JPS5827567B2 - 磁気ヘツド - Google Patents
磁気ヘツドInfo
- Publication number
- JPS5827567B2 JPS5827567B2 JP54100502A JP10050279A JPS5827567B2 JP S5827567 B2 JPS5827567 B2 JP S5827567B2 JP 54100502 A JP54100502 A JP 54100502A JP 10050279 A JP10050279 A JP 10050279A JP S5827567 B2 JPS5827567 B2 JP S5827567B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- core
- gap
- recording
- center core
- center
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はテープレコーダ等に用いる磁気ヘッドに関する
。
。
最近、所謂メタルテープに対応のカセットテープレコー
ダが多くなっている。
ダが多くなっている。
ところで、メタルテープは、飽和磁束密度が高く、かつ
抗磁力が大きいために、その録音に際して強い録音磁界
を必要とする。
抗磁力が大きいために、その録音に際して強い録音磁界
を必要とする。
磁気ヘッドのコア材料としてフェライト等を用いた場合
には、録音・再生兼用ヘッド（録音・再生兼用ギャップ
）においては充分な録音磁界を得ることができず、この
ためフェライト等を用いた場合には、録音ヘッドと再生
ヘッドからなる複合ヘッドを用いるのが普通である（カ
セットテープレコーダの場合）。
には、録音・再生兼用ヘッド（録音・再生兼用ギャップ
）においては充分な録音磁界を得ることができず、この
ためフェライト等を用いた場合には、録音ヘッドと再生
ヘッドからなる複合ヘッドを用いるのが普通である（カ
セットテープレコーダの場合）。
このような複合ヘッドは高価となる。
録音ギャップと再生ギャップとを各別に有する廉価な磁
気ヘッドとして、第１図に示すものが考えられる。
気ヘッドとして、第１図に示すものが考えられる。
第１図において、１はチップコアであり、該コアは録音
ギャップ２及び再生ギャップ３を有し、この録音ギャッ
プ２はセンタコア４と第１のサイドコア５との間に形成
され、又再生ギャップ３は上記センタコア４と第２のサ
イドコア６との間に形成されている。
ギャップ２及び再生ギャップ３を有し、この録音ギャッ
プ２はセンタコア４と第１のサイドコア５との間に形成
され、又再生ギャップ３は上記センタコア４と第２のサ
イドコア６との間に形成されている。
７はボディコアであり、該ボディコアはそれぞれコイル
（図示せず）の巻装された脚部８，９，１０を有し、こ
れらの脚部８．９，１０は前記チップコア１のサイドコ
ア６゜センタコア４及びサイドコア５にそれぞれ接合さ
れている。
（図示せず）の巻装された脚部８，９，１０を有し、こ
れらの脚部８．９，１０は前記チップコア１のサイドコ
ア６゜センタコア４及びサイドコア５にそれぞれ接合さ
れている。
上記のチップコア１はその製造工程において、第２図に
符号１ａで示す如く、センタコア４ａを中心に略々Ｃ字
状のサイドコア６ａと略々逆Ｃ字状のサイドコア５ａと
がガラス溶着により固定され、上記サイドコア５ａ 、
６ａのうち、破線の斜線で示す部分１１，１２が切欠か
れて上記サイドコア５，６が形成される。
符号１ａで示す如く、センタコア４ａを中心に略々Ｃ字
状のサイドコア６ａと略々逆Ｃ字状のサイドコア５ａと
がガラス溶着により固定され、上記サイドコア５ａ 、
６ａのうち、破線の斜線で示す部分１１，１２が切欠か
れて上記サイドコア５，６が形成される。
上記の録音ギャップ２及び再生ギャップ３は上記のガラ
ス溶着により形成される。
ス溶着により形成される。
上記第１図に示すヘッドでは、これをカセットテープレ
コーダ用とした場合には、ヘッドへのテプ当りを良好な
らしめるために、録音ギャップ２と再生ギャップ３との
間を比較的狭くする必要がある。
コーダ用とした場合には、ヘッドへのテプ当りを良好な
らしめるために、録音ギャップ２と再生ギャップ３との
間を比較的狭くする必要がある。
このため、上記のセンタコア４の幅は比較的狭いものと
なり、従って脚部９とセンタコア４との接合部における
接合面積は狭くなる。
なり、従って脚部９とセンタコア４との接合部における
接合面積は狭くなる。
このため、第１図のヘッドでは接合が機械的に不安定と
なって、ヘッドの特注にバラツキを生ずる虞れがあり、
又接合面積が狭いことにより、ヘッドの磁気回路の磁気
