JPS6256178A

JPS6256178A - インクリボンの巻取装置

Info

Publication number: JPS6256178A
Application number: JP19658185A
Authority: JP
Inventors: Koji Kagaya; 加賀屋　康治; Naoto Higure; 日暮　直人; Kanehiro Fukuda; 福田　兼博
Original assignee: Toshiba Corp; Toshiba Automation Equipment Engineering Ltd
Current assignee: Toshiba Corp; Toshiba Intelligent Technology Co Ltd
Priority date: 1985-09-05
Filing date: 1985-09-05
Publication date: 1987-03-11

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔発明の技術分野〕本発明はインクリボンの巻取装置に関するもので、主と
してファクシミリやプリンタに適用されるインクリボン
の巻取装置に関するものである。

〔発明の技術的背景〕

第３図はファクシミリ等で採用されている感熱転写方式
を概念的に示したものである。

感熱転写方式によって画像を記録する場合には、プラテ
ンローラ１とサーマルヘッド２との間に、記録紙３とイ
ンクリボン４とを重ね合わせて走行させ、サーマルヘッ
ド２の図示しない発熱素子によって記録紙３上にインク
リボン４のインク層を溶融させ、それによって記録紙３
に情報を転写している。

そして、プラテンローラｌによりて送り出されたインク
リボン４は、巻取装置１０によって巻き取られる。

ところで、このようなインクリボンの巻取装置１０では
、サーマルヘッド２におけろ印字を良好にするために、
インクリボン４を常時一定のトルクで巻き取ることが好
ましい。

第４図はこのような巻取装置１０の断面を示したもので
ある。

この巻取装置１０では、巻取リール１１とバックアップ
リール１２間に保持された巻芯１３にインクリボン４が
順次巻き取られろ。巻取リール１１の一端面には、第５
図に示した如く、突起１４が形成されており、また巻芯
１３の端面には切欠１５が形成されている。そして、巻
芯１３と巻取ＩＪ　＋ル１１とは、これら突起１４と切
欠１５との噛み合いによって一体的に係合されている。

また、この巻取り−ル１１は、駆動軸１６に回転自在に
保持されている。一方、巻取リール１１の側方には、駆
動リール１８が対峙して配置されており、該駆動リール
１８は駆動軸ｊ６に回動不可能かつその軸方向に移動可
能に保持されている。また、この駆動リール１８はバネ
１９によって巻取リールｌｌ側に付勢されている。そし
て、駆動リール１８と巻取リール１１との間には、動力
を伝達するための摩擦手段２０が配設されている。この
摩撰手段２０は、巻取リール１１の他端面に貼着された
ポリエステル基材の不織布からなる摩擦材２１と駆動リ
ール１８の一端面に固着されたステンレス等の金属から
なるＰ１１擦＆２２とによって構成されている。

このような巻取装置１０では１、駆動軸１６の動力が、
駆動リール１８、摩擦手段２０、巻取り−ル１１を介し
て巻芯１３に伝達され、それによってインクリボン４が
巻き取られる。

なお、第４図において、符号２３．２４は筐体内に相対
向して設置された一対のフレームを示したもので、符号
２５はフレーム２４に固定され、かつ駆動軸１６を保持
する軸受ハウジングを示したものである。

〔背景技術の問題点〕

ところが、上記した巻取装置１０では、以下に詳述した
理由から、常時一定のトルクでインクリボン４を巻き取
ることが困難で、サーマルヘッド２における印字に悪影
響があった。

すなわち、ポリエステル基材等からなる摩擦材２１は耐
摩耗性に乏しいので、単位面積に対する接触圧を大きく
することができない。そのため、この摩擦材２１と摩擦
板２２との摩擦力を大きくするためには、Ｎ、排材２１
と摩擦板２２との接触面積を広くする必要がある。

しかしながら、上記接触面積を広くした場合には、摩擦
板２１の表面の研摩加工が煩雑となる。

また、上記した摩擦材２１では、長時間使用した場合や
、高温多湿下の悪環境下では、摩擦係数が著しく変化し
てしまう。

さらにまた、上記巻取装置１０では、巻取リール１１と
巻芯１３間の係合音１箇所で行っているので、巻き取ら
れるインクリボン４の張力によって巻取り−ル１１の駆
動軸１６に対する面角度がずれ易く、その結果、巻芯１
３における巻取トルクが不安定になる。

