JPS6238776B2 - - Google Patents

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JPS6238776B2
JPS6238776B2 JP56074893A JP7489381A JPS6238776B2 JP S6238776 B2 JPS6238776 B2 JP S6238776B2 JP 56074893 A JP56074893 A JP 56074893A JP 7489381 A JP7489381 A JP 7489381A JP S6238776 B2 JPS6238776 B2 JP S6238776B2
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JP
Japan
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operating
cam
locking
gear
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Application number
JP56074893A
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English (en)
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JPS57191861A (en
Inventor
Masao Ito
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Faurecia Clarion Electronics Co Ltd
Original Assignee
Clarion Co Ltd
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Publication date
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Priority to US06/379,425 priority patent/US4581666A/en
Priority to SE8203160A priority patent/SE450305B/sv
Priority to AU83818/82A priority patent/AU552285B2/en
Priority to DE3219012A priority patent/DE3219012A1/de
Publication of JPS57191861A publication Critical patent/JPS57191861A/ja
Publication of JPS6238776B2 publication Critical patent/JPS6238776B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R19/00Wheel guards; Radiator guards, e.g. grilles; Obstruction removers; Fittings damping bouncing force in collisions
    • B60R19/02Bumpers, i.e. impact receiving or absorbing members for protecting vehicles or fending off blows from other vehicles or objects
    • B60R19/023Details
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B15/00Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
    • G11B15/18Driving; Starting; Stopping; Arrangements for control or regulation thereof
    • G11B15/44Speed-changing arrangements; Reversing arrangements; Drive transfer means therefor
    • G11B15/442Control thereof

