JPH0124733Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0124733Y2 JPH0124733Y2 JP18762782U JP18762782U JPH0124733Y2 JP H0124733 Y2 JPH0124733 Y2 JP H0124733Y2 JP 18762782 U JP18762782 U JP 18762782U JP 18762782 U JP18762782 U JP 18762782U JP H0124733 Y2 JPH0124733 Y2 JP H0124733Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic head
- magnetic
- coil
- core
- head base
- Prior art date
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- Expired
Links
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- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 3
- 229910000859 α-Fe Inorganic materials 0.000 claims description 2
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 5
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 3
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Landscapes
- Magnetic Heads (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野
本考案はビデオテープレコーダ（VTR）に適
用して好適な磁気ヘツドに関する。
用して好適な磁気ヘツドに関する。
(ロ) 従来技術
ヘリカルスキヤンVTRでは一般に回転体に１
対の磁気ヘツドを例えば180度の隔角度で取付け、
各磁気ヘツドが実質的に同一のトラツクを走査す
るようにしている。そのため、各磁気ヘツドは基
準面に対する作動ギヤツプの位置を可及的に精度
よく構成することが要請される。ところで、従来
の磁気ヘツド例えば高抗磁力テープへの記録、再
生に適するものとして提案されている第１図に示
すものでは、磁気ヘツドベースＢに接着材層（図
示省略）を介在させて取付けるべき磁気ヘツドチ
ツプＣは金属磁性材よりなるコア主体Ｍを１対の
補強コアS1，S2でサンドイツチしてなるものであ
るから、磁気ヘツドベースＢとコア主体Ｍの間に
厚み精度を出しにくい２つの要因すなわち接着材
層及び補強コアS2を有し、磁気ヘツドの基準面
（例えば磁気ヘツドベースの表面Ba）に対するコ
ア主体Ｍつまり作動ギヤツプの位置を正確に規定
することが難しかつた。とくに、厚さの薄い補強
コアの厚みコントロールが難しく生産性を害なう
一因となつていた。またこの磁気ヘツドは、磁気
ヘツドベースＢ、磁気ヘツドチツプＣを構成する
コア主体Ｍ、２枚の補強コアS1，S2、及びコイル
Ｗの５点で構成されているので、部品点数及び組
立作業数が多くこの点でも量産性を害なうものと
なつている。
対の磁気ヘツドを例えば180度の隔角度で取付け、
各磁気ヘツドが実質的に同一のトラツクを走査す
るようにしている。そのため、各磁気ヘツドは基
準面に対する作動ギヤツプの位置を可及的に精度
よく構成することが要請される。ところで、従来
の磁気ヘツド例えば高抗磁力テープへの記録、再
生に適するものとして提案されている第１図に示
すものでは、磁気ヘツドベースＢに接着材層（図
示省略）を介在させて取付けるべき磁気ヘツドチ
ツプＣは金属磁性材よりなるコア主体Ｍを１対の
補強コアS1，S2でサンドイツチしてなるものであ
るから、磁気ヘツドベースＢとコア主体Ｍの間に
厚み精度を出しにくい２つの要因すなわち接着材
層及び補強コアS2を有し、磁気ヘツドの基準面
（例えば磁気ヘツドベースの表面Ba）に対するコ
ア主体Ｍつまり作動ギヤツプの位置を正確に規定
することが難しかつた。とくに、厚さの薄い補強
コアの厚みコントロールが難しく生産性を害なう
一因となつていた。またこの磁気ヘツドは、磁気
