JPS6282944A

JPS6282944A - 超音波内視鏡の走査装置

Info

Publication number: JPS6282944A
Application number: JP60221368A
Authority: JP
Inventors: 正高橋; 反保　誠
Original assignee: Hitachi Medical Corp; Asahi Kogaku Kogyo Co Ltd
Current assignee: Pentax Corp; Hitachi Healthcare Manufacturing Ltd
Priority date: 1985-10-03
Filing date: 1985-10-03
Publication date: 1987-04-16
Anticipated expiration: 2009-11-02
Also published as: JPH0685779B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野］この発明は体内に挿入して超音波断層電番こよる診断を
行なう超音波内視鏡に関するもので、特に、超音波の走
査を機械的に行なう超音波内視鏡の走査装置の改良に関
するものである。

［従来の技術］従来この種の装置としてたとえば第４図に示すごとく、
挿入部の先端ａ内部に光学系各種部材すを配置すると共
に、超音波振動子Ｃを内蔵させ、この振動子Ｃから発信
される超音波を。

走査部材たとえば振動子ホルダーｄを回転させることに
よって機械的に走査するようにしたものが知られている
。（実開昭５７−７８８０５号公＋ジ）。

この種装置は、超音波の走査方位を知るために、走査部
材ｄの回転角度とその回転角度の基準となる基準方向と
を検出する８問があるが、従来は、回転角度情報と１．
（型方向情報とが記録され走査部材ｄと共に回転する表
示体ｅと、その情報を読みとり、上記の２つの情報信号
を出力する１つの検知器ｆにより回転角度と２＆準方向
の検出を行なっていた。

［発明が解決しようとする問題点］上記の従来の超音波内視鏡の走査装置は、１つの検知器
から２つの情報信号を出力していたので、その信号を処
理する際に２つの信号を分離しなければならず、信号処
理回路が複雑化して、多種少量生産されるこの種装置の
コストアップの原因などにもなっていた。

しかし、挿入部の先端内部に回転角度検知器と基準方向
検知器を別設すると、挿入部先端が大きくなって、体内
に挿入され小型化が要求される超音波内視鏡にとって重
大な欠点となるので、上記のごとく、従来は、挿入部先
端を大きくしないために、信号処理回路を複雑化するこ
とでまとめていた。

本発明はこのような事情に着目してなされたもので、挿
入部先端内にコンパクトに収納され、しかも中線な回路
により信号処理をすることができる超音波内視鏡の走査
Ａ置を提供することを目的とする。

［問題点を解決するための手段］ｌユ記［１的を達成するため、本発明の超音波内視鏡の
走査装置′冴は挿入部の先端内部に超音波振動子を設け
、この振動子から発信される超音波を、回転駆動される
走査部材により回転走査するようにした超音波内視鏡の
走査装置において、回転角度情報とその回転角度の基準
となる）、（憎方向情報とが記録され上記走査部材と共
に回転する表示体を設けると共に、上記回転角度情報と
基準方向情報を検出して各々の検出信号を仙台：して出
力する回転角度検知Ｆ段と基準方向検知１段とを一体的
に−１−記表示体に対向して設けたことを特徴とする。

［作用］走査部材を回転駆動すると、それと共に、回転角度情報
と基準方向情報とが記録された表示体が回転し、これら
の情報を回転角度検知手段と基準方向検知手段が読みと
って各々の検出信号を独立して出力する・また回転角度検知手段と基準方向検知手段とは一体的に
設けられているので、従来の一個の検知器の場合と同程
度に、挿入部の先端内部にコンパクトに収納することが
できる。

［実施例］本発明の一実施例を第１図ないし第３図にもとづいて１
悦明する。

第２図は本発明に係る超音波内視鏡の挿入部先端１を示
しており、該挿入部先端１は図示しない公知の操作部に
連結された可撓管２の先端に連結されている。

図中３は先端部本体であり、該先端部本体３には超音波
伝播効率のよい合成樹脂などからなる先端キャップ４が
液密に取着されており、この先端キャップ４内には振動
子収容室５が形成され、その中に超音波伝播効率のよい
液体カ充填されている。

また先端部本体３には走査部材として振動子ホルダ６が
回転自在に支持されており、該振動子−ホルダ６には例
えば密着巻したコイルよりなる可撓軸７の一端が連結さ
れ、このｕＴ撓輪軸７他端側は可撓管２内を通って操作
部においてモータ８の出力軸に連結されている。