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Transmission Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はテーププレヤにおける早送り巻戻し操
作機構の創案に係り、テーププレヤにおける早送
り巻戻しのための操作力を軽減すると共に機構の
簡易化を図り、小型軽量で操作性に優れ、しかも
比較的低コストなテーププレヤを提供しようとす
るものである。
テーププレヤにおいてはその利用操作上、早送
り巻戻しを図ることが不可欠的であり、このよう
な早送り巻戻し機構については従来から種々のも
のが提案され且つ実用化されている。ところがこ
のような従来の早送り巻戻し機構につきテーププ
レヤにおいてはその早送り巻戻しを行うに当つ
て、カセツトを挿入することにより自動的にピン
チローラ、アイドラ及びヘツドなどを発条力で圧
着されるようにしたものの場合、その発条力に抗
してそれらのピンチローラ、アイドラ、ヘツドな
どの圧着を解除することが必要であつて、その操
作力が相当に重くならざるを得ない不利がある。
又このような操作力を軽減化すべく電磁プランジ
ヤを用いるようなことについてもそれなりの提案
がなされているが、上記したようなピンチロー
ラ、アイドラ、ヘツドなどの部材を瞬間的に圧着
状態に操作するには相当に強力なプランジヤ作動
力を必要とし、その作動ストロークも大とならざ
るを得ないので、それらに相当した大型の電磁プ
ランジヤを必要とし、その回路構成についても大
容量のものを必要とする不利を伴う。
本発明は前記したような実情に鑑み検討を重ね
て創案されたものであつて、モータ駆動される間
欠ギヤを用いて上記したようなピンチローラなど
の各部材に関する圧着およびその解除を制御し、
該制御部材を弾性材の復帰力に抗して作動せしめ
ると共にこれを再生状態においてロツクするロツ
ク手段のロツク状態を早送り又は巻戻し操作レバ
ーの何れか一方又は双方によつて解除するように
したものであり、更には前記制御部材のロツク状
態保持に電磁プランジヤを設け、前記早送り又は
巻戻し操作レバーで作動せしめられる感知部材を
設けると共に該感知部材に前記電磁プランジヤに
対する通電を切換操作するスイツチに対する操作
部を形成して上述したような制御部材のロツク状
態解除を行わしめるようにしたものである。
即ち本発明によるものの具体的な実施態様を添
附図面に示すものについて説明すると、第1図に
おいて制御部材12が前進せしめられたプレー状
態としての全般的な構成関係を示すようにデツキ
100の一側奥部に設けたモータ50からのベル
ト4が懸回され該ベルト4を以て駆動されるフラ
イホイール1F,1Rがデツキ100の底面に取
付けられ、これらのフライホイールの一方1Rに
はそれと一体的に駆動ギヤ1が第2図に示す如く
形成され、この駆動ギヤ1に対しては両フライホ
イール1R,1Fの中間部奥部側に位置した間欠
ギヤ2の周側ギヤ部が臨ませられ、即ち該ギヤ2
には少くとも前記駆動ギヤ1に対する係合関係が
解脱され得るような間欠部2aがその一部に形成
され、又該間欠部2aの切込み底部に連続されて
周側ギヤ列と平行な切込み2cがその一側に形成
されていてこの切込み2c形成部分のギヤ列にそ
れなりの弾性作用を有せしめ前記駆動ギヤ1に対
する係合操作の円滑化を図つている。更にこのよ
うな間欠ギヤ2と同軸且つ一体的に形成されてい
るのがカム部3であり、又斯かる間欠ギヤ2を中
心としてその板面に平行な状態に設定されている
のが作動部材7であつて、該作動部材7の一端部
とデツキとの間には発条6が張設され該発条6に
よつて第1図における左方にスライドし復動せし
められる付勢力が与えられている。然してこのよ
うな作動部材7の下面にはローラ又はピンのよう
な係子8が取付けられており、該係子8は作動部
材7に対する上記のような発条6の付勢力によつ
て前記カム部3面に接合せしめられ、即ちカム部
3面に追従して作動部材7がスライドせしめられ
往動作用するように成つている。
上記した作動部材7の先端側に形成された係止
部7aには中間をデツキ100に枢支された回動
リンク15の係合部15aが係合し、又該回動リ
ンク15の他端に設けられた係子15bは作動部
材7の往動時において後退状態にある制御部材1
2の受動端12eに当接しその復帰用発条12s
の付勢力に抗して押進作動するように成つてい
る。制御部材12には係止孔21を設け、デツキ
100に基端を枢支されたロツク部材16の中間
における係合ピン16bによつて制御部材12が
前進した位置でロツクされるように成つている。
前記したような作動部材7は第1図に示すよう