〔発明の目的〕

本発明は、上記実情に鑑み、常に安定したトルクでイン
クリボンを巻き取ることができるインクリボンの巻取装
置を提供することを目的とする。

〔発明の概要〕

そこで、本発明では、ポリエステル基材等の摩擦材を廃
し、替わりに巻取リールの４面に硬質材からなる摩擦ブ
ロックを等間隔に３個以上配設し、これらを！Ｉｅ擦板
に接触させるとともに、巻取リールの端面に突起を３個
以上、等間隔に配設し、これら複数個の突起によって巻
芯を保持させるようにして上記目的を達成している。

〔発明の実施例〕

以下、図面に示した実施例を参照しながら本発明を説明
する。

第１図は本発明に係るインクリボンの巻取装置の要部を
示したものであり、第２図はその巻取装置の全体を示し
たものである。

この巻取装置ＩＬ３０ｒｉ、筐体内に相対向して設置さ
れた一対のフレーム３１．３２と、フレーム３１に回転
自在に保持されたバックアップリール３３と、フレーム
３２に保持された駆動軸３４と、該駆動軸３４に回転自
在に保持された巻取リール３５と、駆動軸３４に回転不
可能、かつ、その軸方向に移動可能に保持された駆動リ
ール３６と、これら巻取リール３５および駆動リール３
６間に介在される摩擦手段３７と、駆動リール３６を巻
取リール３５方向へ付勢させるバネ３８と、一端をバッ
クアップリール３３に保持させ、かつ他端を巻取リール
３５に係合させた巻芯３９等からなっている。

上記フレーム３１には軸４０が植設されており、該軸４
０にバックアップリール３３が遊嵌されている。バック
アップリール３３にはテーパ面４１が形成されている。

そして、このバックアップリール３３はバネ４２によっ
て巻取リール３５　（１１ｉ１に付勢されている。

上記駆動軸３４には、ピン４３が植設さｔｌている。ま
たこの駆動軸３４は、フレーム３２に固定された軸受ハ
ウジング４４に保持されている。

上記巻取リール３５には、第１図に示したように、その
一端面に放射状に４つの躍起４５か配設されている。ま
た、その他端面Ｖｃハ、円柱体の３つのＭ擦ブロック４
６が等間隔に配設されている。

これらの雄部ブロック４６は耐摩耗性に−れ、かつ高温
多湿等の悪環境下においても安定した摩擦係数を保持す
ることができる合成ＩＩ　Ｂｙｊ、（Ｖ；１１えば商品
名　ＩＮ　　２００　ｅ　　又Ｖ、ｉ、ＮＴＮルーロン
等〕によって形成されている。

上記巻芯３９は円筒形に形成されでおり、その一端面に
は巻取リール３５の突起４５に対応して４つの切欠４７
が形成されている。そして、巻芯３９は、これら一端面
の切欠４７を巻取リール３５の突起４５に噛み合わすと
ともに、他端面をバックアップリール３３に係止させ、
それによって、これら巻取リール３５およびバックアッ
プリール３３間に保持される。

また、上記駆動リール３６の端面には、ステンレス製の
摩擦板４８が固着されている。そして、この摩擦板４８
と上記摩擦ブロック４６とによって上記摩擦手段３７が
構成されている。さらに、この駆動リール３６には、そ
の軸受部に切欠４９が形成されており、該切欠４９には
、上記駆動軸３４のピン４３が係止されている。

