JPS6241368Y2 - - Google Patents

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JPS6241368Y2
JPS6241368Y2 JP13804279U JP13804279U JPS6241368Y2 JP S6241368 Y2 JPS6241368 Y2 JP S6241368Y2 JP 13804279 U JP13804279 U JP 13804279U JP 13804279 U JP13804279 U JP 13804279U JP S6241368 Y2 JPS6241368 Y2 JP S6241368Y2
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JP
Japan
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core
recording
chip
coil
gap
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JP13804279U
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JPS5656023U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はカセツトテープレコーダ等に好適な記
録・再生用磁気ヘツドに関する。
近年メタルテープのように、高保磁力を有する
カセツトテープが多くなりつつある。上記メタル
テープを用いるカセツトテープレコーダの磁気ヘ
ツドとして、フエライトコアを有する記録再生兼
用ヘツドでは対処するのが困難になる。従つて、
記録用と再生用との各別のギヤツプを有する記
録・再生ヘツドが必要となる。
従来、このような記録・再生ヘツドとして、記
録再生複合ヘツドが知られている。この複合ヘツ
ドは記録ヘツドと再生ヘツドとを機械的に一体化
したものであるから、所謂記録・再生兼用ヘツド
に比較して高価となり、又特にカセツトテープレ
コーダの場合にはカセツトの窓より挿入するため
に小型化しなければならないので、上記複合ヘツ
ドは一層高価なものとなる。
上記の欠点を除去するものとして、本出願人は
先に第1図のような磁気ヘツドを提供した(実開
昭55−49335号)。第1図のヘツドでは共通コア1
と、再生コア2と、記録コア3とを有し、共通コ
ア1と再生コア2とにより再生ギヤツプ4を介し
た再生ヘツド用の磁路が形成され、上記共通コア
1と記録コア3とにより記録ギヤツプ5を介した
記録ヘツド用の磁路が形成され、上記ギヤツプ
4,5に接触した磁気テープ(図示せず)は矢印
A方向に走行する。上記コア1,2,3にはそれ
ぞれコイル6,7,8が巻装され、端子9,11
間には再生出力が得られ、又端子10,11から
記録電流が供給される。上記コイル6と7とは上
記再生ヘツド用の磁路を通過する磯束のうち、上
記ギヤツプ4からの磁束の変化によつて誘起され
る電圧が加算されるように互いに直列に接続さ
れ、コイル7と8とは上記記録ヘツド用の磁路を
通過する磁束のうち、上記ギヤツプ5からの磁束
の変化によつて誘起される電圧が相殺されるよう
に相互に直列に接続され、更に上記コア1,2,
3を通過する磁束のうち、外部ノイズ磁束の変化
によつて上記コイル6に誘起される電圧が上記コ
イル7と8とに誘起される和の電圧によつて相殺
されるように上記コイル6,7,8の巻線比が定
められている。
ところで、第1図のヘツドでは、前記したギヤ
ツプ5からの磁束Φにより誘起される電圧はコ
イル7と8とにより相殺できる。しかしながら、
ギヤツプ5からの磁束Φにより誘起される電圧
は相殺できず、再生信号にノイズ(エコー)とし
て混入する。
このような欠点を少なくするものとして、第2
図に示す磁気ヘツドが考えられる。第2図におい
て、12は図示していない磁気テープ(磁気記録
媒体)と接触する面を有するチツプであり、共通
チツプ13、再生チツプ14及び記録チツプ15
を有する。16は共通チツプ13と再生チツプ1
4とにより形成された再生ギヤツプ、17は共通
チツプ13と記録チツプ15とにより形成された
記録ギヤツプを示す。
18はボデイ部であり、コア19及び20によ
り構成され、これらのコア19,20には第1の
コイル21、第2のコイル22及び第3のコイル
23がそれぞれ巻装されている。上記コア19は
前記チツプ14,13と接合されて再生ヘツド用
の磁路が形成され、又コア20はチツプ13,1
5と接合されて記録ヘツド用の磁路が形成されて
いる。上記コイル22はコア19,20の双方に
またがつて巻装され、又コイル21,22,23
は第1図のコイル6,7,8と同様に接続され、
かつ巻線比が定められている。
上記のようにボデイ部18を独立のコア19,
20により構成したから、前記したように記録ギ
ヤツプからの再生コアを通過する磁束Φは極め
て少くなり、再生信号のエコーも少なくなる。
ところで、上記磁束Φを相殺して、埋想的に
は零になるように、上記コイル21,22,23
の巻線比を定めることができる。この場合には、
コイル21,22,23は、コイル21と22に
前記した磁束ΦとΦのそれぞれの変化によつ
て各別に誘起される電圧と、コイル23に前記磁
束Φ,Φの変化によつて誘起される電圧とが
相殺されるように巻線比を定め(例えば2:1:
1.2)る。この場合には、再生時に前記の如く外
部ノイズ磁束の変化によつてコイル21に誘起さ
れる電圧がコイル22と23とに誘起される和の
電圧によつて相殺されるように上記コイル21,
22,23の巻線比が定まらず(コイル21,2
2,23が2:1:1であれば相殺される)、再
生信号にわずかながら外部ノイズが混入する。
この外部ノイズは、前記した磁束Φが少けれ
ば、コイル21,22,23の巻線比が2:1:
1に近づくので小さくなる。ボデイ部18を独立
のコア19,20により構成したときには、磁束
Φが少くなるので、外部ノイズも小さくなる。
第2図のヘツドにおいて、上記のように巻線比
を定めることにより、エコー及びノイズの少いヘ