ヘツドベースＢ、磁気ヘツドチツプＣを構成する
コア主体Ｍ、２枚の補強コアS1，S2、及びコイル
Ｗの５点で構成されているので、部品点数及び組
立作業数が多くこの点でも量産性を害なうものと
なつている。
(ハ) 考案の目的
本考案は磁気ヘツドチツプを取付けるための磁
気ヘツドベースを、磁気ヘツドチツプの補強コア
として兼用する磁気ヘツドを提供しようとするも
のである。
気ヘツドベースを、磁気ヘツドチツプの補強コア
として兼用する磁気ヘツドを提供しようとするも
のである。
(ニ) 考案の構成
本考案の磁気ヘツドは金属磁性材よりなるコア
本体と、このコア本体を支持する磁気ヘツドベー
スと、これらに付設するコイルとを備えることを
特徴とするものである。磁気ヘツドベースは磁性
材よりなる基部と非磁性材よりなる先端部を配備
しており、両者の間にコイルを巻くための貫通孔
を具備している。先端部はコア主体のフロントギ
ヤツプを裏当てするように配置され、また貫通孔
はコア主体のコイル窓に向かい合うように配置さ
れる。そして、これらコイル窓及び貫通孔に隣接
する磁脚部にコイルを巻き付けるようにしてい
る。
本体と、このコア本体を支持する磁気ヘツドベー
スと、これらに付設するコイルとを備えることを
特徴とするものである。磁気ヘツドベースは磁性
材よりなる基部と非磁性材よりなる先端部を配備
しており、両者の間にコイルを巻くための貫通孔
を具備している。先端部はコア主体のフロントギ
ヤツプを裏当てするように配置され、また貫通孔
はコア主体のコイル窓に向かい合うように配置さ
れる。そして、これらコイル窓及び貫通孔に隣接
する磁脚部にコイルを巻き付けるようにしてい
る。
(ホ) 実施例
第２図イとロは本考案の磁気ヘツドの１実施例
の平面図と側面図であり、第３図イとロは磁気ヘ
ツドベースの平面図と側面図である。
の平面図と側面図であり、第３図イとロは磁気ヘ
ツドベースの平面図と側面図である。
磁気ヘツドＨは磁気ヘツドベース１と、コア主
体２、コイル３とを備えており、ヘリカルスキヤ
ンVTRではこの磁気ヘツドの１組をシリンダー
に内装される回転体（図示省略）の180度隔てた
位置に対称的に配備されるものである。
体２、コイル３とを備えており、ヘリカルスキヤ
ンVTRではこの磁気ヘツドの１組をシリンダー
に内装される回転体（図示省略）の180度隔てた
位置に対称的に配備されるものである。
磁気ヘツドベース１はフエライト等の固有抵抗
の大きい磁性材よりなる基部１１と、コア主体の
材料（たとえばセンダスト、アモルフアス磁性合
金等）に比べてテープ走行時の耐摩耗性が小さい
ガラスス材（非磁性材）よりなる先端部１２とを
備えている。基部１１には上記回転体にこの磁気
ヘツドベース１を接着するために接着剤を充てん
する透孔１３と、先端部１２に対向する突部１４
の先方に開設してなる貫通孔１５を備えている。
この貫通孔１５の両側に隣接する部分１６，１６
はコア主体２の対応部分と共に磁脚部を構成し、
この磁脚部にはコイル３がいわゆるバランス巻き
される。
の大きい磁性材よりなる基部１１と、コア主体の
材料（たとえばセンダスト、アモルフアス磁性合
金等）に比べてテープ走行時の耐摩耗性が小さい
ガラスス材（非磁性材）よりなる先端部１２とを
備えている。基部１１には上記回転体にこの磁気
ヘツドベース１を接着するために接着剤を充てん
する透孔１３と、先端部１２に対向する突部１４
の先方に開設してなる貫通孔１５を備えている。
この貫通孔１５の両側に隣接する部分１６，１６
はコア主体２の対応部分と共に磁脚部を構成し、
この磁脚部にはコイル３がいわゆるバランス巻き
される。
コア主体２はセンダストよりなるコア半体２
１，２２をフロントギヤツプ２３にSiO2膜のス
ペーサを挾んで突き合わされており、各コア半体
の対向面間には上記貫通孔１５に対向するように
コイル窓２４を備えている。このコイル窓２４は
フロントギヤツプ２３の下端を規定し、またフロ
ントギヤツプ２３は磁気ヘツドベース１の先端部
１２に対向配置されかつ裏当てされている。
１，２２をフロントギヤツプ２３にSiO2膜のス
ペーサを挾んで突き合わされており、各コア半体
の対向面間には上記貫通孔１５に対向するように
コイル窓２４を備えている。このコイル窓２４は
フロントギヤツプ２３の下端を規定し、またフロ
ントギヤツプ２３は磁気ヘツドベース１の先端部
１２に対向配置されかつ裏当てされている。
磁気ヘツドベース１に対するコア主体２の取付
けは、コア主体２のフロントギヤツプ２３とコイ
