JPS6240765A - 読み出し専用半導体記憶装置およびその製造方法 - Google Patents

読み出し専用半導体記憶装置およびその製造方法

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JPS6240765A
JPS6240765A JP60179685A JP17968585A JPS6240765A JP S6240765 A JPS6240765 A JP S6240765A JP 60179685 A JP60179685 A JP 60179685A JP 17968585 A JP17968585 A JP 17968585A JP S6240765 A JPS6240765 A JP S6240765A
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JP
Japan
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insulating film
gate electrode
layer
conductivity type
wiring layer
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JP60179685A
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English (en)
Inventor
Shoji Ariizumi
有泉 昇次
Fujio Masuoka
富士雄 舛岡
Hide Fukada
深田 秀
Masanori Ashino
芦埜 雅則
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Toshiba Corp
Japan Semiconductor Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Iwate Toshiba Electronics Co Ltd
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Publication date
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    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • H10B20/00Read-only memory [ROM] devices
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L27/00Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate

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  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
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  • Internal Circuitry In Semiconductor Integrated Circuit Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] この発明は高集積化が達成できる読み出し専用半導体記
憶装置およびその製造5方法に関する。
[発明の技術的背景とその問題点] 一般に、読み出し専用半導体記憶装置く以下、R,OM
と称する)は、ウェハ製造工程の途中でマスクを用いて
データが書き込まれるため、マスクプログラムROMと
呼ばれている。このマスクプログラムROMでデータの
書き込みに広く採用されている方式としては、コンタク
ト方式、トランジスタの有無によりデータを書き込むい
わゆるSDG (ソース、ドレイン、ゲート)方式、ト
ランジスタのしきい値電圧を書き込みデータ楊応じて異
ならせる方式、の三つiがある。
他方、メモリセルの回路構成に基づ<NOR型ROMと
NAND−NOR型ROMという方式の分は方も有り、
さらにROMをシステム側からみると同期型ROMと非
同期型ROMというような分は方もある。そして高速動
”作に適したR OMとしてはNOR型ROMが、低速
で良い場合にはNAND−NOR型ROMがそれぞれ使
用されることが多い。
上記のような方式によるR OMの分は方のうち、高速
動作に適したNOR型ROMには、その回路設計の容易
さ、データ書き込みの容易さおよび確実さに加えて、デ