にその両側部にガイド孔72,72が形成され、
これらのガイド孔72,72にはデツキ100に
設けられたピン71が夫々係合しているがその一
方のピン71で中間部を軸支され且つ一端部の発
条5sで第1図において時計方向の回転力を附勢
されているのがロツク部材5であつて、前記間欠
ギヤ2には係突部17が設けられ、該係突部17
にこのロツク部材5の作動端5pが臨ませられ、
即ち前記係突部17は上記したような間欠部2a
に即応した位置に形成されていて、上記駆動ギヤ
1がこの間欠部2aに位置した第1図に示す如き
非作動状態においては前述のような係子8がカム
部3の段部3aに接合して間欠ギヤ2を図示反時
計方向に回動しようとする回転力を与え、しかも
この回転力が、前記係突部17に対するロツク部
材5作動端5pの接合によつてロツクするように
されている。
前記したように制御部材12は作動部材7の往
動運動により回動リンク15を介して前進せしめ
られると、制御ロツク部材16によつて制御部材
12の係止部21をロツクする。即ちこの関係を
更に説明すると制御ロツク部材16は支点16a
を中心として回動するように設けられたものであ
つて、その可動端には保持プランジヤ26のコア
27が取付けられると共に制御部材12の発条1
2sによる後進作用をロツクできない程度の弱い
発条16sによつて保持する方向に付勢し、制御
部材12が前進し係合ピン16bが係止部21の
屈曲部21a部分に到ると発条16sの付勢力で
制御ロツク部材16をロツク方向に作用させて、
コア27を保持プランジヤ26に当接せしめ通電
状態にある該保持プランジヤ26で保持させる。
保持プランジヤ26の通電をオフすると発条16
sの力では保持できないので制御部材12のロツ
クが解除され、従つて該制御部材12は後退す
る。
上記したフライホイール1Rとそれに対設され
たもう1つのフライホイール1Fとは、第1図に
示すようなモータプーリからのベルト4懸回状態
から明からようにその回転方向が反対であるが、
これらのフライホイール1R,1Fに対しては第
1、第2のリールベース25R,25Fが夫々配
設され、又これらリールベース25R,25Fの
間に連動部材36の遊端側に設けられたギヤアイ
ドラ37が位置しており、該連動部材36の作動
によつて該アイドラ37が前記フライホイール1
R又は1Fの周側ギヤ部38とリールベース25
R,25Fの周側ギヤに対して同時的に係脱さ
れ、それによつて早送り又は巻戻し作動が行われ
るが、該アイドラ37の前記フライホイール及び
リールベースに対する係合操作は若干の時間差を
以て先にフライホイールの周速ギヤ部38に優先
係合し、次いでリールベースギヤ部に対する係合
が行われる。即ちこのようにすることにより先ず
アイドラ37が回転し、その回転条件下で停止し
ているリールベースと係合して的確な回転が行わ
れるものであつて、停止したままのアイドラ37
とリールベースとの係合によりそれらギヤ先端間
で回転不能状態の形成されることを回避する。デ
ツキ100の前面には解除レバー33の両側に早
送り又は巻戻しを行うための2つの操作レバー3
1,32(これらの操作レバーはテープの走行方
向如何によつて早送り又は巻戻しとなり、その表
示としても単に走行方向を示す矢印程度であるの
が一般である)が対設され、これらの早送り巻戻
しレバー31,32は夫々発条40が設けられて
いて常時解除方向に附勢されているが、これらの
操作レバー31,32の各内側には操作部31
a,32aが対設され、それら操作部31a,3
2a間には揺動部材34が枢子34aで回動可能
に設けられ、該揺動部材34には上記のような操
作部31a,32aに対する受動部34b,34
bと34c,34cが奥部側と手前側に夫々対設
されており、操作レバー31,32の何れかが押
進されることにより受動部34bの何れかに作用
して揺動部材34を揺動傾斜せしめ、しかもその
復動によつて受動部34cの何れかに作用して揺
動部材34を図示中立状態に復動規制するように
構成してある。揺動部材34と前記連動部材36
との間にはU形の線状弾性材41が設けられ、即
ち揺動部材34の先端側に設けられた突部34d
と連動部材36の枢子36aおよびその先端側に
設けられた突部36bに対して該弾性材41が挟
持的に装着されたものであつて、従つて前記した
ような揺動部材34の揺動に当つて該連動部材3
6が対称的に傾動操作され又復動せしめられる
が、斯かる連動部材36の傾動角はその両側に対
設された係止爪42a,42bで制限され、それ
によつて上述したアイドラギヤ37の係合を適正
化する。なおこれらの係止爪42a,42bは適
