JPS6248287B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6248287B2 JPS6248287B2 JP53091445A JP9144578A JPS6248287B2 JP S6248287 B2 JPS6248287 B2 JP S6248287B2 JP 53091445 A JP53091445 A JP 53091445A JP 9144578 A JP9144578 A JP 9144578A JP S6248287 B2 JPS6248287 B2 JP S6248287B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic flux
- gap
- flux density
- head
- magnetic
- Prior art date
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- Expired
Links
- 230000004907 flux Effects 0.000 claims description 14
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 12
- 239000002131 composite material Substances 0.000 claims description 5
- 239000000696 magnetic material Substances 0.000 claims 1
- 239000011162 core material Substances 0.000 description 9
- 229910000702 sendust Inorganic materials 0.000 description 4
- 229910000859 α-Fe Inorganic materials 0.000 description 4
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 229910001017 Alperm Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 1
- 229910000889 permalloy Inorganic materials 0.000 description 1
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 description 1
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は高Hcの磁気テープを消去するための
複合型消去ヘツドに関する。
複合型消去ヘツドに関する。
消去ヘツドは、ギヤツプの構成からシングルギ
ヤツプ、セミダブルギヤツプ、ダブルギヤツプの
３種類に大別される。
ヤツプ、セミダブルギヤツプ、ダブルギヤツプの
３種類に大別される。
従来、一般に消去ヘツドのコアー材料としてフ
エライトが用いられており、セミダブルギヤツプ
のヘツドにおいてその構造として第１図に示され
るような磁気回路が知られている。すなわち第１
図において、閉磁路の磁気コアー１のギヤツプ中
央に磁心片２を挿入して２つのギヤツプを設けた
構成である。
エライトが用いられており、セミダブルギヤツプ
のヘツドにおいてその構造として第１図に示され
るような磁気回路が知られている。すなわち第１
図において、閉磁路の磁気コアー１のギヤツプ中
央に磁心片２を挿入して２つのギヤツプを設けた
構成である。
しかし、磁気テープのHcが1000Oe程度のもの
になると第１図に示される構造のものでは十分な
消去が望めなく、そこで第２図に示されるような
後部磁気コアー１にフエライト、前部磁気コアー
１１にセンダストのような高磁束密度材料を用い
た複合型の消去ヘツドが提案されている。しかし
ながら、このような構造では、その製法が複雑で
あり、コストが高くつく欠点があつた。
になると第１図に示される構造のものでは十分な
消去が望めなく、そこで第２図に示されるような
後部磁気コアー１にフエライト、前部磁気コアー
１１にセンダストのような高磁束密度材料を用い
た複合型の消去ヘツドが提案されている。しかし
ながら、このような構造では、その製法が複雑で
あり、コストが高くつく欠点があつた。
そこで本発明は、高Hc磁気テープであつても
十分な消去が出来ると共に、製法の簡単な消去ヘ
ツドを提供しようとするものであり、セミダブル
ギヤツプ複合型に着目したものである。
十分な消去が出来ると共に、製法の簡単な消去ヘ
ツドを提供しようとするものであり、セミダブル
ギヤツプ複合型に着目したものである。
以下、本発明を第３図ないし第６図に示す実施
例に基づいて説明する。
例に基づいて説明する。
第２図，第３図は本発明の異なる実施例を示す
もので、図において、高い固有抵抗材料から構成
され、左右一対のコ形又はＬ形状の磁気コアー１
と、２つの空隙を有し、磁気テープ摺動面と直角
の方向に対して中心の１枚が他の２枚より短かい
３枚の高磁束密度材料２，２１よりなるギヤツプ
部の形成チツプとで構成されている。
もので、図において、高い固有抵抗材料から構成
され、左右一対のコ形又はＬ形状の磁気コアー１
と、２つの空隙を有し、磁気テープ摺動面と直角
の方向に対して中心の１枚が他の２枚より短かい
３枚の高磁束密度材料２，２１よりなるギヤツプ
部の形成チツプとで構成されている。
磁気コアー１には固有抵抗の非常に大きいフエ
ライトを、ギヤツプ部の形成チツプである高磁束
密度材料としてはパーマロイ、アルパーム、セン
ダストなどがあるが、このうち磁束密度が高く、
耐摩耗性のよいセンダストを用いるのが好まし
い。
ライトを、ギヤツプ部の形成チツプである高磁束
密度材料としてはパーマロイ、アルパーム、セン
ダストなどがあるが、このうち磁束密度が高く、
耐摩耗性のよいセンダストを用いるのが好まし
い。
このような構造にすることによつて、ギヤツプ
部の形成チツプを構成する高磁束密度材料の中心