ータの書き込み工程が全工程の後半にあることから生産
対応上の効果があるコンタクト方式を採用することが多
い。
第5図はこのコンタクト方式を採用した従来のROMの
メモリセル部分の構成を示すパターン平面図である。図
中、破線で囲んだ領域が一つのメモリセル1であり、複
数のメモリセル1が横方向および縦方向にマトリクス状
に配列されている。
一つのメモリセル1は一つのMOSトランジスタで構成
され、さらにこのMOSトランジスタはドレイン領域と
なる拡散領域2、図中横方向に配列された複数のMoS
トランジスタの共通ソース領域となる拡散領域3、横方
向に配列された複数のMOSトランジスタの共通ゲート
電極となる多結晶シリコンにより構成されたワード線4
とから構成されている。そして図中縦方向に配列された
複数のMoSトランジスタのドレイン(拡散領域2)は
、書き込みデータに応じて選択的に設けられたコンタク
トホール5を通じて、アルミニュームにより構成された
データ線6に接続されている。
第6図はこのようなパターンを有丈るROMの等価回路
図である。コンタクト方式のROMはその名の通りウェ
ハプロセスのコンタクト形成時にデータの書き込みを行
なうため、前記コンタクトホール5によるコンタクトの
有無がデータの″′1′ルベル u Q Itレベルに
対応している。
ところで、第5図のようなパターンを有するROMでは
、メモリセル用MOSトランジスタのドレイン領域とな
る拡散領域2はコンタクトホール5を介してデータ線6
に接続されている。ここでこの拡散領域2はシリコンに
よって構成されており、他方、データ線6はアルミニュ
ームにより構成されている。シリコンとアルミニューム
では仕事関数が異なり、仕事関数が異なる材料どうしの
接触抵抗を十分に小さくするためにはコンタクトホール
の面積を大きくとる必要がある。しかも基板との短絡を
防止するためにコンタクトホールの周囲と拡散領域の周
囲との間の距離も十分とる必要がある。このために、各
ドレイン領域の占有面積が広くなり、大きな記憶容量の
ROMの場合にはチップ面積が大きくなって価格の上昇
をもたらすという不都合が生じる。
そこで本発明者は上記従来のROMが持つ欠点を除去す
る目的で、第7図のようなパターン平面図および第8図
の断面図に示すようなROMを発明した。このROMは
特願昭58−75026号の願書に添付された明mmお
よび図面に記載されているものであり、以下、これにつ
いて説明する。
このROMはNチャネルMOSトランジスタをメモリセ
ルとして用いたものであり、第7図中、破線で囲んだ領
域が一つのメモリセル10となっている。そして複数の
メモリセルが横方向および縦方向にマトリクス状に配列
されている。前記第5図の場合と同様に一つのメモリセ
ルは一つのMOSトランジスタで構成されている。P型
のシリコン半導体基板11上には各メモリセル10のド
レイン領域となるN+型領領域12拡散等の方法により
形成される。さらに上記基板11上には、図中、横方向
に配列された複数のメモリセルの共通ソース領域となる
N“型領域13が拡散等の方法により、横方向に延長し
て形成される。また横方向に配列された複数のメモリセ
ルにおいて、各N+型領領域2.13間をまたぐように
、複数のメモリセルの共通ゲート電極となる第1層目の
多結晶シリコンで構成されたワード線14が延長して設
けられている。さらに各メモリセルのドレイン領域とな
るN+型領領域12表面は、横方向に配列された2列分
のメモリセル毎に共通に開孔されたコンタクトホール1
5を介して、第2層目の多結晶シリコンで構成された配
線16と接続されており、この配線16の端部は前記共
通ゲート電極であるワード線14上まで延在するように
設けられている。横方向に配列された複数のメモリセル
には、ドレインであるN+型領領域12書き込みデータ
に応じて選択的に設けられたコンタクトホール17を介
してアルミニュームにより構成されたデータ線18に接
続されている。
第8図は上記第7図のパターン平面図のA−A′線に沿
った一つのメモリセルの断面構造を示す。図において2
0は素子分離用のフィールド酸化膜であり、21はワー
ドts14の下部に設けられているゲート酸化膜であり
、22ないし24はそれぞれ酸化膜である。なお、上記
フィールド酸化膜20下部の基板11の表面には反転防
止層25が設けられている。
このような構成のROMは、メモリセル用トランジスタ
のドレイン領域であるN1型@域12に対し、アルミニ
ュームで構成されたデータ線18を直接に接続するので
はなく、まずN+型領領域12表面の一部にコンタクト
ホール15を介して多結晶シリコンで構成された配JI
116を接続し、さらにこの配線16を書き込みデータ
に応じて選択的に設けられたコンタクトホール17を介