そして、振動子ホルダ６には超音波振動子９が装着され
ており、この超音波振動子９は先端キャップ４の径方向
に超音波を送受信するように設けられている。

１０は上記ａ　、Ｍ波振動子９に超音波駆動信号を伝送
すると共に、受信されたエコー波を伝送する信号ケーブ
ルであり、この信号ケーブルｌＯは上記可撓軸７内に挿
通されて操作部に導びかれ、図示しない超音波送受信回
路に接続されている。

１１は回転角度情報とその回転角度の基準となる基準方
向情報とが記録され、１−記振動子ホルダ６の端部に一
体に取着された表示体を示し、該表示体１１は例えば第
１図に示すように回転角度情報記録部１２として鏡面あ
るいは白色系の色とした光反射部１２ａと黒色系の色と
した無反射部１２ｂとが回転方向に沿って交ゲに放射状
に形成され、その外側に近接して基準方向情報記録部１
３として光反射部１３ａよりなる面の一カ所に無反射部
１３ｂが形成されている。この基準方向情報記録部１３
は回転角度情報記録部１２の内側に近接して設けてもよ
い、また、無反射部を光透過部としてもよく、この場合
にはガラス板等に金属を蒸着する等の方法により形成す
ることができる。

１５．１６．１７は、上記回転角度情報及び基準方向情
報を読みとる回転角度検知手段及び基準方向検知手段と
しての光ファイバー、１４は北記表示体１１と対向して
設けられ上記光ファイバー１５．１６．１７の端部が挿
通固定された支持パイプを示し、この支持パイプ１４は
その管軸を中心として回転自在に設けられると共に、そ
の管軸中央に照明用光ファイ／＜−１５が回転角度情報
記録部１２と基準方向情報記録部１３との境界部分に対
向するように配設され、照明用光ファイバー１５の周囲
に受光用光ファイバー１６及び１７が相互に所定の角度
（例えば１３５度）をとって配設され　受光用光ファイ
バー１６が回転角度検知手段として回転角度情報記録部
１２に対向し、もう１つの受光用光ファイバー１７が基
準方向検知ｒ没としてノ１（部方向情報記録部１３に対
向している。第３図はこれらの位置関係を示している。

１８は支持パイプ１４を固定するための固定用ネジであ
り、支持パイプ１４を先端部本体３に組み付ける際には
、支持パイプ１４を回転させて、受光用光ファイバー１
６．１７が表示体ｌｌ上の回転角度情報記録部１２及び
基準方向情報記録部１３に対してｈｋ適の位置関係にな
るように調整をしたうえで、固定用ネジ１８を締め付は
固定する。このように回転自在な支持パイプ１４の管軸
中央に照明用光ファイバー１５を配設し、該照明用光フ
ァイバー１５の周囲に所定の角度をとって回転角度検知
用及び基準方向検知用の受光用光ファイバー１６．１７
を配設したことにより、上記表示体１１に対する位置関
係を容易に微調整して組み付けることができる。

そして、上記光ファイバー１５．１６．１７の他端側は
可撓管２内を通って操作部に導びかれており、照明用光
ファイバー１５の端部には発光素子１９が対向して設け
られ、受光用光ファイバー１６．１７の端部には各々受
光素子２０．２１が対向して配設され、これら発光素子
１９および受光素子２０．２１は信号制御回路２２に接
続されている。

また先端部本体３の側面には公知の観察窓２３及び照明
窓２４などが設けられており、その他イメージガイドフ
ァイバー等公知の手段との組みあわせにより操作部側か
ら先端部本体３の側方を観察できるようになっている・次に未実施例の動作について説明する。

挿入部先端ｌを体内に挿入し、先端キャップ４の側面を
目的とする部位の体壁に密着させる。モしてモータ８を
駆動して可撓軸７を介して振動子ホルダ６を回転させて
、超音波振動子９を回転させると共に、図示しない超音
波送受信回路を駆動して、ｔｌｊ（音波振動子９からＭ
ｉｇ波を発信し、そのエコー波を受信する。

これと併行して１発光素子１９を点灯させる。その光は
照明用光ファイバー１５を通って表示体１１の回転角度
情報記録部１２及び基準方向情報記録部１３を照射する
。そして回転角度情報記録部１２の光反射部１２ａが照
射されるとその反ｑ＃光は回転角度検知用の受光用光フ
ァイバー１６に入射して受光素子２０に受信され、基準
方向情報記録部１３の光反射部１３ａが照射されるとそ
の反射光は２！準方向検出用の受光用光ファイバー１７
に入射して受光素子２１に受信される。また、表示体１
１が回転して無反射部１２ｂ　、１３ｂが照射きれると
きは光は吸収されて受光素子２０，２１には受信されな
い。

