JPH01106414A - 電解コンデンサの駆動用電解液 - Google Patents
電解コンデンサの駆動用電解液Info
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- JPH01106414A JPH01106414A JP62263537A JP26353787A JPH01106414A JP H01106414 A JPH01106414 A JP H01106414A JP 62263537 A JP62263537 A JP 62263537A JP 26353787 A JP26353787 A JP 26353787A JP H01106414 A JPH01106414 A JP H01106414A
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- electrolytic solution
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- electrolytic
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Landscapes
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は、電解コンデンサの駆動用電解液（以下電解液
という）に関するものである。
という）に関するものである。
従来の技術
従来、電解コンデンサの電解液としては、エチレングリ
コールを主体とした溶媒にアジピン酸またはその塩を溶
解した電解液が多用されている。
コールを主体とした溶媒にアジピン酸またはその塩を溶
解した電解液が多用されている。
発明が解決しようとする問題点
近年、アルミニウム電解コンデンサの小形化、高信幀化
に伴い、電解液としては比抵抗が低く広温度で安定な電
解液が要求されている。しかし、比抵抗を低くするため
には、従来電解液中の水分の配合比を増大したり、ある
いは溶質量を増大したものがあるが、水の配合比を増大
すると高温度雰囲気下における信頼性が著しく低下する
。また、溶質量を増大させると静電容量や損失の低温特
性が悪化するなどの問題があった。
に伴い、電解液としては比抵抗が低く広温度で安定な電
解液が要求されている。しかし、比抵抗を低くするため
には、従来電解液中の水分の配合比を増大したり、ある
いは溶質量を増大したものがあるが、水の配合比を増大
すると高温度雰囲気下における信頼性が著しく低下する
。また、溶質量を増大させると静電容量や損失の低温特
性が悪化するなどの問題があった。
問題点を解決するための手段
本発明は、上述の問題点を解決するため、グライム類を
主溶媒に、フタル酸水素アルキルアンモニウムを溶解し
たことを特徴とする電解液である。
主溶媒に、フタル酸水素アルキルアンモニウムを溶解し
たことを特徴とする電解液である。
作用
本発明の係わる電解液は溶質の溶解度が著しく高く、比
抵抗が極めて低くなる。また、低温においても溶質の析
出がなく、溶媒の粘度変化も著しく小さいため、電解コ
ンデンサの静電容量や損失の低温特性も著しく向上する
。
抵抗が極めて低くなる。また、低温においても溶質の析
出がなく、溶媒の粘度変化も著しく小さいため、電解コ
ンデンサの静電容量や損失の低温特性も著しく向上する
。
実施例
以下、本発明の実施例について説明する。
第１表は、電解液組成と温度３０℃および一５５℃にお
ける電解液の比抵抗値を示す。
ける電解液の比抵抗値を示す。
第１表
第１表から明らかなように、本発明に係わる電解液は従
来の電解液に比べ低い比抵抗値を有し、低温においても
極めて低い比抵抗値を与えている。
来の電解液に比べ低い比抵抗値を有し、低温においても
極めて低い比抵抗値を与えている。
第２表は、第１表に示す電解液を用いて試作した定格１
０ＷＶ、１００ＩＩＦのコンデンサの温度特性を示す。
０ＷＶ、１００ＩＩＦのコンデンサの温度特性を示す。
第 ２ 表
第２表から本発明に係る電解液Ａ、Ｂ、Ｃを用いた電解
コンデンサは低温において電解液りを用いた従来品に比
較して著しく特性が改善されている。
コンデンサは低温において電解液りを用いた従来品に比
較して著しく特性が改善されている。
第３表は第１表に示す電解液で上述と同じコンデンサを
試作し、１０５℃で定格電圧印加の高温負荷試験を行っ
た結果を示す。漏れ電流は定格電圧印加１分後の値をし
めす。各々の特性値は試料数２０個の平均値である。
試作し、１０５℃で定格電圧印加の高温負荷試験を行っ
た結果を示す。漏れ電流は定格電圧印加１分後の値をし
めす。各々の特性値は試料数２０個の平均値である。
第 ３ 表
第３表から判るように本発明に係る電解液Ａ、Ｂ、Ｃを
用いたコンデンサは高温負荷試験においても、容量変化
率や損失変化が小さく、優れた耐久性を与える。
用いたコンデンサは高温負荷試験においても、容量変化
率や損失変化が小さく、優れた耐久性を与える。
なお、溶質の添加量は溶媒１００ｇに対し５ｇ以上が好
ましく、５ｇ未満では比抵抗を十分に低下させることが
できない。なお、添加量が飽和濃度を超えることは好ま
しくない。
ましく、５ｇ未満では比抵抗を十分に低下させることが
できない。なお、添加量が飽和濃度を超えることは好ま
しくない。
発明の効果
以上の結果から明らかなように、グライム類を主溶媒に
、フタル酸水素アルキルアンモニウムを溶解したことを
特徴とする電解液を用いた電解コンデンサは、広温度範
囲で優れた特性を示し、工業的ならびに実用的価値の大
なるものである。
、フタル酸水素アルキルアンモニウムを溶解したことを
特徴とする電解液を用いた電解コンデンサは、広温度範
囲で優れた特性を示し、工業的ならびに実用的価値の大
なるものである。
Claims (4)
- （１）グライム類を主溶媒に、フタル酸水素アルキルア
ンモニウムを溶解したことを特徴とする電解コンデンサ
の駆動用電解液。 - （２）上記フタル酸水素アルキルアンモニウムは混合溶
媒１００ｇに対し、５ｇ以上存在することを特徴とする
特許請求の範囲第１項記載の電解コンデンサの駆動用電
解液。 - （３）上記フタル酸水素アルキルアンモニウムがフタル
酸水素メチルアンモニウム、フタル酸水素エチルアンモ
ニウム、フタル酸水素ブチルアンモニウムからなること
を特徴とする特許請求の範囲第１項または第２項記載の
電解コンデンサの駆動用電解液。 - （４）上記グライム類がメチルジグライム、エチルジグ
ライム、ブチルジグライムからなることを特徴とする特
許請求の範囲第１項記載の電解コンデンサの駆動用電解
液。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62263537A JPH01106414A (ja) | 1987-10-19 | 1987-10-19 | 電解コンデンサの駆動用電解液 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62263537A JPH01106414A (ja) | 1987-10-19 | 1987-10-19 | 電解コンデンサの駆動用電解液 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01106414A true JPH01106414A (ja) | 1989-04-24 |
Family
ID=17390920
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62263537A Pending JPH01106414A (ja) | 1987-10-19 | 1987-10-19 | 電解コンデンサの駆動用電解液 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH01106414A (ja) |
-
1987
- 1987-10-19 JP JP62263537A patent/JPH01106414A/ja active Pending
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