JPS6252735A

JPS6252735A - 光学式情報記録再生装置

Info

Publication number: JPS6252735A
Application number: JP19178685A
Authority: JP
Inventors: Satoshi Sugiura; 聡杉浦; Akihiro Tachibana; 昭弘橘
Original assignee: Pioneer Electronic Corp
Current assignee: Pioneer Corp
Priority date: 1985-08-30
Filing date: 1985-08-30
Publication date: 1987-03-07

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔産業上の利用分野〕本発明はビデオディスク、ディジタルオーディオディス
ク等のディスクに光学的に情報を記録再生する光学式情
報記録再生装置に関する。

〔発明の概要〕

本発明は光学式情報記録再生装置において、情報を記録
再生するために光線を発する光源と、光源から発せられ
た光線をディスクに照射させる手段と、ディスクに形成
されたトラックと平行な方向の左右に少なくとも２つに
分割され、ディスクを経た光線を受光する受光素子と、
２つに分割された受光素子の出力を加算し、ディスクに
記録再生される情報に関する信号を出力する加算回路と
。

２つに分割された受光素子の各出力から各々高域成分を
分離抽出するハイパスフィルタと、ハイパスフィルタの
各出力を比較する比較回路と、比較回路の出力信号に対
応してディスクに対する光線の光軸の傾きを調整する角
度調整手段とを設け、受光素子が出力する高域成分から
ディスクと光軸の傾きを検出制御するようにし、もって
構成の簡略化を図るとともに、ディスクと光軸の傾きを
より高感度にｇ整することができるようにしたものであ
る。

〔従来の技術〕

光学式情報記録再生装置において情報を正確に記録再生
するためには、光源から発せられた光線をディスク上の
トラックに正確に収束し、トラッキング制御するととも
に、光線の光軸をディスクに対して所定の関係に（理想
的には垂直に）させることが望まれる。第７図は斯かる
観点から光軸をディスクに対して垂直にするための従来
の構成を示している。

同図において１はディスク５の半径方向に相対的に移動
されるピックアップである。ピックアップ１は情報を記
録再生するための光線を発する半導体レーザ等の光源２
と、ビームスプリッタ３と。

光線をディスク５に収束、照射する手段としての対物レ
ンズ４と、ディスク５からの反射光を受光する受光素子
６とより構成されている。１０は光軸の傾きを検出する
ためにピックアップ１に固定された検出手段であり２発
光ダイオード７と、発光ダイオード７に対して対称に配
置された２つの受光素子８．９とを有している。

しかしてその作用を説明する。光源２から発せられたレ
ーザ光線等はビームスプリッタ３、対物レンズ４を介し
てディスク５上に収束、照射される。ディスク５で反射
された光線は対物レンズ４を介してビームスプリッタ３
に入射され、そこで反射されて受光素子６に照射される
。受光素子６の出力から情報を再生することができる。

ところで第８図に示す如く、光源２からの光線の光軸に
対するディスク５の角度が傾斜した場合、発光ダイオー
ド７から発せられ、受光素子８．９に入射される光線の
光量のバランスが変化する。

その結果受光素子８と９の出力の差に対応して光源２か
らの光線の光軸（ピックアップ１）の傾きを制御すれば
、光軸をディスク５に対して所定の関係に（理想的には
垂直に）保持することができる。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかしながら斯かる装置においては、検出手段１ｏによ
って光軸の傾斜を検出する構成であるので、取り付は誤
差等から、検出手段１０自体のディスク５に対する傾斜
は検出することができても。

情報を記録再生する光線の光軸の傾斜を正確に検出する
ことができなかった。また記録再生用の光学系以外に傾
きを検出するための光学系を別に必要とし、部品点数が
増加するばかりでなく、そのためのスペースも確保しな
ければならず、装置が大型化する欠点があった。

Ｃ問題点を解決するための手段〕第２図は本発明のピックアップ１の基本的構成を示して
いる。Ｈｅ　−Ｎ　ｅレーザ等のガスレーザや半導体レ
ーザ等からなる光源２、入射光と反射光を分離するビー
ムスプリッタ３、光線をディスク５上に収束させる対物
レンズ４、フォトダイオード等の受光素子６等からピッ
クアップ１が構成さ九でいることは第７図における場合
と同様である。