してアルミニュームからなるデータ線18と接続するよ
うにしたものである。なお、上記配線16はワード線1
4上まで延長されている。ここでN1型領域12と配線
16とはともにシリコンを構成材料としているので仕事
関数は等価である。このため、両者間の接触抵抗は接触
面積がせまくとも十分に低くでき、これによりコンタク
トホール15のN+型領領域12上面積を縮小化できる
。さらにこのコンタクトホール15を介してN+型領領
域12配線16とを接続する際に、フィールド酸化膜2
0側はセルファライン構造にでき、コンタクトホール1
5はワード線14側にのみ適度な距離を保てばよい。従
って、N+梨型領域2自体の面積を十分小さくでき、メ
モリセルで換算して前記第5図のものよりも20ないし
50%程度縮小化できる。
他方、互いに仕事関数が異なるアルミニューム、多結晶
シリコンによりそれぞれ構成された前記データ線18と
配線1Gの接続を行なう場合、配線16はワード線14
の上方まで延長されており、その平面的な距離がN+型
領領域12りも十分長くされているので、データ線18
と配置16との接触部分であるコンタクトホール17の
面積はN+型領領域12面積にかかわらず十分広くとる
ことができる。これにより、コンタクトホールの面積で
決定される接触抵抗の大きさに基づくMoSトランジス
タの電圧、電流特性の劣化を起こすこともなく、高密度
化が可能となる。
ところが、上記第7図および第8図に示すようなROM
でも、さらに大容量化実現のため、より微細化が進むと
、ベリード方式のコンタクトホール15の形成に関して
、アライメント誤差のための寸法余裕を見込んだ第8図
中の距@aをある程度とる必要があり、またコンタクI
・ホール15の面積を十分に確保する際の誤差による寸
法余裕を見込だ第8図中の距1bもある程度とる必要が
ある。
そして、これらの距離a、bがセルの大きな部分を占め
ることが問題となってくる。このことはコンタクトホー
ル17の形成についても同様であり、第7図に示したア
ライメント誤差のための寸法余裕を見込だ距l1Ili
c、 dがセルの大きな部分を占めることが問題となっ
てくる。マスクアライメントの精度を上げることには限
界があるので、上記のような寸法余裕を小さくすること
にも限界がある。
また、高密度化を実現するため、コンタクトの面積を小
さくすると、アルミニュームのグレインサイズの関係等
からコンタクト抵抗が大きくなってしまう。これを防止
するため、グレインサイズの小さなバリア金属等を配線
材料として使用することも考えられるが、この場合には
プロセスを大幅に変更する必要があり、製造工程が複雑
化するという問題が発生する。
[発明の目的] この発明は上記のような事情を考慮してなされたもので
ありその目的は、メモリセルの高集積化が実現でき、か
つ製造工程の大幅な変更を伴わずに製造することができ
る読み出し専用半導体記憶装置およびその製造方法を提
供することにある。
[発明の概要] 上記目的を達成するためこの発明にあっては、一方導電
型の半導体基体と、上記基体上で上下を第1および第2
絶縁膜ではさまれるように形成される三層構造のゲート
電極と、上記ゲートN極に対して自己整合的にかつ互い
に離間して形成される他方導電型の一対の第1半導体領
域と、上記ゲート電極の少なくとも上記一方の第1半導
体領域側の側面に形成される側壁状の第3絶縁膜と、上
記側壁状の第3絶縁膜に対して自己整合的に少なくとも
上記一方の第1半導体領域内に形成され。
この半導体領域よりも深くかつ不純物濃度が高い他方導
電型の第2半導体領域と、少なくとも一部が上記ゲート
電極の上方まで延在し上記第2半導体領域の表面と接触
するように形成される他方導電型の不純物を含有する第
1配線層と、書き込みデータに応じて上記第1配線層の
表面上に選択的に形成され電気的な絶縁性を有する第4
絶縁層と、上記第1配線層表面上に形成され上記第4絶
縁層の存在の有無に応じて上記第1配線層の表面と選択
的に接触する第2配線層とを具備した読み出し専用半導
体記憶装置が提供されている。
[発明の実施例] 以下、図面を参照してこの発明の詳細な説明する。第1
a図ないし第1f図はこの発明に係る記憶装置の製造工
程を順次示す断面図である。この記憶装置はNチャネル
MoSトランジスタをメモリセルとして使用するROM
に実施した場合のものである。
まず、第1a図に示すように、P型のシリコン半導体基
板31に選択酸化を施してフィールド酸化膜32を形成
し、素子分離を行なう。次に熱酸化法等により基板31
の露出面にゲート酸化I!133を形成する。このゲー
ト酸化lll33の形成の後、このゲートa化1i13
3上に、例えばCVD法(化学的気相成長法)により、
リンを含有した第1層目の多結晶シリコン層を4000
