JPS6272108A - アルミニウム電解コンデンサ用電解液 - Google Patents
アルミニウム電解コンデンサ用電解液Info
- Publication number
- JPS6272108A JPS6272108A JP21352685A JP21352685A JPS6272108A JP S6272108 A JPS6272108 A JP S6272108A JP 21352685 A JP21352685 A JP 21352685A JP 21352685 A JP21352685 A JP 21352685A JP S6272108 A JPS6272108 A JP S6272108A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- aluminum electrolytic
- electrolyte
- electrolytic solution
- carbon atoms
- acid
- Prior art date
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- Pending
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- Electrolytic Production Of Metals (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明はアルミニウム電解コンデンサ用電解液に関する
ものである。
ものである。
従来の技術
従来１００Ｗ Ｖクラスのアルミニウム電解コンデンサ
用電解液はエチレングリコールを主体とした溶媒にアジ
ピン酸またはその塩を溶解した電解；夜が多用されてい
る。
用電解液はエチレングリコールを主体とした溶媒にアジ
ピン酸またはその塩を溶解した電解；夜が多用されてい
る。
発明が解決しようとする問題点
近年、アルミニウム電解コンデンサの小型化、高信頼化
に伴い、アルミニウム電解コンデンサ用電解液としては
比抵抗が低く、高温で安定な電解液が要求されている。
に伴い、アルミニウム電解コンデンサ用電解液としては
比抵抗が低く、高温で安定な電解液が要求されている。
比抵抗を低くするために従来電解液中の水の配合比の増
大あるいは溶ＩＩを増大させているが、いずれも火花電
圧が低下し、使用電圧範囲が限定される問題が生じる。
大あるいは溶ＩＩを増大させているが、いずれも火花電
圧が低下し、使用電圧範囲が限定される問題が生じる。
問題点を解決するための手段
本発明は上述の問題点を解消するため、エチレングリコ
ールを主体とした溶媒に炭素数８で側鎖にアルキル基を
有する二塩基酸またはその塩のうち１種もしくは２種以
上を溶質として溶解したことを特徴とするアルミニウム
電解コンデンサ用電解液である。
ールを主体とした溶媒に炭素数８で側鎖にアルキル基を
有する二塩基酸またはその塩のうち１種もしくは２種以
上を溶質として溶解したことを特徴とするアルミニウム
電解コンデンサ用電解液である。
作用
二塩基酸の比抵抗は２個のカルボキシル基の間の炭素数
と共に増加する。同様に高温での安定性と火花電圧は総
炭素数とともに増加する。本発明の電解液の側鎖基を有
する二塩基酸はカルボキシル基の間の炭素数に対応する
比抵抗を示し、かつ総炭素数に対応する高温安定性と高
い火花電圧を有するため、低比抵抗でも高温で安定な作
用を有する一方、使用電圧でも安定である。
と共に増加する。同様に高温での安定性と火花電圧は総
炭素数とともに増加する。本発明の電解液の側鎖基を有
する二塩基酸はカルボキシル基の間の炭素数に対応する
比抵抗を示し、かつ総炭素数に対応する高温安定性と高
い火花電圧を有するため、低比抵抗でも高温で安定な作
用を有する一方、使用電圧でも安定である。
また、炭素数７以下では火花電圧が低下し、エージング
中にショートバンクが生じ、炭素数９以上ではエチレン
グリコールを主体とした溶媒に対する溶解度が減少し、
比抵抗を低くするのに必要なだけの溶質量を溶かすこと
ができないため、炭素数８と限定した。
中にショートバンクが生じ、炭素数９以上ではエチレン
グリコールを主体とした溶媒に対する溶解度が減少し、
比抵抗を低くするのに必要なだけの溶質量を溶かすこと
ができないため、炭素数８と限定した。
実施例
以下、本発明の実施例について説明する。
第１表は電解液組成と、３０℃における電解液の比抵抗
値と、定格２５０ＷＶ、３３μＦとして陽極箔に３５０
Ｖ化成箔を使用したコンデンサ素子に従来例の電解液と
本発明の電解液を含浸後組み立てた製品に１ｍ＾／個の
電流を流して８５゛Ｃで火花電圧を測定した値を対比し
たものである。
