JPH0532392Y2 - - Google Patents

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JPH0532392Y2
JPH0532392Y2 JP1986195698U JP19569886U JPH0532392Y2 JP H0532392 Y2 JPH0532392 Y2 JP H0532392Y2 JP 1986195698 U JP1986195698 U JP 1986195698U JP 19569886 U JP19569886 U JP 19569886U JP H0532392 Y2 JPH0532392 Y2 JP H0532392Y2
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JP
Japan
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skirt
bumper
fixed
splash shield
quarter outer
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、バンパーおよびスカートのサイド部
分がホイルカツトライン近くまで回り込むように
形成された車輌のボデー横造に関する。
(従来の技術) 従来、たとえば第8図に示すように、バンパー
1のサイド部分がホイルカツトラインAの近くま
で回り込むように構成された車輌が知られてい
る。
この種の車輌では、ボデーの美観を向上させる
ために、従来、バンパー1の形状に合わせて、ス
カート2のサイド部分も、ホイルカツトラインA
の近くまで回り込ませるように形成している。
しかしながら、この従来の車輌のボデー構造
は、第8図に示すように、スカート2のサイド部
分Bが、クオータアウター3と一体に形成されて
おり、スカート2の正面部分Cを構成する板金ス
カートとは別部品で構成されていた。すなわち、
スカート2のサイド部分Bは、たとえば第9図に
示すように、クオータアウター3の下縁部分を板
金スカートの形状に合わせて成形し、この下端部
を、サイドメンバー4に支承されたフロア5のブ
ラケツト6に対して固定して構成されている。
このため、従来のボデー構造では、クオータア
ウター3のサイド部分にスライド用ブラケツト6
に対して固定して構成されている。
このため、従来のボデー構造では、クオータア
ウター3のサイド部分にスライド用ブラケツト3
aを取り付ける一方、バンパー1のサイド部分の
バンパフエイスにスライドピン1aを取り付け、
このスライドピン1aを、スライド用ブラケツト
3aに対して、その側方に沿つてスライドさせな
がら、嵌合させることによつて、バンパー1のサ
イド部分のバンパフエイスを固定していた。
(考案が解決しようとする問題点) 上記従来の車輌のボデー構造は、スライドピン
1aとスライド用ブラケツト3aとの間に、それ
らの嵌合をし易くするための遊びを設ける必要が
あるため、ボデーの激しい振動や衝撃が加わつた
際に、上記の遊び部分で振動音が発生する。ま
た、バンパー1が、スカート2とは別々に成形さ
れるため、バンパー1とスカート2の建付精度、
すなわち、それらのサイド部分のラインの平行度
や、それぞれの端部のホイルカツトラインに対す
る位置合せ精度などの確保が難しく、その組付時
に建付精度の大幅な調整を行なうこともできな
い。
(問題点を解決するための手段) 上述の問題点を解決するために、本考案は、上
記スカートをクオータアウターから独立した板金
スカートで構成するとともに、この板金スカート
のサイド端部をクオータアウターのサイド端部に
対してスプラツシユシールドを介して固定し、上
記バンパーのサイド部分のバンパフエイスを、上
記スプラツシユシールドに対して、車輌の前後方
向に長くその両端を結合部とするサイドブラケツ
トを介して固定して、車輌のボデーを構成する。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて詳細に
説明する。
第1図は乃至第4図に示すように、スカート2
は、そのサイド部分Bが、ホイルカツトラインA
の近くまで回り込むように形成されている。ま
た、スカート2は、サイド部分Bと正面部分Cと
が1つの板壁スカートによりクオータアウター3
から独立して構成されている。このスカート2
は、その正面部分Cの内側面に固定されたスカー
トブラケツト8を介して、車輌の長手方向に沿つ
て略平行に配置された2本のサイドメンバー4の
端部に取り付けられることによつて、ボデーに支
持されている(第4図参照)。
また、スカート2のサイド端部には、上記ボデ
ー側に折曲されたスカートフランジ2aが形成さ
れている(第3図および第4図参照)。
一方、クオータアウター3のサイド部分は、第
2図に示すように、バンパー1の上縁部分から内
側下方に向けて斜めに形成され、その下端縁が、
フロア5のブラケツト6の下端縁に、溶接もしく
はビス止めなどの固定手段によつて固定されてい
る。また、このクオータアウター3のサイド端部
は、スカート2のサイド端部と略平行をなす位置
まで延出されており、このサイド端部には、スカ
ート2のサイド端部のスカートフランジ2aと略
同様に形成されたクオータアウターフランジ3a
が形成されている(第3図および第4図参照)。
ここで、たとえば第1図に示すように、バンパ
ー1、スカート2、およびクオータアウター3の
それぞれのサイド端部の形状を、ホイル7に沿つ
てホイルカツトラインAの流れに沿つて形成する
ことによつて、ホイルカツトラインAの美観を高
めることができる。
スカート2およびクオータアウター3のサイド
端部部分には、スプラツシユシールド9(第3図
および第4図参照)が固定されている。すなわ
ち、スカート2のサイド端部は、クオータアウタ
ー3のサイド端部に対して、スプラツシユシール
ド9を介して固定されている。
このスプラツシユシールド9は、スカート2、
およびクオータアウター3を共に金属板で形成し
た場合には、スカートフランジ2aおよびクオー
タアウター3aとスプラツシユシールド9とをス
ポツト溶接もしくはビスなどの固定手段によつて
固定される。また、スプラツシユシールド9が樹
脂で形成されている場合には、たとえば第5図に
示すように、S字状のスプリングナツト10を使
用して、スカートフランジ2aおよびクオータア
ウターフランジ3aに対してスプラツシユシール
ド9が固定される。
これにより、スプラツシユシールド9は、ホイ
ルカツトラインAに沿つて(第1図参照)、スカ
ート2とクオータアウター3とを分離独立して形