人ないし6000人の厚みに堆積形成する。ここでこの
多結晶シリコン層は最初、不純物がドープされていない
状態で形成し、その後、   ″不純物としてのリンを
ドープするようにしてもよい。次に熱酸化法により上記
多結晶シリコン層を酸化するか、もしくはCVD法によ
り、この多結晶シリコン層上に4000人程度0酸化膜
34を全面に形成し、引続きPEP(写真蝕刻技術)お
よび図示しないレジストをマスクと゛したRIE(リア
クティブ・イオン・エツチング)技術によりこの酸化膜
34をバターニングする。そして次にこのバターニング
で残された酸化膜34をマスクとしてRIE技術により
上記ゲート酸化、1133および多結晶シリコン層をエ
ツチングして、上下が絶縁膜(シリコン酸化膜)によっ
てはさまれた多結晶シリコン層からなるゲート電極35
を形成する。次に酸化膜34、ゲート電極35およびゲ
ート酸化膜33からなる三層構造36をマスクにして、
N型不純物、例えばリンまたはヒ素のイオン注入を行な
い、基板31の表面に浅いN型のドレイン領域37およ
びソース領域38を形成する。
次に第1b図に示すように、CDV法により、全面に4
000人程度0厚みの低温酸化膜39を形成する。
次に第1C図に示すように、RIE技術の異方性を利用
して、上記低温酸化膜39をエッチバックし、上記三層
構造36のドレイン領域37およびソース領域38側の
壁面にのみ低温酸化膜39を残して側壁状の酸化113
9A、 393を形成する。
次に第1d図に示すように、上記三層構造36およびそ
の壁面に形成された酸化1139A、3913をマスク
として、N型不純物、例えばリンまたはヒ素のイオン注
入を行ない、上記N型のドレイン11131およびソー
ス領域38内に、より深くかつ不純物濃度の高いN型領
域40および41を形成する。次に全面に例えばCVD
法により、リンまたはヒ素等のN型不純物を含有した第
2層目の多結晶シリコン@42を堆積形成する。なお、
上記N型領域40および41は、イオン注入を行なわず
に、まず全面にN型不純物を含有していない第2層目の
多結晶シリコン層を堆積形成し、次に例えば低温のリン
またはヒ素の拡散等により第2層目の多結晶シリコン層
に不純物の導入を行ないつつ、上記三層構造36および
その壁面に形成された酸化[l39A、39Bをマスク
として上記リンまたはヒ素のイオン注入を行ない上記N
型領域40・および41を同時に形成するようにしても
よい。さらに次に、上記多結晶シリコンW142上に例
えばCVD法によりシリコン窒化膜43を1000人な
いし2000人程度堆積形成し、このシリコン窒化WA
43をPEP技術によりパターニングする。このとき、
残されたシリコン窒化膜43の端部が前記ゲート電極3
5の上方にまで延在するようにパターニングを行なう。
次に第1e図に示すように、上記のパターニングで残さ
れたシリコン窒化[943をマスクとして用いて、例え
ば800℃ないし1000℃で熱酸化を行ない、シリコ
ン窒化膜43で覆われておらず露出している上記第2層
目の多結晶シリコン層42を酸化してその部分に絶縁1
lI44を形成する。そしてこの工程で酸化されず残さ
れた多結晶シリコン層42の一部が前記ドレイン領域3
7に接続された配線層45となる。ここで予め、多結晶
シリコン層42の酸化のマスクとして用いられるシリコ
ン窒化[943の端部が前記ゲート電極35の上方にま
で延在するようにパターニングされているため、上記配
線層45の端部も前記ゲート酸化膜35の上方にまで延
在するように形成される。
次に第1f図に示すように、前記第6図のROMのよう
に、ドレインがデータ線に接続されるものについては配
線層45の上に残されているシリコン窒化膜43を選択
的に除去し、ドレインがデータ線に接続されないものに
ついては配線l145の上に残されているシリコン窒化
膜43をそのまま残した状態で、全面にアルミニューム
層46を堆積形成し、これをパターニングする。
このような工程で製造されるROMの4ビツトのメモリ
セル部分のパターン平面図を第2図に、この第2図中の
B−8’線に沿った断面図を第3図にそれぞれ示す。
第2図および第3図においてゲート電極35はワード線
として使用され、アルミニューム層46はデータ線とし
て使用される。そして破線で囲こんだ領域が一つのメモ
リセルであり、第3図において左側に位置するセルのド
レイン領域37が配線層45を圧してデータ線であるア
ルミニューム層46に接続されており、右側に位置する
セルのドレイン領域37は絶縁膜である窒化l[43の
存在により、データ線であるアルミニューム層46に接
続されていない状態が示されている。
ここで第2図および第3図に示されるR OMのメモリ
セルは、第8図に示す従来のものに比べ、ベリード形式
