルム層 3−・−憾IL征屓1剤層 4・−−へ・−久フィルム戸1 5−J円#贋

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)実質的に透明なベースフィルム層、剥離層、遮光
    性粘着剤層及び保護フィルム層を順次積層してなるマス
    キングフィルムであって、上記ベースフィルム層と上記
    保護フィルム層を共にポリエステルフィルムで形成し、
    且つ上記剥離層を長鎖アルキル系共重合体から成る剥離
    層で形成したことを特徴とする再粘着性マスキングフィ
    ルム。
  2. (2)上記ポリエステルフィルムがポリエチレンテレフ
    タレートフィルム又はポリブチレンテレフタレートフィ
    ルムである特許請求の範囲第1項記載の再粘着性マスキ
    ングフィルム。
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Cited By (3)

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