成したことによつて生じる隙間D(第2図参照)
を覆うようにしてスカート2のサイド端部をクオ
ータアウター3のサイド端部に対して固定するこ
とができる。
一方、バンパー1は、第6図に示すように、そ
の正面部分Cの内側面に固定されたバンパーブラ
ケツト11を介して、スカート2と略同様に、サ
イドメンバー4の端部に取り付けられることによ
つて、ボデーに支持されている。また、バンパー
1のサイド部分Bのバンパフエイスは、サイドブ
ラケツト12(第1図および第6図参照)を介し
て、スプラツシユシールド9に対して固定されて
いる。すなわち、上記バンパフエイスは、その内
側面に一体成形(バンパー1を樹脂で形成した場
合)により形成したボス1bに、長方形の板状の
サイドブラケツト12の一方の端部をビス13で
固定するとともに、サイドブラケツト12の他方
の端部をスプラツシユシールド9の側縁に形成し
た折曲片9aにビス14で固定することによつて
支持されている。
なお、サイドブラケツト12は車輌の前後方向
に長く配備され、その両端のビス13,14の結
合部の間隔は充分に自由度を有する。このため、
サイド部分Bのサイド端部とボス部1bを充分に
離して成形出来るので、両部を近付け過ぎること
による成形性の低下を防止することができ、しか
も、バンパーのサイド部分Bのサイド端部とスプ
ラツシユシールド9とを充分に接近した上で両者
をサイドブラケツト12を介して固定出来、見栄
えを向上させることもできる。ここで、スプラツ
シユシールド9を樹脂で形成した場合、その折曲
片9aが破損され易くなることが懸念されるの
で、この場合には、たとえば第7図に示すよう
に、サイドブラケツト12を金属板で形成し、そ
のスプラツシユシールド側の端部をL字状に折曲
させ、その折曲部分とスプラツシユシールド9の
側縁部分とをビス14で固定するようにしてもよ
い。
(考案の作用効果) 上述のように構成した本考案の車輌のボデー構
造は、スカートがクオータアウターから独立した
板金スカートで構成され、かつバンパーのサイド
部分のバンパフエイスを、サイドブラケツトを介
して、上記板金スカートとクオータアウターとの
サイド端部を固定するスプラツシユシールドに固
定しているので、バンパーの取り付け部分に余分
な遊びがなくなり、振動音の発生や、バンパーお
よびスカートの振れが防止される。特に、車輌の
前後方向に長く配備されサイドブラケツトが、バ
ンパーのサイド部分Bのサイド端部とボス部を充
分に離した上でボス部とスプラツシユシールドと
を連結させるので、バンパーの成形性を確保でき
ると共に、アシド部分Bのサイド端部とスプラツ
シユシールド9との隙間を低減して見栄えを向上
させることもできる。また、本考案による車輌の
ボデー構造は、バンパフエイスおよびスカートの
サイド部分を、1部品からなるスプラツシユシー
ルドに対して固定しているので、それぞれの端部
のホイルカツトラインに対する位置合せ精度が向
上されるとともに、バンパーとスカートとのサイ
ド部分のラインの平行度の確保もし易く、その大
幅な調整も可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の要部側面図、第2図
は第1図の−端面図、第3図は第1図の−
断面図、第4図は第1図の−断面図、第5
図は上記実施例のスカート固定部分の断面図、第
6図は第1の−断面図、第7図は上記実施例
のバンパー固定部分の断面図、第8図は従来の車
輌のボデー構造の要部側面図、第9図は第8図の
−断面図である。 1……バンパー、1b……ボス、2……スカー
ト、2a……スカートフランジ、3……クオータ
アウター、3a……クオータアウターフランジ、
4……サイドメンバー、8……スカートブラケツ
ト、9a……折曲片、11……バンパーブラケツ
ト、12……サイドブラケツト13,14……ビ
ス。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. バンパー及びスカートの両サイド部分がホイル
    カツトライン近くまで回り込むように形成された
    車輌において、上記スカートをクオータアウター
    から独立した板金スカートで構成するとともに、
    この板金スカートのサイド端部をクオータアウタ
    ーのサイド端部に対してスプラツシユシールドを
    介して固定し、上記バンパーのサイド部分のバン
    パフエイスを、上記スプラツシユシールドに対し
    て、車輌の前後方向に長く両端部を結合部とする
    サイドブラケツトを介して固定したことを特徴と
    する車輌のボデイー構造。
JP1986195698U 1986-12-19 1986-12-19 Expired - Lifetime JPH0532392Y2 (ja)

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JP1986195698U JPH0532392Y2 (ja) 1986-12-19 1986-12-19

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JP1986195698U JPH0532392Y2 (ja) 1986-12-19 1986-12-19

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JPS6398880U JPS6398880U (ja) 1988-06-27
JPH0532392Y2 true JPH0532392Y2 (ja) 1993-08-19

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6022475B2 (ja) * 1980-12-29 1985-06-01 富士通株式会社 電気接続体の插着構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6022475U (ja) * 1983-03-31 1985-02-15 いすゞ自動車株式会社 タイヤハウス構造

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6022475B2 (ja) * 1980-12-29 1985-06-01 富士通株式会社 電気接続体の插着構造

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JPS6398880U (ja) 1988-06-27

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