のコンタクトホールが前記酸化膜39A、39Bの形成
時にセルフアライメントで形成されるので、前記第8図
中の距離aで示されるPEP時に発生するマスクアライ
メント誤差を保障するための距離はほとんど不要となる
。また、同様に素子分離用のフィールド酸化!I!32
に対し、マスクアライメント誤差を保障するための距離
を含む前記第8図中の距離すもその保障弁が不必要なた
め、この距!1bは従来のほぼ半分にすることができる
。さらにアルミニューム層46のコンタクトパッドとな
る配線層45がシリコン窒化膜43をマスクとして形成
され、しかもこのシリコン窒化膜43を除去するという
だけのプロセスでセルファライン的にコンタクトパッド
45そのものがコンタクトとして形成されるので、PE
Pにより発生するマスクアライメント誤差による前記第
7図中の距離Cは発生しない。このため、このROMで
は、従来に比べて各メモリセルの寸法をワード線方向お
よびデータ線方向でともに縮小化できる。そして従来と
同−設計基準で製造した場合、上記実施例によるセルの
占有面積は従来セルの約60%に縮小化でき、高密度化
が実現される。しかもこの実施例のROMを製造する際
のプロセスは従来技術の延長でよく、特殊な工程を含ま
ないので信頼性も高くできる。
さらに、ドレイン領域37およびソース領域38は互い
にセルファラインの二重拡散工程により形成されるので
、なだらかな不純物濃度勾配を持ったものにされ、メモ
リセル用MOSトランジスタとして高耐圧のものが得ら
れるとともに低抵抗の拡散配線が得られる。
第48図ないし第4f図はこの発明の他の実施例に係る
記憶装置の製造工程を順次示す断面図である。第4a図
と第4b図の工程は前記第1図の場合と同様であるので
説明は省略する。
次に第4C図に示すように、ソース領域38上にPEP
用のマスクを選択的に形成し、RIE技術により上記低
温酸化膜39をエッチバックして、上記三層構造36の
ドレイン領域37の壁面にのみ前記と同様の側壁状の酸
化膜39Aを形成すると同時に、ソース領域38側では
コンタクトホール51が開孔されかつ端部がゲート電極
35上にまで延在した酸化1139Gを形成する。
次に第4d図に示すように、上記三層構造36、そのド
レイン領域37側の壁面に形成された酸化膜39Aおよ
び酸化1139cをマスクとしてN型不純物、例えばリ
ンまたはヒ素のイオン注入を行ない、上記N型のドレイ
ン領域37およびソース領域38内に、より深くかつ高
濃度のN型@’4.40および41を形成する。次に全
面に例えばCVD法により、リンまたはヒ素等のN型不
純物を含有した第2層目の多結晶シリコン層42を堆積
形成する。この場合にも前記と同様に、始めにイオン注
入を行なわず、不純物を含有していない多結晶シリコン
層42を堆積形成し、次に不純物を導入するようにして
もよい。
さらに次に、上記多結晶シリコン雁42上に例えばCV
D法によりシリコン窒化膜43を1000人程度堆積形
成し、このシリコン窒化@43をPEP技術によりバタ
ーニングする。このとき、上記ドレイン領域37上に残
されたシリコン窒化l1lI43の端部が前記ゲート電
極35の上方にまで延在するようにバターニングを行な
う。
次に第4e図に示すように、上記のバターニングで残さ
れたシリコン窒化WA43をマスクとして、用いて、例
えば800℃ないし1000℃で熱酸化を行ない、シリ
コン窒化11JI43で覆われておらず露出している上
記第21目の多結晶シリコン層42を酸化してその部分
に絶縁膜44を形成する。そしてこの工程で酸化されず
残された多結晶シリコン層42の一部が前記ドレイン領
域37に接続された配線層45およびソース領域38に
接続された配線H52となる。
ここで予め、多結晶シリコン層42の酸化のマスクとし
て用いられるドレイン領域37上に残されたシリコン窒
化l!43の端部は前記ゲート電極35の上方にまで延
在するようにバターニングされているため、上記配線層
45の端部も前記ゲート電極35の上方にまで延在する
ように形成される。
次に第4f図に示すように、前記第6図のROMのよう
に、書き込むデータに応じて、ドレインがデータ線に接
続されるものについては配線層45の上に残されている
シリコン窒化膜43を選択的に除去し、トレインがデー
タ線に接続されないものについては配線層45の上に残
されているシリコン窒化m43をそのまま残した状態で
、また、回路上にアルミニューム配線と接続すべきノー
ドでは配線層52の上のシリコン窒化膜43を選択的に
除去した状態で、全面にアルミニューム層46を堆積形
成し、これをバターニングする。
このような工程で製造されるROMにおいても、メモリ
セルはデータ線方向およびワード線方向の両方向で大幅
