JPS6266615A - アルミニウム電解コンデンサの駆動用電解液 - Google Patents
アルミニウム電解コンデンサの駆動用電解液Info
- Publication number
- JPS6266615A JPS6266615A JP20852285A JP20852285A JPS6266615A JP S6266615 A JPS6266615 A JP S6266615A JP 20852285 A JP20852285 A JP 20852285A JP 20852285 A JP20852285 A JP 20852285A JP S6266615 A JPS6266615 A JP S6266615A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electrolyte
- aluminum electrolytic
- electrolytic condenser
- paste
- driving
- Prior art date
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、アルミニウム電解コンデンサの駆動用電解液
に係り、特にエチレングリコールを主体とする溶媒に高
級多塩基酸またはその塩と硼酸または、その塩を主たる
溶質としたアルミニウム電解コンデンサの駆動用電解液
の改良に関するものである。
に係り、特にエチレングリコールを主体とする溶媒に高
級多塩基酸またはその塩と硼酸または、その塩を主たる
溶質としたアルミニウム電解コンデンサの駆動用電解液
の改良に関するものである。
従来の技術
従来の中高圧用アルミニウム電解コンデンサの駆動用電
解液(以下ペーストという)にはエチレングリコールを
主溶媒とし、溶質として炭素数12〜20の高級多塩基
酸あるいはその塩と硼酸またはその塩を含んだペースト
が用いられていた。
解液(以下ペーストという)にはエチレングリコールを
主溶媒とし、溶質として炭素数12〜20の高級多塩基
酸あるいはその塩と硼酸またはその塩を含んだペースト
が用いられていた。
発明が解決しようとする問題点
しかし上述のようなペーストを電解コンデンサに用いる
と、ペーストによる陽極箔の酸化皮膜形成能力が良好で
ないため、製品の漏れ電流が大きくエージング時間を長
くしたりして製作しても漏れ電流値に限界があった。
と、ペーストによる陽極箔の酸化皮膜形成能力が良好で
ないため、製品の漏れ電流が大きくエージング時間を長
くしたりして製作しても漏れ電流値に限界があった。
問題点を解決するための手段
本発明は上述の問題を解消したもので、エチレングリコ
ールを主体とした溶媒に炭素数12〜20の高級多塩基
酸あるいはその塩と硼酸またはその塩ヲ含んだペースト
にDマンニット、Dソルビット、Dイジツトのうち1種
または2種以上を添加して溶解したことを特徴とするペ
ーストである。
ールを主体とした溶媒に炭素数12〜20の高級多塩基
酸あるいはその塩と硼酸またはその塩ヲ含んだペースト
にDマンニット、Dソルビット、Dイジツトのうち1種
または2種以上を添加して溶解したことを特徴とするペ
ーストである。
実施例
以下、本発明の具体的実施例について説明する。
第1表に本発明の実施例と従来例についてペーストの組
成、比抵抗および火花電圧についての比較を示した。
成、比抵抗および火花電圧についての比較を示した。
≦
]
□
□
、)
゛)
二
・)
第2表に第1表の従来例(試料記号A、B)のペースト
と本発明の実施例(試料記号C,D)のペーストを用い
てアルミニウム電解コンデンサ(定格400WV、22
0μF)を製作し、105℃、500時間の高温無負荷
試験した結果を示す。
と本発明の実施例(試料記号C,D)のペーストを用い
てアルミニウム電解コンデンサ(定格400WV、22
0μF)を製作し、105℃、500時間の高温無負荷
試験した結果を示す。
本発明の実施例のペースト(試料記号C,D)を使った
コンデンサ(試料群番号3.4)は全て高温無負荷試験
における容量変化率、tanδ、漏1 れ電流
、外観の全ての特性に問題なくまた改良効果が得られた
。なお、DイジツトあるいはDマンニット、Dソルビッ
ト、Dイジツトの混合添加についても第1表の実施例と
同様な扱い方において同等の特性を示した。
コンデンサ(試料群番号3.4)は全て高温無負荷試験
における容量変化率、tanδ、漏1 れ電流
、外観の全ての特性に問題なくまた改良効果が得られた
。なお、DイジツトあるいはDマンニット、Dソルビッ
ト、Dイジツトの混合添加についても第1表の実施例と
同様な扱い方において同等の特性を示した。
なお、高級多塩基酸の炭素数が12未満のものを用いる
と火花電圧が低(、また20を越えると溶解性が悪化し
、含浸率が低下したり、ペーストの比抵抗が増大するた
め、12〜20範囲内が望ましい。
と火花電圧が低(、また20を越えると溶解性が悪化し
、含浸率が低下したり、ペーストの比抵抗が増大するた
め、12〜20範囲内が望ましい。
発明の効果
以上のように本発明のペーストを使用することにより従
来の欠点であった漏れ電流増加を防止し、・かつ信頼性
の高いアルミニウム電解コンデンサ力(得られる顕著な
効果を奏する。
来の欠点であった漏れ電流増加を防止し、・かつ信頼性
の高いアルミニウム電解コンデンサ力(得られる顕著な
効果を奏する。
Claims (1)
- エチレングリコールを主体とした溶媒に炭素数12〜
20の高級多塩基酸あるいはその塩と硼酸またはその塩
を含んだ電解液にDマンニット、Dソルビット、Dイジ
ットのうち1種または2種以上を添加して溶解したこと
を特徴とするアルミニウム電解コンデンサの駆動用電解
液。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20852285A JPS6266615A (ja) | 1985-09-19 | 1985-09-19 | アルミニウム電解コンデンサの駆動用電解液 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20852285A JPS6266615A (ja) | 1985-09-19 | 1985-09-19 | アルミニウム電解コンデンサの駆動用電解液 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6266615A true JPS6266615A (ja) | 1987-03-26 |
Family
ID=16557569
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20852285A Pending JPS6266615A (ja) | 1985-09-19 | 1985-09-19 | アルミニウム電解コンデンサの駆動用電解液 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6266615A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS49121164A (ja) * | 1973-03-27 | 1974-11-19 | ||
JPS60132313A (ja) * | 1983-12-20 | 1985-07-15 | 日本ケミコン株式会社 | 電解コンデンサ用電解液 |
-
1985
- 1985-09-19 JP JP20852285A patent/JPS6266615A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS49121164A (ja) * | 1973-03-27 | 1974-11-19 | ||
JPS60132313A (ja) * | 1983-12-20 | 1985-07-15 | 日本ケミコン株式会社 | 電解コンデンサ用電解液 |
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