そしてこれら受光素子２０．２１によるオン・オフ信号
が信号制御回路２２で処理されて、回転角度検知用の受
光用光ファイバー１６の出力信号から振動子ホルダ６の
回転角度が検出され、基準方向検知用の受光用光ファイ
バー１７の出力信号から振動子ホルダ６の）＆準方向が
検出される。そしてこれら回転角度情報信号及び基準方
向検出信号とエコー波信号の信号処理を回期させること
により再生走査が行なわれて、図示しないモニターに超
音波断層像が表示される。

尚、上記実施例において、走査部材は超音波振動子９を
装着した振動子ホルダ６としたが、本発明はこれに限定
されるものではなく、走査部材はｉｆｉ音波振動子に対
向して設けられモーターにより回転駆動される。ｔｆｌ
音波反射体などであってもよい、また、表示体１　’１
は走査部材に直接堆石されたものに限定されるものでは
なく、表示体ｉｔが走査部材と共に回転するように、没
けられていればよい。

［発明の効果］本発明のｌ１ｌｆｌａ波内視鏡の走査装置によれば、回
転角度検知手段と基準方向検知手段とが、各々回転角度
検出信号と基準方向検出信号を独立１−で出力するので
、その信号処理回路が非常にシンプルなものとなって、
多種少−；生産にも適し、しかも、回転方向検知１段と
基準方向検知手段とを一体的に表示体に対向して設けた
ので、挿入部先端がコンパクトでｊＱ者に無用の苦痛を
かえず、また組立調整が容易である等の効果かある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による一実施例の品部を示す斜視図、第
２図はその一実施例の挿入部先端の側面断面図、第３図
はその一実施例の表示体と照明用及び受光用光ファイバ
ーとの位置関係を示す正面略示図、第４図は従来の超音
波内視鏡の走査装置の側面断面図である。 ■・・・挿入部先端　　　３・・・先端部本体６・・・
振動子ホルダ　　７・・・ｉＩｒ　ｊえ軸８・・・モー
タ　　　　　９・・・超音波振動子１０・・・信号ケー
ブル　１１・・・表示体１２・・・回転角度情報記録部１３・・・Ｊ、Ｉｉ牛力方向情報記録部１２ａ１３ａ・・・光反射部１２ｂ、１３ｂ・・・無反射部Ｌ４・・・支持バイブ　１５・・・照明用光ファイバー
１６．１７・・・受光用光ファイバー１９・・・発光素子　　２０．２１・・・受光息子特許
出願人　旭光学工業株式会社株式会社　［１立メデイコ

Claims

【特許請求の範囲】１、挿入部の先端内部に超音波振動子を設け、この振動
子から発信される超音波を、回転駆動される走査部材に
より回転走査するようにした超音波内視鏡の走査装置に
おいて、回転角度情報とその回転角度の基準となる基準方向情報
とが記録され上記走査部材と共に回転する表示体を設け
ると共に、上記回転角度情報と基準方向情報を検出して
各々の検出信号を独立して出力する回転角度検知手段と
基準方向検知手段とを一体的に上記表示体に対向して設
けたことを特徴とする超音波内視鏡の走査装置。２、上記回転角度検知手段と基準方向検知手段は、各々
、上記表示体に光を照射する照明手段と該照明光の表示
体からの反射光を受光する受光手段よりなる特許請求の
範囲第１項記載の超音波内視鏡の走査装置。３、上記照明手段及び受光手段が共に光ファイバーであ
る特許請求の範囲第２項記載の超音波内視鏡の走査装置
。４、上記の光ファイバーが１つの支持パイプ内に配設さ
れており、照明用光ファイバーがその管軸中央に、回転
角度検知用及び基準方向検知用の各々の受光用光ファイ
バーが照明用光ファイバーの周囲に所定の角度をとって
配設されている特許請求の範囲第３項記載の超音波内視
鏡の走査装置。５、上記回転角度情報が表示体の回転円周方向に沿って
記録され、基準方向情報がその外側又は内側に近接して
記録され、それらの境界部分に上記支持パイプの管軸中
心が対向して配設されている特許請求の範囲第４項記載
の超音波内視鏡の走査装置。６、上記支持パイプがその管軸を中心として回転自在で
あると共に任意の回転位置で固定し得る特許請求の範囲
第５項記載の超音波内視鏡の走査装置。７、上記回転角度情報と基準方向情報は、共に、表示体
上に光反射部と光吸収部を形成することにより記録され
ている特許請求の範囲第２、３、５又は６項のいずれか
１項に記載の超音波内視鏡の走査装置。