ツドが得られるが、チツプ部12の共通チツプ1
3におけるコア19と20との接合が不完全であ
る等により接合にばらつきがあると、上記磁束Φ
の量が大幅に変化し、更にこれに伴なつて磁束
Φも変化し、磁束Φ又はΦの変化により、
再生信号にエコーの混入することがある。
本考案は、上記した欠点を除去し、上記磁束Φ
が共通チツプ13とコア19,20との接合に
より影響されないようにしたものである。
以下に、本考案の一実施例を第3図について詳
述する。
第3図において、第2図と同一符号は同効のも
のを示す。
24は第1、第2、第3及び第4の各コア部が
上記した順番でW文字型に並ぶような一体形成に
より構成されたW字状コア(以後Wコアと称す)
であり、上記第一のコア部でWコアの端部は再生
チツプ14に接合され、上記第2のコア部と第3
のコア部との境界部すなわちWコアの中央部は共
通チツプ13に接合され、上記第4のコア部でW
コアの端部は記録チツプ15に接合され、上記再
生チツプ14と共通チツプ13とにより再生ギヤ
ツプ16が形成され、上記記録チツプ15と共通
チツプ13とにより記録ギヤツプ17が形成さ
れ、上記再生ギヤツプ16を介して上記第1のコ
ア部と第2のコア部とでなるループにより再生磁
路を形成し、上記記録ギヤツプ17を介して第3
のコア部と第4のコア部とでなるループにより、
記録磁路を形成し、上記第1のコア部の上に再生
コイル21が巻装され、上記第2のコア部及び第
3のコア部には共に共通コイル22が巻装され、
上記第4のコア部の上に記録コイル23が巻装さ
れ、上記再生ギヤツプ16で拾う磁束変化による
再生信号が加算されるように上記再生コイル21
と共通コイル22とが直列接続され、上記記録ギ
ヤツプ17で拾う磁束変化によるエコー成分のう
ち上記記録磁路のみを通る磁束Φ1の変化による
第1のエコー成分が相殺されるように上記記録コ
イル23と共通コイル22とが直列接続され、な
おかつ上記エコー成分のうち上記Wコア24及び
チツプ部の全部でなるループを通る磁束Φ2の変
化による第2のエコー成分も相殺されるように上
記各コイルの巻線比が定められて巻装されてい
る。
以上のように、上記再生磁路の大半を構成する
再生磁路用コア19と上記記録磁路の大半を構成
する記録磁路用コア20とを一体形成してWコア
24としたから、上記したWコア24中央部と共
通チツプ13との接合も安定化され、その結果再
生能率が向上し、録音感度のばらつきも少くする
ことができる。
尚、上記実施例では第4図に略示するように、
チツプ部12とボデイ部18とを重ねるようにし
て接合したが、第5図及び第6図に略示するよう
に、チツプ部12とボデイ部18とを突合せるよ
うに接合するものにでも本考案を適用することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は従来例を示す概略平面図、
第3図は本考案の一実施例を示す概略平面図、第
4図は第3図の側面図、第5図は他の実施例を示
す概略平面図、第6図は第5図の側面図である。 12:チツプ部、13:共通チツプ、14:再
生チツプ、15:記録チツプ、16:再生ギヤツ
プ、17:記録ギヤツプ、18:ボデイ部、2
4:Wコア。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 第1、第2、第3及び第4の各コア部が上記し
    た順番でW文字型に並ぶように一体形成により構
    成されたW文字状コア(以後Wコアと称す)であ
    り、上記第1のコアの端部は再生チツプに接合さ
    れ、上記第2のコア部と第3のコア部との境界部
    すなわちWコアの中央部は共通チツプに接合さ
    れ、上記第4のコア部でWコアの端部は記録チツ
    プに接合され、上記再生チツプと共通チツプとに
    より再生ギヤツプが形成され、上記記録チツプと
    共通チツプとにより記録ギヤツプが形成され、上
    記再生ギヤツプを介して上記第1のコア部と第2
    のコア部とでなるループにより再生磁路を形成
    し、上記記録ギヤツプを介して第3のコア部と第
    4のコア部とでなるループにより記録磁路を形成
    し、上記第1のコア部上に再生コイルが巻装さ
    れ、上記第2のコア部及び第3のコア部には共に
    共通コイルが巻装され、上記第4のコア部の上に
    記録コイルが巻装され、上記再生ギヤツプで拾う
    磁束変化による再生信号が加算されるように上記
    再生コイルと共通コイルとが直列接続され、上記
    記録ギヤツプで拾う磁束変化によるエコー成分の
    うち上記記録磁路のみを通る磁束の変化による第
    1のエコー成分が相殺されるように上記記録コイ
    ルと共通コイルとが直列接続され、なおかつ上記
    エコー成分のうち上記Wコア及びチツプ部の全部
    でなるループを通る磁束の変化による第2のエコ
    ー成分も相殺されるように上記各コイルの巻線比
    が定められて巻装されたことを特徴とする磁気ヘ
    ツド。
JP13804279U 1979-10-04 1979-10-04 Expired JPS6241368Y2 (ja)

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JP13804279U JPS6241368Y2 (ja) 1979-10-04 1979-10-04

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JP13804279U JPS6241368Y2 (ja) 1979-10-04 1979-10-04

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Publication Number Publication Date
JPS5656023U JPS5656023U (ja) 1981-05-15
JPS6241368Y2 true JPS6241368Y2 (ja) 1987-10-23

Family

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