宜に屈曲調整してその制限状態を適正ならしめる
ようにされている。線状弾性材41はこのアイド
ラギヤ37がフライホイール及びリールベースの
各ギヤ部に係合する際に適当なクツシヨン作用を
なし、即ち剛体として係合する場合のギヤ歯先の
損傷を防止し、しかも回転作動による振動を抑え
ると共に回転したギヤが相互に係合する際の反発
力に打勝つた作用力で係合させ、しかもこの係合
解脱時には連動部材36を揺動部材34に連動さ
せて中間位置に復帰させる。
前記した早送り巻戻し操作レバー31,32に
は夫々先端部にピン又は転子状の係合部31b,
32bが設けられ、これらの係合部31b,32
bは制御ロツク部材339のロツク部39a,3
9aに夫々臨ませられていて各押込み時において
ロツクされ、その早送り又は巻戻し状態を保持す
るように成つている。前記両操作レバー31,3
2の前記制御ロツク部材39にはこれら操作レバ
ー31,32の中間に設けられた解除レバー33
の先端部における係合部33bと当接する解除カ
ム部39bが設けられており、解除レバー33を
押入することによつてそれらのロツク状態が解除
される。更に前記したロツク部39a,39aの
手前側には解除カム部39cが夫々形成され、従
つて操作レバー31,32の何れかがロツクされ
た状態で他方が操作された場合にはこの操作され
たレバーの係合部〔31b又は32b〕が先ず解
除カム部39cに作用して先行ロツクレバーのロ
ツク状態を解脱し、次いで自らがロツクされるよ
うに成つている。制御ロツク部材39に重合して
設けられた感知部材46は前記した制御部材12
の圧着解除を直接又は間接的に行う部材であり、
前記各レバー31〜33の係合部31b,32b
および33bに即応した当接部46a,46bお
よび46cを設け、しかもその一側にスイツチ4
4に対する操作部46dを形成し、更に制御ロツ
ク部材39との間に発条43が設けられており、
前記スイツチ44は音圧のミユーテイングやヘツ
ド、ピンチローラ又はアイドラ等の圧着解除を制
御する制御部材のロツク用プランジヤ26を制御
操作する。なお感知部材46がこのプランジヤ2
6等による制御部材のロツク保持を行わない場合
は直接制御部材12をロツクするようにし、早送
り巻戻し又はストツプとイジエクトなどの操作に
よつて感知部材46を作動させて前記したヘツ
ド、ピンチローラおよびアイドラの圧着解除を行
わせ得る。この場合には感知部材46の一部に別
に第7図及び第8図a〜cにおいて示すように係
合部46eを設け、又制御部材12には係止部1
2aを形成し、制御部材12が前進した位置で係
合部46eにより係止部12aをロツクするよう
にする。
前記した作動部材7の手前側には作動部7bが
設けられ、該作動部7bは制御ロツク部材39の
係突部39dに臨ませられ、既述した間欠ギヤ2
の係突部17とロツク部材5のロツクが解脱され
て作動部材7が駆動ギヤ1に対し間欠ギヤ2を呼
び込み駆動させるに当つて係突部39dと作動部
7bが接合し、前記発条43による附勢力に逆ら
つて制御ロツク部材39を解除操作し得る如く作
動部材7の発条6による附勢力が大きいものとさ
れている。ロツク部材5の解除操作は第1図など
に示したような発条5sに近い位置に形成された
操作部5aにテープエンド、パツクの装着又はプ
ログラム切換などによつて作動するプランジヤ
(図示せず)を作用せしめ、或いは該部分に発条
5sの引張力に抗して作動するプログラム切換レ
バーを作用させ、更にはリール台と同軸に取付け
た偏心カムを感知レバーに作用せしめると共にリ
ール台の回転による摩擦力を介した作動片による
作用力を上記偏心カムによる作用力方向と反対に
附与せしめ、該作動片による作用力が停止したと
きに偏心カムに形成された段部を感知レバーの係
合部に係止させて該感知レバーを軸方向にスライ
ドさせるメカニカル検出機構を操作部5aに作用
させるもの、若しくはテープテンシヨンを利用し
た検出手段などが適宜に採用される。
なお前記した制御ロツク部材16による制御部
材12のロツクないしその解脱操作は、制御ロツ
ク部材16を用いないで制御部材12にデツキに
設けられた吸着プランジヤに対するコアを取付け
ておき、回動リンク15の作用で制御部材12が
前進させられた状態で該吸着プランジヤでロツク
させ、その通電がオフされることによつて解除す
るようにしてもよい。
前記したような本発明によるものの作用につい
て説明すると、第9図に示すようにロツク部材5
の作動端5pが間欠ギヤ2の係突部17に係止し
て作動の停止せしめられた状態から該ロツク部材
5がカセツトの装入又はテープエンドの検出、プ