抵抗が高くなってヘッドの能率が低下するという欠点が
あった。
なって、ヘッドの特注にバラツキを生ずる虞れがあり、
又接合面積が狭いことにより、ヘッドの磁気回路の磁気
抵抗が高くなってヘッドの能率が低下するという欠点が
あった。
そこで従来、この欠点を除去するために、突出部を有す
るセンタコアを用い、センタコアとの接合面積を充分大
きくすることができるようにした磁気ヘッドが知られて
いる。
るセンタコアを用い、センタコアとの接合面積を充分大
きくすることができるようにした磁気ヘッドが知られて
いる。
本発明は、従来のように突出部を有するセンタコアをわ
ざわざ用意しなくとも、完成されたチップコアのセンタ
コアには突出部を形成することができる磁気ヘッドを提
供するものである。
ざわざ用意しなくとも、完成されたチップコアのセンタ
コアには突出部を形成することができる磁気ヘッドを提
供するものである。
以下に、本発明の一実施例を第３図及び第４図について
詳細に説明する。
詳細に説明する。
第３図はチップコアの製造工程における一態様を示すも
のであり、センタコア１３ａを中心に略々Ｃ字状のサイ
ドコア１４ａ及び略々逆Ｃ字状のサイドコア１５ａが周
知のガラス溶着により固定されている。
のであり、センタコア１３ａを中心に略々Ｃ字状のサイ
ドコア１４ａ及び略々逆Ｃ字状のサイドコア１５ａが周
知のガラス溶着により固定されている。
このガラス溶着により録音ギャップ１６と再生ギャップ
１７とが周知の如く形成される。
１７とが周知の如く形成される。
この第３図に示すチップコアにおいて、サイドコア１４
ａ、１５ａの破線で示す部分１８゜１９を切欠くことに
より、第４図に示すチップコア２０が形成される。
ａ、１５ａの破線で示す部分１８゜１９を切欠くことに
より、第４図に示すチップコア２０が形成される。
このチップコア２０は上記の録音ギャップ１６及び再生
ギャップ１７を有し、これらの録音ギャップ１６及び再
生ギャップ１７はセンタコア１３の両側に形成されてい
る。
ギャップ１７を有し、これらの録音ギャップ１６及び再
生ギャップ１７はセンタコア１３の両側に形成されてい
る。
このセンタコア１３には前記のガラス溶着されたサイド
コア１４ａ、１５ａの一部２１，２２が固定されている
。
コア１４ａ、１５ａの一部２１，２２が固定されている
。
２３，２４はサイドコアであり、上記サイドコア１４ａ
、１５ａの一部により形成され、それぞれ再生ギャップ
１７．録音ギャップ１６を介してセンタコア１３に固定
されている。
、１５ａの一部により形成され、それぞれ再生ギャップ
１７．録音ギャップ１６を介してセンタコア１３に固定
されている。
第４図において、７は第１図について説明したボディコ
ア７と同一のものであり、その脚部８゜９．１０は上記
チップコア２０のサイドコア２３、センタコア１３及び
サイドコア２４にそれぞれ接合されている。
ア７と同一のものであり、その脚部８゜９．１０は上記
チップコア２０のサイドコア２３、センタコア１３及び
サイドコア２４にそれぞれ接合されている。
このセンタコア１３と脚部９との接合部では、センタコ
ア１３に固定された前記の部分２１．２２も脚部９と接
合されるので、この接合の接合面積が大きくなる。
ア１３に固定された前記の部分２１．２２も脚部９と接
合されるので、この接合の接合面積が大きくなる。
上記した如く、本発明は、一体化されたチップコア２０
に録音ギャップ１６と再生ギャップ１７とを設け、これ
らの録音ギャップ１６及び再生ギャップ１７を有するチ
ップコア２０にはコイルが巻装されたボディコア７を接
合して得られる磁気ヘッドの上記チップコア２０におい
て、上記録音ギャップ１６が一側に形成され、再生ギャ
ップ１７が他側に形成されるセンタコア１３と、上記セ
ンタコア１３に上記録音ギャップ１６又は再生ギャップ
１７を介して固定されたＣ字状又は逆Ｃ字状のサイドコ
マ１４ａ、１５ａを備え、上記サイドコア１４ａ、１５
ａを切欠いて得られた突出部を上記センタコア１３に設
け、上記センタコア１３における上記ボディコア７との
接合部の面積を大きくしたので、上記センタコアとボデ
ィコアとの接合を機械的に安定させてヘッドの％注を向
上させるとともに、ヘッドの能率を向上させることがで
きるのはもちろん、従来のように突出部を有するセンタ
コアをわざわざ用意しなくとも、完成されたチップコア
のセンタコアには突出部を形成することができ、従って
製造が容易になるという効果がある。
に録音ギャップ１６と再生ギャップ１７とを設け、これ
らの録音ギャップ１６及び再生ギャップ１７を有するチ
ップコア２０にはコイルが巻装されたボディコア７を接
合して得られる磁気ヘッドの上記チップコア２０におい