本発明においては特別な検出手段１０の如きものが設け
られておらず、その代りに第１図に示す如く、トラック
の方向と平行な方向の分割線（図中実線で示す）により
、受光素子６が少なくとも２つの部分６１．６２に分割
されている。あるいはまた図中破線で示すように、トラ
ックと４５度をなす２つの分割線で受光素子６を４分割
し、トラックと平行な方向の左右に位置する受光素子６
１．６２を用いることもできる。そして各受光素子６１
．６２の出力は加算回路２０により加算され、図示せぬ
復調回路に供給されるようになっている。また各受光素
子６１．６２の出力はハイパスフィルタ２１．２２に供
給され、その低域成分が遮断され、高域成分（ＲＦ倍信
号のみが分離、抽出され、比較回路２３に出力されてい
る。比較回路２３は、例えば各ハイパスフィルタ２１．
２２の出力のエンベロープを検波する検波回路２４．２
５と、検波回路２４と２５が出力する信号の差を出力す
る差動増幅器２６とより構成される。比較回路２３の出
力はローパスフィルタ２７により平滑され、必要に応じ
て設けられる可変抵抗２８を有する補償増幅器２９を介
して角度調整手段３０に供給されるようになっている。

３１は光線がディスク５上のトラックを追従するように
制御するトラッキング制御回路であり、トラッキング制
御がなされているとき角度調整手段３０を活性化する。

〔作用〕

しかしてその作用を説明する。光源２から発せられた光
線はビームスプリッタ３を透過して対物レンズ４に入射
され、ディスク５上に収束される。

ディスク５で反射された光線は対物レンズ４を介してビ
ームスプリッタ３に入射され、そこで反射されて受光素
子６上に照射される。ディスク５上のピット等により変
調されて反射光量が変化するため、受光素子６１と６２
の加算出力、すなわち加算回路２０の出力を復調するこ
とにより情報信号を再生することができる。

ところで例えばディスク５がピックアップ１に対してラ
ジアル方向に相対的に傾き、光線の光軸が垂直にならな
いとコマ収差等が発生する。このとき加算回路２ｏが出
力するＲＦ倍信号レベルは第３図の曲線ａのようになり
、またトラッキングエラー信号は曲線すのようになる。

すなわちＲＦ倍信号レベルはトラック中心（点○）にお
いて最大となるのに対して、トラッキングエラー信号が
零となる点Ａは点０からずれている。この点Ｏと点Ａの
ずれはコマ収差すなわちディスク５の傾きに略比例して
いる。換言すればディスク５の傾きが零であるとき両者
のずれが無くなり、ずれの方向と量は傾きの方向と量に
より一義的に定まる。

従って点Ａと点Ｏのずれの方向と量を検出することによ
りディスク５の傾きの方向と量を検出することができる
。

そこでトラッキングサーボループをクローズし、トラッ
キング制御回路３１により例えば対物レンズ４の位置を
制御させ、光線にトラックを正確に追従させる。すると
トラッキングエラー信号は略零となるから、このときの
ＲＦ倍信号レベルを検出することにより実質的に点Ａと
点Ｏのずれを検出することができる。すなわち光線のス
ポット６３が受光素子６上を分割線と垂直な方向に移動
すると、各受光素子６１．６２が出力するＲＦ倍信号レ
ベルは、第４図に曲線ａｉ、ａ、で各々示すように変化
するので、受光素子６１と６２が出力するＲＦ倍信号差
信号は、第５図に直線Ｃで示すように、ディスクの傾き
に比例した信号になる。