の１枚が他より短かくなつているので、第５図に
示す如く、ギヤツプ部で磁束が集束されギヤツプ
中の磁界は、ギヤツプ部の形成チツプの飽和磁束
密度まで高めることができ、第２図に示す従来例
の複合型消去ヘツドと同一な効果を得ることがで
きる。
部の形成チツプを構成する高磁束密度材料の中心
の１枚が他より短かくなつているので、第５図に
示す如く、ギヤツプ部で磁束が集束されギヤツプ
中の磁界は、ギヤツプ部の形成チツプの飽和磁束
密度まで高めることができ、第２図に示す従来例
の複合型消去ヘツドと同一な効果を得ることがで
きる。
本発明の構造に係るギヤツプ部の製法は第６図
に示すように、３枚の高磁束密度材料２１，２，
２１を空隙形成スペーサ３を介して接着固定した
後、所要トラツク幅に切り出し、磁気コアー１の
ギヤツプ形成部分にはさみ接着固化するというき
わめて簡単な方法で行い得る。したがつて本発明
の構造によれば、第２図に示した従来の複合型ヘ
ツドに比べて、はるかに簡単であり、安価に消去
効果の高いヘツドを提供できる。
に示すように、３枚の高磁束密度材料２１，２，
２１を空隙形成スペーサ３を介して接着固定した
後、所要トラツク幅に切り出し、磁気コアー１の
ギヤツプ形成部分にはさみ接着固化するというき
わめて簡単な方法で行い得る。したがつて本発明
の構造によれば、第２図に示した従来の複合型ヘ
ツドに比べて、はるかに簡単であり、安価に消去
効果の高いヘツドを提供できる。
従来の消去ヘツド（第１図）と本発明の消去ヘ
ツドとの消去電流に対する消去特性を第７図に示
す。測定条件は高磁束密度材料（センダスト）
２，２１が300μ、磁気ギヤツプが共に50μと
し、グラフA1，A2が従来の消去ヘツド（それぞ
れ＋26dB入力録音、＋10dB入力録音）、グラフＢ
が本発明の消去ヘツド（＋26dB入力録音）であ
る。これによると、全く同一条件で測定したグラ
フA1とグラフＢとの比較において、グラフA1は
52dBの消去率に対し、本発明に係るグラフＢは
70dB以上の消去率を有することが認められる。
ツドとの消去電流に対する消去特性を第７図に示
す。測定条件は高磁束密度材料（センダスト）
２，２１が300μ、磁気ギヤツプが共に50μと
し、グラフA1，A2が従来の消去ヘツド（それぞ
れ＋26dB入力録音、＋10dB入力録音）、グラフＢ
が本発明の消去ヘツド（＋26dB入力録音）であ
る。これによると、全く同一条件で測定したグラ
フA1とグラフＢとの比較において、グラフA1は
52dBの消去率に対し、本発明に係るグラフＢは
70dB以上の消去率を有することが認められる。
第１図，第２図は従来のセミダブル型消去ヘツ
ドの構造を示し、第３図，第４図は本発明の異な
る構造を示す実施例であり、第５図は本発明に係
る構造のギヤツプ部付近の磁束分布を示す図、第
６図は本発明のギヤツプ部の構成を示す図、第７
図は従来の消去ヘツドと本発明の消去ヘツドの消
去特性を示すグラフである。 １……磁気コアー、２，２１……高磁束密度材
料。
ドの構造を示し、第３図，第４図は本発明の異な
る構造を示す実施例であり、第５図は本発明に係
る構造のギヤツプ部付近の磁束分布を示す図、第
６図は本発明のギヤツプ部の構成を示す図、第７
図は従来の消去ヘツドと本発明の消去ヘツドの消
去特性を示すグラフである。 １……磁気コアー、２，２１……高磁束密度材
料。
Claims (1)
- １ 磁気コアーに固有抵抗の高い磁気材料を用
い、ギヤツプ部に高磁束密度材料を用いたセミダ
ブルギヤツプ複合型消去ヘツドにおいて、上記磁
気コアーのギヤツプ部対向面に各々同じ大きさの
高磁束密度材料を取付けると共にこの２枚の左右
高磁束密度材料の対向面にギヤツプ部を介して、
左右高磁束密度材料よりも磁気テープ摺動面と直
角の方向に対し短かい中央高磁束密度材料を挾持
して成る消去ヘツド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9144578A JPS5522205A (en) | 1978-07-28 | 1978-07-28 | Erase head |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9144578A JPS5522205A (en) | 1978-07-28 | 1978-07-28 | Erase head |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5522205A JPS5522205A (en) | 1980-02-16 |
| JPS6248287B2 true JPS6248287B2 (ja) | 1987-10-13 |
Family
ID=14026559
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9144578A Granted JPS5522205A (en) | 1978-07-28 | 1978-07-28 | Erase head |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5522205A (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS547318A (en) * | 1977-06-17 | 1979-01-20 | Canon Inc | Erase head |
-
1978
- 1978-07-28 JP JP9144578A patent/JPS5522205A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS547318A (en) * | 1977-06-17 | 1979-01-20 | Canon Inc | Erase head |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5522205A (en) | 1980-02-16 |
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