ログラム切換操作などにより操作部5aに対し発
条5sの作用に抗して作動されると、前記作動端
5pと係突部17との係止が解除される。この係
止解除により発条6による作用力が作動部材7の
係子8を介してカム部3の段部3aに作用するか
ら間欠ギヤ2は第9図において反時計方向に少許
回転され、作動部材7の係子8が図示のような中
間部に係接した状態から該カム部3の最深部に落
し込まれる。この係子8がカム部3の最深部に落
し込まれる過程において段部3aの中間部からカ
ム部3最深部に到る間が円弧状態3a′を形成して
いることは図示の通りで、従つてカム部3が第9
図の状態から反時計方向に回転してもこの図示で
水平方向に作用する係子8の押圧力(発条6によ
る)は略均等に段部3aに対する押圧回転作用力
として作用し(若し平坦な段部3aであるとカム
部3の回転によつて該カム部を押圧する係子8の
回転方向作用力が急速に低減する)的確に第10
図の状態とすることができる。斯うしてカム部3
および間欠ギヤ2が反時計方向に少許回転される
と第10図に示すように間欠ギヤ2の切込み2c
部分外周のギヤ列が駆動ギヤ1に係合せしめら
れ、該駆動ギヤ1がモータのような原動機構で回
転されていることから上記間欠ギヤ2が回動され
ることとなり、カム部3も一体となつて回動し、
従つてカム切換部材10のピン10aは作動部材
7の頂部に形成されたJ字状の係合孔7eの屈曲
角部部分に達するが、この第9,10図の状態に
おいては制御部材12の段部12eが該係合孔7
eの屈曲部をカバーしていることからピン10a
は発条10sの作用によつても該屈曲部内に落し
込まれることがなく、即ち制御部材12がこの第
9,10図のように後退しているときは作動部材
7が作動してもカム切換部材10が該作動部材7
によつて作動せしめられることがない。又上記し
た第9図の状態から第10図に到る過程では作動
部材7に連係された回動リンク15の係子15b
は制御部材12の受動縁12eから離脱した状態
となり、従つてその後に更にカム部3で作動部材
7が少許往動(係子8がカム部3の最深部に落し
込まれるときの作動部材7のスライド方向とは反
対方向)して再び係子15bが受動縁12eに接
するまでは制御部材12が作動せしめられること
がなく、即ち制御部材12の前進作動は作動部材
7の往動スタートより少許遅れることとなる。
ところで制御部材12は作動部材7の往動作用
により回動リンク15を介して前進し、ロツク部
材16のピン16bが係止孔21の屈曲部21a
に係合して第11図に示すようにロツクされてプ
レー状態を形成し、第12図の状態に到る。この
ような制御部材12の前進即ちプレー状態にある
ときにはその段部12eが係合孔7eより充分に
離脱することはこの第12図に示す通りであつ
て、この状態でロツク部材5に上記同様の解除操
作が与えられると上述同様に駆動ギヤ1に間欠ギ
ヤ2を係合させて回転するが、この場合において
係子8が第9図のようにカム部3の段部3aの中
間に接合した状態で作動部材7は先ず発条6の復
元力によつて一旦第13図の矢印に示すような方
向にスライドし係子8が段部3aの中間位置から
カム面の最深部に落し込まれるから第9図のよう
な状態で停止していたピン10aはこの第13図
に示すように係合孔7eの屈曲部に発条10sの
作用で落し込まれることとなり、即ち先ずカム切
換部材10を作動部材7と係合ロツクせしめる。
斯うして作動部材7にカム切換部材10が係合ロ
ツクせしめられた状態(プレー状態)のとき間欠
ギヤ2およびカム部3が回転せしめられると、今
度はカム部3のカム面により作動部材7は第13
図に示した矢印とは反対方向にスライドされるこ
ととなり、従つてカム切換部材10を一体的に作
動させて切換カム9の山形カム9aに作用し第1
3図から第14図に示すように切換カム9を反転
切換操作し、次いで駆動ギヤ1と間欠ギヤ2の係
合が解除され、係子8が段部3aの中間に係接し
て第15図の状態となる。この第15図の状態で
更に間欠ギヤ2が回転させられると該第15図か
ら第16図に示すように切換カム9を今度は第1
4図の場合とは反対方向に回動切換え、次いで第
17図のように係子8が段部3aの中間に係接し
た状態で駆動ギヤ1と間欠ギヤ2の係合が解除さ
れ停止する。以下間欠ギヤ2の1回転毎に切換カ
ム9が時計方向、反時計方向に交互に切換えられ
ることとなり、該切換カム9は枢子9aによつて
デツキ100に転動可能に設けられていると共に
カム切換部材10の作動係子10bとデツキ10
0との間に発条9sが設けられていることは第9
図以下に示す通りで、又該切換カム9の係子9b