このようなインクリボンの巻取装＠３０では、駆動軸３
４の動力は、該駆動軸３４のピン４３を介して駆動リー
ル３６に伝達され、さらに摩擦手段３７を介して巻取リ
ール３５に伝達される。そして、巻取リール３５に伝達
された動力は、該巻取リール３５の突起４５を介して巻
芯３９に伝達される。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明に係るインクリボンの巻取
装置では、巻取リールと駆動リール間の摩擦手段を、硬
質材からなる３個以上の摩擦ブロックと、摩擦板とによ
って構成しているので、駆動リールから巻取リールへの
動力の伝達を安定して行うことができ、また、巻取リー
ルと巻芯との保合部を３個以上等間隔に設定したので、
巻取リールから巻芯への動力の伝達も安定して行うこと
ができ、したがって、インクリボンを常に安定したトル
クで巻き取ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図および第２図は本発明に係るインクリボンの巻取
装置の一実施例を示したもので、第１図は本発明の要部
を概念的に示した斜視図、第２図はその巻取装置全体の
断面図、第３図は一般的な感熱転写方式を概念的に示し
た図、第４図および第５図は従来のインクリボンの巻取
装置を示したもので、第４図はその巻取装置全体の断面
図、第５図はその巻取装置の一部を概念的に示した断面
図である。３０・・・巻取装置、３１．３２・・・フレーム、３３
・・・バンクアップリール、３４・・・駆動軸、３５・
・・巻取リール、３６・・・駆動リール、３７・・・Ｍ
停手段、３８・・・バネ、３９・・・巻芯、４１・・・
バンクアップリール、４５・・・突起、４６・・・摩擦
材、４７・・・切欠、４８・・・摩擦仮〇代理人　弁理士　　木　村　高　久１−′［二−ｍ− 第１図第２図第３図第４図特許請求の範囲筐体内に相対向して設置した一対のフレームと、上記フ
レームのいずれか一方のフレームに保持させたバックア
ップリールと、上記フレームのいずれか他方のフレーム
に保持させた駆動軸と、端面に突起を有し、かつ上記駆
動軸に回転自在に保持させた巻取リールと、上記駆動軸
に回転不可能かつその軸方向に移動可能に保持させた駆
動リールと、上記巻取リールおよび上記駆動リール間に
介在される摩擦手段と、上記駆動リールを上記巻取リー
ル方向へ付勢させるバネと、一端を上記バックアップリ
ールに保持させ、かつ他端の切欠を上記巻取リールの突
起に係合させた巻芯とを備え、上記駆動軸の回転力を、
上記駆動リール、上記摩擦手段、上記巻取リールを介し
て上記巻芯に伝達させ、該巻芯を回動させて該巻芯にイ
ンクリボンを巻き取るようにしたインクリボンの巻取装
置において、上記巻取リールおよび巻芯の端面に上記突
起および切欠ｔ４れぞれ１個又は複数個形成するととも
に、上記摩擦手段を、上記巻取リールの端面に突出して
ほぼ等間隔に配置した硬質材からなる３個以上の摩擦ブ
ロックと上記駆動リールの端面に形成した摩擦面とによ
って構成したことを特徴とするインクリボンの巻取装置
。

Claims

【特許請求の範囲】

筐体内に相対向して設置した一対のフレームと、上記フ
レームのいずれか一方のフレームに保持させたバックア
ップリールと、上記フレームのいずれか他方のフレーム
に保持させた駆動軸と、端面に突起を有し、かつ上記駆
動軸に回転自在に保持させた巻取リールと、上記駆動軸
に回転不可能かつその軸方向に移動可能に保持させた駆
動リールと、上記巻取リールおよび上記駆動リール間に
介在される摩擦手段と、上記駆動リールを上記巻取リー
ル方向へ付勢させるバネと、一端を上記バックアップリ
ールに保持させ、かつ他端の切欠を上記巻取リールの突
起に係合させた巻芯とを備え、上記駆動軸の回転力を、
上記駆動リール、上記摩擦手段、上記巻取リールを介し
て上記巻芯に伝達させ、該巻芯を回動させて該巻芯にイ
ンクリボンを巻き取るようにしたインクリボンの巻取装
置において、上記巻取リールおよび巻芯の端面に上記突
起および切欠を等間隔にそれぞれ３個以上形成するとと
もに、上記摩擦手段を、上記巻取リールの端面に突出し
てほぼ等間隔に配置した硬質材からなる３個以上の摩擦
ブロックと上記駆動リールの端面に形成した摩擦面とに
よって構成したことを特徴とするインクリボンの巻取装
置。