JPS6243890Y2 - - Google Patents

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JPS6243890Y2
JPS6243890Y2 JP15092581U JP15092581U JPS6243890Y2 JP S6243890 Y2 JPS6243890 Y2 JP S6243890Y2 JP 15092581 U JP15092581 U JP 15092581U JP 15092581 U JP15092581 U JP 15092581U JP S6243890 Y2 JPS6243890 Y2 JP S6243890Y2
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JP
Japan
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garnish
pillar
front fender
side door
front pillar
Prior art date
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JP15092581U
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English (en)
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JPS5854977U (ja
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  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自動車のフロントピラー部の構造の改
良に関する。
従来の自動車のフロントピラー部は、第7図お
よび第8図に示すように、加工上必然的に形成さ
れるサイドドアaとフロントピラーbとの間の間
隙A、フロントフエンダcとサイドドアaとの間
隙Bおよびフロントピラーbとフロントフエンダ
cとの間隙Dが、一箇所に集合し、しかもその集
合部分Eに臨むサイドドアa、フロントピラーb
およびフロントフエンダcは丸く加工されていた
ため、その集合部分Eである空所がかなり大きく
なり、外観上好ましくないばかりか、その集合部
分Eにおいて、走行時の風騒音の問題を生ずると
いう不具合があつた(例えば実開昭54−101712号
公報参照)。
本考案はかかる点に鑑みてなされたもので、フ
ロントフエンダの後部上側にほぼ三角形状のガー
ニツシユを設けて見切り間隙をほぼ同幅で連続す
る1本のラインとすることにより、外観を向上さ
せるとともに、前記ガーニツシユにてフロントピ
ラーとサイドドア(ドアサツシユ)との段差を円
滑に変化させることにより、走行時における風騒
音の対策を図ることができる自動車のフロントピ
ラー部の構造を提供することを目的とする。
本考案は、上記目的を達成するために、フロン
トフエンダの後部上側にほぼ三角形状のガーニツ
シユが取付けられ、該ガーニツシユは、底辺部が
フロントフエンダの上部見切りラインと、前側辺
部フロントピラーの見切りラインとそれぞれ合致
し、後側辺部がサイドドアと所定間隔を隔てて設
けられ、かつサイドドアと、これに隣合つている
フロントピラー、ガーニツシユおよびフロントフ
エンダとの見切り間隙はほぼ同幅で連続している
ことを特徴とするものである。
以下、本考案の実施例を図面に沿つて説明す
る。
第1図および第2図において、1は自動車、2
はサイドドア、3はフロントピラー、4はフロン
トフエンダである。5はほぼ三角形状の弾性体か
らなるガーニツシユで、フロントフエンダ4の後
部上側において、フロントピラー3に取付けられ
ている。このガーニツシユ5の底辺部5aはフロ
ントフエンダ4の上部見切りライン4aと、前側
辺部5bがフロントピラー3の見切りライン3a
とそれぞれ合致し、後側辺部5cがサイドドア2
の前側見切りライン2aと所定間隔Lを存して離
隔している。
また、サイドドア2と、該サイドドア2に対し
て隣合つているフロントピラー3、ガーニツシユ
5およびフロントフエンダ4との見切り間隙6
は、ほぼ同幅(上記所定間隔Lにほぼ等しい)
で、かつ円滑に連続している。
さらに、ガーニツシユ5の取付構造について詳
述すると、水平断面においては、第3図に示すよ
うに、ガーニツシユ5は、ピラーアウタ3bとピ
ラーインナ3cとからなるフロントピラー3の該
ピラーアウタ3b後側の屈曲部分に沿つて装着さ
れ、ピラーアウタ3bの内側面に固着されたナツ
ト7に螺合する皿ビス8にて取付けられるととも
に、その内端部5dが、ピラーアウタ3bとピラ
ーインナ3cとの接合部分3dに嵌着されてい
る。しかして、ガーニツシユ5の外表面5eは、
ピラーアウタ3bの外表面3eと、サイドドア2
におけるドアサツシユ9の外表面9aとを、段差
なく円滑に接続している。また、鉛直断面におい
ては、第4図に示すように、ほぼ三角形状を呈
し、ピラーアウタ3bの内側よりボルト10,1
0にて固定されている。しかして、ガーニツシユ
5の外表面5eは、ピラーアウタ3aの外表面3
eと、フロントフエンダ4の外表面4cとを円滑