には公知のように切換板が連係されている。即ち
この切換板については図示を省略したが、ヘツド
の両側に配設されたピンチローラ(図示せず)及
び各駆動ギヤ1とリールベース25R,25Fと
の間に係脱される中間アイドラ24を切換えるた
めの各カム部が形成されていて、前述した第13
図から第17図に示すような切換カム9の反転切
換操作によつてオートリバース方式に従つた連続
的なテープ送りを実現することができ、好ましい
テープレコーダー機能を得しめる。
なお制御部材12は直接的又は間接的にヘツ
ド、アイドラ、ピンチローラなどのテープ送り機
構に関してその圧着解除と制御操作をなすもので
ある。
前記した間欠ギヤ2によるカム部3を利用した
第16図の状態から第17図の状態を経て最終的
に第1図又は第9図若しくは第13図に到る間の
作動部材7による作動ストロークを間欠ギヤ2と
駆動ギヤ1との係合を脱した非作動状態におい
て、特に中間段部4dの如きを利用して2分し、
その一方を上記のようなヘツド、ピンチローラ、
アイドラなどの圧着操作及びオートリバース機構
の操作に供し、他方を間欠ギヤ2の呼び込み動
作、チヤンネル切換機構連結部材との連絡および
早送り又は巻戻し操作レバーのロツク解除に供す
ることにより、間欠ギヤの1回転で早送り又は巻
戻し状態から再生作動状態への切換を的確且つ整
然と行わせることができる。同様にチヤンネル切
換とヘツド圧着との兼用に関しても適切に行わせ
得る。
上記したような実施態様によるものの作用につ
いて更に説明すると、前記した操作レバー31が
第4図に示すように挿入されると、その操作部3
1aにより揺動部材34を第1図において反時計
方向に回動し、線状弾性材41を介して連動部材
36を時計方向に回動させ、アイドラギヤ37を
フライホイール1Rのギヤ38とリールベース2
5Rのギヤ部とに係合させて該リールベース25
Rを駆動し、一方前記操作レバー31は制御ロツ
ク部材39のロツク部39aにロツクされて押込
み状態に保持される。しかもこの操作レバー31
によつて感知部材46の当接部46aを押して操
作部46dでスイツチ44を作動させる。即ち該
スイツチ44はヘツド、ピンチローラ、アイドラ
等の再生必要機構を圧着状態に保持するための制
御部材を作動状態に保持するためのプランジヤ2
6に対する通電回路に設けられたものであつて、
前記のようなスイツチ44の作動によつて該通電
回路がオフされ上記プランジヤ26の通電を絶つ
て前記したような再生機構を再生前進状態から後
退させる。上記したところは操作レバー32を押
入した場合も揺動部材34、連動部材36に関し
て傾動方向が逆となり、アイドラギヤ37の圧接
方向が反対となるだけであつて同じであり、即ち
アイドラ37はフライホイール1Fのギヤ38と
リールベース25Fのギヤに係合せしめられ、該
リールベース25Fを駆動せしめ、押込まれた操
作レバー32は図示左方のロツク部39aにロツ
クされる。
第7図に示したように制御部材12のロツクを
感知部材46で直接に行う方式においては第7図
のような再生状態で操作レバー31又は32が操
作されると第8図に示すように係合部46eが同
図aのようなロツク状態から第8図bのように解
除されて制御部材12が後退し、しかも操作され
たレバー31又は32はロツク部材39の第1図
に示したようなロツク部39a,39aによつて
ロツクされる。
上記のようにロツクされている操作レバー31
又は32のロツク状態を解除するには第5図に示
すように解除レバー33を挿入する。即さ解除レ
バー33が上述のような操作レバー31又は32
のロツク部39a又は39aに対するロツク状態
で挿入されると、該解除レバー33の係合部33
bが制御ロツク部材39の解除カム部39bに係
合し、制御ロツク部材39を図示左方にスライド
させるから操作レバー31又は32のロツク部3
9a又は39aに対するロツクが解除される。な
お操作レバー31又は32の何れか一方がロツク
された状態で他の操作レバー〔32又は31〕が
押込まれた場合においても同様に先行してロツク
されている操作レバーのロツク解脱することは既
述した通りである。
然して早送り又は巻戻し状態でのテープエンド
検出(メカニカルにテープエンド到達時における
テープの張力条件などを検出して機械的に作動せ
しめ、或いは検出回路によつてテープエンド部に
おけるリールベースの停止したことを検知して電
磁プランジヤの如きを作動せしめるなどの操作)
によつて前記ロツク部材5がその発条5sの作用
力に抗して第6図の矢印aの如くピン71を中心