値と、定格２５０ＷＶ、３３μＦとして陽極箔に３５０
Ｖ化成箔を使用したコンデンサ素子に従来例の電解液と
本発明の電解液を含浸後組み立てた製品に１ｍ＾／個の
電流を流して８５゛Ｃで火花電圧を測定した値を対比し
たものである。
第２表は第１表に示す電解液を用いて定格２５ＷＶ、２
２００μＦのアルミニウム電解コンデンサを製作し、１
０５℃１０００時間の高温負荷試験を行った結果を示す
。
２００μＦのアルミニウム電解コンデンサを製作し、１
０５℃１０００時間の高温負荷試験を行った結果を示す
。
なお、各特性は電解コンアンサ試料１０個の平均で、漏
れ電流は定格電圧印加１分後の値である。
れ電流は定格電圧印加１分後の値である。
第３表は第１表に示す電解液を用いて定４８１６０Ｗｖ
、４７μＦのアルミニウム電解コンデンサを製作し、８
５°Ｃ２０００時間の高温負荷試験を行った結果を示す
。
、４７μＦのアルミニウム電解コンデンサを製作し、８
５°Ｃ２０００時間の高温負荷試験を行った結果を示す
。
なお、第２表および第３表の各特性は電解コンデンサ試
料１０個の平均値を示し、漏れ電流は定格電圧印加５分
後の値である。
料１０個の平均値を示し、漏れ電流は定格電圧印加５分
後の値である。
上述の実施例から明らかなように、本発明の電解液は従
来の電解液（試料記号Ａ）と同等の比抵抗を有し、低圧
品においては、１０５’Ｃにおける負荷試験において安
定な特性を示し、さらに１６０Ｗ■定格の製品において
も安定な特性を示していることが実証された。
来の電解液（試料記号Ａ）と同等の比抵抗を有し、低圧
品においては、１０５’Ｃにおける負荷試験において安
定な特性を示し、さらに１６０Ｗ■定格の製品において
も安定な特性を示していることが実証された。
発明の効果
以上のようにエチレングリコールを主体とした溶媒に、
炭素数８で側鎖にアルキル基を有する二塩基酸またはそ
の塩のうち１種もしくは２種以上を主たる溶質とした電
解液は、アルミニウム電解コンデンサ用として、高温で
の安定性も高く、なおかつアルミニウム電解コンデンサ
の損失を上げることなく低圧から１６０ＷＶクラスまで
の広い使用電圧範囲をもつことができ、工業的ならびに
実用的価値の大なるものである。
炭素数８で側鎖にアルキル基を有する二塩基酸またはそ
の塩のうち１種もしくは２種以上を主たる溶質とした電
解液は、アルミニウム電解コンデンサ用として、高温で
の安定性も高く、なおかつアルミニウム電解コンデンサ
の損失を上げることなく低圧から１６０ＷＶクラスまで
の広い使用電圧範囲をもつことができ、工業的ならびに
実用的価値の大なるものである。
Claims (2)
- （１）エチレングリコールを主体とした溶媒に炭素数８
で側鎖にアルキル基を有する二塩基酸またはその塩のう
ち１種もしくは２種以上を主たる溶質としたことを特徴
とするアルミニウム電解コンデンサ用電解液。 - （２）上記二塩基酸は、２、２−ジメチルアジピン酸、
３、３−ジメチルアジピン酸、２、３−ジメチルアジピ
ン酸、３、４−ジメチルアジピン酸の何れかを用いたこ
とを特徴とする特許請求の範囲第１項記載のアルミニウ
ム電解コンデンサ用電解液。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21352685A JPS6272108A (ja) | 1985-09-25 | 1985-09-25 | アルミニウム電解コンデンサ用電解液 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP21352685A JPS6272108A (ja) | 1985-09-25 | 1985-09-25 | アルミニウム電解コンデンサ用電解液 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6272108A true JPS6272108A (ja) | 1987-04-02 |
Family
ID=16640651
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP21352685A Pending JPS6272108A (ja) | 1985-09-25 | 1985-09-25 | アルミニウム電解コンデンサ用電解液 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6272108A (ja) |
-
1985
- 1985-09-25 JP JP21352685A patent/JPS6272108A/ja active Pending
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