に接続している。
したがつて、ガーニツシユ5は、フロントフエ
ンダ4上側に形成される見切り間隙11を分断す
るとともに、フロントピラー3、フロントフエン
ダ4およびサイドドア2(ドアサツシユ9)の見
切り間隙6を円滑に接続している。
なお、12はフロントガラス、13はサイドド
ア2のドアガラス、14はフロントガラス12を
固定する接着剤、15はドアサツシユ9に取付け
られたシール部材、16はモール部材である。
上記実施例では、フロントピラー3(ピラーア
ウタ3b)に対してガーニツシユ5を皿ビス8、
ボルト10,10にて取付けているが、そのほ
か、第5図に示すように、ピラーアウタ3bに嵌
合孔3fを設け、該嵌合孔3fに嵌合する嵌合突
部5fをガーニツシユ5に設けて取付けるように
してもよい。
また、上記実施例では、第2図に示すように、
ガーニツシユ5の下側角部5gと、フロントフエ
ンダ4の上側角部4bとが合致するように構成さ
れた最も効果的な一例を示しているが、そのほ
か、ガーニツシユ21の底辺部21aがフロント
フエンダ4の上部見切りライン4aと合致してフ
ロントフエンダ4の見切り間隙11を分断してい
れば、ガーニツシユ21の下側角部21bと、フ
ロントフエンダ4の上側角部4bとが合致してい
なくとも実用上差支えない。
本考案は、上記のように、フロントフエンダの
後部上側のフロントピラーにほぼ三角形状のガー
ニツシユを取付け、フロントフエンダの見切り間
隙を分断して、見切り間隙を1本のほぼ同幅で連
続するラインとしたため、外観が向上するととも
に、ガーニツシユによりフロントピラーとサイド
ドア(ドアサツシユ)との外表面を円滑に接続で
き、それによつて風騒音の対策が図れるという実
用上優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第6図は本考案の実施態様を例示
し、第1図は自動車前部の側面図、第2図は同要
部拡大詳細図、第3図は第2図の−線に沿う
断面図、第4図は第2図の−線に沿う断面
図、第5図は変形例の要部断面図、第6図は別の
変形例の要部断面図、第7図および第8図は従来
例を示し、第7図は従来の自動車前部の側面図、
第8図は同要部拡大図である。 1……自動車、2……サイドドア、2a……見
切りライン、3……フロントピラー、3a……見
切りライン、4……フロントフエンダ、4a……
見切りライン、5,21……ガーニツシユ、5a
……底辺部、5b……前側辺部、5c……後側辺
部、6,11……見切り間隙。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. フロントフエンダの後部上側にほぼ三角形状の
    ガーニツシユが取付けられ、該ガーニツシユは、
    底辺部がフロントフエンダの上部見切りライン
    と、前側辺部がフロントピラーの見切りラインと
    それぞれ合致し、後側辺部がサイドドアと所定間
    隔を隔てて設けられ、かつサイドドアと、これに
    隣合つているフロントピラー、ガーニツシユおよ
    びフロントフエンダとの見切り間隙はほぼ同幅で
    連続していることを特徴とする自動車のフロント
    ピラー部の構造。
JP15092581U 1981-10-09 1981-10-09 自動車のフロントピラ−部の構造 Granted JPS5854977U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15092581U JPS5854977U (ja) 1981-10-09 1981-10-09 自動車のフロントピラ−部の構造

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JP15092581U JPS5854977U (ja) 1981-10-09 1981-10-09 自動車のフロントピラ−部の構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5854977U JPS5854977U (ja) 1983-04-14
JPS6243890Y2 true JPS6243890Y2 (ja) 1987-11-16

Family

ID=29943635

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JP15092581U Granted JPS5854977U (ja) 1981-10-09 1981-10-09 自動車のフロントピラ−部の構造

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4816486B2 (ja) * 2007-02-13 2011-11-16 市光工業株式会社 車両用外装部品
JP5994568B2 (ja) * 2012-10-26 2016-09-21 マツダ株式会社 自動車の側部構造

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5854977U (ja) 1983-04-14

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