として回動し、係突部17と作動端5pとの係止
を解脱して間欠ギヤ2を回動せしめ、この第6図
のように該間欠ギヤ2と駆動ギヤ1とを係合させ
て矢印bの如く回転するフライホイール1Rの回
転により間欠ギヤ2が回転すると共に作動部材7
の作動部7bが制御ロツク部材39の係突部39
dに作用して該制御ロツク部材39を左方にスラ
イドし、従つてロツクされていた操作レバー31
又は32のロツク状態を第6図のように解消す
る。又このような作動と共に感知部材46も復帰
し、ヘツド、ピンチローラ等を再生状態に保持す
る制御部材をその保持可能状態となし、更に前記
間欠ギヤ2が回転すると前記制御部材を前進させ
てヘツド、ピンチローラ、アイドラなどを圧着し
再生状態に復帰する。
前記した間欠ギヤ2と一体のカム3による最終
的に第1図の状態に到る間の作動部材7の作動ス
トロークを間欠ギヤ2と駆動ギヤ1との係合が脱
した非作動状態より2分してその一方を上記のよ
うなヘツド、ピンチローラ、アイドラなどの圧着
操作及びオートリバース切換機構の操作に供し、
他方を間欠ギヤ2の呼び込み動作、チヤンネル切
換機構連結部材との連絡および早送り又は巻戻し
操作レバーのロツク解除に供することにより、間
欠ギヤの1回転で早送り又は巻戻し状態から再生
作動状態への切換を的確且つ整然と行わせること
ができる。同様にチヤンネル切換とヘツド圧着と
の兼用に関しても適切に行わせ得る。
前記した実施態様のものにおいては間欠ギヤの
駆動をフライホイールに一体的に取付けられた駆
動ギヤ1により行わしめるようにしたものである
が、斯かる間欠ギヤ2の駆動は適宜に第18図に
示すようにプーリ51を採用してもよい。即ち前
記したようなモータ50で駆動されるプーリ51
と同軸にウオーム52を形成し、該ウオーム52
に間欠ギヤ2を第18図に示すように臨ませたも
のとしても、その他の構成は上述同様で前記した
ところと同様の作動が得られ、このようにウオー
ム52を用いるならば小型で減速比を大きく取る
ことができる。又作動部材7による制御部材12
の作動操作をリンク15を用いないで第19,2
0図に示すようにしてもよい。即ち第1図又は第
7図に示したような回動リンク15を省略し作動
部材7に突部7cを設け、直接制御部材12の端
部を押進作動せしめると共に制御部材12に切離
し部12bを形成せしめ且つ作動部材7にJ字状
孔7bを形成し、これらにカム切換部材10のピ
ン10aを係合させると共に該カム切換部材10
の作動子10bをカム部体9における切換カム孔
9aに係合し、該カム部体9を回動操作せしめ
る。
上記したような本発明によるときはヘツド、ピ
ンチローラ又はアイドラの如きの圧着を制御する
制御部材をモータ駆動される間欠ギヤを用いて操
作せしめ、該制御部材をその解除方向に付勢され
た発条の作用力に抗して圧着操作しこれを再生状
態にロツクされると共に該ロツク手段によるロツ
ク状態を早送りまたは巻戻し操作レバーによつて
解除するようにしたものであるからテーププレヤ
の操作性が著しく改善されて軽易な操作力で操作
し得ると共に早送り巻戻し操作レバーのみによる
単一操作で再生状態から直ちに所期の早送り巻戻
し状態を形成することができ、しかも前記のよう
にモータ駆動でヘツドなどの圧着駆動を行わしめ
るのでその圧着解除操作に大きな作動力を必要と
せず、即ち大出力のプランジヤやその回路を必要
とせず、それらの機構を全般的に小型簡易化し、
仮りに圧着制御にプランジヤを用いるとしても小
型且つ小電流のものでよいこととなつて低コスト
に得しめ、しかも先行して形成されている早送り
または巻戻し状態から特別なストツプ操作などを
必要としないで、直ちに巻戻しまたは早送り状態
とすることができ、その操作性を著しく改善し得
るものであるから工業的にその効果の大きい発明
である。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施態様を示すものであつて、
第1図は本発明機構を具備したテーププレヤの平
面図、第2図はそのフライホイール、キヤプスタ
ンの軸線にそつて部分切欠した側面図、第3図は
そのアイドラギヤ部分にそつた部分切欠側面図、
第4図はその早送り又は巻戻し状態の平面図、第
5図はその解除レバーによる解除状態の平面図、
第6図はそのテープエンド検出等によりカムが回
転して解除した状態の平面図、第7図は感知部材
で直接に制御部材をロツクするようにした方式の
再生状態を示した平面図、第8図はその操作状態
についての部分的平面図で、aは再生状態、bは
早送り巻戻し操作状態、cはこれを解除レバーの
操作で解除した状態を示し、第9図から第12図