ル窓２４とをそれぞれ磁気ヘツドベース１の先端
部１２と貫通孔１５とに合うように配置し、両者
間に有機接着剤を浸透することで完成される。次
いでコイル３を上記磁脚部に巻き付け、コイルの
リード端は磁気ヘツドベース１上に付設したター
ミナル（図示省略）に接続される。
けは、コア主体２のフロントギヤツプ２３とコイ
ル窓２４とをそれぞれ磁気ヘツドベース１の先端
部１２と貫通孔１５とに合うように配置し、両者
間に有機接着剤を浸透することで完成される。次
いでコイル３を上記磁脚部に巻き付け、コイルの
リード端は磁気ヘツドベース１上に付設したター
ミナル（図示省略）に接続される。
(ヘ) 考案の効果
本考案の磁気ヘツドは磁気ヘツドベースにコア
主体を直に（接着材を介している）取付け、この
一体物にコイルを付設してなるものであるから、
その組立作業性を改善できるし、またコア主体の
フロントギヤツプ近辺を除く大部分を磁気ヘツド
ベースの磁性材よりなる基部に裏当てするように
しているので磁気抵抗を小さくすることができ再
生出力特性を低下させることはない。
主体を直に（接着材を介している）取付け、この
一体物にコイルを付設してなるものであるから、
その組立作業性を改善できるし、またコア主体の
フロントギヤツプ近辺を除く大部分を磁気ヘツド
ベースの磁性材よりなる基部に裏当てするように
しているので磁気抵抗を小さくすることができ再
生出力特性を低下させることはない。
第１図イ，ロは従来の磁気ヘツドの平面図と、
−′断面図である。第２図イ，ロは本考案の
磁気ヘツドの１実施例の平面図と側面図であり、
第３図イ，ロは磁気ヘツドベースの平面図と側面
図である。 主な図番の説明、２……コア主体、１……磁気
ヘツドベース、２４……コイル窓、１２……先端
部、１５……貫通孔。
−′断面図である。第２図イ，ロは本考案の
磁気ヘツドの１実施例の平面図と側面図であり、
第３図イ，ロは磁気ヘツドベースの平面図と側面
図である。 主な図番の説明、２……コア主体、１……磁気
ヘツドベース、２４……コイル窓、１２……先端
部、１５……貫通孔。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 金属磁性材よりなるコア主体を、該コア主体
を支持する磁気ヘツドベースに、前記コア主体
のフロントギヤツプとコイル窓とがそれぞれ前
記磁気ヘツドベースの非磁性材よりなる先端部
と貫通孔とに対向するように添設し、前記コイ
ル窓と前記貫通孔に隣接する磁脚部にコイルを
付設してなる磁気ヘツド。 (2) 前記磁気ヘツドベースは前記先端部を除いて
磁性材（フエライト）で構成され、VTRの上
下シリンダー間に内装される回転デイスクに取
付けられるものである登録請求の範囲第(1)項記
載の磁気ヘツド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18762782U JPS5992418U (ja) | 1982-12-10 | 1982-12-10 | 磁気ヘツド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18762782U JPS5992418U (ja) | 1982-12-10 | 1982-12-10 | 磁気ヘツド |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5992418U JPS5992418U (ja) | 1984-06-22 |
| JPH0124733Y2 true JPH0124733Y2 (ja) | 1989-07-26 |
Family
ID=30404965
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18762782U Granted JPS5992418U (ja) | 1982-12-10 | 1982-12-10 | 磁気ヘツド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5992418U (ja) |
-
1982
- 1982-12-10 JP JP18762782U patent/JPS5992418U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5992418U (ja) | 1984-06-22 |
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