に縮小化することができ、製造工程も従来とほとんど変
りない。
[発明の効果] 以上説明したようにこの発明によれば、メモリセルの高
集積化が実現でき、かつ製造工程の大幅な変更を伴わず
に製造することができる読み出し専用半導体記憶装置お
よびその製造方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例に係る装置を製造する際の
製造工程を順次示す断面図、第2図は上記工程により製
造された装置のパターン平面図、第3図は第2図中のB
−B’線に沿った断面図、第4図はこの発明の他の実施
例に係る装置を製造する際の製造工程を順次示す断面図
、第5図は径異なるROMのメモリセルの構成を示すパ
ターン平面図、第身図はそのA−A’線に沿った断面図
である。 31・・・P型のシリコン半導体基板、32・・・フィ
ールド酸化膜、33・・・ゲート酸化膜、34・・・酸
化膜、35・・・ゲート電極、36・・・三層構造、3
7・・・ドレイン領域、38・・・ソース領域、39・
・・低温酸化膜、40.41・・・N型領域、42・・
・第2層目の多結晶シリコン層、43・・・シリコン窒
化膜、44・・・絶縁膜、45・・・配線層、46・・
・アルミニューム層。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第1b図 第1c図 第1d図 第1e図 第1f図 第2図 jll  Ad図 第4e図 第4f図 ゛ 第5図 第6図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一方導電型の半導体基体と、上記基体上で上下を
    第1および第2絶縁膜ではさまれるように形成される三
    層構造のゲート電極と、上記ゲート電極に対して自己整
    合的にかつ互いに離間して形成される他方導電型の一対
    の第1半導体領域と、上記ゲート電極の少なくとも上記
    一方の第1半導体領域側の側面に形成される側壁状の第
    3絶縁膜と、上記側壁状の第3絶縁膜に対して自己整合
    的に少なくとも上記一方の第1半導体領域内に形成され
    、この半導体領域よりも深くかつ不純物濃度が高い他方
    導電型の第2半導体領域と、少なくとも一部が上記ゲー
    ト電極の上方まで延在し上記第2半導体領域の表面と接
    触するように形成される他方導電型の不純物を含有する
    第1配線層と、書き込みデータに応じて上記第1配線層
    の表面上に選択的に形成され電気的な絶縁性を有する第
    4絶縁層と、上記第1配線層表面上に形成され上記第4
    絶縁層の存在の有無に応じて上記第1配線層の表面と選
    択的に接触する第2配線層とを具備したことを特徴とす
    る読み出し専用半導体記憶装置。(2)一方導電型の半
    導体基体に上下を第1および第2絶縁膜ではさまれるよ
    うに三層構造のゲート電極を形成する工程と、上記ゲー
    ト電極をマスクとして用いて他方導電型の不純物を導入
    することにより、自己整合的にかつ互いに離間して他方
    導電型の一対の第1半導体領域を形成する工程と、全面
    に絶縁膜を堆積し、この絶縁膜を異方性エッチング技術
    を用いて全面エッチング処理し、上記ゲート電極の少な
    くとも上記一方の第1半導体領域側の側面に側壁状の第
    3絶縁膜を形成する工程と、上記ゲート電極および上記
    側壁状の第3絶縁膜をマスクとして用いて他方導電型の
    不純物を導入することにより、これらゲート電極および
    第3絶縁膜に対して自己整合的に少なくとも上記一方の
    第1半導体領域内にこの半導体領域よりも深くかつ不純
    物濃度が高い他方導電型の第2半導体領域を形成する工
    程と、全面に導電体層を堆積形成し、さらにこの上に耐
    酸化性および電気的絶縁性を有する第4絶縁膜を堆積形
    成する工程と、上記第4絶縁膜をパターニングし、かつ
    パターニングされた第4絶縁膜をマスクとして用いて上
    記導電体層を選択酸化することにより、少なくとも一部
    が上記ゲート電極の上方まで延在し上記第2半導体領域
    の表面と接触するような他方導電型の不純物を含有する
    第1配線層を形成する工程と、上記第1配線層の表面上
    に残された第4絶縁膜からなるマスクを書き込みデータ
    に応じて選択的に除去し、この上に導電体層を堆積形成
    して上記第1配線層の表面と選択的に接触する第2配線
    層を形成する工程とを具備したことを特徴とする読み出
    し専用半導体記憶装置の製造方法。
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