はその作動部材による制御部材の作動状態を夫々
示した平面的説明図、第13図から第17図は作
動部材によるテープ送り方向切換えのための切換
カムおよびカム切換部材の作動関係を示した各平
面的説明図、第13図から第15図がその1つの
切換操作、第15図から第17図がそのもう1つ
の切換操作を示し、第18図は間欠ギヤの駆動系
についての変形例を示した平面図、第19図は作
動部材による制御部材に対する作動関係について
の変形例を示した平面図、第20図はその側面図
である。 然してこれらの図面において、1は駆動ギヤ、
1R,1Fはフライホイール、2は間欠ギヤ、2
aはその切欠部、2cはその切込み、3はカム
部、3aはその段部、4はベルト、5はロツク部
材、5pはその作動端、7は作動部材、7bはそ
の作動部、8は係子、9は切換カム、10はカム
切換部材、12は制御部材、15は回動リンク、
16はロツク部材、25F,26Rは夫々リール
ベース、31,32は早送り巻戻し操作レバー、
31a,32aはそれらの操作部、31b,32
bはそれらの係合部、33は解除レバー、34は
揺動部材、34cはその受動部、36は連動部
材、37はアイドラ、39は制御ロツク部材、3
9aはそのロツク部、39cはその解除カム部、
40は復帰用発条、41は線状弾性材、100は
デツキを示すものである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 再生を行うためのヘツド、ピンチローラまた
    はアイドラの少くとも1つ以上を圧着し解除する
    制御部材を、モータ駆動される間欠ギヤを用い弾
    性材の復帰力に抗して作動せしめると共に、該制
    御部材を再生状態にロツクするロツク部材とその
    状態を保持する電磁プランジヤとを備えたテープ
    プレヤにおいて、 テープの早送りを行う早送り操作レバーと、 テープの巻戻しを行う巻戻し操作レバーと、 前記早送り操作レバー、巻戻し操作レバーの少
    くとも一方の操作により作動せしめられ、前記制
    御部材のロツクを解除するように前記電磁プラン
    ジヤに対する通電をオフする感知部材と、前記早
    送り操作レバー、巻戻し操作レバーのそれぞれを
    ロツクするロツク部を持ち、しかもそれらの操作
    レバーの一方の操作によつて他方のロツク状態を
    解除する制御ロツク部材とより構成されることを
    特徴とするテーププレヤにおける早送り巻戻し操
    作機構。
JP56074893A 1981-05-20 1981-05-20 Quick forwarding and rewinding mechanism of tape player Granted JPS57191861A (en)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP56074893A JPS57191861A (en) 1981-05-20 1981-05-20 Quick forwarding and rewinding mechanism of tape player
US06/379,425 US4581666A (en) 1981-05-20 1982-05-18 Mechanism for fast-forwarding/rewinding operation in a tape player
SE8203160A SE450305B (sv) 1981-05-20 1982-05-19 Mekanism for snabbspolning framat och bakat i en bandspelare
AU83818/82A AU552285B2 (en) 1981-05-20 1982-05-19 Tape player f/f - rewind mechanism
DE3219012A DE3219012A1 (de) 1981-05-20 1982-05-19 Vorrichtung fuer den schnellvorlauf/ruecklaufbetrieb von einem tonbandgeraet

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JPS57191861A JPS57191861A (en) 1982-11-25
JPS6238776B2 true JPS6238776B2 (ja) 1987-08-19

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