このため受光素子６１．６２の出力からハイパスフィル
タ２１．２２により高域成分であるＲＦ倍信号各々分離
、抽出される。各ＲＦ倍信号レベル（例えばエンベロー
プ）は検波回路２４．２５により各々検波され、その差
信号が差動増幅器２６より出力される。この差信号がロ
ーパスフィルタ２７により平滑され、高域のノイズ成分
が除去される。実際には種々の要因からディスク５と光
軸の傾きは常に垂直である場合が最適であるとは限らな
いので、ローパスフィルタ２７の出力は差動増幅器とし
ての補償増幅器２９に入力され、両端に正負の電圧±Ｖ
が供給されている可変抵抗２８の摺動点を変化させ基準
電圧を調整することにより、所定のオフセットが補償さ
れた後角度調整手段３０に入力される。角度調整手段３
０はトラッキング制御回路３１により活性化されている
ので、比較回路２３からの入力信号に対応してピックア
ップ１のディスク５に対する角度を変化、調整する。そ
の結果比較回路２３の出力が補償増幅器２９の基準電圧
（理想的には零）と等しくなるようにサーボがかけられ
ることになる。

原理的には受光素子６１と６２の出力の低域成分の差信
号から角度調整信号を得ることも可能であるが、この場
合トラッキングエラー信号との区別が困難となるばかり
でなく、充分な感度を得ることが困難である。従って本
発明の如く、ＲＦ倍信号レベルあるいは位相から角度調
整信号を生成するのが好ましい。

尚以上においては比較回路２３によりＲＦ倍信号レベル
を検出するようにしたが、例えば第６図に示すように９
位相比較器２３によりハイパスフィルタ２１．２２から
のＲＦ倍信号位相を比較し、その誤差信号に対応して角
度調整を行うようにして、より感度を向上させることも
できる。

〔効果〕

以上の如く本発明は光学式情報記録再生装置において、
情報を記録再生するために光線を発する光源と、光源か
ら発せられた光線をディスクに照射させる手段と、ディ
スクに形成されたトラックと平行な方向の左右に少なく
とも２つに分割され、ディスクを経た光線を受光する受
光素子と、２つに分割された受光素子の出力を加算し、
ディスクに記録再生される情報に関する信号を出力する
加算回路と、２つに分割された受光素子の各出力から各
々高域成分を分離抽出するハイパスフィルタと、ハイパ
スフィルタの各出力を比較する比較回路と、比較回路の
出力信号に対応してディスクに対する光線の光軸の傾き
を調整する角度調整手段とを設け、受光素子が出力する
高域成分からディスクと光軸の傾きを検出制御するよう
にしたので４より高感度かつ正確な制御が可能となり５
部品点数も少ないからスペースも小さくまたコストも低
くすることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の光学式情報記録再生装置のブロック図
、第２図はその光学系の模式的側面図、第３図、第４図
及び第５図はその特性図、第６図はその他の実施例のブ
ロック図、第７図及び第８図は従来の光学式情報記録再
生装置の光学系の模式的側面図である。１・・・ピックアップ　　２・・・光源３・・・ビーム
スプリッタ４・・・対物レンズ　　５・・・ディスク６．８．９．
６１．６２・・・受光素子７・・・発光ダイオード　　
１０・・・検出手段２０・・・加算回路２１．２２・・・ハイパスフィルタ２３・・・比較回路２４．２５・・・検波回路２６・・・差動増幅器２７・・・ローパスフィルタ２９・・・補償増幅器３０・・・角度調整手段３１・・・トラッキング制御回路６３・・・スポット第４図第５図第６図第７図第８図８　　ｒ　　ソ

Claims

【特許請求の範囲】

情報を記録再生するために光線を発する光源と、該光源
から発せられた該光線をディスクに照射させる手段と、
該ディスクに形成されたトラックと平行な方向の左右に
少なくとも２つに分割され、該ディスクを経た該光線を
受光する受光素子と、２つに分割された該受光素子の出
力を加算し、該ディスクに記録再生される情報に関する
信号を出力する加算回路と、２つに分割された該受光素
子の各出力から各々高域成分を分離抽出するハイパスフ
ィルタと、該ハイパスフィルタの各出力を比較する比較
回路と、該比較回路の出力信号に対応して該ディスクに
対する該光線の光軸の傾きを調整する角度調整手段とを
備えることを特徴とする光学式情報記録再生装置。