て、上記録音ギャップ１６が一側に形成され、再生ギャ
ップ１７が他側に形成されるセンタコア１３と、上記セ
ンタコア１３に上記録音ギャップ１６又は再生ギャップ
１７を介して固定されたＣ字状又は逆Ｃ字状のサイドコ
マ１４ａ、１５ａを備え、上記サイドコア１４ａ、１５
ａを切欠いて得られた突出部を上記センタコア１３に設
け、上記センタコア１３における上記ボディコア７との
接合部の面積を大きくしたので、上記センタコアとボデ
ィコアとの接合を機械的に安定させてヘッドの％注を向
上させるとともに、ヘッドの能率を向上させることがで
きるのはもちろん、従来のように突出部を有するセンタ
コアをわざわざ用意しなくとも、完成されたチップコア
のセンタコアには突出部を形成することができ、従って
製造が容易になるという効果がある。
第１図及び第２図は本発明を説明するためのものであり
、第１図は概略平面図、第２図は製造工程における一態
様を示す概略平面図、第３図及び第４図は本発明の一実
施例を示すものであり、第３図は概略平面図、第４図は
製造工程における一態様を示す概略平面図である。 ７：ボディコア、１３：センタコア、１４ａ。 １５ａ：サイドコア、１６：録音ギャップ、１７：再生
ギャップ、２０：チップコア。
、第１図は概略平面図、第２図は製造工程における一態
様を示す概略平面図、第３図及び第４図は本発明の一実
施例を示すものであり、第３図は概略平面図、第４図は
製造工程における一態様を示す概略平面図である。 ７：ボディコア、１３：センタコア、１４ａ。 １５ａ：サイドコア、１６：録音ギャップ、１７：再生
ギャップ、２０：チップコア。
Claims (1)
- １ 一体化されたチップコアに録音ギャップと再生ギャ
ップとを設け、これらの録音ギャップ及び再生ギャップ
を有するチップコアにはコイルが巻装されたボディコア
を接合して得られる磁気ヘッドの上記チップコアにおい
て、上記録音ギャップが一側に形成され、再生ギャップ
が他側に形成されるセンタコアと、上記センタコアに上
記録音ギャップ又は再生ギャップを介して固定されたＣ
字状又は逆Ｃ字状のサイドコアを備え、上記サイドコア
を切欠いて得られた突出部を」−記センタコアに設け、
上記センタコアにおける上記ボディコアとの接合部の面
積を大きくしたことを特徴とする磁気ヘッド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP54100502A JPS5827567B2 (ja) | 1979-08-07 | 1979-08-07 | 磁気ヘツド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP54100502A JPS5827567B2 (ja) | 1979-08-07 | 1979-08-07 | 磁気ヘツド |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5625224A JPS5625224A (en) | 1981-03-11 |
| JPS5827567B2 true JPS5827567B2 (ja) | 1983-06-10 |
Family
ID=14275705
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP54100502A Expired JPS5827567B2 (ja) | 1979-08-07 | 1979-08-07 | 磁気ヘツド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5827567B2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5264911A (en) * | 1975-11-25 | 1977-05-28 | Hitachi Ltd | Multi-element magnetic head |
-
1979
- 1979-08-07 JP JP54100502A patent/JPS5827567B2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5264911A (en) * | 1975-11-25 | 1977-05-28 | Hitachi Ltd | Multi-element magnetic head |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5625224A (en) | 1981-03-11 |
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